大雨および北海道地震によって被災された方へ

7月5日から各地で発生した大雨によって被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。今回被災された方を対象に「郵送修理による復旧支援」の取り組みを行っています。

【西日本豪雨 復旧支援】郵送による水濡れ等で壊れたデータの復旧料金が半額

ホワイトノイズ?ピンクノイズ?オーディオシステムに表れるノイズの種類

オーディオ機器を使用していると発生することがある「ノイズ(雑音・騒音)」。音楽を鑑賞しているときにノイズが入れば厄介なものですが、ただ不便なだけの存在ともいい切れません。一部のノイズは音響の調整や測定などに使用され、役に立つものもあるのです。

今回は、オーディオシステムでみられるノイズの種類とその特徴などについてご紹介します。

ホワイトノイズやピンクノイズ…「カラードノイズ」って何?

ノイズはそれぞれが持つ周波数の特徴によって、色の周波数に当てはめて分類されています。その中でもホワイトノイズ以外のノイズは、総称して「カラードノイズ」と呼ばれることもあります。周波数とは「一定の時間内に何回振動するか」を示す数値で、単位は「Hz(ヘルツ)」です。1Hzは「1秒当たり1回の振動回数」である状態を指し、振動する回数が多くなるほど高音になります。

ホワイトノイズ

すべての色を含んだ光が白く見えることにちなんで、すべての周波数において強さが一定となるノイズをホワイトノイズと呼びます。ホワイトノイズの周波数と強さをグラフにして周波数特性を示した際には、グラフの値が平均的でフラットになることが特徴です。

実際にホワイトノイズの音を聴くと、小川の流れる音や草原の草が風に揺れる音に近く聞こえるでしょう。例としては、「以前放送されていた地上アナログテレビのスノーノイズ(砂の嵐)画面に流れる雑音」が分かりやすいと思います。あの砂嵐のような音が、まさにホワイトノイズです。

昔テレビをつけっぱなしにしていて放送が終了し、砂嵐の画面が流れだすとなんとなく眠気に襲われたという経験をした方もいるかもしれません。実は、それはホワイトノイズに「集中力を高める効果」や「安眠をもたらす効果」があることによるものなのです。

ピンクノイズ

1/fノイズとも呼ばれ、1オクターブごとの強さが一定となるノイズを指します。ちなみにFは周波数を表すフリーケンシー(frequency)という意味です。ピンクノイズの周波数と強さをグラフ化して示した場合、周波数帯域が高くなるほど右下がりのグラフで示されるという特徴があります。

オクターブ単位であればどの帯域でも音の大きさが一定となるため、音響の測定などに使用される機会が多いことでも知られています。また、ホワイトノイズに-3dB/octの低域通過フィルターを通すとピンクノイズの音を作ることが可能です。なお、周波数成分の光の色がピンクであることから、ピンクノイズと呼ばれています。

レッドノイズ/ブラウンノイズ

レッドノイズとブラウンノイズは同一のノイズを指しており、1/f2ノイズとも呼ばれるノイズです。色の周波数に当てはめた場合は「赤色」で「レッドノイズ」になりますが、「ブラウンノイズ」の名称は「ブラウン運動(水中に浮かんでいる微粒子が不規則に動くこと)」を発見したロバート・ブラウンにちなんでつけられています。

ピンクノイズよりも低い周波数域で強いエネルギーを持っており、ノイズとしての音を聴いた場合には、ホワイトノイズやピンクノイズよりも柔らかく聞こえる点が特徴です。

その他のカラーノイズ

バイオレットノイズはパープルノイズとも呼ばれ、周波数が上がると1オクターブ当たり6dB強さが上がります。

グレーノイズはホワイトノイズとよく似ていますが、周波数の高さが変化しても音量が一定なホワイトノイズに対して、グレーノイズは周波数域によって音量が変化することが特徴です。

オーディオシステムからノイズが出る原因とは

オーディオで音楽を楽しんでいるときに発生してしまうノイズは、できれば回避したいもの。ノイズの種類に応じて考えられる原因を確かめ、対策を行いましょう。

「サーッ」というノイズの場合

機器につなぐラインケーブルと、スピーカーにつなぐスピーカーケーブルを取り違えて配線している際に起こりやすいノイズです。ケーブルを配線し直して確認してみましょう。

また、この種類のノイズはアンプ部分とスピーカー部分の接触不良や、アンプそのものから発生しているケースも少なくありません。

ノイズの種類によっては、電源部分にアースを追加することで低減できる可能性もあります。

「ブーン」という低いノイズの場合

ハム音とも呼ばれる、周波数の低いノイズが発生する場合は、ケーブルが断線や接点不良を起こしている可能性が疑われます。接点を磨いてきれいにしたり、断線のないケーブルに交換したりするなどして対策しましょう。

また、電源の取り口によってこの種のノイズが発生することもあります。このケースでは、電源を取る場所を変えてみるなどの対策も有効です。

「ガサガサ」「ゴソゴソ」というノイズの場合

スピーカーからボソボソした音が出てしまう多くの場合は、スピーカー自体の不調や故障が原因です。具体的には、スピーカー内部のコーン(振動版)が経年や使用に伴う劣化によって破損した場合や、スピーカーの定格値を上回る出力による過電流で内部が破損してしまった場合などが挙げられます。

異常や不調に起因しないノイズ

機器・配線の異常や、相性の問題以外の原因でノイズが発生している場合もあります。意外に多いケースとしては、アンプ・ミキサーでの増幅を大きくしていながら、出力機器のボリュームを小さく絞ってしまっている場合が挙げられます。具体的には、ボリュームが小さい値にされているのに、アンプやミキサーのゲイン(電気回路の出入力の比)が大きくなっている状態です。つまり、機器そのものが発する微弱なノイズまで、音源と一緒にアンプなどでわざわざ増幅してしまっていることになります。

この場合は、ゲインを絞ってボリュームを大きく調整することで改善しましょう。

電源によるノイズは「ノイズフィルター」で対策できる

オーディオ機器の場合、高級・高額な機器ほど内部のノイズ対策がしっかり行われており、機器に起因するノイズは発生しにくいといわれています。しかし、家庭の電源に由来するノイズは避けられない場合もあるでしょう。省電力が叫ばれる昨今では、あらゆる家電製品にインバーター(電流と周波数の大きさを変換する装置)が組み込まれており、それらも「スイッチングノイズ」と呼ばれる高周波の雑音を発生させる原因です。

オーディオ機器の電源を家庭用コンセントから直接取っている場合は、どんなに良い機器を使用していてもこれらのノイズを拾ってしまう可能性があります。

そのようなときは、コンセントと機器に接続する電源ケーブルの間に「ノイズフィルター」という機器を介在させて対策してください。市販品の安価なものでも意外に効果的な場合があるため、原因不明のノイズにお悩みであれば取り入れてみることも一案でしょう。

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おわりに

今回は、オーディオ機器から発生するノイズの種類やその原因、簡単な対策法についてご紹介しました。

こだわり始めるとキリがないといわれるオーディオ機器ですが、必ずしも高価で高級な機器を選ばなくても、さまざまなアイデア次第でクリアな音を楽しむことができます。また、オーディオ機器が出すノイズの種類をおおまかにでも知っておけば「これは○○ノイズで、△△が原因で起こっているかも」とある程度予測ができ、対策もしやすくなるでしょう。

リペアネットワークではご家庭にあるさまざまな家電の修理を行っております。気になることがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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