デジカメがSDカードやHDDを読み込まない…データ復元の方法は?

デジタルカメラやデジタルビデオカメラのデータ記憶媒体には、外部の場合はSDカード、内部の場合はHDDが使われています。しかし、突然これらのデータを機器が認識しなくなってしまうトラブルは少なくありません。やむなくディスクのフォーマット(初期化)を行わざるを得なかった、という経験がある方も多いと思います。

今回は、デジカメやビデオカメラがデータを読み込まなくなった場合の対処法についてご紹介します。

SDカードやHDDが読み込み不良を起こしたら、最初に何をする?

SDカードやHDDが機器で読み込めなくなったときは、その記憶媒体に上書きやそれ以上新しい写真・動画を保存しないようにしましょう。一部のデータが破損していて復旧を試みる事態になった場合、上書き処理を行ってしまうことで復旧そのものが困難になるケースがあります。

SDカードの場合は、別のカードに入れ替えて撮影を行うようにします。内蔵HDDの場合は、読み込み不良の原因が分かるまでいったん撮影を中止しましょう

SDカードが認識されない原因と対処法

デジカメなどの機器がSDカードのデータを読み込まない場合、いくつかの原因が考えられます。対処の方法もそれらの原因によって異なるため、まずは原因と、自分でできる範囲内での対処法を知っておくと良いでしょう。

対応規格と異なるSDカードを機器に入れていた場合

デジタルカメラやデジタルビデオカメラに使われているSDカードには、容量に応じて以下の規格があります。

2GBまで:「SDカード」

4GB~32GBまで:「SDHCカード」

64GB以上:「SDXCカード」

非対応の機器に入れた場合は、すべてのデータが認識されません。機器の取扱説明書を見直すとともに、SDカードの規格が機器に対応しているか再確認しましょう。もし非対応のSDカードだった場合は、対応しているカードに交換すれば読み込めるはずです。

SDカードや機器本体が接触不良を起こしている場合

SDカードには金色の端子部分がありますが、汚れやホコリなどで接触不良を起こすと正常に内部データを認識しないことがあります。カードの端子部分をクリーニングクロスなどで丁寧に拭き取ってから、もう一度読み込ませてみましょう。

また、機器のカードスロット部分が汚れている可能性も考えられます。その場合、スロットの読み込み部分を、専用クリーナー接点回復剤などでクリーニングする方法も試すと良いでしょう。

カードの端子部分やスロットの読み込み部分は非常にデリケートです。傷つけたり静電気を発生させたりしないよう気をつけながら行ってください。

SDカード本体や内部データが破損している場合

SDカード本体が物理的に破損している場合、ご自身でのデータ復旧は難しいかもしれません。SDカードはとても薄く、特に接続部分は壊れやすいので、外から無理な力が加わると簡単に破損してしまいます。内部にどうしても必要なデータがある場合はデータ復旧サービスを行っている専門業者に相談してみましょう。

また、内部データが壊れている場合は、ファイルを記録するシステムに何らかのエラーが起こっている場合が多いです。この場合、SDカードをパソコンに読み込ませてファイルを取り出すことができます。パソコンにデータを読み込ませることができれば、データ復元ソフトを使ってファイルを復元できます。

なお、SDカードをパソコンに読み込ませるには、SDカードスロット、もしくはSDカードリーダーが必要となりますので、あらかじめ準備しておきましょう。

機器の電圧が不足している場合

SDカードや機器のカードスロットに異常はなくても、デジタルカメラ本体のバッテリー消耗や劣化によって電圧が足りなくなって、記憶媒体を認識しなくなるケースもあります。

この場合、まずは機器やバッテリーをフル充電された状態にして、再度読み込みを試しましょう。うまくいかなければ、バッテリーを新品に交換する方法で対処してみてください。

機器本体が故障している場合

デジカメ本体の故障や異常で、データが読み込めないケースもあり得ます。SDカードを取り出してパソコンなどに読み込ませた際に正常に読み取れるようなら、カメラ本体やモニター部分に異常がある可能性も考えられます。

内蔵HDDが認識されない原因と対処法

デジタルビデオカメラの中には、内部記憶媒体として内蔵HDDを使用しているものも数多くあります。内蔵HDDがデータを読み込まなくなった場合の原因と対処法について詳しく見ていきましょう。

1.カメラ本体の故障

機器本体やモニター部分が故障して、データの読み込みや表示ができなくなった場合は、同機種の別の機器にHDDを入れ替えて読み込ませましょう。HDD自体に異常がなければ、正常に読み込み・表示ができるはずです。

機器本体の電源が起動できるようなら、パソコンなどに接続し、外部メモリとしてデータを読み込めるか試してみる方法もあります。読み込めれば、そのままパソコンや他の外部メモリなどにデータを移動させて、本体を修理する前にバックアップを取っておくと良いでしょう。

2.HDD自体の破損・異常で認識されない場合

機器本体ではなくHDDのほうが物理的に破損していたり、異常を起こしたりして読み込めない場合は、残念ですが自力での復旧は難しいかもしれません。

データ復旧サービスを行っている専門業者に相談し、データの復旧や取り出しを依頼してみると良いでしょう。

定期的なバックアップでもしものときに備えよう

人為的なものでなくとも、SDカードやHDDは、突然不調や異常を起こしてしまうケースが少なくありません。データが読み込めなくなっても困ることがないよう、普段からバックアップを取る習慣をつけるようにしましょう。

どこにバックアップするのが良い?

バックアップに使用する記憶媒体は、内部破損のリスクが少ないCD-RDVD-Rが最適です。CD-RやDVD-Rが手元になくても、パソコンの中にデータを複製して保管したり、外づけのHDDに複製データを取っておいたりする方法ももちろん有効な手段となります。

データ量が多く手動でのバックアップが大変、という場合は、専用のバックアップソフトなどを活用してみましょう。

また大切なデータであれば、複数のバックアップ先に保存するのがおすすめです。CD-RやDVD-Rで保存したものを、バックアップソフトにも保存しておくと万が一のときも安心です。

バックアップを取るタイミングは?

バックアップを取る習慣がない方は、どのタイミングでバックアップを取ったら良いのか分からないかもしれません。おすすめは写真や動画を撮影したその日のうちに取ることです。

また、バックアップしっぱなしにするのではなく、日頃から内部データの整理も大切なポイント。バックアップ先の容量は決して無限にあるわけではありません。定期的に整理することで、本当に必要なデータだけを残すようにしましょう。フォルダ分けをするとスムーズに整理できます。

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おわりに

今回は、デジカメやビデオカメラのSDカード・HDDが、突然データを読み込まなくなった場合の原因とその対処法についてご紹介しました。

まずはこの記事で紹介した方法を試し、どうしても復旧が難しければ専門業者のデータ復旧サービスを利用してみましょう。ただし、専門業者の手を借りてもデータ復旧が困難な場合もあります。そのため、基本的には撮影データは念のため必ずバックアップを取り、突然の不調にも自分で対処ができるように備えておくことが重要です。

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