人物写真(ポートレート)をキレイに撮影したい!人物写真の撮り方のコツ

写真を始める方の中には、「配偶者や子どもが増えたため、家族を写真に残したい」という動機を持っている方も多いでしょう。また、風景や静物の写真を撮っていた方がそれらに慣れてくると、次は人物写真に挑戦しようと考えるケースもあるはずです。

今回は、写真撮影の中でもコツが重要といわれる、人物写真(ポートレート)をきれいに撮影するコツについてご紹介します。ちょっとした工夫一つで、被写体の魅力がぐっと引き立つ撮り方を覚えれば、写真がより楽しいものになるでしょう。

人物撮影に適した機材は?

ポートレートの撮影を始めるために、これからカメラなどの機材を選ぶという方もいるでしょう。一般的には、人物撮影に適した撮影機材は「フルサイズの一眼レフカメラ」と、「明るめの短焦点レンズ」といわれています。

しかし、カメラ初心者の方の場合、予算や汎用(はんよう)性などの都合で、ズーム(望遠)レンズとのセットになった、一眼レフ本体の購入を考えている場合もあるかもしれません。ズームレンズを用いて人物を魅力的に撮るコツもありますから、まずはズームレンズで十分に慣れてから、単焦点レンズの購入を検討する方法がおすすめです。

この後の項目でも、ズームレンズで人物をきれいに撮影するコツについてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

人物にピントを合わせ、背景はぼかしてもOK

アイドルの写真集やファッション雑誌のモデルスナップなどで、人物がくっきり映っていながら、周囲の背景がぼかされている写真を目にする機会はありませんか?これは、デジカメやスマートフォンのカメラでは難しい、一眼レフならではの技術で撮影されたものです。同じような雰囲気の写真を撮影できるカメラアプリは、有料無料を問わず多数リリースされています。

この手法で人物を撮りたいと考えている方が多くいることが分かりますが、そもそもなぜここまで人気があるのでしょうか。人それぞれであり諸説ありますが、ぼやけた背景により被写体の輪郭が際立ち、被写体そのものを美しく撮影できるからではないでしょうか。そして、1枚の写真の中で、どこに視点を向ければ良いのか明瞭なので、より一層主役を目立たせることができます。

ズームレンズで背景をうまくぼかして撮るコツは?

人物だけにきっちりピントを合わせ、周囲をぼかすように撮影するためには何に気をつければ良いのでしょうか。この項目では、主に本格的な写真撮影が初めての方で、本体+ズームレンズの組み合わせで一眼レフカメラをお持ちの方を想定して方法をご紹介します。

ズームレンズは倍率を「望遠側」と「広角側」に調整できますが、人物を撮影する場合は「望遠側」に倍率を合わせて撮ると良いとされています。

まず、ズームレンズがいっぱいまでせり出すように、レンズの焦点距離を目いっぱいまで長くしましょう。そのうえで、少し思い切って被写体の近くに寄って撮ってみてください。レンズの焦点距離を長めに設定し、被写体に寄って撮影すると、背景が大きくぼかされます。そうすると、被写体である人物の表情や陰影をよりはっきり引き立てることができるのです。

人物写真における「三分割法」

「三分割法」とは、写真を撮る人にとって基本中の基本とされる構図です。

人物写真を撮るとき、気をつかわずに撮影すると、どうしても枠の中央に人物の顔が映り込む構図になりがちです。もちろんその手法でも構いません。しかし、より上級者っぽく見せるためには押さえておきたい構図があります。それが「三分割法」です。

三分割法とは、その言葉通り、撮影する枠を縦と横に三分割して、枠内に九つのマス目があると意識しながら被写体や背景の配置を考える方法です。

その縦横三分割の線の交点部分に、主役である被写体が当てはまるよう配置すれば良いのです。

インターネット上の画像素材サイトなどにある人物写真を検索してみると、大抵のポートレートが上記の三分割法の手法を取り入れています。もちろん、構図の種類はこの三分割法だけではありませんし、どうしても守らねばならないルールというわけでもありません。ただし、「どのように撮影したら良いんだろうか」とお悩みのカメラ初心者の方にはおすすめの構図です。

撮影する時間帯や天候を考えて撮る

時間帯や天候によって写真の写り具合が異なることは、人物に限らず写真撮影の基本的な知識ともいます。例えば、撮影場所が明るければ明るいほど良いものと思いがちですが、日差しが強すぎても被写体が濃く写ってしまい、不自然になります。

ポートレートの撮影には屋外・屋内ともに、午前中の8時から11時頃までが最適といわれています。適度な日の高さで、被写体の色味を最もナチュラルに見せてくれる光加減が望めるのが、この時間帯です。天候は、晴れまたは曇りが良いでしょう。

逆光は、むしろ味方につけられる

記念写真などを撮影するときに「逆光にならないこと」を気づかって撮ることは、写真を趣味にしていない方でも意識する点でしょう。

しかしポートレートを撮影する場合は、少し考え方が異なります。

順光で撮影すると、顔まわりなどにくっきりとした影が入り込むことによって、シャープな印象の顔に見えます。一方、逆光で撮影した写真は、顔まわりに光が入り込むことでソフトな印象に仕上がります。この性質を利用して、女性のポートフォリオを撮影する場合はあえて、逆光のもとで撮影することがあるのです。ただし強すぎる逆光はNG!日差しの弱くなってきた時間帯か、曇っている日などがおすすめです。

また逆光のもとで撮影する際は、顔が暗くなって見えるため、露光補正で顔まわりの明るさを調整しましょう。

人と緑は好相性。背景にグリーンの活用を

ポートレートのコツとして「背景に植物を入れる」ことを上げる方も多くいます。人物と植物はやはり相性が良いようで、背景の一部に草木や観葉植物を入れることで、被写体の存在感が増す効果があるとされています。

植物がまわりにないときは、「何でも良いから緑色のものをどこかに入れるようにしている」という方もいるほどです。屋外撮影などで位置に悩んだときは、植物を目印にして背景を決める方法も良いでしょう。

一部分の見切れには要注意

上半身なら上半身、全身なら全身というように、被写体を枠に収めて撮影することはポートレートの基本です。見せたい箇所に気を取られ、手や脚の一部分が見切れてしまうと、やはり人物写真としては不自然なものになってしまいます。

どうしても全身を枠に入れられないときは、脚の上半分までにして膝元が見切れるようにすると、少し不自然さが解消されるかもしれませんね。

おわりに

今回は、人物写真(ポートレート)を撮影するときのコツについてご紹介しました。

背景をぼかすコツや、三分割法はたとえ初心者ではなくなったとしてもいつまでも使える手法です。まずは基本をマスターするために練習してみてはいかがでしょうか。

デジタルカメラが主流になり、かつては現像や焼き増しに掛かっていたコストもぐっと下がりました。まずは納得の1枚が撮れるよう、モデルさんにも協力してもらってたくさん撮影しましょう。

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