【Windows】削除したゴミ箱のデータを復元したい!データの救出方法

Windowsではデータを削除すると、すぐにパソコン上から消えるのではなく、一度「ゴミ箱」という場所に移動されます。その後、ゴミ箱からデータを再度削除すると、完全に削除される仕組みなのです。パソコンの設定や削除の方法によっては、一度で完全にデータが消えてしまう場合もありますが、基本的には一度の削除ではデータは完全に消えないようになっています。

誤って必要なデータをゴミ箱から削除してしまったり、不要と思って消したデータが必要になってしまったりすることもあるでしょう。そんなとき、なんとかしてゴミ箱から完全に削除してしまったデータを救出したいところですが、ゴミ箱から削除してしまったデータを復元することは大変です。

そこで今回は、Windowsでゴミ箱から削除してしまったデータの復元が期待できる方法をいくつかご紹介します。不測の事態に備えて知っておいて損はないでしょう。

ゴミ箱から削除してしまったデータを復元する方法

専用のソフトウェアを使う

ゴミ箱から削除してしまったデータを復元するには、データ復旧ソフトと呼ばれる専用のソフトウェアを使う方法があります。

有償ソフトからフリーソフトまで、さまざまなものが提供されています。基本的にはフリーのものよりも、有償ソフトの方が性能は良く、高確率で復旧できる場合が多いのですが、いずれも100%の復旧を約束するものというわけではありません。

できれば復旧させたいという程度のデータであれば、この方法を試してみてはいかがでしょうか。

専門の業者に依頼する

ゴミ箱から削除してしまったデータを救出する方法の中で、復旧に成功する可能性が一番高いものは、データ復旧やパソコン修理の専門業者にデータの復旧を依頼する方法でしょう。

復旧させたいデータがどうしても必要なものであったり、非常に重要なデータであったりする場合は、自分で復旧しようとするのではなく、業者に頼んでしまった方が完全に元のデータを取り戻せる確率は高くなります。ある程度費用がかかってしまいますが、仕事などに関する重要なデータであれば、やむを得ないかもしれません。

削除してしまったデータが絶対に復旧させたいデータであれば、業者に依頼する方法をとることをおすすめします。

シャドウコピー機能を使う

Windowsのバージョンによっては、シャドウコピーという機能がついている場合があります。

シャドウコピーとは、ある時点でのファイルの複製を自動で作成し、保存しておいてくれる機能です。

ただし、この機能を使うには、復元ポイントが事前に作成されていないとならないため、システムの保護機能が無効になっている場合は使用することができません。また、ゴミ箱から削除したデータが、元々どこのフォルダに入っていたかを把握しておかないと作業はスムーズに進まないでしょう。

つまり、前もって復元ポイントを作成している、削除したファイルがどこにあったのかが判明している、という2つの条件がそろっている必要があります。普段からファイルの誤削除に備えて準備をしている方にはおすすめできる方法です。

システムの復元との違い

Windowsには「システムの復元」という機能があります。これはシステムファイルに不具合が起き、Windowsの動作に問題が発生してしまった場合に、正常に動作していた時点へシステムファイルを戻す機能です。ユーザーが自分で作成したファイルやデータを復元するものではありません。

そのため、この方法ではゴミ箱から削除したデータを戻すことはできません。加えて、システムの復元を頻繁に行うと、パソコン内のデータの整合性が取れなくなり、動作が不安定になる可能性もあるため、注意してください。

ゴミ箱から大事なデータを削除してしまったとき

ゴミ箱から大事なデータを削除してしまったときは、データ復旧の確率を少しでも上げるため、次のような行動をとることが大切です。

パソコンの使用をすぐに止める

ゴミ箱から大事なデータを削除してしまい、データを復旧させたい場合は、すぐにそのパソコンの使用を中止しましょう。なぜなら、そのままパソコンを使ってデータの復旧方法を調べたり、復旧ソフトのダウンロードなどを行ったりしていると、削除してしまったデータが復旧できる可能性がどんどん低くなってしまうためです。

なぜ、パソコンを使っているだけでデータ復旧の可能性が低くなるかというと、記憶媒体であるHDDの仕組みが関係しています。HDDはデータを保存するとき、HDDのどこにどんなデータがあるかを記した「インデックス情報」という情報を作成します。ユーザー側でデータを削除した場合、データそのものがHDDから完全に消えるのではなく、このインデックス情報がHDDから削除されるようになっているのです。

そのため、ユーザーからはデータが見えなくなりますが、HDD上にはデータそのものはまだ残っている状態になります。つまり、この状態であれば、まだデータを復旧させることが可能ということです。

ところが、データ削除後にパソコンをそのまま使っていると、HDDはそのデータをもう不要なものとして扱い、そのデータが残っている領域に新しいデータを上書きしてしまいます。上書きされてしまうと、HDD上から完全に消えてしまうため復旧は不可能です。

パソコンの使用中に自動で一時的に作られるデータなども次々に保存されてしまうため、パソコンを使い続けていると復旧の可能性がどんどん減ってしまいます。

復旧ソフトのダウンロードは外部記憶媒体を使う

復旧したいデータが上書きされることを防ぐため、復旧ソフトのダウンロードは、USBメモリや外付けのHDDなどを利用すると良いでしょう。また、復旧対象の一台しかパソコンを所持していない場合は難しいかもしれませんが、復旧に必要な情報の収集やソフトウェアのダウンロードなどは、別のパソコンで行うことをおすすめします

大事なデータの削除予防

大事なデータを削除してしまう事故を防ぐために、ファイルを削除しようとしたときに確認メッセージが表示されるように、あらかじめ設定しておくと良いでしょう。使用しているOSのバージョンにより手順が異なる場合がありますが、以下に手順を紹介します。

1.ゴミ箱のアイコンを右クリックします。

2.表示されたメニューの中から[プロパティ]を選択します。

3.「ゴミ箱のプロパティ」ダイアログボックスで「削除の確認メッセージを表示する」という項目にチェックを入れ、[OK]をクリックします。

4.すると、データを削除しようとした際に、確認メッセージが表示されるようになります。

おわりに

ゴミ箱から削除してしまったデータの復元は、難しくて個人ではできないと思っていた方も多いかもしれませんが、専用のデータ復元ソフトを使えば自分で行うことができます。しかし、このやり方では、確実にデータを取り戻せるとは限りません(特にフリーソフトの場合)。

そのため、緊急を要する場合や今後の仕事に支障をきたすデータを復元したい場合は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

また、予期せぬデータの誤削除に備え、普段から外付けのHDDなどにバックアップをとっておく、どこに何が保管されているのかを把握しておく、削除の確認メッセージが表示される設定にしておくなどの対応をしておくことも有効でしょう。

ドクター・ホームネットでは、データの誤削除以外にもさまざまなPCトラブルに関する情報をお届けしています。ぜひ、その他のコラムもチェックしてみてください。

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