パソコンの電源が急に落ちる原因と対処方法

パソコンの電源が急に落ちる原因と対処方法

パソコンを使っていて急に電源が落ちた経験はありませんか?急に電源が落ちるのには、いくつかの原因があります。この記事では、パソコンを使っていて急に電源が落ちる原因と、落ちないようにするための対策方法を徹底的に解説します。

1.パソコンの電源が急に落ちる場合に考えられることとは

パソコンの電源が急に落ちる場合に考えられることとは?

パソコンの電源が急に落ちるのには、大きく3つの要因が考えられます。ここでは、それぞれの要因について詳しく解説していきましょう。

パソコンの電源が急に落ちる3つの原因

2.環境的な要因の場合

はじめの要因は電源や熱といった環境的な要因です。

2-1.パソコンが高熱になってしまう

当然ながらパソコンは精密機器です。精密機器というのは熱に弱いという特性があるため、パソコンが高熱になってしまうことが原因で電源が急に落ちたり、予期せぬ動作を起こす可能性があります。

なぜパソコン内に熱がこもってしまうのでしょうか?それは、パソコンの内部にある冷却ファンが関係しています。

冷却ファンというのはパソコン内部にあり、名前の通りパソコンを冷却するためについているものです。この冷却ファンが正しく作動しなくなってしまうと、パソコンが冷却されずに高熱になってしまうケースがあります。

冷却ファンは、ゴミやホコリが溜まりやすいため、こまめにメンテナンスして問題なく放熱できるようにすることが重要です。ゴミやホコリが溜まっているとうまく動作できなくなってしまい、パソコン内部に熱を溜めることになってしまいます。

ゴミやホコリをとっても解消されない場合には、冷却ファンの交換も必要です。

2-2.充電が足りていない(ノートパソコンの場合)

ノートパソコンの場合は、用中にバッテリー残量が少なくなって強制的に電源が落ちてしまうケースがあります。ノートパソコンが充電不足の場合は、バッテリーに充電することで必要な電力が供給され、電源につなげなくても利用可能です。

例えば、スマートフォンを使っている人であればわかると思いますが、充電をし忘れて電源が起動できなくなってしまった経験はありませんか?ノートパソコンでも同様で、バッテリー残量がなければ電源はつきません。

ノートパソコンを使っていて電源が急に落ちた場合は、バッテリー残量が十分であったかという点を確認してみましょう。

2-3.バッテリーの劣化(ノートパソコンの場合)

先ほど充電が不十分だと電源が急に落ちる原因になると説明しました。では、バッテリー残量が十分であるにもかかわらず電源が落ちてしまった場合には、どのようなことが考えられるでしょうか。

それは、バッテリーの劣化によって電源が急に落ちてしまったと考えられます。

バッテリーは使用していると必ず劣化していくものです。スマートフォンを利用している方であればわかるかもしれませんが、購入した当時はバッテリー残量も長持ちします。しかし、何年間か使用を続けていくうちにバッテリー残量の減りが早いなあと感じることはありませんか?

前までは充電しなくても二日持っていたのが、一年後には一日でバッテリーが持たなくなってくると思います。使っている機種によっては、バッテリー交換を無料でできることもあるので、バッテリーの持ちが悪いときはバッテリーの交換をすると解消されるでしょう。

ではなぜバッテリーの減りが早くなってしまうのでしょうか?バッテリーの減りが早くなるのはバッテリーの劣化によるものです。何度も充電を繰り返したり、充電器をつないだまま負荷の高いアプリを起動していると、それだけバッテリーの劣化も早くなります。

これはパソコンに関しても同じで、特にノートパソコンの場合は充電を続けていくことで自然とバッテリーが劣化していきます。バッテリーの状態が悪くなってしまうことで、起動後に電力が足りなくなり電源が落ちてしまうのです。

ノートパソコンを使用している方であれば、普段から充電が終わったら電源ケーブルを外し、バッテリー残量が減ってきてから充電しなおすような使い方をすると劣化のスピードもおさえられます。

2-4.電源プラグに問題がある

電源プラグといってもいくつかの原因が考えられます。まずはパソコン本体の電源ユニット部分のケーブルです。しっかりと差し込んでいるから抜ける心配はないだろう、と思っている方もいらっしゃると思います。意外と忘れがちな部分なので、確認の意味を込めて見ておきましょう。いつの間にか電源ケーブルが断線してる場合もあります。

次に、パソコンの電源ユニットからコンセントに挿している部分です。ここも先ほどと同様に、何かのきっかけで不意に抜けてしまう場合があります。最後に、電源を壁に取り付けている電源から取っている場合は、壁のコンセントが抜けていないかも確認しましょう。

これらのケーブルは、普段から挿しっぱなしにしているケースが多いと思います。普段から意識していないため、いざ電源がつかないときに気付きにくいポイントの一つです。こういった初歩的な部分でつながらないケースが多くみられるので、電源がつかないときには確認するようにしましょう。

2-5.電力不足

パソコンに電力が供給されていたとしても、多くの電力を使用している場合は電力不足によって電源が急に落ちてしまうことが考えられます。

多くの電力を使用することとしては、オンラインゲームのようなグラフィックを使用した重い処理を実行すると電力消費につながります。

他にもレーザープリンターの印刷時のように大きな電力を必要とする際にも、電力供給が足りず、電源が落ちる場合があります。

要するに電源タップによるタコ足配線では電力が足りなくなる場合があるということです。コンセントに直挿しすることが最も安定させることができ方法です。

特に自作パソコンやBTOパソコンを使っている人の場合、グラフィックボード(ビデオカード)の増設やメモリーの増設によって電源容量が不足するケースが多いです。

2-6.帯電

マザーボードや各種パーツが静電気を帯びることにより、誤作動でパソコンの電源が落ちることがあります。

冬のような乾燥した季節に起きやすい症状で、発生してしまった場合はコネクタに接続している電源ケーブルや延長コードなどのケーブル類を抜いて、放置して様子を見るなどの放電作業が必要になります。

3.ハードウェアが原因の場合

パソコンを使っていて急に電源が落ちる原因とそのときの対応策

ハードウェアとは、パソコンを構成している部品のことです。ディスプレイ、ハードディスク、メモリー、マザーボードなどがあげられます。パソコンと一言で言っても、内部では多くの部品によって構成されているのです。

ハードウェアはパソコンを起動する上で必須のものです。不具合が起きていると当然ながらパソコンの起動にも悪影響が出てしまいます。

3-1.メモリーの不具合

メモリーはパソコンのファイルを一時的に記憶する役割があります。メモリーの容量が大きいと、それだけパソコン内で多くの作業ができるのです。

メモリーは、作業場のようなものだと思ってください。例えば、机の上で作業をするとしましょう。そうすると、机の上は広い方が多くのものを置けるためそれだけ作業効率が上がります。

メモリーにおいても、パソコン内における作業場のようなものだと覚えておきましょう。つまり、メモリー不足とは、作業場に多くのものが置かれていて狭くなっている状態を指しています。

作業場が狭くなってしまうと、それだけ作業が進みづらくなってしまうためパソコンの動作に影響が出てしまうのです。他にも、メモリー不足によってファイルやアプリが開けないことがあります。アプリケーションを開くときにもメモリーの容量を必要とするためです。

メモリーに不具合が起きていると、パソコンの動作が不安定になったり、キーボードやマウスが正常に使えなくなったり、強制的に電源が落ちることがあります。

3-2.HDD(ハードディスク)やSSD(ソリッドステートドライブ)の損傷

HDD(ハードディスク)やSSD(ソリッドステートドライブ)というのは、パソコン内部のデータやファイルを保存しているものです。実はOSファイルも、ハードディスク内に保存されています。パソコンが急に落ちてしまうというのはOSが原因の可能性があるため、ハードディスクが故障している可能性も考えられるのです。

OSが呼び出されるときには内蔵されてるHDDやSSDののOSシステムファイルが呼び出されます。ここでうまく呼び出されなければ、当然ながらOSは立ち上がりません。

パソコンはハードディスクとOSファイルが正常でないと起動できないのです。

3-3.パソコンの振動

パソコンを移動させた際の振動により、電源が落ちる場合もあります。

振動が起こることで各種パーツの設置具合が甘くなったり、衝撃が加わってパーツが故障してしまった結果、電源が落ちてしまうといった問題です。

パソコンにはなるべく振動を与えないようにしましょう。

3-4.パーツの相性問題

特に自作パソコンに多いのがパーツの相性問題で、動作が不安定になったり、ブルースクリーンになって起動しなくなることが発生します。自作パソコンでも以前は普通に動いていたにも関わらず、急に落ちるようになることもありますが、その場合の原因としては、ドライバーのアップデートやOSのアップデートによって新たな相性問題が発生したということも考えられます。

4.ソフトウェアが原因の場合

ソフトウェアが原因の場合についてご説明します。

4-1.CPUに大きな負荷をかけている

CPUとは、パソコンの中でも頭脳と呼ばれている部分で、マウス、キーボード、ハードディスク、メモリー、周辺機器などからデータを受け取りコンピューター内の制御・演算を担当します。

CPUはパソコンの中でも特に負荷がかかりやすく、CPUへの負荷が高いとパソコンの電源が急に落ちることがあります。

リモートワークで使用するZOOMなどビデオチャットを立ち上げると急に電源が切れることがあるような場合は、処理が追い付いておらずCPUに負荷がかかっていることが考えられます。

4-2.ウイルス感染

ウイルス感染により、パソコンが予期せぬ動きを起こすケースがあります。ウイルスは、いついかなるときに混入するかわかりません。

USBを使ってデータを吸い上げたときに、USBがすでにウイルス感染していればそのパソコン内にウイルスは混入してしまいます。他にも、悪意のあるサイトやメールを開いたときに感染するケースもありますし、ソフトウェアをダウンロードしたときに感染することもあります。

ウイルスの混入を防ぐためにも、セキュリティソフトの導入やOS・ソフトウェアのバージョンアップは頻繁に実施しておくのがおすすめです。

4-4.Windowsのシステムエラー

根本的な問題として、OSに関わる部分でシステムエラーが発生している場合があります。その場合はエラーによって正常な状態を維持できず、急に電源が落ちたり急な再起動が発生します。システムの修復が必要な状態になっている場合には、再起動しても直りません。

4-5.イベントログを確認する

パソコンの電源が落ちるときや、再起動してしまう、フリーズする、電源が入らず立ち上がらないといった場合はWindowsのイベントログを参考にすることで症状が判明し、改善するための解決策や対処法がわかる場合もあります。確認手順は下記となります。

  1. 画面左下のスタートを右クリックして、「コンピューターの管理」を選択
  2. 左カラムでコンピューターの管理、システムツール、イベントビューター、Windowsログ、システムの順に開きます
  3. システムのイベントログが表示されるのでレベルで「重大」と表示されてる箇所を確認してください。

ログの内容でイベント 41というものが表示されてる場合がありますが、このログはシステムが落ちた原因が不明のものとなるのでご注意ください。

原因を特定するのがとても難しいのでこの場合はプロに修理を依頼するのをお勧めいたします。

他にもCPUが高温になるハードのトラブルの場合、BIOSによる再起動となるので、イベントログにログが保存されなかったり、青い画面(ブルースクリーン)も表示されない現象が起こることもあります。

その際はBIOSのログを確認し、改善方法を検討してください。

BIOSのログを確認する方法は、富士通やNECなどメーカーによってBIOS起動キーの違いやBIOSメニューの並びが違うので、それぞれ手順が異なります

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5.電源が急に落ちる場合に実施したい対策

パソコンの電源が急に落ちる場合に実施したい対策

電源が急に落ちる原因について分かったところで、電源が落ちた場合に実施したい対策が知りたいところです。ここでは、パソコンの使用中に急に電源が落ちた場合に実施したい対策をご紹介します。

5-1.電源プラグを見直す

電力不足によってパソコンが正しく稼働せず、電源が落ちてしまう場合があります。たとえば、テーブルタップなどを使ってタコ足配線していると、ひとつのコンセントから多くの家電製品に電力を取られるため電圧が不安定になりやすいです。

パソコンに必要な電力を確保できなければ、電源が落ちやすくなってしまいます。このため、パソコンのACアダプターはタコ足配線に加えず、壁についているコンセントに直接つなぐようにしましょう。

5-2.デバイスを全て外して時間をおく

電源が落ちていることを確認したら、デスクトップパソコンの場合はACアダプターまたは電源コードを抜きます。ノートパソコンの場合は、バッテリーを取り外しましょう。

次に、パソコンにつないでいるマウス、キーボード、USBなどの外部デバイスや周辺機器を全て外します。その後しばらく時間をおきましょう。

周辺機器を一度すべて外したうえで、ひとつずつ接続して電源が落ちるかどうか確認してみてください。特定の周辺機器を接続した時に電源が落ちた場合、その機器に問題がある可能性が高いので、外したままにしておくのが無難です。必要であれば、周辺機器の再設定や買い替えを検討しましょう。

他にも、増設したパーツがある場合にはそれらを全て外す必要があります。こうすることで不要な電力が放電されて、クリアな状態で電源を立ち上げることができるのです。

ハードウェア診断を実行することで、ハードウェアのどの部分に原因があるのかを特定できます。

ハードウェア診断を実行するには、購入したパソコンメーカーのロゴマークが出る画面でBIOSを立ち上げます。BIOSが立ち上がったら、Diagnosticsというのを実行するとハードウェアの診断が開始されるのです。

BIOSとは、ハードウェアや周辺機器の制御をおこなっているソフトウェアのことで、パソコンが起動されるとまず始めに実行されます。

このBIOSを起動して診断をすることで、ハードディスクに障害があるのがわかったり、メモリーに問題があったり、CDドライブに問題があることがわかります。

特に多くみられるのが、ハードディスクの故障かメモリーの故障です。ハードディスクにはOSの情報が入っているため、当然ながら故障しているとOSを呼び出せないためパソコンも立ち上がりません。

メモリーに関しても、パソコンを起動すると一時的にファイルが置かれます。ここが故障していては、ファイルの置き場所がなくなってしまうためパソコンが起動しないのです。

ハードウェア診断を使って原因を特定したら、その部品の交換をおこないましょう。部品の交換については、慣れている人であれば自分で部品を購入しておこなっても構いません。しかし、普段はただパソコンを使っているだけだという人の場合は、修理業者に依頼して部品の交換をおこなった方が確実です。

5-3.ウイルスを駆除する

ウイルスのせいで誤作動などの不具合が起き、電源が落ちてしまっている可能性が考える状態のときには、まずはセキュリティーソフトなどでウイルスに感染しているかどうかを調べましょう。

感染していれば駆除する必要があります。

ウイルス対策ソフトと使用して駆除する方法と、パソコンを初期化する方法がありますが、初期化の場合にはデータの事前バックアップや初期設定が必要となります。事前バックアップの際にウイルスに感染したファイルをデータ移行させてしまうと移行後の環境にウイルスを持ち込んでしまうこともあるので最善の注意が必要です。

5-4.OSの再インストールを行う

電源が急に落ちる場合は、OSファイルに問題があるケースも考えられます。OSの再インストールをすることで解消する場合もあるのです。

他にもOSのアップデート中に電源が落ちるとシステムそのものが損傷して起動が不可能になる場合もあるので、その際はOSの再インストールで改善する可能性があります。

ただし、OSの再インストールをする場合には、必ずデータのバックアップを取ってからおこなうようにしましょう。OSの再インストールにより、ハードディスク内に保存しているファイルやデータに影響が出る場合があります。

パソコンの電源が落ちる場合はこちら。ドクター・ホームネットにお問い合わせ。

6.パソコンの電源を守るために普段から実施したいこととは

パソコンの電源が急に落ちる場合は、普段のメンテナンスが不十分であることが多いです。ここでは、普段から実施したいメンテナンス方法についてご紹介します。

6-1.パソコン内部のゴミやホコリを定期的に取り除く

パソコン内部のゴミやホコリは、熱をこもらせる要因となってしまうため定期的に取り除く必要があります。特に、ゴミやホコリがある場合にはCPUのグリスの劣化によりファンやヒートシンがうまく機能しなくなったり、大きな音を立ててしまう可能性があるため、熱暴走を起こさないためにも定期的に清掃しておきましょう。

6-2.パソコンを使用する部屋の温度を調節する

パソコンは電子機器のため温度の変化に弱いです。暑すぎたり、逆に寒すぎたりする環境ではパソコンが正常に動作しない場合があります。

エアコンを使うなどして部屋の温度をちょうど良い温度に保つようにしましょう。

パソコンを快適に利用するために普段から気をつけよう

今回は、パソコンを使っていて急に電源が落ちる原因と、そのときの対応策について解説しました。

パソコンの電源が急に落ちる場合、電源がうまく供給されていない、またはハードウェアやソフトウェアに問題があります。どこに問題があるのかをしっかりと切り分けることで取るべき対応策が異なります。まずは原因がどこにあるのかを明確にすることから始めましょう。

パソコンの電源が落ちる原因を自分では見つけられない場合は、パソコン修理の専門会社に相談してみましょう。メーカー修理が可能な場合もありますが、メーカー修理のほうが費用や時間が余計にかかることは多々あります。

おすすめの修理会社はドクター・ホームネットです。電話1本で最短当日中に駆けつけてくれ、土日祝日でも営業しているので困ったときにすぐに相談ができます。故障なのかどうなのか判断できない場合でも相談に乗ってくれるため、パソコンのことで困ったときは気軽に連絡してみましょう。

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