見落としがち?洗濯機の糸くずフィルターや排水口などの掃除方法

週に何度もする洗濯。身の回りの清潔のためには欠かせませんが、洗濯機を使うたびに付いてしまう、目立たない部分の汚れはつい見落としがちです。せっかく清潔を保つために洗濯をしているのに、見えない部分が汚れているせいで衣類にまた汚れが付いてしまっては困りますよね。

今回は、洗濯機まわりでも特に汚れやすい、糸くずフィルターや排水口の掃除方法についてご紹介します。

洗濯機の糸くずフィルター、お手入れ方法は?

洗濯機の内部には、取り外し可能な「糸くずフィルター」が必ず付いています。洗濯のたびに出る糸くずがフィルターのネットにたまっていく仕組みになっていて、たまった糸くずを定期的に取り除いて掃除する必要があります。

ところが、目立ちにくい部分に付いている部品のため、うっかり掃除を忘れてしまうことも少なくありません。そのまま放っておくと、カビなどが発生しやすくなり衛生上良くないため、思い出したらすぐにお手入れをするようにしましょう。

1.洗濯のたびに必ずチェック

洗濯を1回するだけでも、意外とたくさんの糸くずがフィルター内にたまります。洗濯機の取扱説明書やメーカーのWebサイトなどを参考にしながら、正しい手順で糸くずフィルターを取り出し、糸くずを毎回除去するようにしましょう。

2.週に1回は水洗いする

古くなった歯ブラシで水洗い

1週間に1回は、糸くずフィルター自体をきれいに洗いましょう。糸くずフィルターを取り出し、たまったごみを取り除いてから、ネットの目詰まりを水洗いなどで落とします。水洗いでも落としきれない頑固な汚れには、古くなった歯ブラシなどを使うのがおすすめです。水洗いをした場合はよく乾かしてから、洗濯機に再び装着してください。

糸くずフィルターをきれいに掃除するためのコツは、ネットを裏返して水洗いすること。洗濯時に出る糸くず汚れはフィルターの裏面に付着するため、裏からきちんと掃除することがポイントです。

糸くずフィルターの汚れが取れにくくなったら

糸くずフィルターは、何度も洗濯するうちに汚れがなかなか取れにくくなることがあります。また、何度もお手入れするうちにネットがほつれたり、破れたりすることも。こうなってはせっかくのフィルターの役割を果たせなくなってしまうため、思い切ってフィルターを新しいものに交換しましょう。

メーカーでも洗濯機用の糸くずフィルターは消耗品として扱っているため、交換用の部品が用意されているはずです。価格は1つ数百円と安価なため、洗っても汚れが取れないなと感じ始めたら、早めに交換すると良いでしょう。大きめな家電取扱店やホームセンターなどでは、メーカー純正の糸くずフィルターを取り扱っているところもあるため、確認しておきましょう。

見落としがちな排水口の掃除方法は?

もし洗濯機の排水口が目詰まりしてしまうと、洗濯機が警告を出して運転を止めてしまいます。こうなればいやが応でも排水口の掃除をしなければなりませんが、正直なところあまり手で触れたくない部分でもあります。つい見て見ぬふりをして放置してしまいがちですが、詰まって後で困る前に、しっかりと手を打っておきましょう。完全に排水口が詰まった状態になってしまうと専門の業者を呼んで対応してもらわなければならなくなりますし、その分のコストもかかります。

1.排水口のお手入れ方法

排水口の簡単なお手入れを月に1度ほどのサイクルで行うだけでも、詰まりの不安はかなり少なくできます。

お手入れに際して準備するものは、パイプ詰まり用洗剤お湯だけです。

掃除をする前には、まず洗濯機とつながっている水道の蛇口を閉めておきます。普段開けっ放しという方も多いでしょうが、ホースが外れるとまわりを水浸しにしてしまいます。また、洗濯機のコンセントも抜いておきましょう。水回りだけに、感電のリスクはなくしておかなければいけません。

排水口が洗濯機の下部にある場合は、洗濯機を移動させます。排水口にふたがあれば外し、防臭目的の排水トラップも付いていれば取っておきます。そこまでできたら、排水口にパイプ詰まり用洗剤をたっぷり注ぎ、30分ほど放置します。

時間が経過した後はたっぷりのお湯か水で洗剤を洗い流します。これを月に1回行っておけば、排水口の詰まりや悪臭はかなり防げるはずです。

なお、パイプ用洗剤で「まぜるな危険」の表記があるものは、クエン酸やお酢など酸性の掃除用品との併用は絶対に避けましょう。

2.排水口まわりの細かい部品の掃除

細かい部品の掃除

排水口をきれいにしても、排水トラップやふたなどの細かな部品に汚れが付きっぱなしでは、そこから汚れが広がってしまいます。それらの汚れ落としにも、やはり歯ブラシを使うと便利です。

排水口まわりの汚れに触ることに抵抗を感じる方も多いでしょうが、ゴム手袋などを使って手早く掃除してしまいましょう。まずは汚れをざっと洗い流してから、部品本体に住居用洗剤を付けて歯ブラシでこすります。細かい隙間などには、小さなヘッドの歯ブラシが適しているため、コンパクトな歯ブラシも準備しておくと良いでしょう。

この掃除を月に1回行うだけでも、半年おきや1年おきに行っている大掃除の手間がかなり省けることが分かります。ひどく汚れてしまってからでは、掃除に手を付けることもおっくうになってしまいがち。頑固な汚れにならないうちに、こまめなお手入れを心がけましょう。

3.排水ホースの掃除方法

排水ホースの掃除

排水口だけでなく、排水ホースの掃除も一緒に行っておきましょう。難しそうに思えますが、意外に簡単です。

排水口から排水ホースを外し(ホースの洗濯機側を外す必要はありません)、先端にふたや目張りをするなどして水が流れ出ないよう固定しておきます。次に、洗濯機の洗濯槽に水を張って洗剤を入れ、洗剤の入った水が排水ホース内に満ちている状態を保ちます。しばらく時間を置いたら、ホースから排水される状態に戻して通常通り排水してください。

旧型の洗濯機をもっと長く使いたい場合は

旧型の洗濯機

ずっと気に入って使い続けている、もう生産が終わって同機種に買い替えられないなどの理由で、購入から年数のたった洗濯機をさらに長く使いたいという方も少なくないでしょう。一般的な家電製品で、メーカーが補修部品を供給する期間は製品の生産完了より8年とされています。それを過ぎてしまうと、メーカー純正の補修部品を入手することは難しくなってしまうのが一般的です。

しかし、何とか修理して長持ちさせたいという場合には、家電修理業者に問い合わせてみましょう。もちろん、すべてのケースにおいて修理が可能とは限りませんが、純正部品がなくなってしまった洗濯機でも修理できる可能性はあります。

スキマスポッと君

スキマスポッと君

隙間や溝の汚れをしっかりキャッチします

おわりに

今回は、洗濯機の糸くずフィルターや、排水口まわりの汚れを掃除する方法についてご紹介しました。洗濯機の本体や洗濯槽などは常に目に入ってきますが、目立ちにくい糸くずフィルターや排水口まわりの掃除はつい後回しにしがちです。この機会にしっかりお手入れをして、毎日の快適な洗濯で清潔を保ちましょう。もちろん、しっかりメンテナンスすることで、大切な洗濯機を長持ちさせることにもつながります。

個人のお手入れだけでは難しいメンテナンスや、純正部品のメーカー供給が終わってしまった部品の修理など、洗濯機まわりのお悩みはぜひリペアネットワークまでご相談ください。

洗濯機で困った時は