電子レンジが動かない、入れたものが温まらないのはなぜ?原因と対処法

他の家電同様、電子レンジも長年使用していると、調子が悪くなったり動かなくなったりすることがあります。購入からさほど年数が経過していない場合でも、電子レンジに入れたものが温まらないなどの不調が出れば、電子レンジの故障を疑うのが一般的です。しかし、電子レンジの不調には、私たちだけで対処できるケースもあります。

そこで今回は、電子レンジが動かなくなる原因と対処法についてご紹介します。電子レンジの不調の原因や対処法を知っていれば、万が一のトラブルにも落ち着いて対応できるでしょう。

電子レンジトラブルの原因と解決策1:火花が見えるとき

火花が見える

電子レンジで食品を温めていたら火花が散り、あわてて停止ボタンを押した、という経験はありませんか?これは、アルミホイルや食器などの金属物を、食品と一緒に庫内へ入れ加熱したときに起こる現象です。

そもそも電子レンジは、食品に含まれている水分をマイクロ波(電磁波)で振動させ、その摩擦熱で食品を温めています。しかし、金属製のものはマイクロ波を反射してしまう性質を持っており、庫内にマイクロ波が大量に反射されることで放電を起こし、火花が発生するのです。

電子レンジ内に火花が見えたあとすぐに温めを中止した、という程度であれば電子レンジそのものの不調にはつながりにくいでしょう。ただ、火花が散る状態を長時間続けたり、頻繁に起こったりすれば異常加熱を招き、電子レンジの故障原因になり得ます。

そこで、日頃から電子レンジの庫内に金属製のものを入れないよう心がけてください。食器の種類によっては、金色や銀色の彩色がされているだけでも放電の恐れがあるため、注意しましょう。

電子レンジトラブルの原因と解決策2:食品の温まりにムラがあるとき

温まりにムラ

適正な加熱時間で食品を温めているのに、ムラが出たりうまく温まらなかったりする場合には、庫内に入れるときの食品の置き方を見直しましょう。

一般的なフラットタイプの電子レンジは、食品を加熱するマイクロ波が庫内の中央に向かって照射されているため、電子レンジの中央部分から離れた場所に食品を置いていると、加熱にムラが出るのです。よって、食品を電子レンジで温めるときには、可能な限り庫内の中央部分に置いて加熱するようにしましょう。

しかし、加熱効率の良い場所は電子レンジの種類によって異なるのが現状です。実際、フラットタイプではないターンテーブルがついている電子レンジは、ターンテーブルの端に食品を置いた方が、加熱ムラはないとされています。そのため、電子レンジ自体の性能や構造を確認し、加熱効率の良い位置を把握することが大切です。

電子レンジトラブルの原因と解決策3:電源が入らないとき

電子レンジの電源が入らない

古い電子レンジから新型に買い替えたとき、「電源プラグを入れたのに画面表示が点灯しない」と、困惑してしまうケースも少なくありません。これは故障ではなく、電子レンジそのものの機能が原因です。

現在出回っている電子レンジの多くは、前面のパネルに電源スイッチがありません。その代わり、電源プラグをコンセントに差した状態でドアを開け閉めすれば、画面が点灯し使用できる状態になります。もし、電源プラグを差して電源が入る様子がない場合、いったんドアの開閉動作を行ってください。電子レンジが故障していなければ、表示が点灯されてすぐ加熱できる状態になるでしょう。

ちなみに、ドアの開閉動作を行って画面を点灯させたあと、一定時間何もしなければオートパワーオフ機能が働き、電子レンジがオフ状態になることもあります。その場合には再度ドアの開閉動作を行い、再点灯させてください。

電子レンジトラブルの原因と解決策4:発煙、においが気になるとき

電子レンジで加熱操作をした際に、庫内に煙が見えるときや変なにおいがした、ということはありませんか?主な理由としては、庫内の汚れが関係しています。油や食品汚れが付着したまま電子レンジの使用を続けると、嫌なにおいや発煙、出火などのリスクが高まるのです。

このような事故を防ぐためにも、庫内のお掃除はまめに行ってください。電子レンジのお掃除には、重曹がおすすめです。重曹と水を混ぜて(水1カップ、重曹大さじ1)電子レンジで2~3分温めたあと、30分ほど放置し拭き取りましょう。重曹を温めたあと放置することで、油汚れや焦げが浮き上がり、お掃除もしやすくなります。

電子レンジトラブルの原因と解決策5:加熱している間に異音がするとき

電子レンジの使用時にいつもと違う音がしたら、注意が必要です。電子レンジは繰り返しの使用により基盤が熱を持ちます。その熱が部品に影響を与えることで、電子レンジから異音が聞こえることがあるのです。しかし、以下のケースであれば電子レンジ不調の可能性は低いと考えられます。

・加熱中の「ブーン」音
・加熱中の「カチカチ」音

電子レンジの「ブーン」という音は、電子レンジが通常動作をするときの音ですし、異常や故障の心配はありません。一方「カチカチ」という音も電子レンジの動作音で、加熱を制御するときに発せられる音です。しかし、あまりに大きな音がする、異音が長い間続いているなどの場合は故障の可能性もあるため、購入店やメーカー、家電修理業者に直接相談しましょう。

電子レンジトラブルの原因と解決策6:正常に動くが温まりが良くないとき

温まりが良くない

電子レンジの動作や状態に問題はないのに、食品を加熱しても温まらないことはありませんか?そのような場合、マイクロ波を発生させる「マグネトロン」という部品や、加熱動作を制御する「インバーター」という部品が古くなっている可能性が考えられます。

メーカーに問い合わせれば部品交換が可能ですが、マグネトロンやインバーターの部品は価格が高いため、電子レンジそのものを買い替える金額と同等のコストがかかることも。さらに、電子レンジ本体の機種が古ければ、適合する部品がすでに生産終了になっていることもあります。

また一般的に、電機メーカーで補修部品を保有している期間は、製品本体の生産完了から8年までとされています。そのため、購入してから10年以上経過している電子レンジの場合、買い替えを検討した方が良いケースもあるのです。

ちなみに、電子レンジ本体に記載されている型番をインターネットで検索すると、生産年次や部品保有についての情報が見つかる場合もあるため、メーカーに問い合わせる前に調べると良いでしょう。

電子レンジは、何年ぐらい使い続けられるのか

家電製品をトラブルなく使い続けられる期間の目安として、液晶テレビ7~10年、冷蔵庫10~15年といわれています。そこで気になるのが、電子レンジの使用期限です。電子レンジの使用期間は10年ほどで、突然動かなくなったり電子レンジの電源を入れ直しても復活しなかったりするときは、故障だけでなく寿命である可能性が考えられます。

シャープ 過熱水蒸気オーブンレンジ 2段調理 31L レッド RE-SS10B-R

シャープ 過熱水蒸気オーブンレンジ 2段調理 31L レッド RE-SS10B-R

過熱水蒸気とオーブンレンジ加熱で、おいしく自動調理

おわりに

今回は、電子レンジの不調の原因と解決策についてご紹介しました。電子レンジの寿命は10年ほどといわれていますが、正しい使用方法を守り、油汚れや食品カスをこまめにお掃除していれば長く愛用することができるでしょう。

リペアネットワークでは、電子レンジをはじめとしたさまざまな家電の修理を行っております。気になることがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

家電の故障・不具合で困った時は
サポートご予約専用ダイヤルを見る 今すぐお電話で相談したい方はこちらをクリック
もしもの時の印刷用資料
緊急問い合わせ
サポートご予約専用ダイヤルを見る 今すぐお電話で相談したい方はこちらをタップ連絡先に追加する

サポートご予約専用ダイヤルは、パソコン修理と家電修理で異なります。
お間違えのないようご注意ください。

パソコン修理 家電修理
基本料金+環境・トラブル診断料金+作業料金が発生いたします。
0120-713-835
受付時間 9:00~21:00
(年中無休)
出張料金+診断料金+技術料金+部品代が発生いたします。(出張修理の場合)
096-380-1945
受付時間 9:00~18:00
(年中無休)