Windows 11が起動しない黒い画面の対処法|ロゴは出る・セーフモードも解説
Windows 11を搭載したパソコンの電源を入れた際に、ロゴは表示されるものの、その後画面が真っ暗になり起動しないトラブルが発生することがあります。
このような黒い画面のままパソコンが立ち上がらない問題は、設定の不具合からハードウェアの故障まで様々な原因が考えられます。
Windows 11が起動しない場合の原因や対処法については「Windows 11が起動しない原因と対処法」で詳しく紹介しています。
この記事では、Windows 11が起動しない黒い画面の症状パターン別に、考えられる原因とデータを失わずに試せる具体的な対処法を順を追って解説します。
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Windows 11が起動しない!黒い画面になる3つの症状パターン

Windows 11が起動しない際、黒い画面になるといっても症状は様々です。
画面が真っ暗で何も表示されない、あるいは黒い画面のままカーソルだけが表示されるなど、状況によって原因や対処法が異なります。
まずは、自身のパソコンがどのパターンに当てはまるかを確認することで、問題解決への近道となります。
パソコンの画面が真っ暗でカーソルだけが表示される場合の対処法については「Windowsパソコンの画面が真っ黒でカーソルだけ表示される場合の対処法」で詳しく紹介しています。
ここでは、代表的な3つの症状パターンを紹介し、パソコンが立ち上がらない原因を切り分けるための参考にします。
- ロゴ表示後に画面が真っ暗になる
- サインイン後にマウスポインターだけ表示される
- 英語のエラーメッセージが表示されて進まない
ロゴ表示後に画面が真っ暗になる
パソコンの電源を入れるとメーカーやWindowsのロゴは表示されるものの、その後に画面が真っ暗になり、OSが起動しない症状です。
読み込み中を示す円が表示されたまま、長い時間待ってもデスクトップ画面に移行しない場合もこのパターンに該当します。
この状態は、OSの起動に必要なシステムファイルやドライバーの読み込みに失敗している可能性が高いため、次のステップ(デスクトップ画面の表示)に進めなくなってしまいます。
サインイン後にマウスポインターだけ表示される
Windows 11のサインイン画面でパスワードやPINを入力した後、デスクトップ画面が表示されずに黒い画面になる症状です。
このとき、マウスポインター(カーソル)だけは表示されて動かすことができ、カーソルが点滅することもあります。
このケースでは、デスクトップのアイコンやタスクバーなどを描画する「explorer.exe」という重要なプロセスが正常に起動していないことが主な原因と考えられます。
黒い画面のままですが、一部の機能は動作している状態です。
英語のエラーメッセージが表示されて進まない
電源を入れると黒い画面のまま「NoBootDeviceFound」や「RebootandSelectproperBootdevice」といった英語のエラーメッセージが表示され、パソコンが立ち上がらない症状です。
これは、Windowsを起動するためのストレージ(HDDやSSD)をパソコンが認識できていないことを示しています。
BIOS(UEFI)の設定ミスや、ストレージ自体の物理的な故障など、比較的深刻な問題が原因である可能性が考えられます。
パソコンの起動直後に黒い画面に英語の文字が出てきて先に進まない場合の対処法については「パソコン起動直後の黒い画面に英語のエラーが表示される場合の対処法」で詳しく紹介しています。
なぜ?Windows 11が黒い画面で起動しないときに考えられる原因

Windows 11を搭載したパソコンが黒い画面のまま立ち上がらない場合、その原因は多岐にわたります。
ソフトウェアの軽微な不具合から、ハードウェアの物理的な故障まで、様々な要因が複雑に絡み合っていることも少なくありません。
原因を正しく理解することで、適切な対処法を選択し、問題を効率的に解決できます。
パソコンが黒い画面のまま起動しない原因については「パソコンが黒い画面のまま起動しない原因」で詳しく紹介しています。
ここでは、黒い画面で起動しない際に考えられる主な原因を5つに分けて解説します。
- 周辺機器の接続がトラブルを引き起こしている
- Windows Updateの失敗や更新プログラムの不具合
- システムファイルやデバイスドライバーの破損
- パソコン本体に不要な電気が溜まっている(帯電)
- 内蔵ストレージ(HDD/SSD)の物理的な故障
周辺機器の接続がトラブルを引き起こしている
パソコンに接続しているUSBメモリ、外付けハードディスク、プリンター、Webカメラなどの周辺機器が、起動プロセスを妨げることがあります。
特に、起動用のOSが入っていないUSBメモリや外付けディスクが接続されていると、パソコンがそちらからOSを読み込もうとしてしまい、結果的に起動に失敗するケースが考えられます。
まずは、トラブルの原因を切り分けるためにも、接続している周辺機器が影響していないかを確認することが重要です。
Windows Updateの失敗や更新プログラムの不具合
WindowsUpdateはセキュリティの強化や機能の追加に不可欠ですが、アップデートの過程で問題が発生すると起動トラブルの原因になります。
更新プログラムのダウンロードやインストールが正常に完了しなかったり、適用されたプログラムと既存のドライバーやソフトウェアとの間に互換性の問題が生じたりすると、OSが正しく起動できなくなることがあります。
特に、大型の機能更新アップデートの後に問題が発生しやすい傾向があります。
システムファイルやデバイスドライバーの破損
Windowsの正常な動作に不可欠なシステムファイルや、パソコンの各パーツを制御するデバイスドライバーが破損することも、起動しない原因の一つです。
ファイルの破損は、アプリケーションの不適切なインストールやアンインストール、マルウェアの感染、あるいは予期せぬシャットダウンなど、様々な要因によって引き起こされます。
これらの重要なファイルが壊れると、OSは自身を正しく読み込むことができなくなり、起動プロセスが途中で停止します。
パソコン本体に不要な電気が溜まっている(帯電)
パソコンの内部回路に静電気などの不要な電気が溜まる帯電という現象も、動作を不安定にさせる原因となります。
帯電は、メモリーなどのパーツに一時的な動作不良を引き起こし、結果としてパソコンが正常に起動しなくなることがあります。
これは物理的な故障ではなく、一時的な現象であることがほとんどです。
適切に放電作業を行うことで、問題が解決する場合があります。
内蔵ストレージ(HDD/SSD)の物理的な故障
WindowsのOSや各種データが保存されている内蔵ストレージ(HDDやSSD)が物理的に故障している場合、パソコンは起動に必要な情報を読み出すことができず、立ち上がらなくなります。
HDDは経年劣化による磁気ヘッドやモーターの故障、SSDは書き込み回数の上限到達などが原因となり得ます。
物理的な故障が疑われる場合は、個人での対処は難しく、部品の交換や専門家によるデータ復旧が必要になる可能性が高いです。

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【データを消さずに解決】まず試したい基本的な対処法5選

Windows 11が黒い画面で起動しない場合でも、すぐに初期化を考える必要はありません。
まずは、保存されているデータを消さずに試せる、リスクの低い基本的な対処法から実行することが重要です。
簡単な操作で問題が解決することも少なくありません。
ここでは、最初に試すべき5つの対処法を紹介します。
焦らず、一つずつ順番に確認していきましょう。
これらの方法には、周辺機器の確認や再起動、放電作業などが含まれます。
- 対処法①:接続している周辺機器をすべて取り外して再起動する
- 対処法②:パソコンを強制終了した後に放電作業を行う
- 対処法③:画面表示をリセットするショートカットキーを押す
- 対処法④:【カーソルのみ表示される場合】explorer.exeを再起動する
- 対処法⑤:BIOS(UEFI)の設定を初期状態に戻す
対処法①:接続している周辺機器をすべて取り外して再起動する
パソコンに接続された周辺機器が起動の妨げになっている可能性があるため、まずはこれらを取り外して影響を排除します。
一度パソコンの電源を完全に切り、電源ケーブルを抜いてください。
その後、マウス、キーボード、モニター以外のすべての周辺機器(USBメモリ、外付けHDD、プリンター、Webカメラなど)を取り外します。
その状態で再度電源ケーブルを接続し、パソコンを起動させてみましょう。
これで正常に再起動できれば、取り外した周辺機器のいずれかが原因であると特定できます。
対処法②:パソコンを強制終了した後に放電作業を行う
パソコン内部に溜まった不要な電気が原因で動作が不安定になっている場合、放電作業が有効です。
まず、電源ボタンを10秒以上長押ししてパソコンを強制終了させます。
次に、電源ケーブル(ACアダプター)をコンセントから抜きます。ノートパソコンでバッテリーを取り外せるモデルの場合はバッテリーも外してください。(※近年のバッテリー内蔵型ノートPCの場合は無理に分解せず、電源ケーブルを外した状態で放置します。)
その状態で数分間放置することで、内部の電気が自然に放出されます。
放電後、再度電源ケーブルやバッテリーを接続し、電源を入れて再起動を試みます。
対処法③:画面表示をリセットするショートカットキーを押す
Windowsは起動しているものの、グラフィックドライバーの問題で画面表示だけが正常に行われていないケースもあります。
この場合、画面が真っ暗な状態でもキーボード操作でディスプレイドライバーをリセットできます。
黒い画面のままで「Windowsロゴキー+Ctrl+Shift+B」を同時に押してください。
画面が一瞬ちらついたり、「ピッ」というビープ音が鳴ったりすれば、リセットが実行された合図です。
これにより、画面表示が回復することがあります。
対処法④:【カーソルのみ表示される場合】explorer.exeを再起動する
サインイン後に黒い画面とカーソルだけが表示される場合は、デスクトップの表示を管理している「explorer.exe」プロセスに問題が生じている可能性が高いです。
このプロセスを手動で再起動することで、表示が回復する場合があります。
「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押すか、「Ctrl + Alt + Del」キーを押して表示された画面から「タスクマネージャー」を選択します。
タスクマネージャーが開いたら、「新しいタスクを実行する」(旧バージョンでは「ファイル」>「新しいタスクの実行」)をクリックし、入力欄に explorer.exe と入力して「OK」を押します。
対処法⑤:BIOS(UEFI)の設定を初期状態に戻す
BIOS(UEFI)は、OSが起動する前段階でパソコンのハードウェアを制御する基本的なシステムです。
何らかの理由でこの設定が変更され、起動ドライブの順序が正しくなくなっている場合、起動トラブルが発生します。
パソコンの電源を入れた直後に特定の問題解決キー(メーカーにより「F2」「F10」「Delete」など)を連打し、BIOS(UEFI)画面を呼び出します。
画面内で「Load Defaults」「Restore Defaults」などの初期化項目(または「F9」などのショートカットキー)を選択し、設定を保存して終了(Save and Exit)します。
PCホスピタル by デジホでは以下のように関連トラブルを依頼いただき、解決してきた実績もあります。
解決実績 起動しないPanasonicノートCF-SZ6の復旧とお客さまの感想
メーカーロゴの後に画面が真っ暗のまま進まない……
Windowsアップデート起因のシステムエラーをコマンド修復で復旧!
Panasonic CF-SZ6でログオン画面が出ないトラブルです。パーツ検査でストレージ等に異常がなかったため、事前クローンでデータを保護した上でOSのコマンド修復を実施。無事にデータを保持したまま正常起動へ復旧いたしました。
- 症状:電源は入るがロゴ表示後に画面が真っ暗になり起動しない
- 原因:Windows Update実行時の影響によるシステムファイルの不具合
- 結果:バックアップ作成後にOSシステム修復を行い、データを維持して起動復旧
「お世話になりました。人柄も大変よく、技術もあり、好感度バツグンの方でした。」
※同類の「パソコン起動トラブル」を解決した際にお寄せいただいた感想です。
※Windowsアップデート後に画面が真っ暗になるトラブルは、システムの修復やバックアップ処理が必要となる場合があります。放置せずプロへご相談ください。
基本的な対処法で解決しない場合に試すWindowsの修復機能

基本的な対処法を試しても問題が解決しない場合、Windowsに標準搭載されている修復ツール(回復環境)を利用します。
起動トラブルが起きると、通常は起動の失敗が2〜3回繰り返された際、自動的に「自動修復」画面が立ち上がります。(※手動で電源ボタンを押し、起動途中で強制終了を2〜3回繰り返すことで意図的に呼び出すことも可能です。)
スタートアップ修復やセーフモード、特定のWindowsアップデートのアンインストールなど、状況に応じた修復方法を選択できます。
- Windowsの自動修復機能「スタートアップ修復」を実行する
- 最小限の構成で起動する「セーフモード」を試す
- 問題の原因となった更新プログラムをアンインストールする
- 「システムの復元」で正常だった時点にPCの状態を戻す
Windowsの自動修復機能「スタートアップ修復」を実行する
スタートアップ修復は、Windowsが正常に立ち上がらない原因となる問題を自動的に診断し、修復を試みる機能です。
「自動修復」画面が表示されたら、「詳細オプション」を選択し、次に「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「スタートアップ修復」の順に進みます。
修復プロセスが開始されると、システムファイルの破損や設定の不整合などをチェックし、可能な範囲で自動的に修正します。
完了までには長い時間がかかる場合があるため、処理が終わるまで待ちます。
最小限の構成で起動する「セーフモード」を試す
セーフモードは、Windowsを起動する上で必要最低限のデバイスドライバーとサービスのみで起動する診断用の動作モードです。
「自動修復」画面から「詳細オプション」>「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「スタートアップ設定」と進み、再起動後に表示される選択肢から「セーフモードを有効にする」を選択します。
もしセーフモードで正常に起動できれば、後からインストールしたアプリケーションや周辺機器のドライバーが問題の原因である可能性が高いと判断できます。
問題の原因となった更新プログラムをアンインストールする
特定のWindowsUpdateを適用した直後から起動しなくなった場合、その更新プログラムが不具合の原因である可能性が考えられます。
「自動修復」画面の「詳細オプション」>「トラブルシューティング」>「詳細オプション」から「更新プログラムのアンインストール」を選択します。
ここで「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」または「最新の機能更新プログラムをアンインストールする」のいずれかを選び、画面の指示に従って操作を進めることで、アップデート前の状態に戻すことができます。
「システムの復元」で正常だった時点にPCの状態を戻す
「システムの復元」は、あらかじめ作成された「復元ポイント」時点のシステムファイルや設定の状態にパソコンを戻す機能です。
この操作は、個人で作成したファイル(ドキュメントや写真など)には影響を与えませんが、復元ポイント作成後にインストールしたアプリケーションやドライバーは削除されます。
「自動修復」画面から「詳細オプション」>「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「システムの復元」を選択し、正常に動作していた時点の復元ポイントを選んで実行します。
PCホスピタル by デジホでは以下のように関連トラブルを依頼いただき、解決してきた実績もあります。
解決実績 NECノートPC PC-N1576AAL-Jが起動しない状態からの復旧とお客さまの感想
電源を入れても画面が真っ暗なまま起動しない……
原因は内蔵パーツ(無線LANカード)の不良でした
ロゴも出ず起動しないNEC製ノートPCの分解診断を実施。事前のご申告(Wi-Fi不調)を元に点検した結果、内蔵無線LANカードの動作不良が起動不全を引き起こしていました。該当パーツを安全に取り外し、正常起動へ復旧させました。
- 症状:電源は入るが画面に何も表示されず真っ暗なまま起動しない
- 原因:内蔵されている無線LANカードの故障によるシステム不全
- 結果:故障パーツを取り外し、データや環境を維持したまま正常起動へ復旧
「対応が早く大変助かります。」
※同類の「パソコン起動トラブル」を解決した際にお寄せいただいた感想です。
※内部パーツの不具合によって起動しなくなるケースは珍しくありません。自力での原因特定が難しい場合は、パーツ破損を広げないためにも早めにプロにご相談ください。
状況を悪化させないために!起動トラブル時にやってはいけないこと

パソコンの起動トラブルに直面すると、焦りから不適切な操作をしてしまいがちです。
しかし、誤った対処は状況をさらに悪化させ、最悪の場合、大切なデータを失うことにも繋がりかねません。
問題解決を目指す上で、何を行うかだけでなく、何を避けるべきかを知ることも同様に重要です。
ここでは、起動トラブル時に特に注意すべき3つの行動について解説します。
無闇な再起動や安易な初期化は避けるべきです。
- データが消えるリスクがある初期化をいきなり試す
- 意味を理解せずにコマンドプロンプトを操作する
- 何度も電源のオン・オフ(強制終了)を繰り返す
データが消えるリスクがある初期化をいきなり試す
パソコンを工場出荷時の状態に戻す「初期化(リカバリー)」は、多くの問題を解決できる強力な手段ですが、保存されている個人のファイルやアプリケーション、設定などがすべて消去されてしまいます。
他の解決策を十分に試す前に初期化を行ってしまうと、本来は救出できたはずのデータを失うことになります。
初期化は、すべての対処法を試しても改善が見られない場合の最終手段と位置づけ、実行する前には必ずデータのバックアップが必須です。
意味を理解せずにコマンドプロンプトを操作する
インターネット上の記事などで紹介されているコマンドプロンプトを使った解決策は、非常に強力である反面、大きなリスクを伴います。
コマンドはパソコンのシステムに直接変更を加えるため、コマンドの意味や影響を正確に理解せずに入力すると、取り返しのつかないダメージをシステムに与えてしまう可能性があります。
専門的な知識がない場合は、安易にコマンドプロンプトを操作するのは避け、より安全なGUIベースの修復機能を優先して使用するべきです。
何度も電源のオン・オフ(強制終了)を繰り返す
起動しないからといって、やみくもに電源ボタンの長押しによる強制終了や再起動を何度も繰り返す行為は避けるべきです。
特に、データの読み書き中に強制終了を行うと、OSのシステムファイルが破損したり、内蔵ストレージに物理的なダメージを与えたりする危険性があります。
これが新たな不具合を引き起こし、状況をさらに悪化させる可能性があります。
強制終了は、他の操作が一切効かない場合の最終手段として、最小限の回数に留めることが重要です。
どうしてもWindows 11が起動しない場合の最終手段

これまで紹介した様々な対処法を試しても、Windows 11が起動しない黒い画面の状態が改善されない場合、ハードウェアの故障やシステムファイルの深刻な破損など、個人での対応が難しい問題が発生している可能性が高いです。
このような状況では、専門家の助けを借りるか、データを諦めてOSを再構築するといった最終手段を検討する必要があります。
パソコンが起動しない場合の対処なら「パソコンが起動しない場合の対処」で詳しく紹介しています。
パソコンが立ち上がらない状態では、これ以上の操作は状況を悪化させるリスクもあるため、慎重な判断が求められます。
- パソコンの修理を専門業者に依頼する
- データをバックアップしてOSを再インストールする
パソコンの修理を専門業者に依頼する
自力での解決が困難だと判断した場合は、パソコンの修理を専門とする業者に依頼するのが最も確実な選択肢です。
専門家は豊富な知識と経験、専用の診断ツールを用いて、問題の原因を正確に特定し、適切な修理を行ってくれます。
富士通のパソコンが起動しない原因や対処法については「富士通のパソコンが起動しない原因と対処法」で詳しく紹介しています。
特に、内蔵ストレージの物理的な故障が疑われ、重要なデータを取り出したい場合は、データ復旧を専門とする業者に相談することもできます。
費用はかかりますが、安全かつ確実にパソコンを復旧させたい場合に適しています。
データをバックアップしてOSを再インストールする
ハードウェアに問題がなく、OSのシステムが深刻なダメージを受けている場合、Windows 11をクリーンインストールすることで、パソコンを購入時の状態に戻すことができます。
ただし、この作業を行うと内蔵ストレージのデータはすべて消去されます。
そのため、実行前には必ずデータのバックアップが必要です。
別の正常なパソコンを使ってWindows 11のインストールメディア(USBメモリ等)を作成します。そのメディアから起動し、コマンドプロンプトや外部ツールなどを活用して重要なデータを外部ストレージに救出してから、OSのクリーンインストールを行います。
(※自力でのデータ救出やインストールが難しい場合は、データ復旧専門業者や修理会社への相談をおすすめします。)
PCホスピタル by デジホでは以下のように関連トラブルを依頼いただき、解決してきた実績もあります。
解決事例 Windows Update後にメーカーロゴで止まるMouse製ノートPCの復旧とお客様の感想
「起動してもロゴマークから先に進まない」
OSアップデートと古い内部システムの衝突を初期化なしでスピード解決
Windows Update後にロゴ画面でフリーズした事例です。古いBIOSと更新プログラムの競合が原因だったため、データを保護したまま最新BIOSへアップデートし正常起動へと復旧しました。
- 症状:Windows Update直後から起動エラーになり、メーカーロゴ画面でフリーズして動かない
- 原因:マザーボード(基盤)のBIOSバージョンが古く、最新のWindowsシステムと競合したため
- 結果:専用ツールを用いたBIOSの安全なファームウェア更新により、データを残したまま当日〜3日で解決
「対処していただいたおかげでパソコンがエラーが起きずに動いています。助かりました。」
※同類の「Windows Update・システム起動トラブル」を解決した際にお寄せいただいた感想です。
※Windowsのアップデート後に発生するロゴフリーズは、内部パーツのプログラム(BIOS)の更新を伴うケースがあり、誤った手順で行うとパソコンが永久に起動しなくなる危険を伴います。大切なデータを消さずに、安全かつ確実に復旧させたい場合はプロにお任せください。
Windows 11の黒い画面に関するよくある質問
Windows 11の起動トラブル、特に黒い画面のまま真っ暗になる、あるいはカーソルだけが表示されるといった症状については、多くのユーザーから同様の質問が寄せられます。
ここでは、そのような頻繁に発生する疑問点に焦点を当て、簡潔に回答します。
トラブルの原因や具体的な対処法について、よくある質問とその答えを知ることで、迅速な問題解決に役立ちます。
Windows 11のロゴは表示されるのに、その後黒い画面になるのはなぜですか?
Windowsロゴ表示後に画面が真っ暗になるのは、OSの起動に必要なシステムファイルやドライバーの読み込みに失敗している可能性が高いです。
読み込み中を示すマークが表示されたまま黒い画面のまま進まない場合、WindowsUpdateの失敗、接続された周辺機器の影響、あるいはシステムファイルの破損などが原因として考えられます。
黒い画面にマウスカーソルだけ表示されて動かせる場合、どうすれば直りますか?
デスクトップの表示を担当する「explorer.exe」というプロセスが正常に起動していない可能性が高いです。
まず「Ctrl + Shift + Esc」(または「Ctrl + Alt + Del」)キーでタスクマネージャーを起動し、explorer.exe を再実行してみてください。
また、グラフィックドライバーの一時的な不具合も考えられるため、「Windowsロゴキー+Ctrl+Shift+B」でドライバーをリセットするのも有効な対処法です。
Windows 11が起動しない黒い画面の状態から、データを失わずに復旧させる方法はありますか?
はい、あります。
まずは周辺機器をすべて外しての再起動や、放電作業といった基本的な対処法を試してください。
それでも改善しない場合は、Windowsの回復環境から「スタートアップ修復」や「システムの復元」を実行します。
これらの機能は、個人用のデータを保持したままシステムの不具合のみを修復することを目的としているため、データを失うリスクは低いです。
Windows 11が黒い画面で起動しない時はPCホスピタルにお任せください
Windows 11を搭載したパソコンが黒い画面のまま起動しないトラブルは、様々な原因によって引き起こされます。
しかし、焦って初期化などの最終手段に頼る必要はありません。
まずは、接続している周辺機器の取り外しや放電作業といった、データを失うリスクのない基本的な対処法から順番に試すことが重要です。
それでも解決しない場合は、Windowsに標準搭載されている「スタートアップ修復」や「セーフモード」といった修復機能を活用しましょう。
自力での復旧が困難な場合は、専門業者への相談も有効な選択肢となります。
PCホスピタル by デジホでは、Windows 11が黒い画面のまま起動しないトラブルの出張・持込・宅配サポートに対応しています。
自力での復旧が不安な方や、大切なデータを消さずに修理したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
|---|---|
| 対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国13店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
| 実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績とお客さまの声を当サイト掲載中 |
| 料金 | 基本料金 8,800円 + 起動トラブル修理 24,200円~ + 出張サポートは2,200円追加 |
渡邉 太陽(日本PCサービス株式会社 デジホ事業部担当課長)
2015年に日本PCサービス株式会社入社。PCホスピタル 東京三田店の店長を経て、現在はデジホ事業部担当課長として従事。
保有資格 パソコン整備士検定 取得




