炊飯器の部品はどこまで掃除可能?食洗機で洗える?炊飯器のお手入れ方法

毎日のように使う炊飯器ですが、きちんと掃除はできていますか?一見したところきれいな炊飯器も、使い続けていると汚れがたまります。とは言っても丸ごと水洗いするわけにもいかないし、どこまで洗って良いのか分からない方も多いでしょう。今回はそんな炊飯器のお手入れ方法についてご紹介します。

炊飯器はどこまで掃除できる?

炊飯器をお手入れする際、どこまで洗っていますか?炊飯器の中の内釜だけしか洗わない方も多いと思いますが、内釜だけではなく内蓋や蒸気口も取り外しができるものが多いので、洗剤で洗うことが可能です。取り外しができない場合も、布巾などを使用して掃除することで清潔を保つことができます。さらに月に1回くらいは外側や細かい部分も掃除できれば理想的です。

普段の掃除では炊飯釜と内蓋を洗う

炊飯器の掃除は基本的に毎日行いましょう。ただし、普段のお手入れはそれほど本格的にする必要はありません。なお、手入れをするときは炊飯器の電源コードを抜き、本体が冷めてから行ってください。

まずは洗剤で内釜を洗います。表面を傷つける恐れがあるので柔らかいスポンジで洗いましょう。内側だけでなく外側も洗ってください。

次は内蓋です。取り外せるタイプの炊飯器なら、外して水またはお湯で洗います。取り外した後の蓋の後ろにも米粒や汚れが付着していることがあるので、濡らしてよく絞った布巾で拭きます。取り外せるなら蒸気口も洗っておきましょう。

それぞれの部品を洗った後は水分を拭き取り、しっかりと乾燥させてから本体に戻してください。もし炊飯器の外側に目立つ汚れがあったら水拭きしておきましょう。

本格的に掃除するときは細かい部分も手入れしよう

大掃除などの機会には、時間をかけて本格的に掃除しましょう。綿棒を湿らせて本体の細かい部分まで掃除します。米粒が付着しているときにはつまようじや竹串を使うと取りやすくなります。ただし、炊飯器を傷つけないように注意してください。

汚れがたまりがちな内釜を取った後の炊飯器の内側も、布巾でしっかり拭きます。炊飯器の裏側もひっくり返して掃除しましょう。裏側には吸気口と排気口があり、ほこりがたまってしまうと故障の原因になります。湿らせた綿棒などを使ってきれいにしましょう。

汚れやにおいには「重曹」「クエン酸」

汚れが落ちにくい場合には重曹を使う方法がおすすめです。本体内部は取り外して洗剤で洗えず、汚れがたまりがちですが、重曹を使うことで落としやすくなります。弱アルカリ性の重曹には汚れやにおいを中和してくれる作用があり、掃除に役立ちます。クエン酸もにおいを取る効果があります。どちらも食品にも使われる成分なので、万が一磨き残しがあったとしても安心です。

部品ごとの洗い方

炊飯器はいくつかの部品に分けられます。部品によって汚れやすさが違うため、洗う頻度も異なります。ここでは、各部品の洗い方をご紹介します。

内釜は台所用中性洗剤で洗う

柔らかいスポンジで台所用中性洗剤を使って洗いましょう。たわしなどの硬い素材で磨くと表面に傷がついてしまう恐れがあるので注意してください。「内釜を洗うときに洗剤を使うと、においがついてしまうのではないか」という理由で敬遠される方もいるかもしれませんが、炊飯器メーカーはスポンジと洗剤で洗うことを推奨しています。

内釜は使用するたびに洗剤洗いして、いつもきれいな状態に保ちましょう。においが気になる場合はすすぎをしっかりして、においを残さないようにしてください。

内蓋も丁寧に洗おう

内蓋もスポンジと台所用洗剤で洗います。ぬるま湯に浸してから洗うと、こびりついた汚れも落としやすくなります。隙間に汚れが入り込んでいる場合は竹串やつまようじで取り除きましょう。

炊飯釜はご飯を炊くたびに洗う方が大半かと思いますが、内蓋の掃除は忘れがちです。米が付着する機会も多いので、内蓋をよく洗って清潔に保ちましょう。

特に炊き込みご飯をした後は調味料が蒸発して、内蓋や内蓋の裏側に汚れが入り込んでしまいます。また、もち米は粘りがあるため、おこわを炊いたときは普通のお米を炊いた後よりも汚れがひどくなってしまいます。毎日洗えないという方でも、炊き込みご飯やおこわを炊いた日は内蓋まで洗うことをおすすめします。

蒸気口の掃除も忘れずに

蒸気口は取り外せる場合は取り外して、スポンジと台所用洗剤で洗いましょう。蒸気口の中が汚れていると、炊き上がったお米に嫌なにおいがついてしまうことがあります。吹きこぼれたり蓋を開けたときに水が垂れたりする恐れもあるので、使うたびに手入れしておきましょう。

パッキンは別途購入も可能

パッキンとは炊飯器の内蓋を囲むようについているゴムのことです。この部分にも汚れや細菌が付着していることがあります。古くなって変形すると、吹きこぼれの原因になることも。汚れや消耗がひどい場合は、新しいパッキンを購入しても良いかもしれません。

炊飯器の部品は食洗機で洗える?

家に食洗器(食器洗い機)がある場合、食洗器で炊飯器を洗えれば便利ですよね。果たして炊飯器の内釜や内蓋は食洗器で洗っても大丈夫なのでしょうか。

食洗器は炊飯器の内蓋や内釜などを洗うことには対応していません。食洗器に含まれている研磨剤や急激な温度変化によって変色や傷、ひびができる恐れがあります。またフッ素加工を傷めてしまうこともあるようです。

食洗器は50度~80度の温水を勢いよく噴射して洗浄します。使用する洗剤も手洗い用のものより強いタイプです。洗い上がりは手洗いよりもきれいですが、入れるものによっては劣化が早まることがあります。炊飯器を洗うときは食洗器を使わず、手洗いにしましょう。

炊飯器にはカビが繁殖しやすい

炊飯器にカビが発生するというイメージはあまりないかもしれませんが、実は炊飯器はカビが好みやすい環境です。長く手入れしていなければ雑菌の温床になりかねません。

炊飯器はカビが好む環境

炊飯器は、中に入っている水を沸騰させてご飯を炊く仕組みです。内釜の温度や圧力を調整するために設けられている蒸気口には、米のでんぷん質を含んだ蒸気が付着するため、ねばりけのある液体がたまりやすい傾向にあります。米に多く含まれるでんぷんはカビや細菌の好物。長時間放置すると、カビや細菌がでんぷんをエサにして繁殖します。見た目では汚れが分かりにくくても、カビや細菌を防ぐために汚れをきれいに取り除いておくことが重要です。

カビが生えてしまったら念入りに洗浄

炊いたお米を長期間放置してしまい、炊飯器の中にカビが発生してしまったら、念入りに掃除をしましょう。

まず、カビが生えてしまったご飯をビニール袋に入れて密封して捨てます。それから内釜や内蓋など取り外せる部品はすべて取り外して、洗剤でしっかり洗ってください。

次は本体の内側部分を掃除します。水で薄めた洗剤で布巾を濡らして拭き、最後にアルコールスプレーをかけておくと安心です。

おわりに

炊飯器は汚れがあまり目立たないため、つい掃除を忘れてしまいますが、こまめに掃除して清潔に保つことが大切です。炊飯器が汚れているとお米ににおいがついたり、お米の風味が落ちたりします。内釜や目につきにくい内蓋、蒸気口を洗えば、お米がおいしく炊き上がります。今日から炊飯器のお手入れに力を入れてはいかがでしょうか。

テクニカル九州は、炊飯器をはじめとする、さまざまな家電の修理を承ります。家電でお困りの際はお気軽にご連絡ください。

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