【2026年】セキュアブート証明書の期限切れの影響と対策|Windowsの確認方法
2026年にセキュアブートで利用される一部のデジタル証明書が期限切れを迎える問題が注目されています。
この影響でWindowsPCが起動しなくなるという情報もありますが、適切な対策を行えば心配は不要です。
この記事では、証明書の期限切れによる具体的な影響、お使いのPCの更新状況を確認する方法、そして今すぐ実施できる対策について分かりやすく解説します。
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2026年のセキュアブート証明書期限切れでPCは起動しなくなる?噂の真相を解説

2026年にセキュアブート証明書の期限が切れることで、PCが起動しない事態になるのではという懸念が広がっています。
結論から言うと、WindowsUpdateを適切に実行していれば、証明書は自動で更新されるため、期限が過ぎても即座にPCが起動しなくなることはありません。
この問題の核心は、2022年以前に製造されたPCに搭載されている特定の証明書の有効期限が、いつ切れるかという点にあります。
Microsoftはすでに対応する更新プログラムを配布しているため、PCが最新の状態に保たれていれば、どうなるか心配する必要はほとんどないでしょう。
そもそもセキュアブートとは?証明書の役割と2026年問題の背景
セキュアブートは、PCの起動時にOSやドライバーなど、実行されるソフトウェアが信頼できるものであることを検証するセキュリティ機能です。
この仕組みは、PCの基盤であるUEFIファームウェアに組み込まれています。
PCが起動する際、ソフトウェアに付与されたデジタル署名を、UEFIに登録された証明書と照合します。
署名が正当であれば起動を許可し、不正なものであればブロックすることで、マルウェアなどの脅威からシステムを保護します。
2026年問題とは、初期のセキュアブートPCに登録されたMicrosoftの証明書の有効期限が2026年6月頃に切れることに起因しています。
お使いのPCは大丈夫?セキュアブート証明書の更新状況を確認する3つの方法

ご自身のPCが証明書の期限切れ問題に対応済みかを確認するために、いくつかの方法があります。
これらの確認作業は、HP、Dell、LenovoといったPCメーカーを問わず、Windowsの標準機能で実行可能です。
対象となるPCかどうかを判断するためにも、まずは現在の状態を確認することが重要です。
ここでは、専門的な知識がなくても行える簡単なチェックから、コマンドを使った詳細な確認手順まで、以下3つの方法を紹介します。
- 【簡単チェック】Windowsセキュリティで警告バッジの有無を確認する
- 【詳細確認】PowerShellコマンドで新しい証明書の適用状況を調べる手順
- 【基本確認】システム情報(msinfo32)でセキュアブートの状態を見る
【簡単チェック】Windowsセキュリティで警告バッジの有無を確認する
最も手軽な方法は、Windowsに標準搭載されているセキュリティ機能を利用するものです。
| Windowsセキュリティで警告バッジを確認する方法 |
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この画面に「標準ハードウェアセキュリティはサポートされていません」と表示される場合は、セキュアブート自体が無効か、PCが対応していない可能性があります。
【詳細確認】PowerShellコマンドで新しい証明書の適用状況を調べる手順
より確実に更新状況を確認するには、PowerShellを使用します。
| PowerShellコマンドで証明書の適用状況を調べる手順 |
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表示された文字列の中に「Windows UEFI CA 2023」という記述が含まれているか確認します。この記述があれば新しい証明書への失効情報が正しく適用されており、セキュリティの問題は解消されています。
この方法が最も正確な確認手順です。
【基本確認】システム情報(msinfo32)でセキュアブートの状態を見る
セキュアブート機能そのものが有効になっているかを確認する基本的な方法です。
| システム情報(msinfo32)で確認する手順 |
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ただし、この確認だけでは証明書の更新状況までは分からないため、他の方法と組み合わせて確認することが推奨されます。

| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
|---|---|
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セキュアブート証明書の期限切れに備えるための具体的な対策

セキュアブート証明書の期限切れ問題への対応は、基本的にはWindowsUpdateによって自動的に行われます。
そのため、多くのユーザーは特別な操作を必要としません。
しかし、更新が適用されていない場合や、企業などで更新を管理している環境では、手動での対策が必要になることもあります。
ここでは、すべてのユーザーが実施すべき基本的な対策から、より確実性を高めるための重要な対策まで、具体的な以下の対応方法を解説します。
- 基本対策:Windows Updateを最新の状態に保つ
- 重要な対策:PCメーカー提供のBIOS/UEFIファームウェアを更新する
基本対策:Windows Updateを最新の状態に保つ
最も簡単かつ効果的な対策は、WindowsUpdateを利用してPCを常に最新の状態に維持することです。
Microsoftは、この問題に対応するための更新プログラムをすでに配布しています。
これらの更新プログラムには、古い証明書を無効化し、新しい証明書を追加する処理が含まれています。
| Windows Updateを実行する手順 |
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定期的に更新を確認する習慣をつけておくことが重要です。
重要な対策:PCメーカー提供のBIOS/UEFIファームウェアを更新する
WindowsUpdateに加えて、PCの土台となるBIOS/UEFIファームウェアの更新も非常に重要です。
ファームウェアはPCのハードウェアを制御する基本的なプログラムであり、セキュアブート機能の根幹を担っています。
PCメーカーの公式サイト(サポートページ)から、お使いのモデルに対応する最新のBIOS/UEFIアップデートがないか確認し、提供されていれば適用してください。
特に、長期間オフラインで使用していたPCや、手動で更新を管理している環境では、OSとファームウェアの両方を最新の状態にすることが不可欠です。
PCホスピタルではセキュアブート証明書の期限切れで発生する可能性がある以下トラブルで依頼いただき、解決してきた実績もあります。
解決事例 HPノートPCにBitLocker表示の解決とお客さまの感想
「設定した覚えがないのに回復キーを求められた」
キー完全不明の深刻なシステム不良もOS再インストールで復旧
突然BitLocker回復画面が表示され起動しなくなったHP製ノートPCの事例です。部品に異常はなくシステム不良と判明しましたが、回復キーが完全不明な状態。ご了承のもと強制初期化(OSクリーンインストール)を行い、再び正常に動くよう復旧いたしました。
- 症状:起動時に青いBitLocker画面が表示され、48桁の回復キーが不明
- 原因:Windows初期設定時の自動暗号化、およびシステム不良の発生
- 結果:OSクリーンインストールとWindowsアップデートを適用し正常化
「当トラブルが画面に出て起動できなかったので途方に暮れたが早く解決していただいて本当に感謝しています。」
※同類の「BitLocker表示トラブル」を解決した際にお寄せいただいた感想です。
※BitLockerがオンの状態で回復キーがわからないと、データの取り出しは極めて困難です。完全に手遅れになって初期化しか手がない状態になる前に、まずは一度プロにご相談ください。
証明書を更新しないとどうなる?放置した場合に起こりうるセキュリティリスク

証明書の更新をせずに放置した場合でも、2026年に直ちにPCが起動しなくなるわけではありません。
しかし、将来的ないくつかの深刻なセキュリティリスクに直面する可能性があります。
まず、新しいOSのメジャーアップデートや、新しいハードウェアを認識させるためのドライバーが、古い証明書では署名検証に失敗し、インストールできなくなる恐れがあります。
最終的には、OSが起動しなくなる事態も想定されます。
また、対策としてセキュアブートを無効にすることも考えられますが、これはマルウェア感染のリスクを大幅に高めるため推奨されません。
結果的に、PCの安全性を損なう無効化以外の選択肢がなくなる可能性があります。
PCホスピタルではセキュアブート証明書の期限切れで発生する可能性がある以下トラブルで依頼いただき、解決してきた実績もあります。
解決事例 Windows Update後に起動しないNEC製ノートPCのデータ修復とお客様の感想
「更新プログラム適用後に急に起動しなくなった」
自動・手動を問わず起きるシステム整合性エラーを初期化せずクリア
Windows Update後にシステムが破損し、正常起動しなくなったNEC製ノートPCの事例です。強制終了の連発は初期化(データ消失)のリスクを高めるため危険。診断後、お客様の大切なデータはすべて保護した状態で、コマンドプロンプトを用いて破損したシステムファイルを安全に当日復旧いたしました。
- 症状:Windows Update後に「更新が進行中です」等の画面から進まない、起動しない
- 原因:プログラムの書き込み不具合、または整合性エラーに起因するWindowsシステムファイルの破損
- 結果:初期化を回避したブート領域のシステム復元コマンド修復により、安全に当日復旧完了
「大変早く直していただきありがとうございました。又、お世話になります。よろしく!」
※同類の「Windows Update・システム起動トラブル」を解決した際にお寄せいただいた感想です。
※Windows Updateに起因するシステムファイル破損は、誤ったコマンド入力や無理な強制終了を重ねることでデータ喪失の危険性が跳ね上がります。大切な写真やビジネス書類を残したまま安全に復旧させたい場合は、無理をせずプロのシステム修復にお任せください。
Windows 10とWindows 11で異なる影響と注意すべきポイント

この問題の基本的な影響はWindows 10とWindows 11で共通していますが、注意すべき点には違いがあります。
特にWindows 11は、システム要件としてセキュアブートが有効であることを必須としています。
そのため、証明書が更新されず、将来的にブートローダーの検証に失敗するようになると、OSの起動やアップデートに深刻な支障をきたす可能性がWindows 10よりも高いと考えられます。
また、Linuxなどの他のOSとデュアルブート環境を構築している場合、Windows側のブートローダーの証明書が無効になると、Linuxの起動にも影響が及ぶ可能性があるため注意が必要です。
PCホスピタルではセキュアブート証明書の期限切れで発生する可能性がある以下トラブルで依頼いただき、解決してきた実績もあります。
解決事例 Windows Update後にメーカーロゴで止まるMouse製ノートPCの復旧とお客様の感想
「起動してもロゴマークから先に進まない」
OSアップデートと古い内部システムの衝突を初期化なしでスピード解決
Windows Update後にメーカーロゴ画面でフリーズするMouse製ノートPCの事例です。診断の結果、古い基盤システム(BIOS)と新しい更新プログラムの競合が原因と判明。お客様のデータを厳重に保護した上で最新BIOSへアップデートを行い、初期化することなく安全に正常起動へと復旧いたしました。
- 症状:Windows Update直後から起動エラーになり、メーカーロゴ画面でフリーズして動かない
- 原因:マザーボード(基盤)のBIOSバージョンが古く、最新のWindowsシステムと競合したため
- 結果:専用ツールを用いたBIOSの安全なファームウェア更新により、データを残したまま当日〜3日で解決
「対処していただいたおかげでパソコンがエラーが起きずに動いています。助かりました。」
※同類の「Windows Update・システム起動トラブル」を解決した際にお寄せいただいた感想です。
※Windowsのアップデート後に発生するロゴフリーズは、内部パーツのプログラム(BIOS)の更新を伴うケースがあり、誤った手順で行うとパソコンが永久に起動しなくなる危険を伴います。大切なデータを消さずに、安全かつ確実に復旧させたい場合はプロにお任せください。
セキュアブート証明書の期限切れに関するよくある質問
ここでは、セキュアブート証明書の期限切れに関して、多くの方が抱える疑問について回答します。
2026年に証明書の期限が切れると、本当にPCが起動できなくなるのですか?
期限が過ぎても即座に起動しなくなることはありません。
WindowsUpdateが適用されていれば証明書は自動で更新されるため、通常は問題ありません。
ただし、更新を怠ると、将来的には新しいOSやソフトウェアが起動できなくなる可能性があります。
自分のPCのセキュアブート証明書が更新済みか、どうすれば確認できますか?
PowerShellコマンドで確認するのが最も確実です。
PowerShellで特定のコマンドを実行し、失効リストに「WindowsUEFICA2023」が含まれていれば更新済みです。
または、Windowsセキュリティアプリで警告が出ていないか確認する簡単な方法もあります。
証明書を手動で更新する必要はありますか?Windows Updateで対応されますか?
通常はWindowsUpdateで自動的に対応されるため、手動更新は不要です。
MicrosoftがWindowsUpdateを通じて更新プログラムを配布しています。
PCを常に最新の状態に保つことが最善の対策です。
ただし、BIOS/UEFIの更新は別途メーカーサイトから行う必要があります。
セキュアブート証明書期限切れならPCホスピタルにお任せください
2026年のセキュアブート証明書期限切れ問題は、PCが突然起動しなくなるというものではありません。
基本的にはWindowsUpdateを適用していれば自動的に対策が完了するため、過度に心配する必要はないでしょう。
重要なのは、自身のPCの更新状況を一度確認し、OSとBIOS/UEFIファームウェアの両方を常に最新の状態に保つことです。
これにより、将来的なセキュリティリスクを回避し、安全にPCを利用し続けることができます。
PCホスピタルはセキュアブート証明書期限切れのサポートに対応しています。お困りの際はぜひご依頼ください。

| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
|---|---|
| 対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国13店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
| 実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績とお客さまの声を当サイト掲載中 |
| 料金 | 基本料金 11,000円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加 |
田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 兼 神戸店 店長)
2017年に日本PCサービス株式会社入社。PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社併設のPCホスピタル 大阪吹田店と神戸店の店長を兼任。
保有資格 パソコン整備士検定 取得




