洗濯機の使い方を見直して、節電&洗濯効率アップを目指そう

「洗濯機のガタガタする音が大きくなった」「洗濯にかかる時間が長くなった気がする」「洋服の汚れや臭いが落ちにくくなった」など、洗濯機の性能が十分に発揮されていないと感じるときはないでしょうか。

洗濯機の正しい使い方を覚えた上で利用すれば、そうしたトラブルを防いで洗濯効率を上げられるほか、電気代や水道代の節約にもつながります。今回は、洗濯機の簡単な手入れの仕方と洗濯機を効率的に使う方法をご紹介します。

時間とお金を節約したい!こんなにかかる洗濯の費用

洗濯の費用

毎日の洗濯で、ご家庭によっては子供の洋服や部活のユニホームなどが山のように積まれ、日に何度も洗濯機を回さないと間に合わないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

洗濯してもいまひとつ汚れが落ちていなかったり、臭いが残っていてもう一度洗ったりする場合、洗濯の効率が悪くなるだけでなく、電気代や水道代が余計にかかってしまいます。仕事や他の家事の忙しい合間をぬって洗濯をするのであれば、できれば効率よく済ませたいところです。

洗濯機には縦型とドラム式の2タイプがあり、それぞれ電気代や水道代は異なります。一般的に、縦型はパルセーター(羽)の回転によって衣類をこすり合わせる「攪拌(かくはん)洗い」、ドラム式はドラムを回転させて上から下に衣類を落とす「たたき洗い」で汚れを落とすタイプの洗濯機です。

あるメーカーの縦型洗濯機(洗濯容量10kg)では、洗濯1回あたりの電気代は約1.7円水道代は約28円かかります。一方、同じメーカーのドラム式洗濯機(洗濯容量11kg)の場合、電気代は約1.9円と縦型よりも若干高くなっていますが、水道代は約20円で済みます。

電気代には大きな差はありませんが、水道代はドラム式の方が縦型よりも8円割安です。毎日洗濯すれば大きな差が生まれるため、節水したい場合はドラム式洗濯機への買い替えも一つの手です。

それでも、1日1回ドラム式洗濯機を回すと仮定した場合、1カ月(30日間)にかかる洗濯機の電気代は約60円、水道代は約600円、1年の電気代は約720円、水道代は約7,200円かかります。日に何度か洗濯機を回すのであれば、さらに出費が増えます。

洗濯機は決して安いものではなく、すぐに新しい製品と買い換えるわけにはいきません。「洗濯機を正しく設置し、定期的なお手入れを欠かせないこと」「節電・節水につながる効率の良い方法を理解すること」の2点が大切です。

洗濯機の正しい設置とお手入れ

洗濯機は水平に置いて使う

洗濯機の正しい設置とお手入れ

洗濯機のガタガタとする振動音が大きくなると、ご近所の迷惑になります。空いた時間でさっと洗濯するというのも難しくなるかもしれません。洗濯の時間が長くなれば、自分の時間も取られてしまい、その分の電気代もかかってしまいます。

もし、洗濯機の振動が大きくガタガタと異常な音がする場合は、洗濯機自体が水平に置かれていないことが考えられます。洗濯機が傾いていることによって、洗濯槽が効率よく回転せず、汚れが落ちづらくなることがあります。

洗濯機の振動が激しく異常な音がするときは、水平に置かれているか確認してみましょう。傾斜がある場所に洗濯機を設置する際は、洗濯機底面の調整脚を適切な高さに設定してください。

給水・糸くずフィルターを清潔に保つ

洗剤が残ったり汚れが落ちにくかったりする場合、給水フィルターの詰まりが原因となっていることが少なくありません。ネジ式の給水ホースを取り外し、フィルターに不純物があれば取り除きましょう。

給水ホースを外すときは、まず蛇口を閉めて洗濯機の電源を入れて少し稼働させ、中の圧力を抜いてから外してください。何もせずにホースを外してしまうと、ホース内にある水が噴き出してしまいます。

給水フィルターに不純物がたまっていると、給水の水圧が弱くなり、洗濯に時間がかかることもありますので、あわせてチェックしておきましょう。

また、洗濯機内にある糸くずフィルターもこまめにチェックするようにしましょう。糸くずフィルターに糸くずがたまると、洋服に糸くずがついてしまうだけでなく、洗濯機内の水を排出しづらくなります。ぱっと見てゴミがたまっていなくても、少なくとも3日に1回はきれいにしましょう。

節電・時短につながる洗濯のポイント

【ポイント1】お風呂の残り湯を洗濯に活用

節電・時短につながる洗濯

洗濯1回あたりの電気代は平均して約2円と、それほど高くはありません。しかし、洗濯1回の水道代は約20~30円かかるため、積み重なると大変な出費になります。この水道代を抑えるための方法の1つが、お風呂の残り湯の活用です。ぬるま湯を使うことで洗濯物の汚れが落ちやすくなるメリットもあります。

ぬるま湯を使うときの便利なアイテムが、風呂の残り湯をくみ上げて洗濯用のお湯として利用するためのバスポンプです。このバスポンプを使えばホースの一方の口を風呂場、もう一方を洗濯機に入れてスイッチを押すだけで、今まで捨てていた残り湯を有効活用できます。バケツでふろの残り湯を運ぶ場合と違って、お湯を床にこぼしたり、洗濯機本体をぬらしたりする心配もありません。洗濯機の機種によっては、元々備えつけられている場合があります。

【ポイント2】洗濯物を詰め込み過ぎない

洗濯物は一度にまとめて洗濯したいものですが、大量の洗濯物を洗濯機に入れて洗濯すると洗濯槽がうまく回転できなくなり、非効率的です。反対に1回の洗濯物が少なすぎると、洗濯機を回すのにかかる電気代が無駄になってしまいます。

適正な洗濯物の量は、最大容量の約80%と言われます。一人暮らしをしていて1回あたりの洗濯物が少ない場合は、2、3日洗濯物をためて一気に洗うと良いでしょう。

【ポイント3】洗濯物は偏らないように入れる

洗濯が終わるまでの時間が長い場合、洗濯物が偏って入っている場合が考えられます。洗濯物が偏ることで、洗濯槽が効率的に回転できなくなってしまうためです。バスタオルのような大きな洗濯物から入れるようにすることで、改善されるケースがあります。

【ポイント4】洗濯機と手洗いを使い分ける

カーテンやじゅうたんなど大きなものは、洗濯機で洗うと他の洗濯物が入らず、何度も洗濯機を回さなくてはなりません。お風呂の残り湯に浸けて踏み洗いするようにすれば、無駄な洗濯機の稼働を抑えられます。下着やハンカチなど毎日使う小さなものは、洗面器などで手洗いすることによって洗濯物の量を減らせます。

【ポイント5】洗濯物を外に干す

洗濯物を外に干す

最近では、乾燥機能のついている洗濯機も増えていますが、節電のためにはなるべく使わないことをおすすめします。省エネが進んでいるとはいえ、乾燥機能を利用すると一定の電気代がかかります。どうしても必要な場合は乾燥時間を短くし、最後は干して乾かすようにしましょう。

また、晴れている日は脱水の時間を減らして外に干すなど、少しずつ洗濯機の稼働時間を減らすことを心がければ、さらに節電することができます。ただし、直射日光を当ててはいけない素材もあるため、干し方や干す場所に気をつけましょう。

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おわりに

洗濯機は日々の心がけ次第で節電、節水をすることが可能です。また、決められた利用法を守り、こまめにお手入れをすることで製品を長持ちさせることができます。洗濯機の使い方を見直し、節電や洗濯効率アップを目指しましょう。

テクニカル九州では、洗濯機の出張修理を承っています。「洗濯機が動かない」「脱水できない」などのトラブルの他、汚れやすい洗濯槽のクリーニングもお任せください。

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