デスクトップパソコンやノートPC、個人情報を守ろう!PCの盗難防止方法

皆さんは、家庭や職場で使用しているパソコンの盗難防止をしているでしょうか?屋内で使用するものだから盗まれることはない、盗むにしても金品などだろうからパソコンは大丈夫、などと思ってはいる方は多くいると思います。

しかし実際には、換金目的でパソコンやタブレットを盗難する事例はたくさんあります。特にノートパソコンなどは持ち運びもしやすく、泥棒から見ればターゲットにしやすいものなのです。パソコンでインターネットを使用する際、ウイルス対策には気を配っても、物理的に盗まれるリスクについてはあまり真剣に考えていない方も多いでしょう。

そこで今回は、デスクトップパソコンやノートPCの盗難防止対策としてどのようなことができるかをご紹介します。

パソコンの中の個人情報を守ろう

パソコンの中の個人情報を守ろう

まず、自分のパソコンが盗まれてしまった場合、どのような事態が起こるかをシミュレーションしてみましょう。

パソコンの中には、自分や家族に関する個人情報がデータとして大量に蓄積されています。最近はECサイトなどの利用でクレジットカードの番号をWeb上で入力することも多く、カード番号や暗証番号などをメモとして保存している方もいるでしょう。また、友人や知人のメールアドレス、その他の情報などもパソコンには入っているため、パソコンが盗まれてしまうと知人・友人にも迷惑をかけることになります。

仕事で使用しているパソコンであれば、取引先の情報、担当者の情報やさまざまな機密情報も含まれているはずです。情報が漏えいすると取引先や関係者にも多大なる迷惑を掛けることになり、自分や会社の信用問題にも発展します。

以上のように、パソコンが盗まれてしまうとどのような事態が想定されるかを理解した上で、盗難防止に努めましょう。

盗難されないための備え

ワイヤーで固定

パソコンを盗難から守るにはいくつかの方法がありますが、一番簡単な方法はワイヤーなどで机に固定し、物理的な移動を不可能にしてしまうことです。ワイヤーでパソコン本体をデスクの脚などにくくり付けるというシンプルな使用法ですが、ダイヤル錠やシリンダ錠が付いているタイプを使えば簡単には取り外しができないため、確実な効果が期待できます。また、すぐには動かせないような重いものにくくり付けた方が、盗難防止には効果があるでしょう。ノートパソコンだけではなく、デスクトップに接続するディスプレイなどにも使えるタイプもあります。

特に、軽量化が進んでいるノートパソコンは持ち運びやすいため、隙があればすぐに盗むことが可能です。カフェでちょっとトイレに立った際に机に放置しておくと、帰ってきたときには盗まれていることも十分考えられるでしょう。

アラートをセット

盗難対策としては、アラート機能が付いているワイヤーも効果的なアイテムです。アラート機能があれば、パソコンにつないだワイヤーが外れたり、切られたりした場合に警告音が鳴り響きます。解除するにはパスワードを入力する必要があるため、盗難しようとした犯人は何もできず逃げ去ることが想像できるでしょう。

外出先でパソコンを使用する場合や、共同オフィスのワークスペースなど、その都度使うデスクが変わる場合などに便利です。もちろん、iPadなどのタブレット機器の場合にも使用できるため、多くの人が出入りする空間でデバイスを使用する場合に活用すると良いでしょう。

また、ソフトウェアをパソコンにインストールしてアラートを利用することも可能です。パソコンの電源ケーブルが抜かれるなど、特定の動作を感知すると警告音を発して警告する仕組みになっているソフトウェアもあります。

盗難されたときのリスクを減らすために

リスクを減らす

上述のように、パソコンを盗難されないようにするためには、物理的に動かせないようにするか、動かそうとすると警告音などを発して威嚇するなどの対策をとることがおすすめです。しかし、不幸にも盗難されてしまった場合に、被害を最小限に抑える対策も考えておく必要があるでしょう。

最初に述べたように、パソコンの中には個人情報を含む重要な情報が多く入っています。パソコン自体を盗まれることよりも、そのような情報を盗まれる方が、ダメージが大きいのです。

そのため、情報を守るために万全を期するには、パソコンが盗難にあったとしても中の情報を見られなくする工夫もしておきましょう。

ログインパスワードを設定する

基本的なことですが、ログインパスワードを設定しておいてください。ノートPCの場合は、ディスプレイを閉じると毎回パスワードを入力する設定にしておきましょう。そのパスワードを頻繁に変更することも重要です。

ハードディスクの暗号化

しかし、実はログインパスワードを設定しただけでは十分とは言えません。確かに、パソコンを普通に起動した場合はパスワードを入力しなければ、中のデータにアクセスできません。しかし、パソコンを分解して内蔵ハードディスクを取り出し、他のデバイスに接続すればデータを見ることができるのです。

そこで取り得る対策の1つは、ハードディスクの暗号化です。ハードディスク全体を暗号化してしまえば、認証パスワードを知らない人はアクセスできなくなるため、たとえ盗難にあっても中の情報を守ることができます。暗号化は専用のソフトウェアなどで行いますが、ハードディスク全体を暗号化するとパソコンのパフォーマンスが低下することもあるため、重要なファイルやフォルダのみを暗号化すると良いでしょう。

データを別の記憶媒体に保存する

また、重要なデータはパソコンの中に保存せず、USBやハードディスクなどの記憶媒体に保存しておくのも1つの手です。データが必要なときにだけ外付けの機器をパソコンに接続し、データを閲覧したり編集したりすればパソコン内部に重要なデータを保管する必要がなく、パソコンが盗難されても被害は最小限に抑えられます。

また、外付けの記録媒体を盗難されることも想定して、パスワードを設定できるUSBやハードディスクを使用するのもおすすめです。そのようなアイテムを使用すれば、データを取り出されることもありません。

データはバックアップをとっておこう

盗難の対策と同時に、パソコンに保存されているデータは必ずバックアップをとっておくようにしましょう。万一パソコンが盗まれてしまうと、そこにあったデータがなくなるため、仕事や日常生活に支障をきたすことになってしまいます。

データのバックアップがあれば、ひとまず仕事はできます。データの種類によってバックアップをとる頻度は異なるかもしれませんが、バックアップデータを準備しておくことはパソコン盗難の被害を最小限に抑えるための重要なポイントです。

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おわりに

パソコンの盗難防止をしておかないと、管理している個人情報や機密情報が流出してしまう危険性があります。個人情報を漏らしてしまうと、公私ともに多くの関係者に迷惑をかける結果となり、大きな被害が出ることもあるでしょう。

会社やカフェなど屋内で使用しているパソコンでも、盗難にあう可能性は十分にあります。パソコン自体に物理的な施錠をしたり、アラーム機能を利用したりするなどの工夫をしておかなければなりません。

また、万一パソコンが盗まれてもデータが流出しないように、ログインパスワードなど基本的な対策をはじめ、パスワード設定が可能なハードディスクやUSBなどの記憶媒体を使用するなどの対策も検討してください。

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