パスキーとは?メリット・デメリットや使い方を例でわかりやすく解説
パスキーは、従来のパスワードに代わる新しいログイン方法です。指紋や顔などの生体認証を使って本人確認を行う仕組みで、より安全かつ簡単にWebサービスへログインできることが特徴です。
近年、フィッシング詐欺や不正ログイン対策として、パスキーの導入が急速に進んでおり、2026年にはYahoo! JAPANをはじめとする大手サービスや金融機関でも、ログイン方法をパスキーへ移行・一本化する動きが本格化しています。今後は、パスワードだけでは利用できないサービスが増えていくと考えられます。
特にパソコンで作業をする方にとっては、セキュリティの向上だけでなく、毎回パスワードを入力する手間を減らせる点も大きなメリットです。一方で、PCやスマートフォンの環境によっては設定や引き継ぎに戸惑うケースも少なくありません。
この記事では、パスキーの基本的な仕組みから使い方、注意点まで、パソコン修理・設定のプロである「PCホスピタル」が、PCユーザーの視点でわかりやすく解説します。
PCホスピタルは年間約10万件のサポート実績(2024年9月~2025年8月当社調べ)、サービス開始22周年の上場企業が運営しています。出張・持込・宅配で全国のパソコン修理・設定・ネット接続トラブルを最短即日で解決。自力で修理が難しい場合は、無理をせずPCホスピタルにお任せください。
パスキーとは?パスワードを使わない新しい認証の仕組みを解説

パスキーとは、スマートフォンやPCなどのデバイスに保存された生体情報(指紋・顔)やPINコードを利用して本人確認を行う、新しい認証の仕組みです。 パスワードのように文字列を記憶・入力する必要がなく、簡単かつ安全にWebサイトやアプリへのログインが可能になります。
この技術は、パスワードレス認証の標準化団体「FIDO(ファイド)アライアンス」が推進する技術規格「FIDO2」に基づいており、デバイスに保存される「秘密鍵」とサービス側の「公開鍵」という2つの鍵を使って強力なセキュリティを実現しています。
パスキーと従来のパスワードの決定的な違い
パスキーとパスワードの決定的な違いは、認証情報がどこでどのように検証されるかにあります。
- 従来のパスワード: 利用者が覚えている文字列をサーバーに送信し、サーバー側で情報が一致するかを検証します。
- パスキー: デバイス内に安全に保管された「秘密鍵」を使い、利用者のデバイス上で認証を行います。
サーバー側には対となる「公開鍵」しか保存されておらず、この2つの鍵で電子署名による検証を行うため、万が一サーバーが攻撃されてもログイン情報が盗まれることはありません。
2026年以降、パスキー対応が本格化している背景

なぜ最近「パスキー」という言葉を耳にする機会が増えているのでしょうか。
2026年現在、フィッシング詐欺や不正ログイン対策の強化を目的として、パスキーをログイン方法として採用するサービスが増えています。特に、多くの人が利用する大手サービスや金融機関では、従来のパスワード認証から、より安全性の高いパスキーへ段階的に移行する動きが進んでいます。
すべてのサービスで今すぐパスキーが必須になるわけではありませんが、今後は「パスワードだけではログインできない」「設定を求められる」といった場面が徐々に増えていくと考えられます。
そのため、仕組みを知っておくだけでも、突然の仕様変更やトラブル時に慌てず対応しやすくなります。一方で、PCやスマートフォンの環境によっては設定が分かりにくいケースもあり、無理に一人で進める必要はありません。
パスキーを利用する3つの大きなメリット

パスキーを利用することには、セキュリティの向上と利便性の両面で大きな利点があります。
- メリット1:フィッシング詐欺などの攻撃に強く安全性が高い
- メリット2:複雑なパスワードを覚える必要がなくなる
- メリット3:指紋や顔認証でスムーズにログインできる
メリット1:フィッシング詐欺などの攻撃に強く安全性が高い
パスキーは、フィッシング詐欺やサーバーへの不正アクセスに対して非常に高い安全性を持っています。利用者はパスワードのように文字列を入力しないため、偽サイトに認証情報を誤って入力して盗まれるリスクがありません。また、PCブラウザで利用する場合も、本物のサイト以外では認証が作動しないため、徹底した防御が可能です。
メリット2:複雑なパスワードを覚える必要がなくなる
サービスごとに複雑なパスワードを作成し、管理する煩わしさから解放されます。多くの人が抱える「パスワードの使い回し」リスクを根本からなくせます。認証情報はPCやスマホの安全な領域に保存されるため、利用者は面倒な管理を意識する必要がなくなります。
メリット3:指紋や顔認証でスムーズにログインできる
Windows 11のPCなら、「Windows Hello(指紋・顔認証)」と連携することで、スマートフォンのロックを解除するのと同じ感覚でログインできます。キーボードで長いパスワードを打ち込む手間が省けるため、ログインプロセスが大幅に短縮され、よりスムーズな操作が実現します。
パスキーを利用する前に知っておきたい注意点(デメリット)

非常に便利な仕組みですが、特にパソコンユーザーが注意すべきポイントが存在します。
- デメリット1:パスキーに対応しているサービスがまだ限られている
- デメリット2:PCの環境によって設定難易度が変わる
- デメリット3:デバイスをすべて紛失・故障するとログイン不能の恐れも
デメリット1:パスキーに対応しているサービスがまだ限られている
2026年現在、対応サービスは拡大していますが、まだすべてのサイトで利用できるわけではありません。当面はパスキーとパスワードを併用する期間が続くと考えられます。
デメリット2:PCの環境によって設定難易度が変わる
指紋センサーや顔認証カメラが搭載されていないデスクトップPCや古いノートPCの場合、「スマートフォンをBluetoothで連携させて鍵にする」といった設定が必要です。このペアリングや設定手順で躓いてしまうケースが多く見られます。
デメリット3:デバイスをすべて紛失・故障するとログイン不能の恐れも
パスキーはデバイスに依存するため、PCが突然故障したり、スマホを同時に失ったりすると問題が生じます。クラウド経由(iCloudやGoogle)での復旧が可能ですが、事前に正しいバックアップ設定が行われていることが前提となります。

| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
|---|---|
| 対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国14店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
| 実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの設定サポート実績とお客さまの声を当サイト掲載中 |
| 料金 | 基本料金 11,000円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加 |
【初心者でも簡単】パスキーの基本的な使い方

パスキーの使い方はシンプルで、最初に「登録」し、次回以降は「認証」するだけです。
- 主要サービスでのパスキー登録(設定)方法
- パスキーを設定したサービスへのログイン方法
主要サービスでのパスキー登録(設定)方法
Google、Amazon、Yahoo! JAPANなどの主要サービスでは、以下の手順で登録します。
| 主要サービスでのパスキー登録(設定)手順 |
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パスキーを設定したサービスへのログイン方法
| パスキーを設定したサービスへのログイン手順 |
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こんな時どうする?パスキーの運用に関する疑問を解決
パスキーの運用に関する疑問についてご説明いたします。
- 機種変更する時のパスキー引き継ぎについて
- スマートフォンを紛失・故障した場合の対処法
- 複数デバイス(PC・スマホ)での同期はできる?
機種変更する時のパスキー引き継ぎについて
同じOS間(iPhoneからiPhoneなど)ならクラウドで自動同期されます。ただし、Windows PCの買い替え時や、異なるOS間での移行では、手動での再設定が必要になる場合があります。
スマートフォンを紛失・故障した場合の対処法
パスキーはiCloudキーチェーンやGoogleパスワードマネージャーに同期されていれば復元可能です。万が一復元できない場合は、サービス側が用意している予備の本人確認手段(SMS認証等)が必要になります。
複数デバイス(PC・スマホ)での同期はできる?
はい、可能です。Apple IDやGoogleアカウントを通じて同期されます。例えば、iPhoneで作成したパスキーは、同じApple IDを使っているMacやiPadでも自動的に利用可能です。
パスキーに関するよくある質問
Q. PCで使う生体情報はサービス側に送られるの?
いいえ、送られません。指紋や顔のデータはPC内の安全なチップの中で暗号化して処理されます。サービス側には「認証成功」という結果だけが届くため、生体情報が漏洩する心配はありません。
Q. 1つのアカウントを家族共用のPCで共有している場合は?
各メンバーが使用するデバイスで、それぞれパスキーを登録すればログイン可能です。ただし、セキュリティ上は個人ごとにアカウントを分けることが推奨されます。
Q. 指紋認証や顔認証センサーがない古いパソコンでもパスキーは使えますか?
A. はい、利用可能です。パソコン自体に生体認証機能がない場合は、お持ちのスマートフォンを「認証器」として利用できます。ログイン時にパソコン画面に表示されるQRコードをスマホで読み取り、スマホ側で指紋や顔認証を行うことで、パソコン側でも安全にログインが完了します。Bluetooth設定などが必要になるため、設定が難しい場合はプロへの相談がおすすめです。
Q. パスキーを設定したら、元のパスワードは削除してもいいの?
A. 多くのサービスでは、パスキーを設定した後もバックアップ手段としてパスワードを残しておくことが可能です。ただし、セキュリティをより高めるために「パスワードによるログインを無効化(パスワードレス化)」できるサービスもあります。完全に削除・無効化する場合は、デバイスの紛失に備えて複数のパスキーを登録しておくか、リカバリー用の電話番号やメールアドレスが最新の状態か必ず確認しましょう。
パスキーの設定でお困りならPCホスピタルへ

2026年、主要なWebサービスや金融機関においてパスキーへの移行・一本化が本格化する中、パスキーはもはや「知っていると便利な機能」から「安全にインターネットを利用するための必須技術」へと変わりつつあります。
パスキーは非常に安全で便利な技術ですが、いざ設定を行うとなると、設定が上手くいかずに悩まれる方も増えています。
「PCホスピタル」では、こうしたパスキーの複雑な設定を専門スタッフがお客様のもとへ伺い、対面で一つひとつ丁寧にご説明しながらサポートいたします。パスワードレス時代の新しいセキュリティ設定に不安を感じた際は、ぜひお気軽にご相談ください。
パソコンのパスキー設定ならPCホスピタルにお任せください
ここまでパスキーについてご説明してきましたが、いかがだったでしょうか。パスキーは今後のセキュリティ対策として重要な技術であり、2026年現在、Yahoo! JAPANなど主要サービスや金融機関を中心に、ログイン方法をパスキーへ移行する動きが進んでいます。
一方で、「設定方法が分からない」というご相談も急増しています。
PCホスピタルでは、パスキーの設定トラブルを専門スタッフが対面で丁寧にサポートいたします。
設定に不安を感じる方や、大切なアカウントを安全に使いたい方は、無理をせずプロにお任せください。全国即日対応で対応しておりますので、まずはお気軽にお電話でご相談ください。

| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
|---|---|
| 対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国14店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
| 実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの設定サポート実績とお客さまの声を当サイト掲載中 |
| 料金 | 基本料金 11,000円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加 |
田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 兼 神戸店 店長)
2017年に日本PCサービス株式会社入社。PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社併設のPCホスピタル 大阪吹田店と神戸店の店長を兼任。
保有資格 パソコン整備士検定 取得




