節電にもつながる!冷蔵庫内の整理収納のポイント

家族でスーパーに行って食品を買い過ぎたり、特売品だからとたくさん買い込んでしまったりという経験はありませんか?

エコへの意識が高まる昨今、省エネ仕様の冷蔵庫を利用している方は少なくないでしょう。省エネ仕様とは言え、中身を詰め込み過ぎてしまっては、省エネ効果を最大限発揮することは難しくなってしまいます。

そこで今回は、冷蔵庫の節電や整理収納についてご紹介します。

冷蔵庫の消費電力はどのくらい?

あまり買い換えずに使い続けることが多い白物家電の中でも、冷蔵庫については、10年経っても同じものを使い続けている方が多いのではないでしょうか。冷蔵庫は常に通電されているため、消費電力が気になりますよね。

平成23年に行われた、経済産業省の「総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会(第17回)」にて配布された資料によると、冷蔵庫は一般家庭の消費電力の14.2%を占めており、第1位となっています。

現在は節電を意識した省エネルギーの冷蔵庫が主流となっていますが、さらなる節電のために何かできることがあれば知りたいところ。冷蔵庫内の整理収納が本当に節電につながるのか、まずは具体的な数値を見ていきましょう。

節電につながる行動と省エネ効果

節電と聞いてまず思い浮かぶのは、コンセントをこまめに抜くということですが、冷蔵庫の場合、中の食品が悪くなってしまうためコンセントを抜くわけにはいきません。冷蔵庫の節電は無理だと思う方もいるかもしれませんね。

しかし、冷蔵庫の開閉時間や回数を減らしたりものを詰め込み過ぎないようにしたり設定温度を調節したりすることで節電につなげることができます。

経済産業省が公開している「家庭の省エネ大事典 2012年版」によると、冷蔵庫を20秒開けた場合と10秒開けた場合では、年間の消費電力に6.10kWh(約130円)の差があり、また、開閉回数を少なくすることで年間10.40kWh(約230円)の節電効果があるとされています。

ものを詰め込み過ぎずに余裕を持って収納すれば、年間で43.84kWh(約960円)の省エネ効果が見込めますし、さらに設定温度を「強」から「中」に変えるだけで年間61.72kWh(約1,360円)の節約となるようです。

他にも、壁からの間隔を適切にして設置することで年間45.08kWh(約990円)の節電になるなど、冷蔵庫の節電方法は意外と多くあることが分かります。これらの省エネ行動をすべて実施すると、年間167.14kWh(約3,670円)の節電効果が見込めることになるため、例えば10年間続けると1671.4kWh(約36,700円)もの節約ができるということです。決して小さな数字ではないと思いませんか?

しかし、実際の設置環境を考えると、壁から適切な間隔を取ることが困難だったり、家族が多くて開閉の回数を減らすことが難しかったり、さまざまな問題がありますよね。それらの問題をすべて解決することはできないかもしれませんが、工夫次第で節電につなげられる可能性はあります。キーワードは「整理収納」です。

冷蔵庫内の整理収納を節電につなげよう!

詰め込み過ぎは厳禁

冷蔵庫の節電において1つの肝となるのが「整理収納」です。これはあふれんばかりの食品を収納術で詰め込むという意味ではなく、そもそも食品を詰め込み過ぎないということを示します。

食品を詰め込み過ぎると、冷蔵庫内に流れる冷気が循環しにくくなるため、設定温度を下げてしまいがちです。また、奥が見えないため、手前のものを外に出しながら探すことになり、扉を開けている時間が長くなることも考えられます。その結果、冷蔵庫内が外気温でどんどん温まるため、夏場などは特にそうですが、衛生的にも良いとは言えない環境ができてしまいます。

家族の人数や消費量を考えた上で、冷蔵庫の容量に合わせた適切な量の食品を買うことが、節電への第一歩となるでしょう。

開閉時間が短縮できる工夫をしよう

扉を開けたら何かが落ちてくるほどの過度な詰め込みは厳禁ですが、冷蔵庫の棚にぎっしりと並べる程度であれば、適度な温度設定で使用できることでしょう。そうなると、省エネ行動としては開閉時間の短縮を目指す工夫が考えられます。

例えば、奥のものが見えやすいように、プラスチックの容器などを使って収納するのはいかがでしょうか。ワサビやしょうがなどのチューブ類は、薄型の容器を使ってまとめて収納しておけば迷子になることもありません。食べ残しのおかずも、適切なサイズの容器に入れて手前に収納しておけばすぐに取り出せるため、扉の開閉にかかる時間は短く済みますね。

見た目と実用性を意識した収納を目指そう

また、常温保存可能なものはできる限り常温で保存するようにしましょう。何でも冷蔵庫に詰め込むのではなく、必要なものだけを整理して収納する意識が大切です。

ただし、常温保存しがちなミックス粉などの粉ものの一部は、カビやダニが発生する危険性があるため、冷蔵庫に保存しておくと良いとされています。密閉できる袋や容器に入れましょう。この際も、重ねて収納すると下に何があるか忘れやすいため、トレーなどを利用してうまく仕切りながら保存しておくことがおすすめです。冷蔵庫内の見た目がスッキリすることで悩む時間が減りますし、トレーごと取り出して冷蔵庫の開閉時間を短縮することもできます。

整理収納を日常にしよう

冷蔵庫内の収納は容量の7割が目安とされ、奥の壁が見える程度の収納量が適切と言われています。冷蔵庫内に冷気を循環させるために、冷気の吹き出し口の前には大きなものを置かないように気をつけましょう。また、熱い料理は冷ましてから収納するなど、冷蔵庫内の温度を上げないような工夫も必要です。

常時買い足すものは収納場所を決めたり、透明でない容器にはラベルを貼ったり、日頃から整理しつつ利用することで料理の時短にも節電にもなります。他人に見せたくなる、すてきな冷蔵庫を目指せると良いですね。

冷凍庫には隙間なく詰め込もう

冷凍庫も冷蔵庫内と同じように、詰め込み過ぎず、冷気が通りやすい適度な空間を作って……と考えてしまいそうですが、実は冷凍庫は食品を詰め込んだ方が節電につながると言われています。隙間なく収納されていることで凍った食品同士が互いに冷やし合うためです。

人数が多い家庭などで、冷蔵庫に入り切らないほどの食品が必要な場合は、冷凍食品などにもうまく分散させて買うようにすると良いかもしれません。冷凍庫内のあいたスペースに保冷剤を入れておくと、急な停電の際などに冷凍庫内の温度上昇を防ぐこともできますね。

炊きたてのごはんなどを冷凍する場合はすぐに冷凍庫に入れず、十分に冷ましてから入れるようにしましょう。また、少しだけ余った冷凍食品がいくつもある場合は、小さめの容器にまとめて入れておくとすぐに使いやすく便利です。当然ですが、開閉の回数や時間を減らした方が節電につながります。冷蔵庫同様、必要な食品がすぐに取り出せるようにしておくと便利でしょう。

おわりに

冷蔵庫はさまざまな家電製品の中でも特に使用頻度が高く、現代の私たちの生活には必要不可欠なものと言えます。愛着のある家電製品だからこそ大切に使いたいものです。

冷蔵庫内の整理収納を工夫すれば本体への負荷を減らせて、さらに節電や食品ロスの防止にもつながるため、「やって損することはない」と言えるのではないでしょうか。冷蔵庫を使う際には、今回ご紹介した整理収納のポイントをぜひ思い返して、実践してみてください。

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