0x800CCC90エラーの原因と対処法
Outlookなどのメールソフトでメールを送受信しようとした際に、エラーコード「0x800CCC90」が表示されることがあります。
このエラーは、主にメールサーバーへのログイン情報や設定に誤りがある場合に発生するものです。
この記事では、Outlookで表示される0x800CCC90エラーの主な原因を解説し、初心者でも試せる具体的な解決手順を紹介します。
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メール送受信時に表示されるエラーコード「0x800CCC90」とは?

エラーコード「0x800CCC90」は、メールソフトが受信メールサーバー(POP3サーバー)へ正しくログインできなかったことを示すエラーメッセージです。
ユーザー名やパスワードの入力ミス、サーバー設定の誤り、セキュリティソフトによる通信ブロックなど、さまざまな原因が考えられます。
まずは原因を特定するために、基本的な設定から確認していくことが解決への近道となります。
0x800CCC90エラーが発生する主な5つの原因
エラーコード「0x800CCC90」が表示される背景には、いくつかの典型的な原因が存在します。
単純な入力ミスから、セキュリティソフトの干渉、さらには契約しているプロバイダ側の問題まで多岐にわたります。
以下に、このエラーを引き起こす代表的な5つの原因を解説しますので、ご自身の状況と照らし合わせて確認してください。
- 原因1:メールアカウントのユーザー名やパスワード情報が正しくない
- 原因2:サーバー設定(ポート番号など)に誤りがある
- 原因3:セキュリティソフトがメール通信をブロックしている
- 原因4:複数の端末から同時にメールサーバーへアクセスしている
- 原因5:契約プロバイダのメールサーバー側で障害が発生している
原因1:メールアカウントのユーザー名やパスワード情報が正しくない
最も多く見られる原因は、メールアカウントのユーザー名(アカウント名)やパスワードの入力ミスです。
大文字と小文字の区別、全角と半角の違い、不要なスペースの混入などが考えられます。
また、最近パスワードを変更した場合、メールソフトに保存されている情報が古いままになっている可能性もあります。
同様のログイン情報エラーとして、「0x800CCC92(パスワード拒否)」が表示されるケースも多く見られます。
原因2:サーバー設定(ポート番号など)に誤りがある

メールの送受信には、受信サーバー(POP3)と送信サーバー(SMTP)のポート番号を正しく設定する必要があります。
契約しているプロバイダから指定されたポート番号と、メールソフトに設定されている番号が異なっていると、サーバーに接続できずエラーが発生します。
また、暗号化(SSL/TLS)の有無など、セキュリティに関する設定がプロバイダの要件と一致していない場合も原因となります。
原因3:セキュリティソフトがメール通信をブロックしている
ウイルス対策ソフトやファイアウォールが、メールソフトの通信を不正なアクセスと誤認し、ブロックしてしまうことがあります。
特に、セキュリティソフトのアップデート後や、設定を変更したタイミングでエラーが発生するようになった場合は、この原因が疑われます。
メールスキャン機能や迷惑メール対策機能が、意図せず通信を遮断しているケースも少なくありません。
原因4:複数の端末から同時にメールサーバーへアクセスしている
パソコンとスマートフォンなど、複数の端末で同じメールアカウントを使用している場合、短い間隔で同時にメールサーバーへアクセスしようとすると、サーバー側で一時的にアクセスが拒否されることがあります。
これは、POPプロトコルの「一つの接続が終わるまでサーバーをロックする」という仕様によるもので、同時接続に制限がある場合に発生しやすい現象です。この状態になると、他の端末からの接続が一定時間遮断されるため、エラーが表示されます。
原因5:契約プロバイダのメールサーバー側で障害が発生している
自分自身のパソコンやソフトの設定に問題がなくても、利用しているインターネットサービスプロバイダのメールサーバー側で、メンテナンスやシステム障害が発生している可能性も考えられます。
この場合、ユーザー側で対処できることはなく、プロバイダ側の復旧を待つ必要があります。
特定の時間帯だけエラーが頻発するなどの場合は、障害の可能性も視野に入れましょう。

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今すぐ試せる!0x800CCC90エラーの基本的な解決手順
エラーの原因が多岐にわたるため、まずは誰でも簡単に試せる基本的な解決策から順番に実行していくことが重要です。
アカウント情報の再確認といった単純な作業から、セキュリティソフトの設定見直しまで、原因の切り分けをしながら一つずつ丁寧に進めていきましょう。
以下の5つのステップで、問題が解決するかどうかを確認してください。
- ステップ1:メールアカウントのログイン情報を再入力する
- ステップ2:メールサーバーのポート番号と暗号化設定を見直す
- ステップ3:ウイルス対策ソフトやファイアウォールを一時的に無効化する
- ステップ4:メールソフトの自動受信間隔を長く設定し直す
- ステップ5:契約プロバイダの公式サイトで障害情報を確認する
ステップ1:メールアカウントのログイン情報を再入力する

まず、メールソフトのアカウント設定画面を開き、ユーザー名とパスワードを正確に入力し直してください。
コピー&ペーストはせず、一文字ずつ手で入力するのが確実です。
特に、見た目が似ている文字(「l」と「1」、「O」と「0」など)や、全角・半角の違いに注意しましょう。
入力後、設定を保存して再度メールの送受信を試みます。
ステップ2:メールサーバーのポート番号と暗号化設定を見直す

契約しているプロバイダの公式サイトやサポートページで、正しいメールサーバー設定情報を確認します。
確認すべき項目は、受信メールサーバー(POP3)名、送信メールサーバー(SMTP)名、それぞれのポート番号、そしてSSL/TLSなどの暗号化設定です。
確認した情報をもとに、メールソフトのアカウント設定画面で、情報が完全に一致しているかを見直し、異なっていれば修正します。
ステップ3:ウイルス対策ソフトやファイアウォールを一時的に無効化する
セキュリティリスクを理解した上で、自己責任でウイルス対策ソフトやファイアウォールの機能を一時的に停止させます。
この状態でメールの送受信が正常に行えるか確認してください。
もしエラーが解消された場合は、セキュリティソフトが原因である可能性が高いです。
その際は、セキュリティソフトの設定画面で、メールソフト(Outlookなど)の通信を許可する例外設定を追加する必要があります。
ステップ4:メールソフトの自動受信間隔を長く設定し直す
複数の端末でメールを受信している場合、メールソフトが新着メールをチェックする間隔を長く設定することで、同時アクセスの競合を避けられる場合があります。
例えば、Outlookでは「送受信」タブの「送受信グループ」から設定を変更できます。
現在の設定が5分など短い間隔になっている場合は、15分や30分など、より長い時間に設定し直して様子を見ましょう。
ステップ5:契約プロバイダの公式サイトで障害情報を確認する
ここまでの手順で解決しない場合、利用しているインターネットサービスプロバイダの公式サイトにアクセスし、「障害・メンテナンス情報」のページを確認します。
もしメールサーバーに関する障害情報が掲載されていれば、それが原因です。
この場合はユーザー側でできることはないため、プロバイダによる復旧作業が終わるまで待つしかありません。
基本的な手順で解決しない場合に試す対処法
基本的な解決手順をすべて試してもエラーが解消されない場合、メールソフトの設定ファイルやプロファイル自体に何らかの問題が発生している可能性があります。
ここでは、より根本的な解決策として、アカウントの再設定や新しいプロファイルの作成といった、少し踏み込んだ対処法を2つ紹介します。
- お使いのメールアカウントを一度削除して再設定する
- Outlookで新しいプロファイルを作成しアカウントを再設定する
お使いのメールアカウントを一度削除して再設定する
メールソフトに保存されているアカウント設定情報が破損している可能性があります。
この場合、一度アカウントを削除し、最初から設定し直すことで問題が解決することがあります。
ただし、POP設定で「サーバーにメッセージのコピーを置く」設定を有効にしていない場合、アカウントを削除すると受信済みのメールデータがパソコン内から完全に消えてしまう恐れがあります。 作業前に、必ず重要なメールや連絡先のバックアップを取ってください。
Outlookで新しいプロファイルを作成しアカウントを再設定する
Outlookでは、「プロファイル」という単位でアカウント情報や設定を管理しています。
このプロファイル自体が破損していると、アカウントを再設定してもエラーが解消されないことがあります。
その際は、コントロールパネルの「メール」設定から新しいプロファイルを作成し、そちらにメールアカウントを新規に設定し直す方法が有効です。
新しいプロファイルで正常に送受信できれば、古いプロファイルが原因だったと特定できます。
エラーコード0x800CCC90に関するよくある質問
ここでは、エラーコード0x800CCC90に関して、ユーザーから寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。
同様の疑問を抱えている場合は、解決のヒントとして参考にしてください。
複数のパソコンで同じメールアドレスを使うとエラーは発生しやすくなりますか?
はい、発生しやすくなります。
POPサーバーへの同時アクセスがエラーの原因となるため、複数の端末で短い間隔でメールを受信しようとすると競合が起こります。
対策として、各端末の自動受信間隔を15分以上に設定し、タイミングをずらすことが有効です。
パスワードは正しいはずなのにエラーが解消されないのはなぜですか?
パスワード以外に原因があると考えられます。
サーバーのポート番号や暗号化設定の誤り、セキュリティソフトによる通信ブロック、プロバイダ側のサーバー障害などが主な原因です。
この記事で紹介した基本的な解決手順を、もう一度最初から見直してみてください。
エラーコードの末尾に「S」が付くなど、類似のエラーも同じ原因ですか?
はい、ほぼ同じ原因です。特にSSL/TLSといった暗号化通信の設定に関連している可能性が高いです。
エラーメッセージに「SSL」や「暗号化」という言葉が含まれる場合は、ログイン情報に加えて、メールアカウント設定内のポート番号や「このサーバーは暗号化された接続(SSL/TLS)が必要」の項目を重点的に確認してください。
プロに「0x800CCC90」トラブルのサポートを依頼するのも対処法

エラーコード「0x800CCC90」は、主に受信メールサーバーへのログイン失敗を示すもので、その原因はアカウント情報の間違い、サーバー設定の誤り、セキュリティソフトの干渉など多岐にわたります。
まずは、ログイン情報の再入力やポート番号の確認といった基本的な手順から試すことが重要です。
それでも解決しない場合は、アカウントの再設定やプロファイルの新規作成といった対処法を検討します。
本記事で紹介した手順に沿って一つずつ確認することで、問題解決につながる可能性が高まります。
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メールエラー「0x800CCC90」は、単純な入力ミスから複雑な設定不備まで原因が多岐にわたります。本記事の手順を試しても改善しない場合、内部ファイルの破損やネットワーク環境のトラブルなど、個人での特定が難しい問題が潜んでいるかもしれません。
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田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 兼 神戸店 店長)
2017年に日本PCサービス株式会社入社。PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社併設のPCホスピタル 大阪吹田店と神戸店の店長を兼任。
保有資格 パソコン整備士検定 取得




