「Your device ran into a problem」の原因|Windows 11で起動しない時の対処法
Windows 11を搭載したパソコンで「Your device ran into a problem」というエラーが表示された場合、システムに何らかの深刻な問題が発生したことを示しています。
このエラーの主な原因は、システムファイルの破損、ドライバーの不具合、ハードウェアの故障など多岐にわたります。
この記事では、突然このエラーに遭遇した際の具体的な対処法を、初心者にも分かりやすく解説します。
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「Your device ran into a problem」とは?突然表示されるブルースクリーンの正体

「Your device ran into a problem and needs to restart」とは、Windowsに予期せぬエラーが発生し、システムを保護するために停止した状態を意味します。
この青い画面は通称「ブルースクリーン」と呼ばれ、Windowsが正常な動作を継続できなくなった際に表示されます。
画面には問題解決の手がかりとなるQRコードや「停止コード」が記載されていることが多く、原因を特定するための重要な情報源となります。
まず試したい!エラー発生時にすぐできる初期対応3選
深刻なエラーに見えますが、単純な原因で解決することも少なくありません。
本格的な修復作業に入る前に、まずは誰でも簡単に試せる3つの初期対応を確認しましょう。
これらの手順を実行するだけで、パソコンが正常に起動する可能性があります。
- 対処法1:接続している周辺機器をすべて取り外す
- 対処法2:パソコン内部の不要な電気を完全に放電する
- 対処法3:エラーが表示されても強制的に再起動を試みる
対処法1:接続している周辺機器をすべて取り外す
パソコンに接続しているUSBメモリ、外付けハードディスク、プリンター、Webカメラなどの周辺機器が、エラーの原因となっている場合があります。
特に新しく接続した機器がある場合は注意が必要です。
一度電源を切り、マウスとキーボード以外のすべての周辺機器を取り外した状態で、再度パソコンの起動を試してみてください。
対処法2:パソコン内部の不要な電気を完全に放電する
パソコンの内部に不要な電気が溜まる「帯電」が、動作を不安定にさせる原因になることがあります。
デスクトップPCの場合は電源ケーブルをコンセントから抜き、ノートパソコン(ノートPC)の場合は電源ケーブルとバッテリーを取り外した状態で、電源ボタンを数回押してから数分間放置してください。
この放電作業により、一時的な不具合が解消されることがあります。
対処法3:エラーが表示されても強制的に再起動を試みる
エラー画面が表示された後、自動で再起動がかからない、あるいはフリーズしてしまった場合は、強制的に再起動を試みてください。
電源ボタンを10秒以上長押しすると、パソコンは強制的にシャットダウンします。
その後、数分待ってから再度電源ボタンを押し、正常に起動するか確認します。
一時的なソフトウェアの不具合であれば、この強制再起動だけで解決することがあります。
エラーが起きたのはなぜ?考えられる主な原因を特定する方法

初期対応で解決しない場合、エラーがなぜ起きたのか、その原因を特定する必要があります。
原因はソフトウェアとハードウェアの二つに大別されます。
PCの起動時やスリープからの復帰時、あるいは負荷がかかり本体に熱がこもっている時など、発生した状況も原因を推測する上で重要な手がかりです。
- 原因の切り分け1:システムファイルやドライバーといったソフトウェアの問題
- 原因の切り分け2:メモリやストレージなど物理的なハードウェアの故障
- 原因の切り分け3:画面に表示されるStop code(停止コード)から原因を推測する
原因の切り分け1:システムファイルやドライバーといったソフトウェアの問題
ソフトウェアに起因する問題は多岐にわたります。
例えば、WindowsUpdateの更新プログラムに不具合があった、新しくインストールしたアプリケーションがシステムと競合している、周辺機器のドライバーが古い、またはウイルスに感染してシステムファイルが破損した、といった可能性が考えられます。
最近行ったPCの設定変更やインストール作業が引き金になっていないか確認することも重要です。
原因の切り分け2:メモリやストレージなど物理的なハードウェアの故障
物理的な部品の故障も、ブルースクリーンの一般的な原因です。
特に、データの一時的な記憶領域であるメモリ(RAM)の接触不良や故障は、動作を不安定にさせる代表的な要因です。
その他、Windowsがインストールされているストレージ(SSD/HDD)の劣化や、PCの基盤であるマザーボードの不具合などが考えられます。
こうした物理的な故障(MemoryErrorなど)は、経年劣化や衝撃によって発生します。
原因の切り分け3:画面に表示されるStop code(停止コード)から原因を推測する
ブルースクリーンには、「Stop code」としてエラーの原因を示すコードが表示されています。
このcodeは、問題解決のための最も直接的な手がかりです。
例えば「WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR」はハードウェアの故障、「0xc000021a」はシステムファイルの重大な問題を示唆しています。
表示された停止コード(code)を検索することで、より具体的な原因と対処法を絞り込めます。

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Windowsが起動しない・再起動を繰り返す場合の具体的な修復手順

初期対応で改善せず、Windowsが起動しない、またはエラー画面と再起動を何度も繰り返すループ状態に陥った場合は、より踏み込んだ修復作業が必要です。
ここでは、Windowsの修復機能を使った具体的な対策と解決手順を段階的に解説します。
これらの操作は、Windowsが正常に起動しない状態からでも実行可能です。
- ステップ1:最小限の機能で起動する「セーフモード」を試す
- ステップ2:コマンドプロンプトでシステムファイルの破損を修復する(sfc)
- ステップ3:コマンドプロンプトでディスクのエラーをチェックし修復する(chkdsk)
- ステップ4:問題が起きる前の時点にPCの状態を復元する
- ステップ5:Windows Update後に問題が出たなら更新プログラムを削除する
ステップ1:最小限の機能で起動する「セーフモード」を試す
セーフモードは、Windowsを必要最小限のシステムファイルとドライバーだけで起動する診断用の動作モードです。
もしセーフモードで正常に起動できるなら、エラーの原因は後から追加したソフトウェアや特定のドライバーにある可能性が高いと判断できます。
起動しない状態が3回続くと自動的に表示される「自動修復」画面から、セーフモードでの起動を試みてください。
ステップ2:コマンドプロンプトでシステムファイルの破損を修復する(sfc)
Windowsの重要なシステムファイルが破損していると、OSは正常に起動できません。
これを修復するために、システムファイルチェッカー(sfc)というツールを使用します。
回復オプションからコマンドプロンプトを起動し、「sfc/scannow」と入力して実行してください。
このコマンドはシステム全体をスキャンし、破損したファイルを見つけて正常なファイルに置き換える働きをします。
ステップ3:コマンドプロンプトでディスクのエラーをチェックし修復する(chkdsk)
システムファイルの修復で問題が解決しない場合、次はストレージ自体に問題がないかを確認します。
コマンドプロンプトで「chkdsk c: /f」と入力し、実行してください。
このコマンドは、ディスクのエラーをチェックし、問題が見つかった場合に自動で修復を試みます。
処理には時間がかかることがあり、完了後はイベントビューアーで結果のログを確認できます。
ステップ4:問題が起きる前の時点にPCの状態を復元する
「システムの復元」機能を利用すると、パソコンのシステム設定を、問題が発生する以前の特定の時点(復元ポイント)の状態に戻すことができます。
ドライバーのインストールやWindowsUpdateなど、特定のアクションが原因でエラーが発生した場合に有効な手段です。
この操作は個人用ファイル(ドキュメントや写真など)には影響を与えませんが、復元ポイント作成後にインストールしたアプリケーションは削除されます。
ステップ5:Windows Update後に問題が出たなら更新プログラムを削除する
WindowsUpdateを適用した直後からブルースクリーンが頻発するようになった場合、その更新プログラム自体に問題がある可能性があります。
回復環境のオプションから「更新プログラムのアンインストール」を選択し、「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」または「最新の機能更新プログラムをアンインストールする」を実行してください。
将来のアップデートでも同様のトラブルが起こる可能性はあります。
上記の方法で解決しない場合の最終手段

これまで紹介したすべての修復手順を試しても問題が解決しない場合、残された手段は限られます。
OSの根本的な問題を解消するための「初期化」、あるいはハードウェアの物理的な故障を修理するという選択肢を検討する必要があります。
- 最終手段1:個人用ファイルを残したままWindowsを初期状態に戻す
- 最終手段2:すべてのデータを消去してWindowsを再インストールする
最終手段1:個人用ファイルを残したままWindowsを初期状態に戻す
Windowsには、PCを初期状態に戻すリカバリー機能が備わっています。
「個人用ファイルを保持する」オプションを選択すれば、自分で作成したドキュメントや写真などのデータを残したまま、Windowsのシステム部分だけをリセットできます。
インストールしたアプリケーションや各種設定はすべて削除されますが、データを維持したままOSをクリーンな状態にできる有効な手段です。
最終手段2:すべてのデータを消去してWindowsを再インストールする
最も強力な解決策が、すべてのデータを消去してWindowsをクリーンインストールすることです。
「このPCを初期状態に戻す」で「すべて削除する」を選ぶか、別途作成したインストールメディアを使用して、Windowsを完全に再インストールします。
これにより、PCは工場出荷時と同じ状態に戻り、ソフトウェアに起因する問題はほぼ解消されますが、すべてのデータが失われるため、実行前には必ずバックアップが必要です。
今後のトラブルを防ぐ!ブルースクリーンの再発防止策
一度ブルースクリーンから復旧できても、再発の不安は残ります。
日頃から適切なメンテナンスを心がけることで、突然のトラブルに見舞われるリスクを大幅に減らすことができます。
Microsoftが提供する診断ツールなどを活用し、安定したPC環境を維持しましょう。
- 予防策1:万が一に備えてデータのバックアップを定期的に作成する
- 予防策2:デバイスドライバーを常に最新バージョンへ更新しておく
- 予防策3:メモリ診断ツールでハードウェアの問題をチェックする
予防策1:万が一に備えてデータのバックアップを定期的に作成する
最も重要な再発防止策は、データの定期的なバックアップです。
Windows標準のバックアップ機能を利用して外付けHDDにシステムイメージと個人用ファイルを保存したり、OneDriveなどのクラウドストレージを活用したりする方法があります。
万が一、PCが起動しなくなっても、大切なデータさえ守られていれば、被害を最小限に抑えられます。
予防策2:デバイスドライバーを常に最新バージョンへ更新しておく
デバイスドライバーの不具合は、ブルースクリーンの一般的な原因の一つです。
特にグラフィックボードやネットワークアダプターなど、重要なコンポーネントのドライバーは、メーカーのウェブサイトで定期的に新しいバージョンが公開されていないか確認しましょう。
Windows11では、WindowsUpdateを通じて多くのドライバーが自動的に更新されますが、手動での確認も重要です。
予防策3:メモリ診断ツールでハードウェアの問題をチェックする
メモリの不具合が疑われる場合は、Windowsに標準で搭載されている「Windowsメモリ診断」ツールを実行しましょう。
スタートメニューで検索してツールを起動すると、次回のPC再起動時に自動でメモリテストが開始されます。
この診断でエラーが検出された場合は、メモリの接触不良をチェックするか、物理的な交換を検討する必要があります。
「Your device ran into a problem」に関するよくある質問
このエラーに関して、多くのユーザーが抱く共通の疑問と、それに対する簡潔な回答をまとめました。
突然のトラブルに見舞われた際の参考にしてください。
エラー画面が表示されたままフリーズして動かないのですが…
電源ボタンを10秒以上長押しして強制的にシャットダウンしてください。
その後、接続している周辺機器をすべて取り外し、数分待ってから再度電源を入れると起動することがあります。
再起動後に黒い画面のまま進まない場合も、同様の対処法を試す価値があります。
このエラーが発生するとPC内のデータは消えてしまいますか?
通常、このエラーが表示されただけではデータは消えません。
しかし、原因がストレージの物理的な故障であったり、修復の過程でWindows11の初期化を選択したりした場合はデータが失われます。
そのため、可能であれば修復作業前にデータのバックアップを行うことが推奨されます。
最終的にPCを初期化しないと解決しないのでしょうか?
必ずしも初期化が必要なわけではありません。
原因の100%が特定できるわけではありませんが、ソフトウェアに起因する問題であれば、システムの復元やコマンドプロンプトによる修復で解決する可能性が高いです。
ハードウェア故障の場合は部品交換が必要となり、初期化では解決しません。
プロに「Your device ran into a problem」トラブルのサポートを依頼するのも対処法

「Your device ran into a problem」というエラーは、様々な原因によって発生します。
突然この画面が表示されても、慌てずに対処することが重要です。
まずは周辺機器の取り外しや放電といった簡単な初期対応を試し、それでも解決しない場合はセーフモードでの起動やコマンドプロンプトを使った修復手順に進みましょう。
そして、万が一の事態に備え、日頃からデータのバックアップを心がけることが、PCを安心して使用するための鍵となります。
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「Your device ran into a problem」エラーならPCホスピタルにお任せください
「Your device ran into a problem」エラーの原因と対処法についてご説明しましたがいかがだったでしょうか。
ブルースクリーンは予期せぬタイミングで発生し、操作を誤ると大切なデータを失うリスクもあります。「手順通りに試しても改善しない」「自分で行うのは不安」という方は、無理をせずPCホスピタルへご相談ください。
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| 料金 | 基本料金 11,000円 + 起動トラブル修理 22,000円~ + 出張サポートは5,500円追加 |
田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 兼 神戸店 店長)
2017年に日本PCサービス株式会社入社。PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社併設のPCホスピタル 大阪吹田店と神戸店の店長を兼任。
保有資格 パソコン整備士検定 取得




