「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」エラーの原因と直し方

「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」エラーの原因と直し方

PCで特定のアプリケーションを起動しようとした際に、「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。」というエラーメッセージが表示されることがあります。
この問題は、Windows上でアプリを実行するために必要なコンポーネントが不足または破損している場合に発生します。
この記事では、エラーが発生する原因を解説し、初心者でも簡単に試せる具体的な解決策を紹介します。

この記事の運営・提供「PCホスピタル」

PCホスピタルは年間約10万件のサポート実績(2024年9月~2025年8月当社調べ)、サービス開始22周年の上場企業が運営しています。出張・持込・宅配で全国のパソコン修理・設定・ネット接続トラブルを最短即日で解決。自力で修理が難しい場合は、無理をせずPCホスピタルにお任せください。

目次

「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」エラーが表示される主な3つの原因

「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。」というエラーは、アプリケーション本体ではなく、その動作を支える周辺プログラムに問題があることを示唆しています。
このアプリケーションのサイドバイサイド構成に関連するエラーは、主に3つの原因によって引き起こされます。

  • 原因1:実行に必要なプログラム(Microsoft Visual C++)が破損または不足している
  • 原因2:アプリケーション自体のファイルが不完全な状態でインストールされている
  • 原因3:Windowsのシステムファイルに何らかの問題が発生している

原因1:実行に必要なプログラム(Microsoft Visual C++)が破損または不足している

多くのWindowsアプリケーションは、Microsoft社が提供する「Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージ」という共通のプログラム部品を利用して動作します。
このパッケージには、アプリケーションの実行に必要なランタイムライブラリが含まれています。

何らかの理由でこのファイルが破損したり、アプリケーションが必要とする特定のバージョンがインストールされていなかったりすると、プログラムを正常に実行できずエラーが発生します。

原因2:アプリケーション自体のファイルが不完全な状態でインストールされている

アプリケーションのインストール中に処理が中断されたり、ダウンロードしたインストーラーが破損していたりすると、アプリケーションのファイルが不完全な状態でPCに保存されることがあります。
その結果、プログラムの起動に必要な構成情報が欠落し、OSが正常にアプリケーションを認識できなくなります。
特に、大規模なソフトウェアや複雑な依存関係を持つプログラムでこの問題は起こりがちです。

原因3:Windowsのシステムファイルに何らかの問題が発生している

アプリケーションやその関連プログラムだけでなく、WindowsOS自体のシステムファイルが破損している場合もエラーの原因となり得ます。
Windows Updateの失敗や、強制的なシャットダウン、マルウェアの感染などによってシステムファイルに異常が生じると、アプリケーションの動作に影響を及ぼすことがあります。
特にWindows 10以降のOSでは、システムコンポーネントが複雑に連携しているため、一部の破損が予期せぬエラーにつながる場合があります。

【初心者向け】エラーを今すぐ解消する5つの基本的な対処法

「サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした」というエラーは、専門的な知識がなくても解決できるケースがほとんどです。
まずは、これから紹介する基本的な対処法を順番に試してみてください。
「サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。」と表示された場合でも、これらの手順で改善する可能性が高いです。

  • 対処法1:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージを再インストールする
  • 対処法2:エラーが発生するアプリケーションをアンインストール後に再インストールする
  • 対処法3:Windows Updateを実行してOSを最新バージョンにする
  • 対処法4:システムファイルチェッカー(sfc /scannow)で破損ファイルを修復する
  • 対処法5:DISMコマンドを使ってWindowsのシステムイメージを修復する

対処法1:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージを再インストールする

このエラーの最も一般的な原因は、Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージの不具合です。
Microsoftの公式サイトから最新版のパッケージをダウンロードし、インストールしてください。その際、すでに同じバージョンが入っている場合は「削除」ではなく「修復(Repair)」を選択してください。既存のパッケージを不用意に削除すると、他のアプリケーションが起動しなくなる恐れがあるため、上書きまたは修復を行うのが最も安全です。

お使いのPCが64bit版OSであっても、32bit版(x86)と64bit版(x64)の両方をインストールしてください。Windowsが64bitでも、動かそうとしているアプリ自体が32bitで作られている場合、x86用のライブラリがないとこのエラーが発生するためです。
多くのアプリケーションが両方のバージョンに依存しているためです。

対処法2:エラーが発生するアプリケーションをアンインストール後に再インストールする

アプリケーション固有のファイルが破損している場合、一度アンインストールしてから再度インストールし直すのが有効な解決策です。
「設定」アプリの「アプリ」や、コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」から対象のアプリケーションを削除してください。

その後、公式サイトなど信頼できる提供元から最新版のインストーラーをダウンロードし、インストール作業をやり直します。

対処法3:Windows Updateを実行してOSを最新バージョンにする

OSが古い状態だと、最新のアプリケーションやVisualC++パッケージとの間に互換性の問題が生じることがあります。
Windows Updateを実行し、システムを最新の状態に保つことで、OS関連の不具合が修正され、エラーが解消される可能性があります。

「設定」から「更新とセキュリティ」を開き、「更新プログラムのチェック」を実行して、利用可能なすべての更新プログラムを適用してください。

対処法4:システムファイルチェッカー(sfc /scannow)で破損ファイルを修復する

Windowsには、保護されているシステムファイルの破損をスキャンし、修復する機能が標準で備わっています。
まず、スタートメニューで「cmd」と検索し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
開いた黒い画面で「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押してください。

スキャンと修復が自動的に開始され、完了するまでには時間がかかることがあります。

対処法5:DISMコマンドを使ってWindowsのシステムイメージを修復する

システムファイルチェッカー(sfc/scannow)で問題が解決しない場合、より強力な修復ツールであるDISMコマンドを試します。
このコマンドは、Windowsのシステムイメージ自体の破損を修復する機能です。
sfcコマンドと同様に、管理者としてコマンドプロンプトを起動し、「DISM/Online/Cleanup-image/Restorehealth」と入力して実行します。

処理には時間がかかる場合がありますが、完了するとシステムイメージの健全性が回復します。

「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」ならPCホスピタルにお任せください
PCホスピタルのパソコン修理概要
PCホスピタル
PCホスピタルを運営している日本PCサービス株式会社は名証ネクストに上場しています
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国13店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績とお客さまの声を当サイト掲載中
料金 基本料金 11,000円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加
「このアプリケーションのサイドバイサイド~」のサポート詳細を確認する
PCホスピタルに今すぐ依頼する 0120-713-835

【アプリ別】特定のソフトでエラーが出る場合の解決策

このエラーは様々なアプリケーションで発生しますが、特にGoogle ChromeやiTunes、専門的な業務用ソフトなどで報告されるケースが多いです。
これらのアプリケーションはMicrosoftのランタイムライブラリに強く依存しているため、Microsoft Edgeなど他のブラウザは問題なく動作しても、特定のアプリだけが起動しないことがあります。

ここでは、代表的なソフトごとの解決策を紹介します。

  • ケース1:Google Chromeが起動しない場合
  • ケース2:iTunesの起動時にエラーが表示される場合
  • ケース3:AutoCADなど業務・専門ソフトで問題が起きる場合

ケース1:Google Chromeが起動しない場合

Google Chromeがこのエラーで起動しない場合、最も可能性が高い原因はVisualC++再頒布可能パッケージの破損です。
特に「VisualStudio2015,2017,2019,and2022」のバージョンが影響していることが多いです。
Microsoftの公式サイトからこのパッケージの最新版(x86とx64の両方)をダウンロードしてインストールすることで、問題が解決することがほとんどです。

それでも改善しない場合は、Chromeの再インストールを試してください。

ケース2:iTunesの起動時にエラーが表示される場合

iTunesもVisualC++に依存して動作しています。
iTunesでエラーが発生した場合は、まずVisualC++再頒布可能パッケージの再インストールを試みてください。
それでも解決しない場合は、iTunesに関連するApple製ソフトをすべてアンインストールします。この際、「iTunes」→「Apple Software Update」→「Apple Mobile Device Support」→「Bonjour」の順番で削除するのが、システム上の不整合を防ぐコツです。

その後、PCを再起動してからAppleの公式サイトより最新版のiTunesをインストールし直してください。

ケース3:AutoCADなど業務・専門ソフトで問題が起きる場合

AutoCADをはじめとするオートデスク製品や、その他の専門的なソフトウェアは、特定のバージョンのVisualC++再頒布可能パッケージを要求することがあります。
エラーが発生した場合、やみくもに最新版を入れるのではなく、そのソフトウェアの公式サイトやサポートページを確認することが重要です。

多くの場合、推奨されるVisualC++のバージョンが明記されているため、指定されたバージョンを正確にインストールすることで問題が解決します。

上記の方法を試してもエラーが解決しない場合の追加対策

基本的な対処法をすべて試しても「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」というエラーが解消されない場合、さらに踏み込んだ原因調査や修復作業が必要です。

このアプリケーションのサイドバイサイドに関する問題は根が深いこともありますが、以下の方法で解決の糸口が見つかるかもしれません。

  • イベントビューアーでエラーログを確認し、原因を特定する
  • システムの復元機能を使って正常に動作していた時点に戻す

イベントビューアーでエラーログを確認し、原因を特定する

Windowsには、システムやアプリケーションのエラーに関する詳細なログを記録する「イベントビューアー」というツールがあります。
エラーが発生した直後にイベントビューアーを起動し、「Windowsログ」の中にある「Application」ログを確認してください。

ソースが「SideBySide」となっているエラーログを探し、その詳細情報を確認すると、どのバージョンのどのコンポーネントが不足しているのかといった、具体的な原因を特定できる場合があります。

システムの復元機能を使って正常に動作していた時点に戻す

直近で行ったソフトウェアのインストールやWindows Updateがエラーの原因であると考えられる場合、「システムの復元」機能が有効です。
この機能を使うと、PCのシステムファイルを問題が発生する以前の正常な状態(復元ポイント)に戻すことができます。
ただし、復元ポイント以降にインストールしたアプリケーションや設定は失われるため、実行前には注意が必要です。

コントロールパネルから「回復」を選択し、「システムの復元を開く」から手順を進めます。

「サイドバイサイド構成が正しくない」エラーに関するよくある質問

ここでは、「サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。」というエラーに関して、ユーザーから寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。
トラブル解決の参考にしてください。

Q1. Microsoft Visual C++はどのバージョンをインストールすれば良いですか?

エラーが出ているアプリが要求するバージョンをインストールするのが最適です。
しかし、どのバージョンが必要か不明な場合は、Microsoft公式サイトで配布されている最新の「Visual Studio 2015, 2017, 2019, and 2022」のx86版とx64版の両方をインストールすることで、多くのアプリケーションの問題が解決します。

Q2. エラーメッセージに出てくる「sxstrace.exe」とは何ですか?

「sxstrace.exe」とは、サイドバイサイド構成エラーの原因をより詳細に診断するための、Windowsに標準で搭載されているコマンドラインツールです。
このツールを実行すると、どのコンポーネントがなぜ読み込めないのかを追跡できますが、出力されるログの解読には専門的な知識を要するため、まずは本記事で紹介した基本的な対処法を試すことを推奨します。

Q3. このエラーを放置した場合、パソコンにどのような影響がありますか?

エラーを放置しても、ただちにPC全体が起動しなくなるなどの深刻な事態に発展することは稀です。
ただし、エラーの原因となっているアプリケーションは起動できないままとなります。
また、根本原因であるMicrosoft Visual C++の破損や不足が、他のアプリケーションの動作にも影響を与え、将来的に別の不具合を引き起こす可能性はあります。

プロに「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」の解決を依頼するのも対処法

「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」というエラーは、主にアプリケーションの実行に必要なMicrosoftVisualC++再頒布可能パッケージの不具合や、アプリケーション自体のファイル破損が原因で発生します。
多くの場合、VisualC++パッケージを再インストールするか、問題のアプリケーションを再インストールすることで解決します。
それでも改善しない場合は、Windowsのシステムファイル修復やシステムの復元などを試すことが有効です。

PCホスピタルは「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」のサポートに対応しています。全国47都道府県、最短即日でトラブルを解決いたします。お困りの際はぜひご依頼ください。

「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」ならPCホスピタルにお任せください

「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくない」について解説しましたがいかがだったでしょうか。サイドバイサイドエラーは、システム内部の複雑な不整合が原因であることも少なくありません。誤った操作は他のトラブルを招く恐れもあります。年間10万件の実績を持つプロが、大切なデータを守りながら最短即日で正常な状態へ復旧いたします。診断から修理まで、全国対応のPCホスピタルに安心してお任せください。

PCホスピタルのパソコン修理概要
PCホスピタル
PCホスピタルを運営している日本PCサービス株式会社は名証ネクストに上場しています
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国13店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績とお客さまの声を当サイト掲載中
料金 基本料金 11,000円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加
「このアプリケーションのサイドバイサイド~」のサポート詳細を確認する
監修

田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 兼 神戸店 店長)

2017年に日本PCサービス株式会社入社。PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社併設のPCホスピタル 大阪吹田店と神戸店の店長を兼任。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

出張エリア・店舗を探す連絡先に追加する
上部へ
戻る