アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc0000142)の原因と対処法

アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc0000142)の原因と対処法

「アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc0000142)」というエラーは、特定のアプリケーションを開こうとした際に、必要なファイルが破損している、あるいはシステムとの互換性に問題があるなど、様々な原因で発生します。
この記事では、このエラーが表示される主な原因と、パソコン初心者でも試せる簡単な対処法から、より高度な修復手順までを段階的に解説します。

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目次

「アプリケーションを正しく起動できませんでした」エラーが発生する主な原因

このエラーメッセージが表示される場合、考えられる原因は一つではありません。
Windowsのシステムファイルやアプリケーション固有のファイルが破損していたり、プログラムの実行に不可欠なコンポーネントが不足していたりと、複数の要因が絡み合っている可能性があります。

以下に、代表的な4つの原因を解説します。

  • 原因1:システムファイルまたはDLLファイルの破損
  • 原因2:プログラムの実行に必要なコンポーネントの不足
  • 原因3:インストールされているアプリケーション自体の不具合
  • 原因4:セキュリティソフトによるプログラムの誤検知

原因1:システムファイルまたはDLLファイルの破損

Windowsの正常な動作に不可欠なシステムファイルや、複数のアプリケーションが共通して利用するDLL(ダイナミックリンクライブラリ)ファイルが何らかの理由で破損すると、プログラムを起動できなくなります。
この種の破損は、後述するコマンドプロンプトを用いたシステムファイルチェッカーで修復できる場合があります。

原因2:プログラムの実行に必要なコンポーネントの不足

多くのWindowsアプリケーションは、「Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」や「.NET Framework」といった共通の土台(コンポーネント)の上で動作しています。
これらのコンポーネントがインストールされていない、バージョンが古い、または破損している場合、アプリケーションは正常に起動できません。

原因3:インストールされているアプリケーション自体の不具合

アプリケーションのインストールが途中で失敗したり、アップデートの過程でファイル構成に問題が生じたりすると、起動に必要なファイルが破損・欠損することがあります。
この場合は、一度アプリケーションをアンインストールし、公式サイトなど信頼できる提供元から再インストールすることで問題が解決する可能性があります。

原因4:セキュリティソフトによるプログラムの誤検知

導入しているセキュリティソフトが、安全なアプリケーションの動作を誤って脅威と判断し、その実行をブロックしてしまうことがあります。
プログラムが必要なファイルにアクセスしようとするのを妨げるため、「アプリケーションを正しく起動できませんでした」というエラーが表示される一因となります。

表示されるエラーコードから原因を特定する方法

「アプリケーションを正しく起動できませんでした」というメッセージに付随して表示されるエラーコードは、問題の原因を特定するための重要な手がかりです。
例えば「0xc0000142」や「0xc000007b」といったコードは、それぞれが異なるシステム上の問題を示唆しており、原因の切り分けに役立ちます。

  • 【0xc0000142】Office製品やPCゲームの起動時に表示されやすいエラー
  • 【0xc000007b】32bit版と64bit版プログラムの不整合が考えられるエラー
  • 【0xc0000022】アクセス権限の不足を示唆するエラー

【0xc0000142】Office製品やPCゲームの起動時に表示されやすいエラー

エラーコード「0xc0000142」は、特にMicrosoft Office製品や、特定のPCゲームを起動しようとした際によく見られるエラーです。
主な原因として、プログラムファイルの破損や、動作に必要なDLLファイルの初期化失敗が考えられます。

Officeの場合は、専用の修復機能が有効なことも少なくありません。

【0xc000007b】32bit版と64bit版プログラムの不整合が考えられるエラー

このエラーは、64bit版のWindowsOS上で32bit版のアプリケーションを実行しようとした際に、必要なプログラムライブラリ(DLLファイル)が正しく読み込めていない場合に発生します。
特に、Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージの32bit版と64bit版のいずれかが破損しているか、正しくインストールされていないことが原因と考えられます。

【0xc0000022】アクセス権限の不足を示唆するエラー

エラーコード「0xc0000022」は、アプリケーションがシステムファイルなど、特定のファイルへのアクセスを試みた際に、必要な権限がなかったことを示しています。
アプリケーションを「管理者として実行」することで解決する場合があります。
また、セキュリティソフトによってアクセスがブロックされている可能性も疑われます。

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初心者でも簡単!まず試すべき基本的な対処法

専門的な修復手順に進む前に、まずは誰でも簡単に試せる基本的な対処法から始めましょう。
パソコンの一時的な不調が原因であることも多く、以下の操作だけで問題が解決するケースも少なくありません。
一つずつ順番に試してみてください。

  • 対処法1:パソコンを再起動してシステムをリフレッシュする
  • 対処法2:アプリケーションを「管理者として実行」で起動する
  • 対処法3:互換モードを設定してアプリケーションの起動を試す
  • 対処法4:問題が発生しているアプリケーションを再インストールする
  • 対処法5:Windows Updateを実行してOSを最新の状態に保つ

対処法1:パソコンを再起動してシステムをリフレッシュする

システムの一時的な不具合やメモリ上の問題が原因の場合、パソコンを再起動するだけでエラーが解消されることがあります。
スタートメニューから「シャットダウン」ではなく「再起動」を選択することで、システム全体がリフレッシュされ、不安定な状態が正常に戻る可能性があります。

対処法2:アプリケーションを「管理者として実行」で起動する

アプリケーションのアイコンを右クリックし、メニューから「管理者として実行」を選択します。
この操作により、プログラムは通常よりも高い権限で起動され、システムファイルへのアクセスが許可されます。
アクセス権限の不足がエラーの原因である場合に有効な対処法です。

対処法3:互換モードを設定してアプリケーションの起動を試す

古いアプリケーションが新しいOSに対応していない場合、互換モードで実行することで問題が解決することがあります。
アプリアイコンを右クリックして「プロパティ」を開き、「互換性」タブで「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、以前のWindowsバージョンを選択して適用します。

対処法4:問題が発生しているアプリケーションを再インストールする

アプリケーションのプログラムファイル自体が破損している場合、再インストールが最も確実な解決策の一つです。
「設定」または「コントロールパネル」から該当のアプリケーションをアンインストールした後、公式サイトなどから最新版をダウンロードして、再度インストール作業を行ってください。

対処法5:Windows Updateを実行してOSを最新の状態に保つ

OSが古い状態だと、アプリケーションの動作に必要なコンポーネントが不足していたり、セキュリティ上の脆弱性が残っていたりします。
Windowsの設定からWindowsUpdateを開き、利用可能な更新プログラムをすべて適用してください。
特にWindows 10以降のOSでは、システムを最新に保つことが安定動作の基本です。

基本的な対処法で解決しない場合の高度な修復手順

これまでの簡単な対処法を試してもエラーが改善しない場合、システムファイルやアプリケーションの動作基盤となるコンポーネントに、より根深い問題がある可能性が考えられます。
ここからは、原因を根本から解決するための、少し専門的な修復手順を紹介します。

  • 修復手順1:システムファイルチェッカーで破損ファイルを修復する
  • 修復手順2:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージを入れ直す
  • 修復手順3:.NET Frameworkの最新版をインストールまたは修復する
  • 修復手順4:常駐しているセキュリティソフトの設定を確認する

修復手順1:システムファイルチェッカーで破損ファイルを修復する

Windowsには、システムファイルの破損を自動で検出・修復する機能が備わっています。
スタートボタンを右クリックして「コマンドプロンプト(管理者)」または「WindowsPowerShell(管理者)」を起動し、「sfc/scannow」と入力してEnterキーを押します。
スキャンが完了すると、破損したファイルが修復されます。

修復手順2:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージを入れ直す

多くのアプリケーションが動作の基盤として利用するこのコンポーネントを最新の状態にするか、修復を行います。
「コントロールパネル」の「プログラムのアンインストール」一覧から、インストール済みの「Microsoft Visual C++」を選択し、「変更」ボタンから「修復(Repair)」を試すか、エラーが出ているアプリが必要とする特定のバージョンのみを再インストールしてください。
※古いバージョンをすべて削除すると、他のソフトが動かなくなる恐れがあるため、一括削除は避けてください。

修復手順3:.NET Frameworkの最新版をインストールまたは修復する

VisualC++と同様に、.NET Frameworkも多くのアプリケーションの動作基盤です。
Microsoftが提供している「.NET Framework修復ツール」をダウンロードして実行すると、既存のバージョンの問題を自動で検出・修正できます。
また、OSに対応する最新版の.NET Frameworkをインストールすることも有効な解決策です。

修復手順4:常駐しているセキュリティソフトの設定を確認する

セキュリティソフトが原因かどうかを切り分けるため、一時的にその機能を無効にしてからアプリケーションの起動を試みます。
これで起動できれば、原因はセキュリティソフトにあります。
その場合は、ソフトの設定画面を開き、エラーの出るアプリケーションを監視の「例外(除外リスト)」に登録してください。

【Microsoft Office向け】専用の修復機能を使う方法

Word、Excel、OutlookといったMicrosoft Office製品でこのエラーが発生した場合は、Office自体に組み込まれている専用の修復機能を利用するのが最も効果的です。
この機能は、Officeのプログラムファイルが破損した場合に、それを安全に修復するために設計されています。

Officeプログラムに搭載されている「オンライン修復」の実行手順

「コントロールパネル」を開き、「プログラムのアンインストール」を選択します。
一覧から使用しているMicrosoftOfficeのバージョンを探して選択し、上部にある「変更」ボタンをクリックします。
表示された画面で「オンライン修復」を選択し、画面の指示に従って修復プロセスを実行してください。

この処理にはインターネット接続が必要です。

アプリケーションの起動エラーに関するよくある質問

ここでは、アプリケーションを正しく起動できないエラーに関して、ユーザーから頻繁に寄せられる質問と、それに対する回答をまとめました。

Q1:すべての対処法を試してもエラーが直りません。どうすればいいですか?

全ての対処法で解決しない場合、OS自体に深刻な問題がある可能性があります。
重要なデータをバックアップした上で、Windowsの「このPCを初期状態に戻す」機能の利用や、OSのクリーンインストールを検討してください。
これが最も確実な最終手段となります。

Q2:エラーコードが表示されない場合は、何を確認すればよいですか?

エラーコードが表示されない場合、Windowsの「イベントビューアー」で詳細なエラーログを確認できます。

「Windowsログ」内の「Application」に、エラーの原因に関する記録が残っている可能性があります。

記録された情報を基に、具体的な原因を調査します。

Q3:このエラーはコンピュータウイルスが原因で発生しますか?

可能性は低いですが、ゼロではありません。
ウイルスがシステムファイルやアプリケーションファイルを破損させた結果、このエラーが発生することがあります。

最新の定義ファイルに更新したセキュリティソフトで、PC全体をスキャンしてみることを推奨します。

プロに「アプリケーションを正しく起動できませんでした」エラーのサポートを依頼するのも対処法

「アプリケーションを正しく起動できませんでした」というエラーは、システムファイルの破損、必要なコンポーネントの不足、プログラム自体の不具合など、多様な原因によって引き起こされます。
解決のためには、パソコンの再起動や管理者として実行といった簡単な対処法から始め、改善しない場合はシステムファイルチェッカーや関連コンポーネントの再インストールといった、より高度な手順へと進めることが有効です。
エラーコードも原因を特定する重要な手がかりとなるため、表示されたコードに合わせて適切な対処法を試す必要があります。

PCホスピタルは「アプリケーションを正しく起動できませんでした」エラーのサポートに対応しています。全国47都道府県対応、最短即日でトラブルを解決いたします。お困りの際はぜひご依頼ください。

「アプリケーションを正しく起動できませんでした」ならPCホスピタルにお任せください

「アプリケーションを正しく起動できませんでした」エラーの原因と対処法を解説しましたがいかがでしたでしょうか。

本エラーはシステムの中核に関わるファイルやコンポーネントの不整合が原因のため、自力での修復にはリスクが伴います。「再インストールしても直らない」「大事なソフトが動かず困っている」という時は、無理に操作せずプロにお任せください。PCホスピタルなら、原因を正確に特定し、大切なデータを保持したまま迅速に復旧いたします。まずはお電話でご相談ください。

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料金 基本料金 11,000円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加
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監修

田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 兼 神戸店 店長)

2017年に日本PCサービス株式会社入社。PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社併設のPCホスピタル 大阪吹田店と神戸店の店長を兼任。

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