Secure Boot Violationエラーが赤い画面で起動しない原因と対処法
パソコン起動時に突如として現れる「Secure Boot Violation」という赤い警告画面。これはPCの不正起動を防ぐセキュリティ機能が働いているサインですが、正常な使用時にも誤作動や設定不整合で発生します。
この記事では、専門用語を噛み砕きながら、初心者でも安全に復旧できる手順を網羅的に解説します。
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重要:作業前に「BitLocker回復キー」を確認してください
BIOS/UEFIの設定を変更すると、Windowsのドライブ暗号化機能「BitLocker(ビットロッカー)」が作動し、48桁の回復キーを求められることがあります。 作業前に、別のスマホやPCからMicrosoftアカウントの回復キーページにアクセスし、キーが手元にあることを必ず確認してください。
「Secure Boot Violation」が発生する5つの主な原因

Secure Boot(セキュアブート)とは、PC起動時にOSやドライバーの「デジタル署名」を検証し、ウイルスなどの未承認ソフトを排除する機能です。このエラーは「署名の不一致」によって起こります。
- Windows Update によるシステム署名の不整合
- BIOS/UEFI設定の意図しない変更
- OSの再インストールやパーティション形式の変更
- グラフィックボード等、新ハードウェアの追加
- CMOS電池切れによる設定リセット
Windows Update によるシステム署名の不整合
最も多い原因です。Windows Updateで配信された最新のカーネル更新やドライバーが、マザーボード側に登録されている「信頼済みリスト」と一時的に食い違うことで、起動がブロックされます。
BIOS/UEFI設定の意図しない変更
静電気、システムの不安定、あるいは誤操作によってBIOS設定が書き換わると、OSの起動要件(UEFIモードなど)と矛盾が生じ、セキュリティ違反として検知されます。
OSの再インストールやパーティション形式の変更

OSをクリーンインストールした際や、ディスクの管理形式(GPT/MBR)を変更するような大幅なアップグレードを行った場合、Secure Bootのデータベースとの整合性が崩れることがあります。
グラフィックボード等、新ハードウェアの追加
グラフィックボードやSSDなど、新しいハードウェアを追加した際に、そのデバイスが持つドライバーやブート関連の署名が、マザーボード側に登録されている Secure Boot の信頼データベースと一致しない場合、このエラーが発生することがあります。特に自作PCやパーツ交換後に起こりやすい症状です。
CMOS電池切れによる設定リセット
マザーボード上の設定を保持する「CMOS電池」が寿命を迎えると、時計やBIOS設定が初期化されます。これにより、本来「有効」であるべき設定が「無効」に(あるいはその逆に)なり、エラーが誘発されます。

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「Secure Boot Violation」で起動しないときの安全な対処法8選

リスクの低い順に解説します。手順通りに進めてください。
- まずは「再起動」を2〜3回試す
- BIOS/UEFI 設定画面へ入る
- Secure Bootを一時的に「無効(Disabled)」にする
- OS Typeを「Other OS」へ変更(主にASUS製)
- Secure Bootキーを初期化(Key Management)
- CSMを有効にする(※MBR形式の場合のみ有効)
まずは「再起動」を2〜3回試す
一時的な読み込みエラーであれば、再起動だけで署名の検証が通り、正常にデスクトップが表示されることがあります。まずは焦らず電源を切り、数分置いてから再起動してください。
BIOS/UEFI 設定画面へ入る

設定を変更するために、以下の手順で管理画面に入ります。
| BIOS / UEFI 画面に入るためのキー操作手順 |
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Secure Bootを一時的に「無効(Disabled)」にする
エラーを回避する最も確実な方法です。
| Secure Boot を無効にする手順 |
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OS Typeを「Other OS」へ変更(主にASUS製)
ASUS製マザーボードを使用している場合に有効な手段です。
| Secure Boot の OS Type を変更する手順 |
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Secure Bootキーを初期化(Key Management)
キー自体が破損している場合に有効です。
| Secure Boot キーをリセットする手順 |
|---|
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CSMを有効にする(※MBR形式の場合のみ有効)
古い周辺機器やMBR形式のディスクを使っている場合、[CSM(Compatibility Support Module)] を [Enabled] にすると解決することがあります。 注意: これを有効にするとSecure Bootは強制無効化されます。また、Windows 11の動作要件を満たさなくなるため、他の方法で解決しない場合のみ試してください。
「Secure Boot Violation」に関するよくある質問
「Secure Boot Violation」に関するよくある質問とその答えについてまとめましたので、参考にしてください。
Q. Secure Boot Violation エラーを無視して使い続けても大丈夫ですか?
A.いいえ、放置はできません。 このエラーが出ている間は、Windowsの起動プロセス自体がブロックされている状態です。設定を適切に変更するか、原因となっているドライバーを修正しない限り、デスクトップ画面に進むことはできません。
Q. Secure Bootを「無効」に設定変更すると、セキュリティ上の危険はありますか?
A.セキュリティ強度はわずかに低下しますが、一般的な利用において直ちに危険が及ぶことは稀です。 本機能はPC起動時のウイルス(ルートキット等)の侵入を防ぐものですが、Windows起動後はウイルス対策ソフトがガードを担います。OS起動後にシステムを修復し、最終的に「有効」に戻すのが理想的です。
Q. BIOS設定を変更したら「BitLocker回復キー」を求められました。どうすればいいですか?
A.Microsoftアカウントに保存されている48桁の数字を入力する必要があります。 セキュリティ設定の変更をシステムが検知し、保護機能が働いた状態です。キーが不明な場合は、以前に印刷した紙やUSBメモリ内のファイル、あるいはMicrosoftアカウントの管理画面を確認してください。
「Secure Boot Violation」が発生する時の対処法まとめ
最後に、Secure Boot Violation が発生する時の対処法をまとめました。
- まずは「再起動」を2〜3回試す
- BIOS/UEFI 設定画面へ入る
- Secure Bootを一時的に「無効(Disabled)」にする
- OS Typeを「Other OS」へ変更(主にASUS製)
- Secure Bootキーを初期化(Key Management)
- CSMを有効にする(※最終手段)
Secure Boot Violation が発生する時のサポートをプロに依頼するのも対処法

ここまで紹介したBIOSの設定変更やキーの初期化を試してもトラブルが解消されない場合、あるいは作業中に「自動修復」などの別のエラー画面に切り替わり解決しない場合は、無理に作業を続けるのは避けるべきです。
「Secure Boot Violation」の背後には、Windows 11のシステム深部にあるブートファイルの破損や、複雑なレジストリの不整合など、専門知識がなければ特定・修復できない原因が潜んでいる可能性があるからです。誤った操作を繰り返すと状況をさらに悪化させ、最悪の場合、「OSが完全に起動しない」「データが消失する」といった深刻な事態を招く恐れもあります。
PCホスピタルは「Secure Boot Violation」トラブルのサポートに対応しています。全国47都道府県、最短即日のサポートが可能です。お困りの際はぜひご依頼ください。
「Secure Boot Violation」表示時はPCホスピタルにお任せください
「Secure Boot Violation」の赤い画面は、PCの根幹に関わるエラーです。BIOS設定やBitLockerキーの扱いは複雑で、操作を誤るとデータ消失や完全な起動不能を招く恐れがあります。
少しでも手順に不安を感じる場合は、PCホスピタルにお任せください。上場企業の専門技術者が、大切なデータを守りながら最短即日でトラブルを解決いたします。

| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 兼 神戸店 店長)
2017年に日本PCサービス株式会社入社。PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社併設のPCホスピタル 大阪吹田店と神戸店の店長を兼任。
保有資格 パソコン整備士検定 取得




