Macのメールが受信できない原因と対処法
「Macのメールアプリを開いても、新しいメールが届かない…」 「急に特定のメールアカウントだけ受信できなくなった!」
ビジネスでもプライベートでも、メールの送受信はMacユーザーにとって生命線です。メールが急に受信できなくなると、業務が滞り、重要な連絡を見逃す深刻な事態につながります。
この記事では、パソコン修理のプロとして、iMac・MacBookの「メール受信ができない」トラブルの根本的な原因を徹底的に究明し、自分でできる確実な対処法を、最新のmacOSの操作画面を基準に詳しく解説します。
メールトラブルを迅速に解決し、大切な通信環境を安定させましょう。ぜひ最後までお読みください。
Macのメールが受信できない状態とは?
iMac、MacBookの標準メールアプリケーション(「メール」アプリ)で受信ができなくなるトラブルは、主に以下の3つのパターンに分類されます。原因特定のため、まずはご自身の状況を確認してください。
- 全てのアカウントで受信できない:インターネット接続の問題、Macのメールアプリ自体の設定ファイル破損、またはmacOSのシステム上の問題が疑われます。
- 特定のアカウントのみ受信できない:メールアカウントの設定ミス(パスワードなど)、メールサーバー側(プロバイダやGmailなど)の障害、またはサーバー容量の超過などが原因の可能性が高いです。
- 特定の差出人からのみ受信できない:迷惑メールフィルター(スパムフィルタ)の誤認識、または差出人側でメールが送信できていない可能性があります。
この問題の多くは、設定の軽微な変更や、システムのキャッシュクリアで解決しますが、稀にアカウント情報の破損やサーバー側の複雑な問題が絡んでいることがあります。
Macでメールが受信できなくなる主な原因

iMac、MacBookのメール受信が停止する原因は多岐にわたります。ここでは、特に発生頻度の高い核となる原因を5つ解説します。
- パスワードや認証情報の不一致(最も多い原因)
- インターネット接続やファイアウォールによる遮断
- メールアカウントの設定間違い(ポート番号、SSLなど)
- メールの設定ファイルやキャッシュの破損
- メールサーバー側の容量超過や障害
パスワードや認証情報の不一致(最も多い原因)
最も一般的な原因は、メールアカウントのパスワードの不一致です。
- メールサービスのパスワードを変更したのに、Macのキーチェーン(パスワード管理機能)で情報が更新されていない。
- GoogleやiCloudなどのサービス側で「二段階認証」を設定している場合、専用の「アプリパスワード」ではなく、通常のログインパスワードを入力してしまっている。
サーバーが認証を拒否することで、Macは新しいメールを受信できなくなります。
インターネット接続やファイアウォールによる遮断
Macがインターネットに接続できていない、またはWi-Fiやルーターの設定が不安定な場合、当然ながらメールの受信はできません。
また、Macにインストールされているセキュリティソフト(ファイアウォール機能)や、macOS標準のファイアウォールが、メール送受信に必要なポート(通常、POP3/IMAPのポート)をブロックしている可能性もあります。
メールアカウントの設定間違い(ポート番号、SSLなど)
メールアカウントのサーバー設定情報(IMAP/POPの設定、受信サーバー名、ポート番号、SSLの使用有無など)が一つでも間違っていると、サーバーとの通信が確立できず、受信が停止します。
特に、プロバイダやホスティングサービスが設定情報を変更した際や、MacのOSをアップデートした際に、設定がリセットされることがあります。
メールの設定ファイルやキャッシュの破損
Macのメールアプリ自体が使用する設定ファイル(plistファイル)や、一時的に保存されるキャッシュデータが何らかの原因で破損すると、アプリが正常に動作できなくなり、受信処理に支障をきたします。アプリを起動し直しても解決しない場合に疑われます。
メールサーバー側の容量超過や障害
Mac側の問題ではなく、メールを管理しているサーバー側に原因がある場合です。
- サーバー容量の超過:特にPOP設定にしている場合、サーバー上のメールボックスが満杯になり、新しいメールを受け付けられなくなることがあります。
- サーバー自体の障害:プロバイダやホスティングサービス側で一時的にシステムダウンやメンテナンスが行われている。


| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
|---|---|
| 対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
| 実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの設定サポート実績とお客さまの声を当サイト掲載中 |
| 料金 | 基本料金 11,000円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加 |
Macのメール受信トラブルを解決する対処法

iMac、MacBookのメール受信エラーは、正しい手順を踏めば自力で解決できる可能性が高いです。以下の対処法を上から順に試してみてください。
- 【最優先】パスワードとアカウント認証の確認
- メール接続状況の診断ツールを実行する
- インターネット接続のチェックとファイアウォールの一時停止
- メールアプリの受信設定を手動でチェック・修正する
- サーバー上のメールを削除し、容量を空ける
- メールアカウントの再追加
- Macの再起動とPRAM/NVRAMリセット
- メールボックスの再構築
【最優先】パスワードとアカウント認証の確認
メール受信ができない場合の最も多い原因です。アカウント設定が正しいかを確認し、必要であればパスワードを再入力します。
| アカウントの再確認手順 |
|---|
|
メール接続状況の診断ツールを実行する
Macのメールアプリには、接続状態を自動で診断するツールが組み込まれています。
| 診断ツールを実行する手順 |
|---|
|
診断結果の詳細(『詳細を表示』ボタン)を確認し、『LOGIN FAILED』とあればパスワードミス、『Could not connect to server』とあればサーバー名やポート番号のミス、と判断できます。
インターネット接続のチェックとファイアウォールの一時停止
基本的なことですが、Webブラウザでインターネット接続を確認します。
Wi-Fiが不安定な場合は、ルーターを再起動し、セキュリティソフトをインストールしている場合は、一時的に機能を停止させてメールの受信を試みます。
これで受信できるようになった場合は、ファイアウォール設定でメールのポート(IMAP: 993または143、POP3: 995または110)を許可する必要があります。
メールアプリの受信設定を手動でチェック・修正する
アカウントの設定情報(特にポート番号とSSL/TLS設定)をサーバー側の正しい情報と照らし合わせ、修正します。
注意: サーバー設定はプロバイダやホスティングサービスによって異なります。IMAPかPOPかによっても設定が異なるため、必ず公式のサポートページを参照しながら行ってください。
サーバー上のメールを削除し、容量を空ける
メールサーバーの容量が満杯になっている可能性がある場合、MacではなくWebブラウザからメールサービスにログインし、不要なメールを削除してゴミ箱も空にします。
特に容量を圧迫しやすい大きな添付ファイル付きのメールや、動画を添付したメールなどを優先的に削除しましょう。
削除後、Macのメールアプリに戻って、「メールボックス」メニューから「アカウント」を選択し、「受信」を試みます。
メールアカウントの再追加
上記の方法を試しても解決しない場合、アカウント情報自体がMac側で破損している可能性があります。一度Macからアカウントを削除し、再登録します。
| アカウントの削除と再登録の手順 |
|---|
|
Macの再起動とPRAM/NVRAMリセット
軽微なシステムキャッシュのバグがメールアプリに影響している場合、Macの再起動やPRAM/NVRAMリセットが有効です。PRAM/NVRAMは、システム設定や一時的な情報を記憶しているチップです。
Appleシリコン搭載Mac(M1, M2, M3チップなど)では、単純にシャットダウンして電源を入れ直すことで、PRAM/NVRAMリセットと同様の効果が得られます。
メールボックスの再構築
メールアプリのメニューバーから「メールボックス」→「再構築」を選択してください。これだけで、サーバーとの同期のズレが解消し、メールが届くようになることがあります。
Macのメールが受信できない問題に関するよくある質問
iMac、MacBookのメールが受信できない問題に関するよくある質問とその答えについてまとめましたので、参考にしてください。
Q.メールアプリで送信はできるのに、受信だけができません。原因は何ですか?
A. 送信はSMTP(送信サーバー)、受信はIMAPまたはPOP(受信サーバー)という、別々のサーバー設定に依存しています。
送信はできても受信だけができない場合、原因はほぼ間違いなく受信サーバー側の設定ミス(ポート番号、SSL、サーバー名など)か、受信サーバー側の容量超過です。特に、パスワード認証のエラーも受信側で発生しやすい傾向があります。
Q.突然メールを受信できなくなりましたが、Webメール(ブラウザ)からは見れます。どういうことですか?
A. Webメールで見れるということは、メールサーバー自体は正常に動作しているということです。原因は、Macの「メール」アプリ側にあると特定できます。
- アカウントの認証情報がMac側で古いままになっている(パスワード不一致)。
- Macのメールアプリの設定ファイルが破損している。
この場合は、「 パスワードとアカウント認証の確認」と「メールアカウントの再追加」が最も有効な対処法です。
Q.macOSのアップデート後にメール受信がおかしくなりました。何が原因ですか?
A. OSのアップデート後、メールアプリが使用する内部ライブラリやフレームワークが更新され、それが古いアカウント設定やサードパーティ製プラグインと競合することがあります。
まずは「メールアカウントの再追加」でクリーンな状態に登録し直してみてください。それでも解決しない場合は、OS自体のバグが原因である可能性もあるため、次のマイナーアップデートを待つか、プロに相談してシステム修復を行うことを推奨します。
Macのメールが受信できない原因と対処法まとめ

最後に、iMac、MacBookのメールが受信できない時の対処法をまとめました。
- 【最優先】パスワードとアカウント認証の確認
- メール接続状況の診断ツールを実行する
- インターネット接続のチェックとファイアウォールの一時停止
- メールアプリの受信設定を手動でチェック・修正する
- サーバー上のメールを削除し、容量を空ける
- メールアカウントの再追加
- Macの再起動とPRAM/NVRAMリセット
- メールボックスの再構築
プロにMacのメールが受信できないトラブルのサポートを依頼するのも対処法
上記で解説した対処法、特にアプリパスワードの設定やアカウントの削除・再追加、設定ファイルの操作などを試みても、「Mac メール 受信できない」問題が解決しない場合、より専門的な原因が潜んでいる可能性が高いです。
PCホスピタルでは、Macのメールが受信できないトラブルの複合的な問題を専門的な知識とツールを用いて迅速に対応します。大切なメール環境と業務の継続性を守るため、ご自身での対処に限界を感じた際は、迷わずPCホスピタルにご相談ください。
Macのメールが受信できない時はPCホスピタルにお任せください
本記事では、「Mac メール 受信できない」トラブルの具体的な原因と、プロ推奨の対処法をご紹介しました。
PCホスピタルは、お客様のiMac、MacBookのメール受信トラブルを迅速にサポートいたします。大切なメールを扱う環境を安全に、そして確実に復旧させるためにも、手詰まりになった際は、ぜひ私たち専門家にご相談ください。


| 修理対応 | 出張/持込/宅配 |
|---|---|
| 対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
| 実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの設定サポート実績とお客さまの声を当サイト掲載中 |
| 料金 | 基本料金 11,000円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは5,500円追加 |
田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 店長)
2017年に日本PCサービス株式会社入社。PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社に併設するPCホスピタル 大阪吹田店の店長として従事。
保有資格 パソコン整備士検定 取得





