MacBookのバッテリー交換方法は?料金や修理期間について解説!

MacBookのバッテリー交換方法が分からない、という方もいるのではないでしょうか。バッテリー交換は自分で行うのではなくプロに依頼することをおすすめします。
本記事を読むことで、MacBookのバッテリー交換に関する疑問を解決できます。MacBookのバッテリー交換を検討している方はぜひ参考にしてください。
MacBookのバッテリー交換は自分でできる?

MacBookのバッテリー交換は自分で行うのではなく、プロに依頼しましょう。
自分でバッテリー交換するのも不可能ではありません。ただ、バッテリーを交換するにはMacBookの分解が必要になり、相当な技術を要します。技術がないままでバッテリー交換をしてしまうと、他の部品まで壊してしまったり、元に戻せなくなったりする恐れがあります。
また、自分でバッテリー交換した結果不具合が発生した場合、修理料金が余計に高くなってしまう可能性があります。更に、一度手を加えたMacBookはAppleの保証を受けることができない、というデメリットもあります。
以上の理由から、MacBookのバッテリー交換を自分で行うのはおすすめできません。
MacBookのバッテリー交換方法
MacBookのバッテリー交換はプロに依頼することが大切です。バッテリー交換の依頼先としては次の2つをおすすめします。
- Apple Storeに依頼する
- PCホスピタルに依頼する
ひとつひとつの依頼先について詳しく解説します。
Apple Storeに依頼する
Apple StoreとはAppleの直営販売店および技術サポート拠点であり、バッテリー交換など、MacBookの修理に関しても対応しています。また、Apple 正規サービスプロバイダというApple公認の修理業者もあり、ここでもApple Store同様の修理サポートを受けられます。
Apple Storeは正規店ということもあり、安心してバッテリー交換を依頼できるのがメリットです。ただし、現在10店舗しかなく、そのうちの5店舗は東京にあるため、地方にお住まいの方は利用しにくい可能性があります。
また、予約が取りにくいのもデメリットです。特に土日は混み合うことがあります。
加えて、Apple Storeに修理を依頼する場合、事前にバックアップを取る必要があります。修理後にMacBookが初期化されてしまうかもしれないためです。
PCホスピタルに依頼する
PCホスピタルはパソコン修理業者であり、47都道府県対応の出張サポート、持込修理に対応している店舗は全国に17店舗、宅配修理にも対応のMacBookバッテリー交換サポートを行っています。
データを消さずに修理可能なため、バックアップの取り方が分からない方もご安心いただけるのと、Macの修理実績も豊富で、上場企業運営かつMacに関する数多くの修理ノウハウを社内で共有、技術向上のための研修制度も整っているため、安心してご依頼いただけます。


修理対応 | 出張/持込/宅配 |
---|---|
対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国17店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | 基本料金 8,800円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加 |
MacBookのバッテリー交換にかかる修理料金・期間

MacBookのバッテリー交換をプロに依頼したいものの、修理料金や期間が気になって依頼できない方もいるかと思います。
そこで、バッテリー交換にかかる修理料金・期間についてまとめました。
MacBookのバッテリー交換にかかる料金
MacBookのバッテリー交換は依頼先によって修理料金が異なります。参考までに、Apple Store(AppleCare+なし)とPCホスピタルの料金をまとめました。
製品 | Apple Store(AppleCare+なし) | PCホスピタル |
MacBook Air(15-inch,M2 2023) | 33,800 円 | 基本料金:8,800円作業料金:3,300円〜出張料金:2,200円 ※パーツ代別途 |
MacBook Air(M2, 2022) | 26,800 円 | |
MacBook Air(M2, 2020) | 26,800 円 | |
MacBook Pro(14-inch,M3 2023) | 42,500 円 | |
MacBook Pro(13-inch,2022) | 42,500 円 | |
MacBook Pro(14-inch,2021) | 42,500 円 |
※税込表記
※2025年5月8日時点
Apple Storeに依頼する場合、製品によって料金が変わります。最新の製品ほど料金が高い場合が多いです。
AppleCare+ for Macに加入しており、かつバッテリー容量が80%未満なら、AppleStoreでの交換がおすすめですが、それ以外の場合は、PCホスピタルの方が出張修理に対応、最短即日、データも保持などにより、ご依頼いただくことをおすすめと言えます。
MacBookのバッテリー交換にかかる修理期間
Apple Storeでのバッテリー交換にかかる期間は、公式ではっきり明記されていません。製品や時期によっては、1〜2週間程度かかる可能性もあることは考慮しましょう。時期によっては依頼件数が多い関係で、時間がかかってしまう場合があります。
PCホスピタルの場合、出張修理は47都道府県に対応で最短即日によるバッテリー交換が可能です。部品の発注が必要な場合は2週間程度かかることもありますが、部品があるならすぐ修理を完了できます。
MacBookのバッテリー交換を行うタイミング

MacBookのバッテリー交換を行うタイミングについて解説します。バッテリー交換をすべきかどうかは、次の2つを確認することが大切です。
- MacBookのシステム情報を確認する
- バッテリーが膨張していないか確認する
ひとつひとつの確認事項について詳しくみていきましょう。
MacBookのシステム情報を確認する
MacBookのシステム情報を確認することで、現在のバッテリーの状況を把握できます。バッテリー状況を把握する手順は次のとおりです。
Macbookのバッテリー状況を確認する手順 |
---|
|
「状態情報」という項目には次の3つが記載されています。
- 充放電回数
- 状態
- 最大容量
充放電回数は、満充電から完全放電まで何回繰り返したかを表す数値です。電力をすべて使い切った時点で1カウントされます。(充電回数ではありません)
MacBookは製品によって充放電回数の上限が決められています。最近のMacBookは上限が1,000回なことが多いです。上限に達している場合は、バッテリー交換がおすすめです。
2つ目の状態に関しては、バッテリーの状態が普通だと「正常」と表示されます。何らかの問題がある可能性がある場合は、「修理サービス推奨」などと表示されます。
3つ目の最大容量とは、新品の状態を100%としたときに、最大何%まで充電できるかを表す数値です。たとえば、最大容量が80%なら、新品のときに比べて80%までしか充電できないということです。80%未満であれば、基本的には交換した方が良いと言われています。
バッテリーが膨張していないか確認する
バッテリーが膨張しているならすぐに修理を依頼しましょう。
バッテリーに内蔵されるリチウムイオン電池は劣化するとガスが発生し、そのガスによってバッテリーが膨らむ場合があります。膨張した状態のバッテリーは爆発や発火の恐れがあるので、早急に対処することが重要です。
また、この状態だとバッテリーはかなり劣化しており、充電の減りも明らかに早くなっています。また、本体まで歪んでしまってMacBookが閉じなかったり、机に置いたときにガタついたりすることもあります。
MacBookのバッテリーを長持ちさせるためのポイント

最後に、MacBookのバッテリーを長持ちさせるためのポイントを紹介します。ポイントは以下の5つです。
- 省電力設定にする
- 画面の明るさを調整する
- 使っていないアプリを閉じる
- 周囲温度に気をつけて使用する
- OS・ソフトウェアは常に最新版にしておく
これらのポイントを意識することで、少しでも長く使えるようになります。ひとつひとつのポイントについて詳しくみていきましょう。
省電力設定にする
バッテリーを長持ちさせたいなら、省電力設定にすることも検討しましょう。MacBookでは簡単な手順で省電力設定にできます。
省電力設定にする手順は次のとおりです。
省電力設定にする手順 |
---|
|
画面の明るさを調整する
画面が明るいとそれだけ多くのバッテリーを消耗します。また、画面が眩しすぎるのは目にも良くありません。画面の明るさは適度な状態にしておくのがおすすめです。
使っていないアプリを閉じる
使っていないアプリを稼働させ続けるのもバッテリーを消耗します。使っていないアプリはこまめに終了させましょう。
また、バックグラウンドで動いているアプリがないかも確認した方が良いです。バックグラウンドで動いているアプリが知らないうちに増えてしまっている場合もあります。
バックグラウンドアプリをオフにする手順は次のとおりです。
バックグラウンドアプリをオフにする手順 |
---|
|
周囲温度に気をつけて使用する
周囲温度が35℃を超える環境は、バッテリーの劣化を招く恐れがあります。周囲温度が高いとMacBook本体も熱くなり、バッテリーの損傷に繋がる可能性があるためです。
直射日光が当たる場所にはMacBookを置かないようにしましょう。また、夏場部屋の温度が高くなってしまう場合は、エアコンを活用することも大切です。
OS・ソフトウェアは常に最新版にしておく
MacBookのOSや各ソフトウェアは常に最新版にしておくことが大切です。最新版はバッテリーの消費を以前のバージョンより抑えている場合もあるためです。
MacBookのOSが最新版になっているかを確認する手順は次のとおりです。
MacBookのOSが最新版になっているかを確認する手順 |
---|
|
新しいバージョンのOSが表示されている場合、OSが最新の状態になっていません。更新する際は「今すぐアップデート」をクリックしましょう。
PCホスピタルはMacBookのバッテリー交換サポートが可能です
本記事ではMacBookのバッテリー交換について解説しました。バッテリー交換の修理依頼先、修理料金・期間がお分かりいただけたかと思います。
MacBookの充放電回数が1,000回を超えていたり、バッテリーの最大容量が80%未満になっていたりするなら、バッテリー交換を検討しましょう。また、バッテリーが膨張しているのであれば、すぐに交換することが大切です。
MacBookのバッテリー交換は自分で行わず、プロに依頼することが大切です。AppleCare+ for Macに加入しており、かつ最大容量が80%未満ならApple Storeでの修理がおすすめできます。それ以外の場合はPCホスピタルでの修理がおすすめです。
PCホスピタルはMacBookのバッテリー交換の実績も豊富ですし、最短即日で修理できます。お困りの際はぜひご依頼ください。


修理対応 | 出張/持込/宅配 |
---|---|
対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国17店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | 基本料金 8,800円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加 |
田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 店長)
2017年に日本PCサービス株式会社入社後、累計4500件以上のパソコントラブルを解決。ウイルス感染、メールトラブルのサポートに定評を持つ。東京支部勤務、PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社に併設する旗艦店のPCホスピタル 大阪吹田店の店長として従事。
保有資格 パソコン整備士検定 取得