PCのデータ移行方法とは?事前に行うことや注意点についても解説!

PCを買い替えたいものの、データ移行方法が分からないという方もいるのではないでしょうか。データ移行には、クラウドストレージを使う方法やUSBメモリなどを使う方法などさまざまな方法があるので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
本記事ではPCのデータ移行方法について詳しく解説します。データ移行前に行うべきことや、データ移行の注意点についてもまとめました。
本記事を読むことで、データ移行をスムーズに行えるようになります。PCの買い替えを検討している方や、PCを買い替えたもののデータ移行できない方はぜひ参考にしてください。
PCのデータ移行前に行うべきこと

PCのデータ移行を行う前に次の4つを済ませておくことをおすすめします。
- 移行データの整理
- ログイン情報の整理
- 有料アプリのライセンス引き継ぎ
- 新しいPCのセットアップる
これら4つを事前に行うことで、トラブルなくデータ移行を行えるようになります。ひとつひとつの移行前に行うべきことについて詳しくみていきましょう。
移行データの整理
まず、古いPCのデータを整理するところから始めましょう。必要ないデータに関しては削除することをおすすめします。また、残すデータもフォルダごとに分かりやすくまとめておくことが大切です。
データを整理することで、データ移行にかかる時間を短縮できます。また、移行方法によっては移行できるデータの容量に制限がある場合もありますので、なるべく減らしておくことをおすすめします。
ログイン情報の整理
SNSやWebサービスなどのID・パスワードは控えておくことをおすすめします。データ移行を行っても、新しいPCにログイン情報は記録されないためです。パスワードを忘れてしまうと、パスワードを再発行する手間がかかってしまいます。
ログイン情報はGoogleパスワードマネージャーなどのパスワード管理ソフトに記録しておくのも選択肢の1つです。パスワード管理ソフトに記録しておけば、新しいPCからも記録したログイン情報を閲覧できます。
有料アプリのライセンス引き継ぎ
ExcelやWordを始めとするMicrosoft製品など、PCにダウンロードして使うタイプの有料ソフトウェアは、ライセンスの引き継ぎが必要です。データ移行を行ってもライセンスは引き継がれないことが多いので、別途手動で行わないといけません。
これまで使っていたPCからソフトを一旦アンインストールし、新しいPCでソフトのインストールおよびセットアップを行う必要があります。
新しいPCのセットアップ
データ移行前に新しいPCのセットアップを済ませる必要があります。セットアップではアカウント登録やネット接続などを行い、PCを正常に使えるようにしなくてはいけません。
最近のPCはセットアップが簡単に行えるようになっています。とはいえ、PC初心者の場合セットアップでつまずいてしまう場合も多いです。セットアップが難しいという場合は、PCホスピタルにご相談ください。PCホスピタルではセットアップ対応も行っています。
PCのデータ移行方法

PCのデータ移行方法は大きく分けて3パターンあります。
- クラウドストレージを使う
- 外付けストレージを使う
- PC同士をUSBリンクケーブルで接続する
どのデータ移行方法が優れているかなどはありません。環境や移行したいデータ容量などに応じて決めましょう。
ひとつひとつのデータ移行方法について詳しくみていきます。
クラウドストレージを使う
クラウドストレージを使ってデータ移行する方法があります。クラウドストレージとはインターネット上のデータ保管場所のことで、OneDriveやGoogle Drive、iCloudなどが有名です。
やり方は簡単で、まず古いPCからクラウドストレージにデータを移行します。そして、クラウドストレージから新しいPCにデータを移行して完了です。
クラウドストレージを使うにはアカウント登録が必要です。たとえばGoogle Driveの場合は、Googleアカウントを作成する必要があります。
クラウドストレージを使うやり方は、無料で行えるのがメリットです。ただし、ほとんどのサービスには容量制限があります。多くのデータを移行したい場合は、課金しなくてはいけません。また、ネット接続されていないとデータ移行できないのもデメリットです。
外付けストレージを使う
外付けストレージとはUSBメモリや外付けHDD、外付けSSDといった、外部記憶装置のことです。これらを持っているならデータ移行に活用できます。
まず、古いPCと外付けストレージを接続し、外付けストレージにデータを移していきます。続いて、新しいPCと外付けストレージを接続し、新しいPCにデータを移せば完了です。
外付けストレージの種類にもよりますが、容量が大きいものもあります。中には1TB以上のデータを保存できる場合もあるので、移行したいデータが多いなら活用しましょう。
ただし、容量が大きい外付けストレージは値段も高いです。移行したいデータが少ないのであれば、容量が大きい外付けストレージを購入する必要はありません。
PC同士をUSBリンクケーブルで接続する
PC同士をUSBリンクケーブルで接続してデータを移行する、という方法もあります。USBリンクケーブルとは2台のPCを接続させ、まるで1台のPCのように操作できるというものです。USBリンクケーブルで接続したパソコンは、パソコン間でのデータの移行も行えます。
USBリンクケーブルを使うメリットは、データの転送スピードが速いことです。また、クラウドストレージや外付けストレージに一旦データを移す必要がないので、データが漏えいするリスクが少なく、安全性の高いデータ移行手段であると言えます。
デメリットはUSBリンクケーブルを購入する手間がかかることです。


修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
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料金 | 基本料金 8,800円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加 |
PCのデータ移行の際の注意点

PCのデータ移行を行う際は次の4点に気をつける必要があります。
- データ移行にはある程度の時間が必要
- データの紛失や漏えいに気をつける
- 移行時のバッテリー切れに気をつける
- PCの処分は慎重に行う
ひとつひとつの注意点について詳しくみていきましょう。
データ移行にはある程度の時間が必要
PCのデータ移行にはある程度の時間が必要です。特に移行するデータの量が多い場合、想定以上に時間がかかってしまう場合もあります。
データ移行は休日など時間に余裕があるときに行うことをおすすめします。何回かに分けてデータ移行を行う手もありますが、面倒ですし、余計なトラブルを生む心配があります。
データの紛失や漏えいに気をつける
データ移行を行う際はデータの紛失や漏えいに気をつけましょう。特に、会社で使っているPCのデータ移行を行う場合は、機密事項が漏えいしないように注意しなくてはいけません。
たとえば、データ移行に使ったUSBメモリを紛失してしまうと、USBメモリを拾った人に中のデータを見られてしまう危険があります。
移行時のバッテリー切れに気をつける
データ移行を行う際は、PCのバッテリー切れに気をつけましょう。データ移行時に途中でバッテリーが切れてしまうと、不具合が発生するリスクがあります。特に古いPCはバッテリーが消耗していることも多く、バッテリーが短時間で切れてしまう可能性もあります。
データ移行時は、バッテリーが切れないように充電したままにするのがおすすめです。
PCの処分は慎重に行う
古いPCの処分は慎重に行いましょう。データ移行を行っても、古いPCからデータが消去されているわけではありません。古いPCのデータを消さずにそのまま捨てるのは、個人情報の漏えいに繋がります。しっかりデータを消したうえで処分しましょう。
PCのデータは完全に消去することが大切です。データが消去されたと思っても、内部にはまだ残っている場合もあります。内部に残っている場合、簡単に復元されてしまいます。
とはいえ、PCのデータを完全に消去するのは意外と難しいです。データ消去に自信がない方は、PCホスピタルに処分を依頼するのもおすすめです。PCホスピタルではPCリサイクルサービスも行っています。
PCホスピタルの場合、ハードディスクを物理的に破壊したうえで処分します。物理的に破壊すれば、データを復元されてしまう心配はありません。
PCを買い替えるべきタイミング

PCを買い替えるタイミングが分からないという方もいるかと思います。PCを買い替えるべきタイミングは次の3ついずれかに該当する場合です。
- OSのアップデートができない
- 故障や動作不良がある
- スペック不足を感じる
ひとつひとつの買い替えるべきタイミングについて詳しく解説します。
OSのアップデートができない
PCの機種が古いと最新のOSにアップデートできないことがあります。OSは基本的に最新状態にしておくのが基本となります。最新情報にしないのはセキュリティの観点からいっても好ましくありません。最新OSにアップデートできないなら、買い替えがおすすめです。
故障や動作不良がある
PCに故障や動作不良があり、修理に出しても修理料金が高く付いてしまうという場合は、買い替えがおすすめです。たとえば、PCの電源が頻繁に落ちてしまう、電源が付かないときがある、動作がかなり遅い、といった状態の場合、PCの寿命が近い可能性があります。
ただし、これらの症状があっても、単にちょっとした設定の不備や不具合が原因の可能性もゼロではありません。その場合、修理すれば改善することも多いので、心配な方は一度修理業者などのプロに相談することをおすすめします。
スペック不足を感じる
PCのスペック不足を感じる場合も買い替えを検討する余地があります。PCは製品によってCPUやメモリ、ストレージの性能が異なります。
PCは用途に合ったスペックの製品を購入する必要があります。たとえば、PCで動画編集やオンラインゲームなどを行うのであれば、CPUやメモリの性能が良いPCを購入した方が、快適に作業できるようになります。
PCホスピタルではデータ移行や初期設定サポートも行っています

PCのデータ移行に失敗すると、データを失ってしまう可能性もあります。また、パソコンを買い替える際はデータ移行だけでなく、初期設定やネット接続なども行わなくてはいけません。それらを自分で行うのが面倒という方もいるかと思います。
修理業者であるPCホスピタルでは、データ移行や初期設定サポートも行っています。OSの初期設定やインターネット接続設定、メール送受信設定などに対応しています。これらの方法がよく分からないという方は、ぜひPCホスピタルにご相談ください。
初期設定に問題があると、正常にPCを使えなくなってしまう恐れもあります。PCホスピタルに初期設定を任せた方が、その後安心してPCを使うことができます。
PCホスピタルはデータ移行のサポートに対応しています
本記事ではPCのデータ移行方法について解説しました。データ移行のやり方や注意点、などがお分かりいただけたかと思います。
PCのデータ移行を行う前に、まずは移行するデータの整理を行うことが大切です。また、ログイン情報の引き継ぎや有料ソフトウェアのライセンスの引き継ぎなどをあらかじめ済ませておくと、スムーズにデータ移行に取り掛かることができます。
また、データ移行を行う際はデータの紛失や漏えいに気をつけないといけません。特に会社の機密事項などのデータを移行する際は慎重になる必要があります。
データ移行に自信がない方はPCホスピタルにご相談ください。PCホスピタルではPCの修理だけでなく、データ移行や初期設定サポートも行っています。


修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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