ノートパソコンのストレージ不足を解決!ノートPCの容量不足解消方法

ノートPCの容量不足解消

最近のノートパソコンは薄くて軽く、持ち運びも便利になりました。しかし、大抵のノートパソコンは内蔵HDDの容量が小さく、長く使っているとストレージの容量不足に悩まされがちです。それほど大きなサイズのファイルや動画などを保存しているわけでもないのにどんどん使用容量が増えていき、動きが遅くなったり不具合が起きたりすることもあるでしょう。

今回は、ノートパソコンの容量不足の解消方法を、Windows10を利用している場合を想定してご紹介します。

ノートパソコンのストレージ不足の原因は?

そもそもなぜ、ノートパソコンはデスクトップパソコンに比べて容量不足に陥りやすいのでしょうか?大きな理由の1つは、その筐体の薄さゆえに大型のHDDを搭載できないことです。

現在のデストップパソコンは、通常は3.5インチと呼ばれるHDDを搭載していて、タイプによっては2TB~3TB(テラバイト)の容量を持つものもあります。

一方、ノートパソコンに組み込まれているHDDは小さめの2.5インチが普通です。当然ながら3.5インチよりも容量は小さめで、500GB(ギガバイト)~1TB程度のものが一般的。また、最近ではHDDの代わりにSSDを搭載しているノートパソコンもありますが、SSDの場合はさらに容量は小さくなり、120Gバイト程度のものも珍しくありません。

ノートパソコンは確かに軽量で取り扱いやすいのですが、それゆえ内部に搭載できる部品は小さなものになってしまうため、デスクトップパソコンと同じようにファイルなどを保存して使用するには無理があるといわざるを得ません。ストレージ不足はノートパソコンの宿命といっても良いでしょう。

まずはディスクのクリーンアップをしよう

さて、絶対的な容量の小ささは仕方がないとしても、なるべくノートパソコンが容量不足にならないようにする方法はないのでしょうか?

まず考えられる方法は、保存されている不要なファイルを整理することです。これまでにたまった一時ファイルや、OSアップデート時に使用された不要ファイルなどがノートパソコン内に残っていると、それだけで容量を圧迫します。

もちろん、手動で整理するのは時間的にも技術的にも難しいため、Windowsの機能のディスククリーンアップを使用しましょう。

クリーンアップの手順

1.Windows10のエクスプローラーでCドライブを右クリックし、「プロパティ」をクリック

2.ダイアログが表示されたら、「全般」タブをクリックし、下の方にある「システムファイルのクリーンアップ」をクリック

3.削除したいファイルをチェックボックスで選択すると、増加するディスクの領域が計算されて表示されるため、確認してから「OK」をクリック

上記の手順で、以前のWindowsのインストール時に使った不要ファイルや一時ファイルなどが削除され、空き容量を増やすことができます。

ただし、Windowsのインストール時のファイルを削除する場合は、実行後に元の状態には復元できなくなるため、クリーンアップを実行する前に警告のダイアログが表示されますが、問題ない場合はクリーンアップを継続してください。

SDカードで容量不足解消

SDカードで容量不足解消

クリーンアップを実行すれば、場合によっては20GB程度の容量を確保できることもあります。しかし、搭載されているHDD全体の容量が増えるわけではないため、大量のプログラムをインストールすると、すぐに容量がいっぱいになってしまいます。そんなときに便利なツールが、SDカードです。

SDカードをノートパソコンに接続し、カード自体をHDDの代わりとして使用する方法を取れば、新しいプログラムをインストールする場合でもパソコン本体のHDD容量を節約できます。

通常は、SDカードへのプログラムのインストールはできませんが、仮想ディスク(VHD)を使うことで実現できます。仮想ディスクはWinodws7以降のOSであれば利用することができる機能です。Windowsの標準機能だけで操作を完結できるので、初心者でも問題なく利用できるでしょう。

仮想ディスク(VHD)の使い方

1.まず、「コンピュータの管理」画面の左側にあるメニューから、「ディスクの管理」を選択

2.その状態で上部の「操作」メニューにある「VHDの作成」をクリック

3.「仮想ハードディスクの作成と接続」画面が表示されるため、「参照」をクリックしてSDカードの接続されている場所を選択

4.場所の選択が終わったら、「仮想ハードディスクのサイズ」で作成したい仮想ディスクのサイズを入力(SDカードと同じ容量は指定できないため、少なめのサイズにしてください)

5.その後、仮想ハードディスクのフォーマットと種類を選択して、「OK」をクリック

上記の手順で、SDカード内に新しいストレージ領域を作成できます。作成しただけでは使用できないため、「ディスクの管理」からフォーマットなどを行ってください。

SDカードにプログラムのインストールをできるようにするには、他にもコマンドプロンプトからコマンドを指定する方法がありますが、Windowsの標準機能を利用する方が簡単なため、この方法をおすすめします。

オンラインストレージサービスを利用する

オンラインストレージサービス

不要ファイルの整理やSDカードにプログラムをインストールしても、保存したいデータが大量にある場合はどうしたら良いでしょうか。

外付けのHDDなどを購入してUSBケーブル接続して使い、追加のストレージとする方法もありますが、保存したいデータの容量があまりに大きいのであればオンラインのストレージサービスを利用すると便利です。

オンラインストレージとは、パソコン本体ではなくインターネット上の場所にファイルを保存することを指します。インターネットに接続できる環境であれば、いつでもデータにアクセスすることができ、また、そのデータを他人と共有することができることが大きなメリットです。インターネット上に保存するため、万一自分のノートパソコンが故障したとしてもデータが消える心配もありません。

オンラインストレージにはさまざまな種類があり、中には無料で使用できるものもあります。使用できる容量や利用上の制限事項を比較して、自分に合ったストレージサービスを選ぶことができることも魅力です。

代表的なオンラインストレージサービスは、マイクロソフトのOneDrive、ドロップボックスのDropBox、グーグルのGoogleDriveなどでしょう。AmazonやYahoo!も同じようなサービスを展開しています。それぞれのサービスで、無料で利用できる容量の上限やファイルサイズの上限、有料プランなどが異なりますが、どれも使いやすいサービスといえます。

ノートパソコンだけではなく、別に使用しているスマホなどからもアクセスできるため、ファイルの同期が可能になることもうれしいポイントです。

パソコンが再起動を繰り返すのはなぜ?原因と対策をチェック

おわりに

ノートパソコンは手軽に起動できて利用場所も選ばないすぐれものですが、使用を続けるうちにどうしても空き容量が少なくなってきてしまいます。

ノートパソコンの容量不足を解消するためには、まず不要ファイルの削除を試しましょう。ファイルの整理を行って、それでもまだ容量が足りない場合は、SDカードへのプログラムの移行やオンラインストレージサービスの利用を検討してみてください。

ドクター・ホームネットでは、この他にも皆様のパソコンライフを応援するコラムを多数掲載しています。ぜひ、他のコラムもご覧ください。

容量アップやSSDへの換装サービスが人気