ノートパソコンのバッテリーの寿命は何年?症状内容や延ばすポイントを解説!

ノートパソコンのバッテリーの寿命は何年?症状内容や延ばすポイントを解説!

ノートパソコンのバッテリーはどの程度持つのか分からない、という方もいるのではないでしょうか。バッテリーの駆動時間が短くなってきているものの、交換すべきか迷っているという方もいるでしょう。

本記事ではノートパソコンのバッテリーの寿命について解説します。バッテリーの寿命が近いときの症状例や寿命が短くなる原因、寿命を延ばすポイントについてまとめました。

本記事を読むことで、ノートパソコンのバッテリーを交換すべきか判断できるようになります。ノートパソコンのバッテリーについて知見を深めたい方はぜひお読みください。

ノートパソコンのバッテリーの寿命は何年?

ノートパソコンのバッテリーの寿命は2〜3年が目安です。ただし、実際にいつ寿命が来るかはパソコンの使用頻度によって変わります。たまにしか使わないのであれば、5年以上持つ場合もありますし、毎日何時間も使っているなら2年未満で寿命が来る可能性もあります。

ノートパソコンのバッテリーの寿命が近くなったら、交換することが大切です。バッテリーを交換することで、バッテリーの駆動時間も伸びて快適に使えるようになります。また、寿命が近いままで放置すると、パソコン自体の故障に繋がる可能性もあります。

ノートパソコンのバッテリーの寿命が近いときの症状

ノートパソコンのバッテリーの寿命が近いときの症状例として次の5つが挙げられます。

  • バッテリーがすぐに切れてしまう
  • 警告メッセージが表示されている
  • 電源ケーブルに接続しないと使えない
  • バッテリーが膨張している
  • パソコンが勝手にシャットダウンすることがある

このような症状が出た場合、バッテリーの寿命を疑ってみましょう。ひとつひとつの症状例について詳しく解説していきます。

バッテリーがすぐに切れてしまう

バッテリー駆動時間が極端に短くなっている場合、寿命を疑ってみることをおすすめします。たとえば、購入時点では12時間程度も持っていたのに、現在は6時間程度しか持たないという状況だと、バッテリーが劣化している可能性が高いので、交換を検討しましょう。

バッテリー駆動時間が短いと、ノートパソコンの利便性が低下してしまいます。外で作業しようと思っても、バッテリーが残り少なくて一度充電しないといけなくなってしまう、といった場合があるので、交換することをおすすめします。

警告メッセージが表示されている

ノートパソコンの機種にもよりますが、バッテリーの寿命が近いと警告メッセージが表示される場合があります。パソコン側がバッテリーの劣化を検知して、寿命が近いことを教えてくれるということです。

警告メッセージが表示された場合は、メッセージ内容に従うことをおすすめします。「交換が必要です」と書かれているなら、バッテリーを交換しましょう。

なお、機種によっては全くメッセージが出ない場合もあるので注意が必要です。

電源ケーブルに接続しないと使えない

電源ケーブルに接続しないと使えない、という状況の場合バッテリーがかなり劣化している可能性が高いです。電源ケーブルに接続しないと使えないということは、バッテリーが完全に意味をなさなくなっているということです。

この状態だと、ノートパソコンを持ち運んで使うことが難しくなります。また、この状態で放置すると電源が付かなくなるなど他のトラブルが起きることも考えられるので、できるだけ早めにバッテリー交換することをおすすめします。

バッテリーが膨張している

バッテリーが膨張しており、ノートパソコンの本体が歪んでいたり、キーボードが打ちにくくなっていたりする場合、バッテリーは完全に寿命が来ています。

バッテリーにはリチウムイオン電池が内蔵しているのですが、リチウムイオン電池は劣化するとガスが発生します。このガスによってバッテリーは膨張してしまいます。

膨張しているのに放置すると、爆発や火災に繋がる恐れもあります。そのため、早めにバッテリー交換することをおすすめします。また、この状態だとパソコン自体の寿命が近い可能性もありますので、購入してから日が経っているなら買い替えも検討しましょう。

パソコンが勝手にシャットダウンすることがある

パソコンが勝手にシャットダウンする場合、バッテリーの寿命の可能性もあります。

ただし、シャットダウンの原因はさまざまなものが考えられます。アプリを同時に使いすぎてパソコンに負荷がかかってしまったことが原因かもしれません。また、ウイルス感染によって、シャットダウンするようになることもあります。

シャットダウンの原因を初心者が特定するのは難しいです。そのため、PCホスピタルにご相談いただくことをおすすめします。修理業者であるPCホスピタルなら、シャットダウンの原因を素早く特定することが可能です。

PChホスピタルはノートパソコンのバッテリーの寿命が近い時のサポートが可能です
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ノートパソコンのバッテリーの寿命が短くなる原因

ノートパソコンのバッテリーの寿命が短くなる原因として次の3つが挙げられます。

  • 充電回数が多い
  • パソコンに物理的な衝撃を与えた
  • 使用環境が悪い

バッテリーの寿命をできるだけ長くするために、これらのことに気をつけましょう。ひとつひとつの原因について詳しく解説していきます。

充電回数が多い

ノートパソコンの使用頻度が高く、充電回数が多ければそれだけバッテリーの劣化は早くなります。ノートパソコンを仕事などで使っている場合、バッテリーの寿命が短くなってしまうのは、ある程度仕方ないと言えます。

ただ、低電力モードにしたり、余計なアプリを使わないようにしたりと、バッテリーを節約してできる限り寿命を延ばす方法はあります。

パソコンに物理的な衝撃を与えた

パソコンに物理的な衝撃を与えるのも、寿命を短くする原因になります。たとえば、ノートパソコンを高いところから落としたり、上から重い物を落としたりすると、バッテリーが損傷してしまう恐れがあるので、注意しなくてはいけません。

特にノートパソコンは持ち歩いて使うこともあるため、物理的な衝撃を与えてしまうリスクが高くなります。持ち歩く際はパソコンケースを使用するなどして対策しましょう。

使用環境が悪い

ノートパソコンの使用環境が悪いのも、バッテリーを劣化させる原因になります。たとえば温度が高い場所で使うと、内部の温度が上がってしまいバッテリーが劣化する恐れがあります。

また、デスクがほこりまみれになっているのもよくありません。ノートパソコンがホコリを吸い取ってしまうと、ホコリによってファンが熱を上手く逃がせなくなり、内部の温度が上がりやすくなってしまうためです。

ノートパソコンのバッテリーの寿命を延ばすポイント

続いて、ノートパソコンのバッテリーの寿命を延ばすポイントについて解説します。ポイントは次の4つです。

  • 高温を避けて使用する
  • シャットダウンとスリープを使い分ける
  • 無駄なバッテリー消費を抑える
  • 充電が0%の状態で長期間放置しない

ひとつひとつのポイントについて詳しく解説していきます。

高温を避けて使用する

ノートパソコンは高温を避けて使用することが大切です。直射日光が当たる場所で使用するのは止めましょう。また、夏場の車内にノートパソコンを置きっぱなしにするのも厳禁です。

夏場はできればエアコンを使用し、部屋の温度が上がりすぎないようにすると良いです。

シャットダウンとスリープを使い分ける

パソコンを使っていない間も付けっぱなしにすると、それだけバッテリーを消費してしまいます。バッテリーを長持ちさせたいなら、使っていない間はシャットダウンすることが大切です。シャットダウンすれば、余計な電力を使わないで済みます。

ただし、少しの間使わないだけなら、シャットダウンよりもスリープ状態にした方が良いです。シャットダウンは電源を消すとき・付けるときに、パソコンに多少の負荷をかけるためです。

長時間使わないならシャットダウン、少しの間使わないのならスリープ、と使い分けることが大切です。

無駄なバッテリー消費を抑える

バッテリーを長持ちさせたいなら、無駄なバッテリー消費を抑えることが大切です。

たとえばモニターを少し暗くすれば、バッテリーの消費をその分抑えられます。また、使っていないアプリやブラウザのタブをこまめに閉じることも効果があります。

また、ノートパソコンによってはバッテリー節約機能が搭載されているので、好みに応じて活用しましょう。

充電が0%の状態で長期間放置しない

充電が0%の状態で長期間放置するのは、バッテリーにとって良くありません。ノートパソコンをしばらく使わないのであれば、こまめに充電しておくことをおすすめします。

0%の状態で長期間放置すると、バッテリーとしての機能を失う可能性もあります。

ノートパソコンのバッテリーの寿命が来たら交換がおすすめ

ノートパソコンのバッテリーの寿命が近いと感じたら、交換するのがおすすめです。

最近のノートパソコンのほとんどはバッテリーが本体に内蔵されているタイプであり、交換するには本体の分解が必要です。本体の分解は非常に難しく、失敗したらパソコンを壊してしまう可能性もあるので、バッテリー交換はプロに依頼することをおすすめします。

バッテリー交換の依頼先として次の2つが挙げられます。

  • メーカー
  • PCホスピタル

ひとつひとつの依頼先の特徴について詳しく解説します。

メーカー

メーカーによっては自社のノートパソコンのバッテリー交換を行っていることもあります。メーカーの修理センターにパソコンを配送する、もしくはスタッフに自宅までパソコンを回収しにきてもらうことで、バッテリー交換してもらえます。

メーカーによっては、有償の補償サービスに加入していれば、割引料金でバッテリー交換してもらえる場合があります。ただし、それ以外の場合は料金が高くなってしまいます。

また、依頼前に必ずバックアップを取らないといけません。メーカーはパソコンを初期化した後に作業する場合があるためです。初期化すると大事な写真などはすべて消えてしまいます。

PCホスピタル

修理業者であるPCホスピタルでは、ノートパソコンのバッテリー交換にも対応しています。PCホスピタルの場合、店舗に持ち込むことでその場で修理を任せることが可能です。また、出張修理にも対応しています。

PCホスピタルのメリットは、バックアップを取る必要がない点です。PCホスピタルのスタッフがデータを保護したうえで、バッテリー交換を行うためです。

また、修理料金もメーカーに比べれば安い場合が多いです。メーカーの補償サービスが使えない場合は、PCホスピタルに依頼するのがおすすめです。

PChホスピタルはノートパソコンのバッテリーの寿命が近い時のサポートが可能です

本記事ではノートパソコンのバッテリーの寿命について解説しました。

バッテリーの寿命は2〜3年が目安ですが、使用頻度によっても大きく変動します。バッテリー駆動時間が短くなったり、警告メッセージが表示されるようになったりした場合は、交換するタイミングであると言えます。

また、電源ケーブルに接続しないとノートパソコンが使えなかったりバッテリーが膨張していたりする場合、バッテリーがかなり劣化していると思われるので、すぐに交換することをおすすめします。

バッテリーの交換は修理業者のPCホスピタルでも行っていますので、ぜひご相談ください。PCホスピタルの場合、データを保護したうえで交換を行うため、事前にバックアップを取る必要がありません。また、バッテリーの寿命が近いか判断できないという場合も、お気軽にご相談ください。

PCホスピタルのパソコン修理概要
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監修

田村 勇樹(PCホスピタル 大阪吹田店 店長)

2017年に日本PCサービス株式会社入社後、累計4500件以上のパソコントラブルを解決。ウイルス感染、メールトラブルのサポートに定評を持つ。東京支部勤務、PCホスピタル 京都駅前店の店長を経て、現在は本社に併設する旗艦店のPCホスピタル 大阪吹田店の店長として従事。

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