地震および大雨によってパソコンが壊れた方へ

6月18日に発生した大阪北部地震と、7月5日から各地で発生した大雨によって被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。今回パソコン・USBメモリ・SDカード・RAID・NASサーバーなどが壊れた方を対象に、訪問修理と郵送修理による復旧支援の取り組みを行っています。

訪問による液晶修理・データ復旧の基本料金が無料
郵送による水濡れ等で壊れたデータの復旧料金が半額

PCがHDDを認識しないのはなぜ?原因や復旧・フォーマット方法

PCのさまざまなデータを保存しておくための記憶装置であるHDD(ハードディスクドライブ)。このHDDは消耗品であり、デリケートな部品です。PCを長い間使っていると、HDDのトラブルに見舞われることも少なくありません。容量が足りなくなったり故障してしまったりして、HDDの交換や増設をしたことがある方もいらっしゃるでしょう。

HDD周りでよく起こるトラブルとして、PCにHDDが認識されないというものがあります。「新しいHDDに交換したらPCから認識されなくなってしまった」「今まで使用できていたのに突然HDDが認識されなくなった」「外付けHDDを購入してPCと接続したけれど認識されなかった」といった類のトラブルです。

HDDはPCに欠かせない部品のため、このようなトラブルはとても困りますよね。できる限り早めに解決したいところです。

そこで今回は、PCがHDDを認識しない原因やその復旧方法などについてご紹介します。

経年劣化したHDDは大容量モデルへの換装がオススメ

PCがHDDを認識しない原因・復旧方法について

PCがHDDを認識しない原因には、主に以下のようなものが考えられます。

ディスクの初期化やフォーマットを行っていない

新品のHDD(データが一切書き込まれていないHDD)を購入し、増設もしくは交換した場合は、PCにHDDを認識させるために「ディスクの初期化」「フォーマット」と呼ばれる作業をする必要があります。これをせずにPCにHDDを組み込んでも、PCはHDDを認識してくれません。

ディスクの初期化とは、HDDが最初に読み込む部分(MBR/マスターブートレコード)を作成するための処理です。これに対して、フォーマットとはファイルシステム(記憶装置がデータを管理するために必要なもの)を適用し、ファイルを操作できるようにするための処理です。この2つの処理を行わないと、PCは新品のHDDを認識することができません。

また、今までMac OSやLinux環境などで使用していたHDDをWindows環境で使いたいときにもフォーマットが必要になります。これは、OSによって対応しているファイルシステムが異なるためです。

なお、市販されている外付けHDDなどでは、すでにこの処理が行われて出荷されている商品もあります。初期化やフォーマットをする前に、処理済みかどうかを確認してみると良いでしょう。

デバイスとして認識されていない

USB接続で外付けHDDをPCにつないでもPCに認識されない場合、PCにデバイスとして認識されていないことが考えられます。

最近のWindowsや外付けHDDでは、ユーザーが自分で設定作業をしなくても必要なデバイスドライバのインストールをOSが自動的に行ってくれる「プラグアンドプレイ」という機能が採用されているため、外付けHDDをPCと接続するだけで使用できる場合がほとんどです。

ですが、プラグアンドプレイが正常に完了せずに失敗に終わってしまうと、PC側でHDDをデバイスとして認識できない場合があります。この場合、HDDを復旧させるにはデバイスドライバを再インストールする必要があります。

ドライブレターが割り当てられていない、または競合している

HDDがPCに認識されない場合、ドライブレターが割り当てられていない、または競合している可能性もあります。

ドライブレターとは、ドライブ文字とも呼ばれるもので、HDDやUSBメモリなどの記憶装置をPCが識別するために割り当てる文字のことです。A~Zまでのアルファベットで表されます。

普通であれば、ドライブレターの割り当てはWindowsがHDDを接続したときに自動で行ってくれます。しかし、ネットワークドライブを使用している場合などに、すでに使われているドライブレターを割り当てようとしてしまい、競合が起こることがまれにあります。競合が起こるとHDDにドライブレターが割り当てられないため、PC上で認識できなくなってしまうのです。

この場合は、ドライブレターを手動で割り当て直すことで復旧する可能性があります。

HDDのパーティションが破損している

PCがHDDを認識しない原因には、HDDのパーティション破損の可能性も考えられます。

パーティションとは、HDDの区画のことです。HDDは、「リカバリに必要なデータを記憶しておく区画」「OSをインストールしておく区画」といったように、1台のHDDを区切って複数のHDDのように扱うことができます。このようにしてHDDを使うことを、パーティション分割といいます。

このパーティションの情報を記録している領域である「パーティションテーブル」が何らかの理由で破損してしまうと、「不明なパーティション」として扱われてPCで認識できなくなってしまうことも。

パーティションの破損を復旧するにはいくつかの方法がありますが、フリーソフトを使用して行うことも可能です。しかし誤った操作をしてしまうとかえって症状を悪化させてしまうことがあるため、しっかりと下調べをした上で行いましょう。心配な方は、PCの修理業者に相談するのもおすすめです。

HDDの物理的な故障

PCがHDDを認識しないときは、単純にHDDの物理的故障が起きている可能性もあります。

HDDの寿命はおよそ3~4年といわれています。時間に換算すると「1万時間」です。大体ですが、1日に8時間パソコンを使用すれば、ちょうど3~4年で寿命となります。HDDの寿命は3~4年ですが、最近主流のSSDの寿命は5~10年ほど持つといわれています。

HDDはあくまで消耗品のため、長い間使用していれば故障しやすくなります。異音がする、頻繁に再起動を繰り返すといった症状が出ている場合は、物理的な故障の可能性も考えましょう。

HDDの故障は急に起こっているようにみえますが、その前に前兆の症状がでていることが多いです。パソコンの動作が遅くなったり、よくフリーズする、勝手に電源が落ちたりするような症状がでた場合、HDDの寿命の前兆の可能性があります。

下記がHDDの寿命の前兆でよく起こる症状です。このような症状がでた場合はバックアップなどを取りHDDの寿命に備えましょう。

  • 変な音がする
  • よくフリーズする
  • パソコンが異常に熱い
  • 動作が遅い
  • OSが起動しないことがある
  • インターネットにつながりにくい

物理的な故障の場合は個人での復旧が難しいため、修理業者に依頼することをおすすめします。

HDDをフォーマットする方法

ここでは、HDDをフォーマットする方法をご紹介します。なお、HDDをフォーマットするとデータが消失してしまうため、新品のHDDをフォーマットする場合以外は、フォーマットする前に必ずデータのバックアップを取っておきましょう。

1.Windowsスタートボタンをクリックし、[コンピューター]を右クリック→[管理]を選択

Windowsスタートボタン

[管理]を選択

2.「コンピューターの管理」という画面の[記憶域]にある[ディスクの管理]をクリック

[ディスクの管理]をクリック

3.フォーマットしたいHDDに割り当てられたディスクを右クリックし、[ボリュームの削除]をクリック

[ボリュームの削除]をクリック

4.該当ディスクが「未割り当て」という表示になった後、「未割り当て」のディスク→[新しいシンプルボリューム]の順に右クリック

「未割り当て」という表示

5.「新しいシンプルボリュームウィザード」という画面の指示に従って項目を設定

指示に従って項目を設定

6.最後に表示された画面で[完了]をクリックするとフォーマット開始

フォーマット開始

7.フォーマットが完了すると、「未割り当て」と表示されていたディスクが「正常」になる

ディスクが「正常」になる

I-O DATA 外付けハードディスク 3TB HDC-LA3.0

I-O DATA 外付けハードディスク 3TB HDC-LA3.0

テレビ録画にも対応する3TB大容量外付けHDD

おわりに

PCがHDDを認識しない原因はさまざまです。症状が発生したときは、今回ご紹介した原因のうち、どの原因が自分のHDDに当てはまりそうかをチェックし、適切な対策を取るようにしましょう。ただし、PCに不慣れな方が無理に自分で解決しようとすると、余計に問題が複雑化してしまう恐れもあります。大切なデータが入っているHDDであれば、無理をせずに修理業者に相談しましょう。

ドクター・ホームネットでは、PCやスマートフォンのトラブルをはじめ、HDDに関するトラブルのご相談にも対応しています。困ったことが起きた場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

パソコンやインターネットで困った時は
パソコンのトラブル解決シミュレーター 対応方法や料金を確認したい方はこちらをクリック
もしもの時の印刷用資料
緊急問い合わせ
パソコンのトラブル解決シミュレーター 対応方法や料金を確認したい方はこちらをクリック連絡先に追加する