ノートパソコンの掃除はどうやって行う?キーボードや通風口の掃除方法や注意点

ノートパソコンの掃除はどうやって行う?キーボードや通風口の掃除方法や注意点

ノートパソコンの掃除方法が分からないという方もいるのではないでしょうか。デスクトップパソコンなら分解して掃除できるが、ノートパソコンは分解しても良いのか分からないという方もいるかと思います。

本記事ではノートパソコンの掃除方法について解説します。キーボードや通風口などの掃除方法や、掃除する際の注意点についてまとめました。

本記事を読むことでノートパソコンの掃除方法が分かり、ノートパソコンを気持ちよく使い続けられるようになります。ノートパソコンの掃除方法に悩む方は参考にしてください。

ノートパソコンの掃除は分解が必要?

パソコンを中までしっかり綺麗に掃除するには分解が必要ですが、一般の方が分解掃除を行うのはおすすめしません。なぜなら、パソコンの分解には相当な専門知識が必要であるためです。知識がない方が分解すると、パソコンを壊してしまったり、元に戻せなくなってしまったりする可能性が高くなります。

特にノートパソコンの場合、デスクトップよりも中の構造が複雑になっています。ノートパソコンは狭い場所に、多くのパーツを詰め込んでいるためです。そのため、初心者が分解掃除を行うには余計に避けた方が良いと言えます。

本格的なノートパソコンの掃除は、専門業者に依頼することをおすすめします。パソコン修理業者によっては、内部クリーニングも受け付けている場合があります。修理業者であるPCホスピタルでも、ノートパソコンの分解掃除を行っています。

ノートパソコンの外側の部分に関しては、分解しなくても掃除できるので、自分で行うことが可能です。ただ、外側に関しても気をつけて掃除しないと、故障に繋がる可能性があります。

当記事で注意点について詳しく解説します。

ノートパソコンの掃除を行う前の準備

ノートパソコンの外型を掃除する場合、次の3つの準備を行う必要があります。

  • 掃除道具を購入する
  • 周辺機器をすべて取り外す
  • パソコンを放電させる

ひとつひとつの準備内容について詳しく解説していきます。

掃除道具を購入する

まず、掃除道具を一通りそろえる必要があります。ノートパソコンの掃除に必要な道具は次のとおりです。

  • 静電気防止手袋
  • エアダスター
  • マイクロファイバークロス
  • 液晶用ウェットティッシュ(ノンアルコール)

手袋をしないとパソコンが静電気によって故障してしまう恐れがあります。エアダスターはキーボードや通風口に溜まったホコリを吹き飛ばすのに必要です。

ディスプレイの汚れは基本的にはマイクロファイバークロスで拭き取ります。マイクロファイバークロスは柔らかい素材でできており、画面を傷つけることなく掃除できます。汚れがひどい場合は、ウェットティッシュを使うこともあります。

周辺機器をすべて取り外す

ノートパソコンを掃除する前に、周辺機器をすべて取り外ししましょう。キーボードやマウス、ディスプレイなど、Bluetoothで接続されているものも含めて取り外すと良いです。充電ケーブルも忘れずに外しましょう。

周辺機器を取り外す理由は、周辺機器が掃除中に作動するなどして余計なトラブルが起こることを防ぐためです。

パソコンを放電させる

パソコンをシャットダウンさせて、しばらく放電させましょう。パソコンを長く使っていると、内部に静電気が溜まってしまいます。静電気が溜まった状態で掃除すると、トラブルの原因になる恐れがあります。

放電させるやり方は簡単で、シャットダウンさせて周辺機器を取り外した後、10分程度様子を見るだけです。本当はバッテリーを外した方が良いのですが、最近のノートパソコンのほとんどはバッテリーが外せないタイプなので、そのままで問題ありません。

PCホスピタルはノートパソコン掃除サポートに対応しています
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ノートパソコンの掃除を行う方法

ノートパソコンの掃除を行う方法についてみていきましょう。

次の3つの箇所に分けて掃除方法を解説します。

  • キーボード
  • 通風口
  • ディスプレイ

キーボード

キーボードは直接手で触る箇所のため非常に汚れています。掃除を放置していると、キーボードが打ちにくくなることもあります。また、衛生的にもよくありません。ノートパソコンの場合、キーボードが故障したら単体で交換できないので注意が必要です。

キーボード掃除ではエアダスターを使います。エアダスターを使えば、キーボードの隙間に入ったホコリを吹き飛ばすことができます。周辺にホコリが飛んでしまうので、周辺に置いてある物を整理してから行うと良いです。

キーボードをひとつずつ取り外して掃除する方法もありますが、取り外す際に破損したり元に戻せなくなったりする可能性もあるので、無理して行う必要はありません。また、キーボードを取り外せないタイプのノートパソコンもあります。

通風口

パソコンにはファンが内蔵されています。ファンは通風口から内部に溜まった熱を逃がしています。

通風口にホコリが溜まると、熱を上手く逃がせなくなってしまいます。内部に熱が溜まると、ファンの音がうるさくなったり、パソコンが熱暴走を起こして急にシャットダウンしたりすることがあります。

通風口に関しても、エアダスターを使ってほこりを飛ばすのがおすすめです。

ディスプレイ

ノートパソコンのディスプレイも放置していると汚れが付いていきます。ディスプレイを掃除する際は、マイクロファイバークロスを使って優しく乾拭きします。洗剤や水は使わないようにしましょう。洗剤を使うと、表面を傷めてしまう恐れがあります。

乾拭きでは落ちない汚れについては、ウェットティッシュを使います。ただし、ノンアルコールタイプを選んでください。ノンアルコールの液晶用ウェットティッシュも売られているので、そちらを使うと良いです。

ノートパソコンを掃除するときの注意点

ノートパソコンを掃除するときの注意点について解説します。注意点は次の3つです。

  • 水や洗剤は使わない
  • 火気に気をつける
  • できる範囲で掃除する

ひとつひとつの注意点について詳しく解説していきます。

水や洗剤は使わない

ノートパソコンの掃除で水や洗剤を使うのはおすすめしません。水分がキーボードの隙間などから内部に入り込むと、中のパーツなどが駄目になってしまう場合があります。

水や洗剤を使わないと落ちないほど頑固な汚れに関しては、PCホスピタルなどのパソコンのプロにクリーニングを依頼することをおすすめします。

火気に気をつける

エアダスターを使うときは特に火気に気をつけましょう。ストーブなどの近くで作業するのは危険です。また、使用中は換気をしっかり行いましょう。

加えて、エアダスターなどのスプレー缶は、捨て方にも気をつける必要があります。捨て方は地域によって異なるので、自治体の指示に従いましょう。

できる範囲で掃除する

ノートパソコンの掃除はできる範囲で行うことが大切です。難しいと感じる掃除は無理して行わず、PCホスピタルなどの修理業者に依頼することをおすすめします。

特に分解修理は高度な技術を必要とするので、プロに任せるのが安全です。

また、本体を叩いてホコリを出そうとするなど、自己流のやり方で掃除するのも避けましょう。正しくない方法で掃除するのはパソコンの故障に繋がってしまいます。

ノートパソコンの内部掃除を行いたい場合はどうする?

ノートパソコンの分解掃除は初心者には難しく、自分で行うのはおすすめしません。また、一度分解すると、メーカーの保証対象外になってしまうなどのデメリットもあります。

内部の掃除に関してはPCホスピタルに依頼いただくことをおすすめします。PCホスピタルはノートパソコンの内部クリーニングを行った実績も多くあります。

特に、長く使用したパソコンのファンには、ホコリが多く付着していることもあります。ファンがホコリまみれになっていると異音が発生したり、熱暴走を起こしたりする場合があります。ファンの掃除に関しても、PCホスピタルにお任せください。

ノートパソコンの掃除を行う前にバックアップは必要?

ノートパソコンを自分で掃除する場合はバックアップを取ることをおすすめします。掃除中に万が一データが消えてしまっても、バックアップがあれば復旧が可能です。

PCホスピタルにクリーニングを依頼する場合は、バックアップを取る必要はありません。PCホスピタル側でデータを保護したうえで作業を行うためです。

バックアップの取り方が分からない場合も、PCホスピタルにお任せください。

ノートパソコンを掃除しないとどうなる?

ノートパソコンの掃除を放置していると、次のような問題が発生することがあります

  • 本体が熱くなる
  • 電源が突然落ちる
  • 異音がする

このような問題を防ぐためにも、こまめに掃除を行うことが大切です。

本体が熱くなる

ノートパソコンの掃除を放置すると、本体が熱くなることも考えられます。通風口やファンにホコリが溜まると、熱を逃がせなくなってしまい、冷却性能が低下してしまうためです。

本体が過度に熱くなった場合は、使用を中断して掃除を行いましょう。

掃除しても熱くなる場合は、パソコンに負荷をかけすぎている可能性もあります。重いアプリを同時に動かしていたり、直射日光が当たる場所で作業していたりしても熱くなることがあるので、思い当たる点がないか確認しましょう。

電源が突然落ちる

ノートパソコンの掃除を放置すると、電源が突然落ちることも考えられます。パソコン本体が熱くなると、これ以上負荷を高めないために、パソコンが自ら電源を落とします。

電源が突然落ちた場合、未保存のデータは失われてしまいます。また、何の準備もなしにいきなり電源が落ちると、システムファイルが中途半端な状態で保存されてしまうなど、何らかの不具合が起きることがあります。

最悪の場合、電源が入らなくなるので、パソコンの温度上昇には気をつけましょう。

異音がする

ノートパソコンの掃除を放置した結果、パソコンから異音がするようになることもあります。パソコンのファンや通風口にホコリが溜まってしまうと、ファンが上手く回転できなくなってしまうためです。

ファンに溜まったホコリは火災の原因になることもあります。異音がするときは、外部だけでなく内部クリーニングも行った方が良い場合もあるので、PCホスピタルにご相談ください。

PCホスピタルはノートパソコン掃除サポートに対応しています

本記事ではノートパソコンの掃除方法について解説しました。キーボードや通風口、ディスプレイの掃除方法や、掃除する際の注意点などがお分かりいただけたかと思います。

ノートパソコンの外側の部分は自分で掃除が可能です。ただし、掃除する際は慎重に行うことが大切です。静電気防止手袋をしっかり付け、放電処理を行ったうえで作業しましょう。

エアダスターを使う際は、換気をしっかりと行い、火気に気をつけることが大切です。また、パソコンは水に弱いので、水や洗剤は使わないようにしましょう。

パソコンの掃除方法が分からない方や、内部までしっかり綺麗にしたい方は、PCホスピタルにご相談ください。PCホスピタルはノートパソコンのクリーニングを行った実績も豊富です。クリーニングを行うことで、パソコンが速く動くようになったり、異音がする・熱くなるといった問題を解決できたりすることもあります。

PCホスピタルのパソコン修理概要
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監修

渡邉 太陽(PCホスピタル 東京三田店 店長)

2015年に日本PCサービス株式会社入社後、累計6500台以上のパソコントラブルを解決。現在はPCホスピタル 東京三田店の店長として店舗マネジメント及び店舗スタッフ約20名の人材育成に携わり、2024年の社内表彰式では年間最優秀店長として表彰される。

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