パソコンの立ち上がりが遅い?7つの原因と対処法を解説!

パソコンの立ち上がりが遅い?7つの原因と対処法を解説!

パソコンの立ち上がりが遅いと感じる方もいるのではないでしょうか。パソコンを購入してから時間が経つと、起動に時間がかかるようになることもあります。この場合、ストレージやメモリなどが劣化している場合もありますが、単に設定の問題の可能性もあります。

本記事ではパソコンの立ち上がりが遅い原因と対処法について解説します。また、パソコンの修理はどこに依頼すべきかについてもまとめました。

本記事を読むことでパソコンの立ち上がりが遅い問題を解決できます。パソコンを利用する際の快適さを高めたい方はぜひ参考にしてください。

パソコンの立ち上がりが遅い原因と対処法

パソコンの立ち上がりが遅い原因として考えられるのは次の7つです。

  • スタートアップ(常駐プログラム)が多い
  • ストレージ容量が残り少ない
  • デスクトップにアイコンが多い
  • OSのアップデートが行われている
  • ウイルスに感染している
  • メモリ容量が不足している
  • HDDが劣化している

これらの中に原因がないかまず探してみましょう。ひとつひとつの考えられる原因について詳しく解説していきます。

1.スタートアップ(常駐プログラム)が多い

スタートアップアプリが多いと、立ち上がりが遅くなる場合があります。

スタートアップアプリとはパソコンを起動させる際に自動的に開くアプリです。アプリを開く手間をなくせるのがメリットですが、スタートアップアプリが多すぎるとパソコンに負荷がかかってしまいます。使っていないアプリはオフにしておくのが望ましいです。

アプリの中にはインストール時に自動的にスタートアップに登録されるものもあります。そのため、知らないうちにスタートアップアプリが溜まっていることもあります。

対処法:スタートアップの整理を行う

スタートアップアプリの整理を行うことで、起動時のパソコンの負荷を抑えられます。スタートアップアプリを解除する方法は次のとおりです。

Windows11でスタートアップアプリを解除する方法
  1. スタートから「設定」を開く
  2. 「アプリ」をクリック
  3. 「スタートアップ」をクリック
  4. 解除したいスタートアップアプリをオフにしていく

起動が遅いと感じる場合は、ひとまず絶対に必要なアプリ以外はオフにしてみて、後で様子を見ながら少しずつオンにしていくと良いです。

2.ストレージ容量が残り少ない

ストレージ容量が不足していると、立ち上がりが遅くなる場合があります。ストレージとはHDDやSSDなどのパソコンのデータを保存する装置を指します。

パソコンに写真や動画など容量が大きいデータを多く保存したり、アプリを多くインストールしたりすると、ストレージ容量が足りなくなる場合があります。

ストレージ容量は定期的に見直すことが大切です。ストレージ容量を確認する方法は次のとおりです。

Windows11でストレージ容量を確認する方法
  1. スタートから「設定」を開く
  2. 「システム」をクリック
  3. 「ストレージ」をクリック

対処法:キャッシュ・履歴を削除する

ストレージ容量が残り少ない場合、Webブラウザのキャッシュ・履歴を削除するのが簡単にできる対処法です。キャッシュとは、Webページを早く開くために、ページのデータをパソコン内に保存する機能のことです。

キャッシュ・履歴を削除する手順は次のとおりです。

Chromeのキャッシュ・履歴を削除する方法
  1. 設定メニュー(⋮)をクリック
  2. 「閲覧履歴データを削除」をクリック
  3. 「閲覧履歴」と「キャッシュ…」にチェックが入っていることを確認
  4. 「データを削除」をクリック
Edgeのキャッシュ・履歴を削除する方法
  1. 設定メニュー(…)をクリック
  2. 「履歴」をクリック
  3. ゴミ箱マークをクリック
  4. 「閲覧の履歴」と「キャッシュ…」にチェックが入っていることを確認
  5. 「今すぐクリア」をクリック

対処法:不要なアプリを削除する

アプリを多くインストールしている方は、アプリが原因で容量が不足しているのかもしれません。使っていないアプリは削除することをおすすめします。

アプリは削除してしまっても、再度インストールすることができます。ただし、削除する際は、アカウント情報を忘れないようにしてください。再度インストールした後はログアウト状態になっており、アカウント情報を入力しないとログインして使えません。

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3.デスクトップにアイコンが多い

デスクトップにアプリやファイルのアイコンが多いのも、立ち上がりが遅い原因になります。アイコンがたくさんあるとそれらを表示するのに時間がかかります。

デスクトップは定期的に整理することをおすすめします。デスクトップがごちゃごちゃしていると、ストレスも溜まってしまいます。

対処法:デスクトップを整理する

アイコンは右クリックから「ゴミ箱」を選択することで、デスクトップから消せます。頻繁に使うアプリのショートカット以外は、デスクトップに置かないようにしましょう。

それでもアイコンが多くなってしまう場合は、デスクトップにフォルダーを作成すると良いです。デスクトップの空いている箇所を右クリックして、「新規作成」から「フォルダ」を選ぶことで、フォルダーを作成できます。作成したら、アイコンをドラッグアンドドロップして、フォルダーの中に入れていきましょう。

フォルダーを作ればデスクトップがすっきりしますし、画面表示も速くなります。

4.OSのアップデートが行われている

WindowsやMacなどのOSは定期的にアップデートを行う必要があります。OSのアップデートが行われていて、それで立ち上がりに時間がかかっている場合もあります。

アップデートが完了すれば、後は正常にパソコンを使えるので、特に心配する必要はありません。立ち上がりが遅くなるからといって、アップデートを避けるのは止めましょう。OSを新しいバージョンに更新しないと、セキュリティリスクが高まる恐れもあります。

対処法:アップデートの完了を待つ

OSのアップデートに関しては、完了するのを待つよりほかありません。大規模なアップデートはかなり時間がかかることもあるので、時間に余裕があるときに行うと良いです。

アップデートがいつまでも終わらない場合、アップデートに失敗している可能性もあります。ネット環境が悪くて途中で通信が途切れるとアップデートに失敗することもあります。

アップデートが終わらない場合は強制再起動する手もありますが、ひとまずPCホスピタルなどの修理業者に相談することをおすすめします。PCホスピタルはOSのアップデートに失敗したパソコンを修理した実績も多数あります。

5.ウイルスに感染している

パソコンがウイルスに感染している可能性もゼロではありません。ウイルスに感染すると、そのプログラムがパソコンで常に動くようになります。ウイルスソフトはパソコンに大きな負荷をかけることも多く、立ち上がりが遅くなってしまうこともあります。

また、ウイルスに感染すると個人情報を盗まれるなどの被害に遭う恐れもあります。

対処法:ウイルスチェックを行う

ウイルスに感染した疑いがあるなら、早急に対処することが大切です。心当たりがあるプログラムがあるなら、それを削除しましょう。また、アンチウイルスソフトをインストールし、ウイルススキャンを行ってください。

アンチウイルスソフトの使い方が分からない場合や、ウイルスに感染して起動すらできないという場合は、PCホスピタルにご相談ください。PCホスピタルはウイルス削除にも対応可能です。

6.メモリ容量が不足している

メモリ容量が不足していると、パソコンに負荷がかかってしまいます。多くのアプリを同時に使っていると、メモリ容量をその分圧迫してしまいます。

スタートアップアプリを削除するなどしてメモリを節約することも大事ですが、スペックの低いパソコンの場合、それでもメモリが足りなくなってしまうこともあります。

対処法:メモリを増設する

動画編集アプリやオンラインゲームアプリなどは多くのメモリを使います。そのようなアプリを使う方は、メモリを増設することも検討しましょう。パソコンによってはメモリを後から増やすことが可能です。

メモリ増設を行えば動作が遅くなることもなく、快適に作業できるようになります。ただし、メモリ増設よりも新しいパソコンを購入した方が、費用対効果が良い場合もあるので、よく検討しましょう。

PCホスピタルはメモリの増設にも対応していますので、お気軽にご相談ください。また、パソコンの買い替え相談を行うことも可能です。

7.HDDが劣化している

パソコンのストレージであるHDDが劣化すると、立ち上がりが遅くなる場合があります。HDDはパソコンを落としたり衝撃を加えたりすると壊れてしまう可能性もあります。

HDDが劣化すると、データが消失したりパソコンの電源が入らなくなったりすることもあるので、注意が必要です。

対処法:HDDをSSDに交換する

HDDが劣化している場合、ストレージをSSDと交換するのもおすすめです。SSDはHDDよりも読み書きの速度が速く、交換することで起動時間も短縮できることがあります。

また、SSDは壊れにくい、動作音が静かなどメリットが多いです。

パソコンを速くしたい方はSSD交換を検討してみてください。PCホスピタルでもSSDへの交換は行っています。

パソコンの立ち上がりが遅い場合の修理依頼先

パソコンの立ち上がりが遅い原因が分からない場合や、一度立ち上がりが早くなってもしばらく使っていると遅くなってしまう場合は、プロに見てもらうことをおすすめします。パソコンのパーツに不具合が生じている可能性もあり、修理が必要になります。

パソコンの立ち上がりが遅い場合の修理依頼先は大きく分けて次の2つです。

  • メーカー
  • PCホスピタル(修理業者)

各修理依頼先のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

メーカー

メーカーの多くは自社製品のパソコンの修理を受け付けています。修理方法は各公式サイトに記載されています。多くの場合、修理センターにパソコンを送る必要があります。

メーカー修理のメリットは、保証が効く場合があることです。購入してから1年未満で、かつ保証書を持っていれば、無料/割引価格で修理してもらえる可能性があります。ただし、保証対象になるのは自然故障の場合のみなので注意が必要です。

デメリットは、データの保護は行っていない場合がほとんどな点です。パソコンが初期化されて返ってくる場合もあるので、修理依頼前に必ずバックアップを取る必要があります。

PCホスピタル(修理業者)

PCホスピタルは大手修理業者であり、全国に店舗を持つのが特徴です。宅配修理だけでなく持込修理に対応しており、店舗にパソコンを持ち込んでいただければその場で修理できる可能性があります。

PCホスピタルのメリットはデータを消さずに修理できる点です。バックアップを取っていない場合でも問題なく修理を依頼することが可能で、メーカーよりも修理スピードが早いことが多いです。

保証が効く場合はメーカーに修理を依頼するのがおすすめですが、それ以外の場合は、PCホスピタルを活用することをおすすめします。

PCホスピタルはパソコンの立ち上がりが遅いトラブルのサポートが可能です

本記事ではパソコンの立ち上がりが遅い原因と対処法について解説しました。

パソコンの立ち上がりが遅い原因はさまざまです。単にスタートアップアプリが増えすぎたからの場合もあれば、HDDの故障やウイルス感染など何か重大な問題が発生している場合もあります。初心者には原因を特定するのが難しいこともあります。

立ち上がりが遅い原因が分からない場合は、プロに診断・修理を依頼することをおすすめします。修理業者のPCホスピタルでは、データを消すことなく修理できるため、バックアップを取っていない方でも安心して依頼いただけます。

PCホスピタルのパソコン修理概要
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料金 基本料金 8,800円 + 動作トラブル修理 6,600円~ + 出張サポートは2,200円追加
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監修

渡邉 太陽(PCホスピタル 東京三田店 店長)

2015年に日本PCサービス株式会社入社後、累計6500台以上のパソコントラブルを解決。現在はPCホスピタル 東京三田店の店長として店舗マネジメント及び店舗スタッフ約20名の人材育成に携わり、2024年の社内表彰式では年間最優秀店長として表彰される。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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