大雨および北海道地震によって被災された方へ

7月5日から各地で発生した大雨によって被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。今回被災された方を対象に「郵送修理による復旧支援」の取り組みを行っています。

【西日本豪雨 復旧支援】郵送による水濡れ等で壊れたデータの復旧料金が半額

もしかしてHDD(ハードディスク)の故障?HDDの故障の症状と原因

パソコンを使用していると、さまざまなトラブルに直面することがあると思います。特に、HDDはパソコンに使用されている部品の中でも故障しやすい精密なものです。HDDはパソコンのデータを保存しておく部品のため、これが故障してしまうとパソコンに保存しておいたデータが全て消失してしまったり、OSが起動しなくなったりする可能性があります。

今回は、HDDの故障の症状やその原因についてご紹介します。

HDD(ハードディスク)とは

HDDとは「ハードディスクドライブ」のことで、パソコンのデータを記憶するための装置です。パソコンを動作させるために必要なOSを始めとしたさまざまなソフトから、ユーザーが作成した文書ファイル、画像など、パソコン上のあらゆるデータが保存されます。パソコン内部に最初から組み込まれているものと、USBケーブルで接続して使う外付けタイプのものがあります。容量も数百GB(ギガバイト)のものから数TB(テラバイト)のものまで、用途に合わせてたくさんの種類が販売されています。

HDDがデータを保存する仕組みは、レコードを再生する仕組みによく似ています。HDDにはデータを記録するための磁気ディスクが入っており、データを読み書きするための磁気ヘッドがついたアームが、回転している磁気ディスクの上を動き回り、データを書き込んだり、読み込んだりするという仕組みです。そのため、使い続けていれば少しずつ磁気ヘッドや磁気ディスクに劣化が起こります。HDDは消耗品として考えておかなければなりません。

HDD(ハードディスク)が故障しそうなときの症状

HDDが故障しそうなときは、パソコンにさまざまな症状が出ることがあります。ここでは、HDDの故障と思われる症状をご紹介します。

HDDから異音がする

パソコンを起動したときに、HDDから今まで聞いたことのないような異音がする場合、HDDが故障しかかっているか寿命が近いと考えられます。HDDの磁気ヘッドが故障して誤作動していたり、本来接触してはいけないところと接触してしまっていたりすると、HDDから異音が聞こえます。このような症状が出た場合は、すぐにバックアップを取ることをおすすめします。

「まだ通常通りにデータの読み書きができるからいいか」とそのまま使い続けていると、HDDに大きな傷が付いてしまい、完全に起動しなくなってしまう可能性があるからです。

異音に気づいたときにすでにHDDが動作しない場合は、すぐにメーカーや修理業者に相談した方が良いでしょう。自分でなんとかしようとして何度もパソコンの再起動やHDDの分解などをすると、余計に故障の程度がひどくなり、データの取り出しが行えなくなってしまうため、注意してください。

起動時にメッセージが表示される

パソコン起動時にメッセージが表示される場合も、HDD関連のトラブルである可能性があります。パソコンの電源を入れたときに、「Operating System Not Found」と表示されたり、「Windowsが正しく開始できませんでした」と表示されたりするときは、何らかの理由でOSの起動に必要なシステムファイルが破損している、接続している周辺機器に問題があるなどが考えられます。

もちろん、HDD以外に原因がある場合も考えられるため、HDD以外が原因の可能性も考えてみる必要はあります。他にも、「ブルースクリーン」と呼ばれる青い画面が表示され、パソコンが正常に動かないことがあります。この症状の場合、OSの起動プログラムの破損や、HDDが故障していてデータを読み込めないでいるといった問題が起きていることが考えられます。

HDD(ハードディスク)の故障原因

HDDは壊れやすい部品のため、故障の原因もさまざまです。ここでは、HDDが故障してしまう主な原因について紹介します。

物理的な衝撃が加えられたことによる故障

HDDは、磁気ヘッドがついたアームが、回転している磁気ディスクの上を動き回ってデータを読み書きするという仕組みになっています。HDDが稼働している間、磁気ヘッドと磁気ディスクの間はわずか数ナノメートル(ナノメートル:1メートルの10億分の1)しかありません。そのような状態のときに、HDDに大きな衝撃が加わると、高速回転している磁気ディスクと磁気ヘッドが接触し、磁気ディスクの表面に塗られている「磁性体」というデータを読み書きするのに必要な部分に傷が付いてしまう恐れがあります。

重度になると、磁気ディスクから磁性体が剥がれ落ちてしまう「磁性体剥離」という状態になることもあります。こうなってしまうと、データの復旧はほぼ不可能です。HDDが動いているときに大きな衝撃を加えることは絶対に避けましょう。

ホコリやたばこ、気温、湿度による故障

ホコリやたばこの煙、高温、低温、多湿などもHDDの故障の原因となりえます。ホコリやたばこの煙の粒子がHDDに入ると、磁気ディスクの表面に傷が付く原因となります。また、高温や低温の環境でHDDを動作させることもあまり良くありません。夏場の30℃を超える日などにPCを使用すると、HDDが熱で歪んでしまうことがあります。

加えて、湿度にも気を配る必要があります。湿気が多いとHDDの腐食につながる恐れがあるため、注意しましょう。

寿命による故障

HDDは消耗品のため、必ず寿命がきます。一般的には4~5年程でHDDの寿命がくるとされています。寿命による故障ばかりは、先延ばしにすることはできても完全に回避することは困難です。長期間使用しているHDDがあれば、いつ壊れても問題ないよう、バックアップをきちんと取っておくことが大切です。

HDD(ハードディスク)の状態を調べる方法

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HDDの状態を調べてくれるフリーソフトはたくさんあるため、自分の使用しているHDDに問題が起きていないかを調べたいときは、それらを使用して調べる方法やOSのHDDエラーチェック機能を使用して調べる方法などがあります。

今回は、例としてWindows7のHDDエラーチェック機能を使用して調べる方法をご紹介します。

1.Windowsスタートメニューから、「コンピューター」を選択

2.「ハードディスクドライブ」のチェックしたいHDDのアイコンの上で右クリックし、「プロパティ」を選択

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3.「ツール」タブを選択し、「エラーチェック」の「チェックする」ボタンをクリックします。

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4.ディスクチェックのウィンドウが出るため、「チェックディスクのオプション」を任意で選択し、「開始」をクリック

なお、「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」は、エラーがあった場合に自動的に修復してくれるオプションで、「不良セクターをスキャンし、回復する」は不良セクター(データの記録ができなくなった場所)にあるデータの回復を行ってくれるオプションです。

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5.チェックしたいHDDが現在使用中の場合は以下のようなウィンドウが表示されるため、中止する場合は「キャンセル」、次回Windows起動時にチェックを行う場合は「ディスク検査のスケジュール」をクリック

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6.プロパティウィンドウに戻り、「OK」をクリック

7.開いている画面を全て閉じて、パソコンを再起動

8.パソコン起動時にチェックディスクが実行され、「Checking file system on C:」というメッセージが表示されるため、しばらく待つ

9.パソコンが通常起動することを確認して完了

おわりに

HDDは非常に精密な機械のため、少しの原因が故障につながることがあります。いつ故障しても大丈夫なように、大切なデータは複数の場所でバックアップを取っておきましょう。特に、ノートパソコンのような持ち運べるタイプのパソコンはHDDに衝撃が加わりやすいため、取り扱いには十分注意しておかなければなりません。できる限りHDDの故障の原因となるものは取り除き、寿命一杯まで使用できるようにしましょう。

ドクター・ホームネットでは、HDDトラブルのご相談も承っています。お困りの際はぜひお電話ください。

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