超小型デスクトップPC、「ミニPC(コンパクトPC)」の特徴や選び方

デスクトップPCは高性能で拡張性に優れていますが、設置する際はある程度のまとまったスペースが必要です。デスクトップPCが欲しいと考えていても、設置スペースの問題から諦めている方もいるでしょう。

そんな方におすすめしたいPCが、ミニPC(コンパクトPC)や超小型デスクトップPCと呼ばれるPCです。デスクトップPCでありながらノートPCよりも小さく、設置スペースも少なくて済むという優れもの。今回は、この超小型デスクトップPCの特徴や選び方をご紹介します。

超小型デスクトップPCとは

超小型デスクトップPCとは、その名の通り、非常に小さなデスクトップ型PCのことです。デスクトップPCと同様、ディスプレイやテレビなどに接続して使用します。

この超小型デスクトップPCの一番の特徴は、その大きさです。小型のデスクトップPCとしては、以前からタワー型の約半分の設置面積で済むスリムタワー型が発売されていました。

そのスリムタワー型よりもコンパクトなタイプが超小型デスクトップPCです。持ち運びも簡単にでき、設置スペースも取りません。さらに価格も手頃であるため、人気が出てきています。

超小型デスクトップPCの特徴

7193-00085-2

大きさや形状について

一口に超小型デスクトップPCといっても、大きさ・形状のバリエーションは豊富です。

従来のデスクトップPCをそのままコンパクトにしたスタンダードタイプや、USBメモリと似た形状をしたスティックタイプ、文庫本のように長方形で薄い形状をしたタイプ、キーボードと一体になったタイプなど、さまざまな形状の超小型デスクトップPCが発売されています。

形状によって違いはあるものの、多くのPCが手のひらに載るほどの大きさしかありません。商品の展示会では、ACアダプターとPCが一体になったタイプも発表されています。このACアダプター一体型PCはまだ製品化されていませんが、もし製品化されれば電源コードなどを持ち運ぶ必要がないため便利です。

性能について

機種によっては通常のデスクトップPCに匹敵する性能を持っているPCもありますが、一般的には拡張性やスペックで劣ることが少なくありません。それでもタブレットPCからウルトラブック並みの性能を持ち、ビジネスでの利用や通常のPCの利用には十分耐えることができます。

動画編集や3Dグラフィックを用いたゲームを行う場合は、スティック型PCの性能ではなかなか厳しいかもしれませんが、スタンダードタイプPCであればハイスペックなCPUが搭載されています。

スタンダードタイプは購入時にメモリを増やしたり、HDDやSSDなどのストレージ(記憶媒体)を容量の大きい仕様にカスタマイズしたりすることで、小型でありながら通常のデスクトップPC並みの性能を持たせることも可能です。

価格について

スティックタイプは約1万円~3万円、キーボード一体型や文庫本型のPCは約2万円です。

スタンダードタイプの超小型デスクトップPCは、エントリーモデルからハイエンドモデルまで種類が豊富で、価格も2万円台の製品から10万円以上する製品まであります。高い性能を求めなければ、手頃な価格でデスクトップPCを手に入れられるでしょう。

種類について

超小型デスクトップPCには、「完成品」「ベアボーンキット」の2種類があります。市販されている超小型デスクトップPCのほとんどは完成品ですが、ベアボーンキットもあるため、購入時によく確認しましょう。

完成品とは、組み立てやセットアップがされていて、購入してすぐに使える状態になっているPCのことです。一方ベアボーンキットとは、購入後にOSのインストールやメモリの取り付けが必要な半完成品を指します。

ベアボーンキットは、自分でパーツを選んで好みのPCを組み立てることができる点が魅力です。PCケースや電源、マザーボードが組み立てられた状態のため、PCを1から自作するよりも簡単に組み立てることができます。「PCを初めて自作する」「できるだけ手間をかけずに自作したい」という方は、ベアボーンキットの購入を検討されると良いでしょう。

[amazon_associates_s t=”4900-22″ mode=”computers-jp” search=”スティックPC”]

超小型デスクトップPCの選び方

超小型デスクトップPCを購入する際は、メリットとデメリットを踏まえた上で購入を検討しましょう。選び方は、メインマシンとして利用するのか、サブマシンとして利用するのかによっても変わってきます。

7193-00085-3

超小型デスクトップPCのメリット

超小型デスクトップPCの一番のメリットは、やはり設置面積を大幅に削減できる点です。

スティックタイプはテレビやディスプレイのHDMIポートに接続するだけで使うことができます。HDMIポートから電源を取るため、ACアダプターを持ち歩く煩わしさがありません。カバンやポケットに入れて、好きなときに取り出して使うことができます

スタンダードタイプの超小型デスクトップPCも、機種によってはディスプレイの裏側に取り付けることができ、PC本体のためのスペースを考える必要がありません。持ち運んで使う方にとっては、本体が軽量であることもうれしいポイントです。特にスティックタイプやキーボード一体型PCは、持ち運びに適しています。

超小型デスクトップPCのデメリット

超小型PCのデメリットは、一般的なデスクトップPCに比べると性能や拡張性が劣ってしまう点です。スタンダードタイプの超小型デスクトップPCであれば、一般的なデスクトップPCと同程度の性能を持たせることも可能ですが、価格は高くなってしまいます。

また、ノートPCとは異なり、あくまでデスクトップPCであるため、操作する場合はキーボードやマウスなどの外部機器もそろえなくてはなりません。

DVDやブルーレイディスクを再生するための光学ドライブが付属していない製品も多く、場合によっては外付け光学ドライブを別途購入する必要があります。

PCの使用目的や重視する機能を確認する

これまでご紹介したように、超小型デスクトップPCにはたくさんの種類があります。購入前に、超小型デスクトップPCに何を求めるかを明確にしておくことが大切です。安くてとにかく小さいデスクトップPCが欲しいということであれば、スティックタイプが候補に挙がるでしょう。

コンパクトであることはもちろん、ある程度の性能も確保したいということであれば、スタンダードタイプの超小型デスクトップPCが候補になります。使用目的や重視したい機能をもう一度確認することをおすすめします。

また、新しく購入しようとしている超小型デスクトップPCをメインマシンにするのか、それともサブマシンにするのかによっても製品選びは変わってきます。現在使用中のPCを引き続きメインで利用する場合、超小型デスクトップPCはサブマシンとして利用するため、高い性能を求める必要はありません。持ち運びやすさやデザインで選んで良いでしょう。

ただし、超小型デスクトップPCを購入してメインマシンとして利用する場合、性能も製品選びの重要な要素になります。「処理能力の高いCPUを備えているか」「十分なメモリが積んであるか」「ハードディスク容量は足りるか」などを製品仕様書で確認してください。

ASUS スティック型PC VivoStick TS10 ブラック TS10-B016D

ASUS スティック型PC VivoStick TS10 ブラック TS10-B016D

Skype専用やExcel専用等に最適なスティックPC

VANGOOD Atom X5高性能スティック型パソコン Windows10/4GB/64GB 62g 冷却ファン搭載

VANGOOD Atom X5高性能スティック型パソコン Windows10/4GB/64GB 62g 冷却ファン搭載

低価格ノートパソコンよりも大容量の4GBメモリを採用するハイスペックスティックPC

タブレットとノートパソコン、選ぶならどっち?違いと選び方

おわりに

超小型デスクトップPCは、一日中PCを利用するヘビーユーザーから、比較的PCの利用時間が少ないライトユーザーまで幅広い方におすすめできます。コンパクトで場所を取らない超小型デスクトップPCは、「PCを使うときにサッと出して使いたい」「使用する必要がないときはPCを片付ける」という方にはぴったりです。

これからパソコンを始めてみようという方はもちろん、デスクトップPCからノートPCやタブレットPCなどの小型PCへ乗り換えることを検討している方は、超小型デスクトップPCを購入候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか。

ドクター・ホームネットでは、スティックPCのレビュー記事も掲載しています。興味のある方はぜひそちらもご覧ください。

パソコンやインターネットで困った時は
出張/持込/宅配でパソコン修理・設定
パソコンのトラブル解決シミュレーター 対応方法や料金を確認したい方はこちらをクリック
もしもの時の印刷用資料
緊急問い合わせ
パソコンのトラブル解決シミュレーター 対応方法や料金を確認したい方はこちらをクリック連絡先に追加する