パソコンの寿命は何年?寿命が近いときに起きる症状を解説!

パソコンの寿命は何年?寿命が近いときに起きる症状を解説!

パソコンの寿命は何年ぐらいなのか気になる方も多いのではないでしょうか。結論、パソコンの寿命は使用頻度や使用環境によって大きく変わります。

本記事ではパソコンの寿命が近いときに起こる症状について解説します。また、パソコンの寿命が短くなる原因や寿命が近くなった場合の対処法についてもまとめました。

本記事を読むことで、パソコンの寿命に関する不安を解消できます。パソコンの寿命について詳しく知りたい方はぜひお読みください。

パソコンの寿命は4〜5年が目安だが使用頻度によって変動する

日本の税制ではパソコンの耐用年数は4年と決められています。耐用年数は固定資産税や法人税を計算するために用いられるものです。

ただ、この耐用年数はあくまで参考程度に捉えた方が良いです。パソコンの実際の寿命は使用頻度や使用環境によって大きく変わります。毎日のように使っているなら3年未満で壊れてしまう場合もありますし、たまにしか使わないなら5年以上持つ場合もあります。

パソコンの寿命が何年か、というのはそこまで気にする必要はありません。なぜなら、パソコンは寿命が近くなれば大抵、何らかの兆候がある場合が多く、急に壊れるということは少ないためです。

また、たとえ急に壊れることがあっても、日頃からしっかりバックアップを取っておき、パソコンのデータを外部に保存しておけば、それほど慌てることはありません。

パソコンの寿命が近いときに起きる症状

パソコンは寿命が近くなると、次のような症状が起こる場合があります。

  • 充電がすぐに切れる
  • 頻繁にフリーズする
  • 勝手に再起動する
  • 異音がする
  • 本体がかなり熱い

このような症状が起きた場合は、パソコンの寿命が近いことを疑ってみましょう。ひとつひとつの症状内容について詳しく解説していきます。

充電がすぐに切れる

パソコンの充電がすぐに切れる場合、バッテリーが劣化している恐れがあります。バッテリーは充電を繰り返すとだんだん劣化していき、バッテリー駆動時間が短くなります。

ただし、バッテリーが寿命なだけでパソコンの他のパーツはまだまだ使える可能性もあります。その場合、バッテリーを交換するだけで使用を続けることが可能です。

パソコンが膨張しているという場合は注意してください。バッテリーが劣化すると、中のリチウムイオン電池からガスが発生し、膨張する場合があります。膨張したまま使い続けるのは発火の恐れもあり危険ですので、使用を止めて買い替えるようにしましょう。

頻繁にフリーズする

パソコンが頻繁にフリーズするという場合も、寿命が近いサインかもしれません。ただ、必ずしも寿命とは限らないので注意が必要です。

フリーズする原因にはさまざまなものがあります。単にパソコンに負荷を与えすぎたのかもしれません。アプリを同時に動かしたり、動画編集ソフトなど重いアプリを動かしたりすると、パソコンが耐えきれずにフリーズしてしまう場合があります。この場合は寿命ではなく、アプリの利用を控えれば解決します。

また、パソコンの電子機器の劣化によってフリーズを繰り返す場合もあります。この場合は、パソコンの寿命が近くなっているということですので、買い替えが必要になります。

勝手に再起動する

パソコンが勝手に再起動する場合も、寿命が近い恐れがあります。

勝手に再起動する原因もさまざまです。単なるシステム面の不具合の可能性もあります。システム面の問題なら、OSやドライバーの再インストールなどで解決する場合があります。

また、フリーズと同様に電子機器の劣化の可能性もあります。

異音がする

パソコンから異音がするという場合も警戒した方が良いです。

異音の原因の多くはパソコンのHDDの不具合によるものです。HDDの劣化によって正常に動作せず、異音が発生する可能性があります。

HDDは可動部分が多く、パソコンに衝撃を与えるなどが原因で壊れる場合があります。

本体がかなり熱い

本体がかなり熱い場合もパソコンの寿命を疑ってみましょう。

パソコンは元々発熱する仕組みになっているので、少し熱くなる程度なら気にする必要はありません。しかし、普段よりかなり熱い場合は、不具合が発生している可能性があります。

パソコンがかなり熱くなる原因の多くは、ファンの劣化です。ファンはパソコン内部の熱を外に逃がす役割を担っているのですが、劣化すると上手く熱を逃がせなくなります。

パソコンが熱いまま放置すると、熱暴走を起こしてしまい勝手にシャットダウンしたり、HDDの音がうるさくなったりする場合があります。

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パソコンの寿命が短くなる原因

パソコンは長く使っているとどうしても劣化してしまうので、いずれ買い替える必要があります。しかし、パソコンを頻繁に買い替えるとお金がかかりますし、手間もかかってしまうので、「寿命を長くしたい」と考える方も多いでしょう。

そこで、パソコンの寿命が短くなる原因を4つ紹介します。

  • パソコンに衝撃を与える
  • ホコリが多い環境での使用
  • 電源を付けっぱなしにする
  • 重いアプリを同時に動かす

これら4つに気をつければ、パソコンの寿命を長くすることができます。ひとつひとつの原因について詳しく解説していきます。

パソコンに衝撃を与える

パソコンに衝撃を与えると、中のパーツが破損してしまう恐れがあります。特にノートPCは持ち運んで使う場合も多いので、落としたりぶつけたりしないように注意しましょう。

パソコンを持ち運ぶ際は、専用のケースに入れるのがおすすめです。専用ケースは中にクッションが入っていて、落としたときの衝撃を和らげてくれます。

ホコリが多い環境での使用

パソコンはホコリが多い環境で使用しない方が良いです。パソコンがホコリを多く吸い込んでしまい、ファンにホコリが溜まってしまって、熱を逃がせなくなる恐れがあるためです。

パソコンに熱が溜まってしまうと、熱暴走を引き落とし勝手に強制シャットダウンする可能性があります。強制シャットダウンは何の準備もしないままいきなり電源を切ることであり、パソコンのパーツにダメージが加わってしまう場合があります。

パソコンを使うデスクはきちんとホコリを掃除しましょう。また、パソコンの吸気・排気口にホコリが溜まっている場合も、しっかり取り除くことが大切です。

電源を付けっぱなしにする

パソコンの電源を付けっぱなしにするのも避けた方が良い行為です。

電源を付けっぱなしにすると当然内部でソフトウェアが稼働し続けるため、負荷がかかっている状態になります。パソコンを長時間使わない場合は電源を落とした方が良いです。

ただし、頻繁に電源を落とすのもパソコンに負荷を与える行為なので注意が必要です。数分間使わないだけなら、シャットダウンではなくスリープモードにしましょう。シャットダウンとスリープモードを上手く使い分けるのがポイントです。

重いアプリを同時に動かす

重いアプリを同時に動かすのも、パソコンの寿命を短くする原因になります。

たとえば、ゲームアプリや動画編集アプリなどは代表的な重いアプリです。このようなアプリを使う際は、他のアプリを同時に動かさないようにしましょう。また、CPUやメモリの使用状況などに気を配りながら使うことが大切です。

加えて、スタートアップアプリが多く稼働していないか、という点も気を付ける必要があります。スタートアップアプリとは、パソコンの起動と同時に動くアプリのことです。スタートアップアプリが知らないうちに増えてしまい、パソコンに負荷がかかっている場合もあります。

パソコンの寿命が近くなった場合に行うこと

パソコンの寿命が近くなった場合、次の2つを行う必要があります。

  • バックアップを取る
  • パソコンの修理、買い替えを検討する

ひとつひとつの行うべきことについて詳しく解説していきます。

バックアップを取る

パソコンの寿命が近いと感じたら、すぐにバックアップを取りましょう。バックアップとはパソコン本体以外の場所にデータを移すことです。

パソコンの電源が付かなくなるとデータを取り出すことが難しくなります。バックアップを取っておけば、電源が急に付かなくなっても慌てることがありません。

バックアップはGoogle DriveやiCloudなどのクラウドストレージに取るのがおすすめです。その他、外付けHDDやUSBメモリなどのストレージを使う手もあります。

パソコンの修理、買い替えを検討する

勝手に再起動する、頻繁にフリーズするといった問題はパソコンを修理することで解決する可能性があります。修理すれば、パソコンが新品のようになる場合もあります。

ただ、修理料金が高額になる場合は、買い替えた方が良いかもしれません。パーツの交換などは修理料金が高額になるケースもあります。

修理した方が良いのか分からない場合は、PCホスピタルに一度ご相談ください。PCホスピタルでパソコンの診断を行い、修理よりも買い替えた方が良い場合はそのようにお伝えいたします。修理した方が良い場合は、そのまま修理を依頼いただくことが可能です。

パソコンの寿命を延ばすためのポイント

最後に、パソコンの寿命を延ばすためのポイントを紹介します。ポイントは次の3つです。

  • パソコンのクリーニングを行う
  • バッテリー交換を行う
  • HDDからSSDに交換する

ひとつひとつのポイントについて詳しく解説していきます。

パソコンのクリーニングを行う

パソコンの寿命を延ばすには定期的なクリーニングが大切です。パソコンの内部にホコリが溜まると、熱暴走を引き起こす可能性が高くなります。

ただ、ノートPCの内部のクリーニングは分解作業も必要で、非常に難しいです。分解に失敗してパソコンを壊してしまう可能性もあります。

パソコンの内部クリーニングはPCホスピタルでも行っています。パソコンのプロにクリーニングを依頼した方が、故障する心配もなく安心です。

バッテリー交換を行う

パソコンのバッテリーが劣化すると、バッテリー駆動時間が短くなってしまいます。バッテリーは取り外して交換することが可能です。

最近のノートPCはバッテリーが内蔵されていることが多く、分解しないと取り外すことができません。そのため、バッテリー交換もやはりプロに依頼することをおすすめします。

PCホスピタルではバッテリー交換も行っています。バッテリーを交換することで、充電がすぐに減るストレスから開放されます。

HDDからSSDに交換する

パソコンの動作が遅くなってしまった場合、HDDからSSDに交換することで速度が速くなることがあります。HDDとSSDはどちらもストレージですが、SSDの方が読み書き速度が速いです。更に、衝撃に強い、音が静かなど多くのメリットがあります。

PCホスピタルはパソコンの寿命が近い時のサポートに対応しています

本記事ではパソコンの寿命について解説しました。パソコンの寿命が近い場合の症状や、寿命が短くなる原因、寿命を延ばすポイントがお分かりいただけたかと思います。

パソコンは寿命が近くなると、充電がすぐに切れたり、頻繁にフリーズしたり何らかの問題が起きる場合が多いです。このような兆候が現れた際はすぐにバックアップを取り、パソコンの修理、もしくは買い替えを検討しましょう。

PCホスピタルではパソコンの修理や、パソコンのメンテナンス、バッテリー交換、SSDへの交換などを行っています。「パソコンの調子が最近悪い。寿命かも?」という方は、お気軽にPCホスピタルにご相談ください。

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監修

渡邉 太陽(PCホスピタル 東京三田店 店長)

2015年に日本PCサービス株式会社入社後、累計6500台以上のパソコントラブルを解決。現在はPCホスピタル 東京三田店の店長として店舗マネジメント及び店舗スタッフ約20名の人材育成に携わり、2024年の社内表彰式では年間最優秀店長として表彰される。

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