ノートパソコンの充電がもたない…バッテリーを長持ちさせる方法は?

好きな場所で使えるため便利なノートパソコンですが、バッテリー切れは気になるところです。充電したのにすぐにバッテリーが切れてしまうようでは使い物になりません。少しでもバッテリー残量を長持ちさせたいですよね。

長く使っているとバッテリーは劣化してしまいます。しかし、充電回数やバッテリー容量などに気を付けることで、バッテリーを長持ちさせることは可能です。

今回は、バッテリー残量を長持ちさせるノートパソコンの設定や、バッテリーの劣化を防いで充電容量を保つポイントなど、ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせる方法をご紹介します。

バッテリーを長持ちさせる使用方法

最初にノートパソコンの充電を長持ちさせるための使用方法をご紹介します。画面を暗くしたり、データの処理量を抑えたりすることで、バッテリー消費量の節約につながります。

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【1】ディスプレイの輝度(明るさ)を下げる

ディスプレイの輝度(明るさ)が高いと消費電力が高くなります。周囲の環境に合わせて、適切な輝度に下げて使用しましょう。

適切な輝度に調整することは、目の健康のためにも重要です。周囲の環境と比較して明るすぎたり、暗すぎたりする輝度は目を疲れさせてしまいます。使用環境の明るさが1日で大きく変化する場合は輝度を手動で調整するか、自動調整機能付きのディスプレイを使用しましょう。

【2】不要な周辺機器は取り外す

使用しない周辺機器は取り外すようにしましょう。インターネット環境が不要な際には無線LANのUSBスティックは取り外しておくことをおすすめします。

【3】不要なアプリケーションは閉じる

複数のアプリケーションを起動させると、その分電力を消費します。見終わったブラウザのウインドウや使用後のグラフィックソフトなど、不要になったアプリケーションは終了させましょう。アプリケーションを多重に起動させていることでメモリの消費量が増え、パソコンに負担が掛かります。

また、アプリケーションによってパソコンに与える負荷の大きさが異なるため、バッテリー消費量をモニターするソフトを導入して、負荷の大きいアプリケーションを把握しておくのも良いでしょう。

【4】スリープモードや休止モードを使用する

作業を中断する際、シャットダウンではなくスリープモードや休止モードを使用してみましょう。再起動時に消費するバッテリー量を抑えることができます。

【5】パフォーマンス設定を見直す

作業内容に合わせてディスプレイ解像度(画像の細かさ)を落としたり、スリープモードへの移行時間を短くしたりと、適切なパフォーマンス設定を選びましょう。

【6】ノートパソコンの使用環境を見直す

バッテリーは高温の環境に弱い特徴があります。またノートパソコン本体についても、設置場所が劣悪な環境だと、動作が鈍くなります。動作スピードが低下すると、同じ作業をするのに必要なバッテリー量も変わってきます。

一般的に、ノートパソコンの使用環境として、室温は10~35℃、湿度は20~80%が推奨されています。また、急激な温度変化は結露の原因になるため、これも避けることをおすすめします。

ノートパソコンは室温の変化が少なく、涼しい場所で使用しましょう。ノートパソコンの下に台を設置することにより、パソコンの高温状態やほこりの吸い込みを防止できます。

バッテリを長持ちさせる充電の仕方

ノートパソコンのバッテリーの種類によっても、適切な充電方法は異なります。ノートパソコン本体に貼られたラベルを確認して、「Li-ion」の記載があればリチウムイオンバッテリー、「Ni-MH」の記載があればニッケル水素バッテリーと判断できます。

製品カタログの使用表にもバッテリーの種類が記載されています。お使いのバッテリーに合った充電方法をチェックしてください。

【1】バッテリーの充電回数を減らす

バッテリーの充電可能回数には限界があるため、充電回数は減らしましょう。いったんACケーブルを抜いてから短時間使用し、その後ACケーブルを挿し直すことを繰り返したりすることも、バッテリーの寿命を縮める原因になってしまいます。

また、ノートパソコンにACアダプターをつなぎ、コンセントから電源を取っている方はバッテリーを外すことをおすすめします。ACアダプターを接続していると、バッテリーが減るたびに充電されるためバッテリーにとって良くありません。

【2】リチウムイオンバッテリーは過放電や過充電を避ける

リチウムイオンバッテリーの場合は、バッテリーの過放電や過充電に気を付ける必要があります。

放電時にはバッテリー容量が0%になるまで使い切らないようにし、充電時には80%程度の充電にとどめておくと、バッテリーの劣化を抑えることができます。具体的には、充電量が20%程度になったら80%まで充電する使い方がおすすめです。

ノートパソコンの機種によっては、充電量の上限値を80%に設定することができます。充電量の上限値を設定しておくことでバッテリーの消耗を抑え、バッテリーを長持ちさせることができます。パソコンをACアダプターにつないで使用する場合、フル充電の状態が続くことでバッテリーが劣化してしまうため、設定しておくことをおすすめします。

なお、画面右下の通知領域にある電源のアイコンをクリックすると、パソコンの使用可能時間とバッテリーの残量が表示されます。

【3】ニッケル水素バッテリーは「メモリー効果」に注意

「メモリー効果」は充電開始時のバッテリー残量が充電量の下限値として記憶される現象で、一度この現象が起こると、元のバッテリーの状態には戻せません。

ニッケル水素バッテリーは、こまめな充電によってメモリー効果が発生し、実際にはバッテリー容量が残っているにもかかわらず、充電した電気を使えないことがあります。

したがって、ニッケル水素バッテリーの場合は、バッテリー容量を使い切るようにするとバッテリー寿命が長持ちします。ただし、過放電させるとバッテリーの性能を低下させてしまうため、注意が必要です。

ノートパソコンを長期間使用しない場合

新しいパソコンやタブレットを購入して、それまで長く使っていたパソコンを使用しなくなった経験はありませんか?

バッテリーを長期間使用しないで放置することも、バッテリーの寿命を縮めてしまいます。ノートパソコンを1カ月以上使用しない場合は、バッテリー残量を50%程度残して取り外しましょう。

取り外したバッテリーは、環境変化が少なく、湿度の低い涼しい場所で保管します。取り外した後も、放置するのではなく1カ月に1回程度はノートパソコンに取り付けて充電状態を確認してください。

パソコンによってはバッテリー診断ツールがあらかじめインストールされており、手軽にバッテリーの劣化状況を確認することができます。

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おわりに

ノートパソコンのバッテリー容量は、2~3年程の使用で最初の約半分に減ってしまうといわれています。頻繁に使用したり、過酷な環境で使用したりする場合には、短期間でバッテリーの寿命を迎える可能性が高くなります。

しかし、普段からバッテリーの取り扱いに気を付けることで、バッテリーの寿命を延ばすことができます。今までのパソコンの使い方や充電の仕方を見直し、バッテリーを長持ちさせてはいかがでしょうか。

ドクター・ホームネットでは、ノートパソコンの修理やトラブル解決を承っています。バッテリーの調子が悪い、パソコンの使い方が分からないという場合はお気軽にお問い合わせください。

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