ビジネスパソコンのおすすめ9選!選び方や使いやすい製品を紹介

ビジネスパソコンのおすすめ9選!選び方や使いやすい製品を紹介

ビジネスで利用することを想定したビジネスパソコンは種類が増えてきました。個人向けと比較すると、機能面でビジネスに特化したり持ち運びしやすいように改良されたりしています。いくつもの製品が登場しているため、それらの選び方やおすすめのビジネスパソコンを紹介します。

ビジネスパソコンは最初に用途を決める

ビジネスパソコンを選ぶ際は、用途を明確にすることが重要です。現在はさまざまな種類のビジネスパソコンが発売され、それぞれに想定用途が定められています。例えば、ビジネス文書の作成を想定しているビジネスパソコンなどが登場している状況です。
そのため、利用する側も最初に用途を決めることが求められます。事務作業と動画制作では用途が大きく異なり、導入すべきビジネスパソコンに違いが出ることはいうまでもありません。最適なビジネスパソコンを見つけるために、用途を明らかにすることからスタートしましょう。

ビジネスパソコンを選ぶ際の基礎知識

ビジネスパソコンを選ぶ、おすすめのポイントは以下のとおりです。

デスクトップパソコン・ノートパソコン

最初に、デスクトップパソコンとノートパソコンのどちらにするか考えます。以前は、デスクトップパソコンが主流でしたが、現在はノートパソコンが主流です。そのため、特別な理由がないならば、ノートパソコンを軸に検討することをおすすめします。
実際、ビジネスパソコンのラインナップが多く、モニターを別途用意するなどの手間もありません。選択肢の多さや利便性の面から、ビジネスにはノートパソコンが適しています。

OS(オペレーティング・システム)

パソコンに搭載されているOSも確認しなければなりません。一般的にWindows・Mac・Linuxなどが採用されます。ビジネスでは、汎用性が高いWindowsが搭載されたパソコンがおすすめです。
市販されているソフトウェアは、基本的にWindowsで安定して動くように開発されています。また、社内向けに独自システムを開発する場合でも、Windowsを選択しているとコストが安くなりがちです。

CPU

CPUはビジネスパソコンの処理性能を決定するパーツです。性能が高いほど、負荷の高い処理でも高速で完了させられます。いくつかのグレードがあり、ビジネスパソコンではミドルスペックと呼ばれるintel Core i5の9000番台以降などがおすすめです。
注意点として、高性能なCPUを導入するとビジネスパソコンの価格が高額になってしまいます。どの程度の処理能力が必要となるかを考え、適切なものを選ばなければ無駄な出費となりかねません。

メモリ

メモリはビジネスパソコンが一度にどれだけの情報を処理できるか決定するパーツです。容量が大きければ大きいほど、大容量のデータでもスムーズに処理できます。ビジネスパソコンならば、容量は8GBか16GBがおすすめです。
一般的な用途であれば、8GBでも安定した処理は期待できますが、余裕を持たせるならば16GBが良いでしょう。余裕を持たせておくことで、メモリが不足することによる生産性の低下を防ぎやすくなります。

ストレージ

本体にどれだけのデータを保存できるかを左右する、ストレージ容量にも注目しましょう。容量が大きければ大きいほど、本体に大量のデータを保存できます。日頃の業務で取り扱うデータ量などを踏まえて、どの程度の容量があれば安心かを計算しましょう。
なお、クラウドストレージや外付けHDD/SSD、NASなどにデータを保存する選択肢もあるため、動画編集など大容量ファイルを扱う業務でなければパソコン本体のストレージ容量が少なくとも、ビジネスに差し支えはないでしょう。その点も加味してビジネスパソコンを選ぶと、無駄を減らせます。

バッテリー駆動時間

クライアント先など社外で利用する機会が多いならば、バッテリー駆動時間にも注目です。バッテリーだけで長時利用できるビジネスパソコンを選択すれば、外出先でACアダプターを持ち歩く必要はありません。
基本的なビジネスパソコンであれば、バッテリー駆動時間は6時間程度です。対して、駆動時間が長いものであれば、8時間から12時間程度利用できます。実際には高い負荷がかかることで表記時間よりも短くなることが多く、余裕のある時間で検討することがポイントです。

ビジネスパソコンのおすすめ9選

ビジネスパソコンを発売するメーカーはいくつもあるため、それらの中からおすすめのメーカーおよび製品を紹介します。

NEC:UltraLite タイプVN・UltraLite タイプVC

UltraLite タイプVN・UltraLite タイプVCは、どちらもNECが発売するビジネスパソコンのシリーズです。CPUの性能に若干の違いがありますが、どちらも13,3インチと持ち運びやすくバッテリー駆動時間が長い製品であるためおすすめしています。特に、負荷のかかる処理でもバッテリーで9時間程度は利用できるため、外出先で利用する機会が多い人におすすめです。
また、Microsoft社が提唱するセキュリティ要件「Secured-Core PC」に対応しています。ハードウェアレベルでセキュリティを高めることで、外部からの攻撃を防ぎやすくする仕組みです。ビジネスパソコンにはセキュリティも求められるため、その観点でもおすすめの製品といえます。

DELL:Latitude 13 7000シリーズ

Latitude 13 7000シリーズは、DELLが発売するベーシックなビジネスパソコンです。標準的なスペックであり、価格とのバランスが良いです。他にもLatitude 15 3000シリーズなどのシリーズが登場していますが、こちらはハイスッペックであり高額であるため、それだけのスペックが必要となる業務でのみ検討しましょう。
シリーズ独自の特徴として、画面サイズがやや大きいにも関わらず本体はコンパクトであることが挙げられます。 フレームの厚みを薄くしながらも、強度を保つ機構を採用していることで、画面の視認性を可能な限り高めているビジネスパソコンです。

富士通:U9313X/N

U9313X/Nは富士通が発売するビジネスパソコンで、軽量ながら長時間バッテリーで駆動することが特徴です。富士通の製品は全体的にバッテリー駆動時間が長く、中でもLIFEBOOKはバッテリー駆動時間が長く設定されています。
また、一部の製品は2 in 1 の設計になっていて、画面を取り外してタブレットとして利用できます。基本的には一般的なビジネスパソコンですが、持ち運ぶ際はタブレットとして利用しても良いでしょう。パソコンとして持ち歩くよりもさらに軽量かつ省スペースで持ち運べます。しかもタブレットとして使うことを想定して、画面入力できるペンが備えられています。

東芝(ダイナブック):dynabook X83/LY

dynabook X83/LYは、dynabookが発売する最新世代のCPUを搭載した高性能ビジネスパソコンです。本体価格は少し高くなりますが、負荷のかかりやすい業務を担当する場合には検討すると良いでしょう。 また、高性能パソコンはバッテリー駆動時間が短くなりやすいですが、これを解決できるように、省電力で動作させるための設計が採用されています。
また、同じビジネスパソコンを長く利用し続けるために「セルフ交換バッテリー機構」を採用しています。近年のノートパソコンは、自分自身でバッテリー交換できないものが大半ですが、これならば自身での交換が可能です。そのため、企業としてバッテリーの予備を購入しておくことで、交換など速やかに対応できます。

VAIO:VAIO Pro PGシリーズ

VAIO Pro PGシリーズは、VAIOが発売する法人専用のモデルです。最新の高性能ビジネスパソコンも登場していますが、安定した動作から、こちらのシリーズも安定した人気があります。
また、一部モデルはLTE対応モデルになっていて、パソコンに直接SIMの挿入が可能です。物理SIMとeSIMのどちらにも対応しているため、Wi-Fiやスマートフォンのテザリングを利用することなくインターネットへアクセスできます。社内でSIMを契約しているならば、直接パソコンに挿入・読み込ませることができるため、利便性を高められます。

hp:HP EliteBook 1040 G11

HP EliteBook 1040 G11は、hpが発売する業務効率を高めることを意識したビジネスパソコンですパソコンの設計にあたってAIを活用し、多角的な観点から利便性を研究し設計されています。
ビジネスパソコンの中では少々画面が大きく、14インチが採用されています。世の中的には13.3インチが多い状況ですが、やや画面サイズが大きいため、細かな部分までチェックする業務が多い企業におすすめです。また、AIの処理を強化する「Intel Core™ Ultra」を搭載していて、負担のかかりやすいAI処理もパソコン内部で実行できます。

Lenovo:ThinkBook 14 Gen 6

Lenovoが発売するThinkPadシリーズの中でも、CPUにAMD Ryzenを搭載したものがThinkBook 14 Gen 6です。多くのパソコンにはIntel製のCPUが採用されていますが、AMD Ryzenを採用することで、価格が抑えられています。馴染みのないCPUかもしれませんが、Intel製と遜色ありません。特にこだわりがないならば、本体価格を抑えるという観点で、検討してみると良いでしょう。
また、CPUのみならず、メモリやバッテリーもカスタマイズが可能で、企業の要件に応じて選択できます。さらに、保証制度も2種類が提供されていて、企業として必要なものを選びやすいビジネスパソコンです。

Panasonic:レッツノート FV 14.0

レッツノート FV 14.0は、Panasonicが展開するレッツノートのうち、ビジネスパソコンとして発売されているものです。他にも画面サイズの違うものが登場していますが、基本的なスペックは似ています。
レッツノートの特徴として、独自の機構で強度が非常に高いことが挙げられます。 現在は、リモートワークの普及により強度の高いものが増えていますが、レッツノートはコロナ禍以前より強度の高い製品を提供しているシリーズです。そのため、他社よりも多くのノウハウが詰め込まれていて、特に持ち運びにおすすめしています。

ASUS:ASUS ExpertBook B5

ASUS ExpertBook B5は、ASUSのビジネスパソコンであるExpertシリーズのうち、特におすすめの機種です。サイズは他社のビジネスパソコンと同程度ですが、薄型でありビジネスバッグなどに収納しやすくなっています。また、ノングレア加工で画面が見やすいことも特徴です。
注目の機能として、AIノイズキャンセリング機能が挙げられます。マイクとカメラにAIが搭載されていて「ノイズ」といわれるものが自動的に削除される仕組みです。リモートワークが多い状況で使いやすいビジネスパソコンとしておすすめです。

業務別のおすすめビジネスパソコンの選び方

業務別にビジネスパソコンの選び方を簡単に紹介します。

業務 詳細
一般事務 事務職の場合は、基本的に最低限の処理ができればよいと考えられます。そのため、ベーシックなスペックのビジネスパソコンを選びましょう。また、移動して利用することが少ない場合は、画面サイズが大きく、視認性を高めやすいものをおすすめします。
経理・人事・総務 会計ソフトなど、業務に合わせた専用ソフトを使う場合は相応のスペックが必要になります。ミドルスペックのものを選ぶのが良いでしょう。入力のしやすさを考えてテンキー付属を選び、細かい文字を見るため、画面も大きなものを選びましょう。
SE・プログラマー SE・プログラマーのパソコンは作業効率に大きく影響するため、選び方は重要です。メモリは多く、ストレージは大容量、CPUは処理速度に影響するため性能が良いものを選び、快適に作業を行えるようにしましょう。
WEB制作・デザイナー まずWindowsとMacのどちらを選ぶか決める必要がありますが、自分に合うものを選べばどちらでも問題なく作業が可能です。ディスプレイは高解像度、CPUは高性能、メモリも大容量で、スムーズに作業できるようにしましょう。
3D CAD設計 適切なスペックを備えたパソコンが必要です。スペックが低いと設計データを開くことができなかったり、動作が遅い等のトラブルに繋がります。3D CADは高画質化が進んでいるため、VRAM6GB以上のグラフィックボードが搭載されたものを選びましょう。
広報・マーケティング 絶対に高性能なパソコンが必要というわけではないですが、ミドルスペック以上のものを選ぶと安心して業務を行えます。メモリは16GB、CPUも高性能である方が良いと言えます。WEB会議を考慮し、カメラ内蔵のものを選びましょう。

ビジネスパソコンの導入はPCホスピタルにお任せください

ビジネスパソコンは種類が多いため、それらからおすすめをピックアップして紹介しました。これらを軸に導入する製品を検討してみてください。
また、ビジネスパソコンはどれを選べば良いか決断できないことや調達と設定に悩んでしまうこともあるでしょう。その場合は、ビジネスパソコンのノウハウが詰まったPCホスピタルへご相談ください。

PCホスピタルのビジネスパソコン導入サポート概要
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