ディスク領域不足時に空き容量を増やす方法5選
パソコンを使えば使うほど、不要なファイルがたまってハードディスクの容量を圧迫します。
OSが正常に動くためにはある程度の空き領域が必要なため、空き容量が少なくなると「ディスクの空き領域が少なくなっています」というメッセージが表示されます。このようなメッセージが出るようになった場合は早めに対処しましょう。
この記事ではディスク領域不足で困ってるときに空き容量を増やす方法について解説しています。
ディスク領域不足の時に空き容量を増やす方法5選
ディスク領域不足の時に使用できる容量を増やすのであればハードディスクを増設する方法もありますが、費用を掛けずに対処できるならそうしたいですよね。
そこで今回は、Cドライブの空き容量不足を解消するための方法をご紹介します。
ディスククリーンアップ
ディスククリーンアップは、いわばハードディスクのお掃除というべき処理です。パソコンを使っていると、意図しないファイルが自動的に保存されます。そのようなファイルを削除することで、空き容量が増えて動作が安定します。
パソコンを買ってから1度もディスククリーンアップを行っていない場合はクリーンアップに時間が掛かる場合があります。それだけ不要なファイルがたまっているということですね。
ディスククリーンアップの手順は下記の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックし、「エクスプローラー」を開きます。
2.「コンピュータ」に移動「Cドライブ」を右クリック
3.「プロパティ」を選択し、「全般」タブの「ディスクのクリーンアップ」をクリック
4.不要と思われるファイルがリストアップされるため、不要なファイルにチェックを入れて「OK」をクリック
5.「ファイルの削除」をクリック
以上で不要なファイルが削除されます。
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不要なファイルとプログラムを手動で削除する
ディスククリーンアップだけでは、不要なファイルをすべて削除することはできません。ディスククリーンアップで削除しきれなかったファイルは手動で削除する必要があります。また、使用しないアプリケーションはアンインストールしましょう。
ごみ箱を空にする
デスクトップのごみ箱に削除したファイルがたまっている場合は、ごみ箱を右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択してください。
利用していないアプリケーションの削除
アプリケーションも容量が大きいものがあるので増えれば負荷になります。
以下の手順に従い、利用していないアプリケーションを削除しましょう。
アプリケーションを削除する手順は下記の通りです。
1.「スタートボタン」をクリックして「設定」を開きます
2.「Windowsの設定」から「アプリ」を選択します。
3.インストールされているアプリケーションの一覧が表示されるので削除したいアプリケーションを選択して「アンインストール」をクリック
4.もう一度「アンインストール」をクリックします
以上でアプリケーションのアンインストールが行えます。
データをDドライブに移動する
もしお使いのパソコンに使用していないDドライブがあれば、ぜひ活用してください。CドライブからDドライブにファイルを移動することで、Cドライブの空き容量を増やすことができます。
ライブラリによく保存される、ピクチャ、ビデオ、ミュージックデータは、Dドライブに移動することが可能です。WordやExcelなどで作成したファイルも、Cドライブから移動させることができます。
Dドライブがない場合は、外付けのハードディスクやUSBメモリなどの記憶媒体に移動することも1つの方法です。
快適なパソコンライフの実現はPCホスピタルにご相談ください。詳しくはこちら。
他にも空き容量を増やす様々な方法
他にも空き容量を増やす様々な方法があります。
- 復元ポイントを削除する
- 想メモリ機能をOFFに設定する
- 「Temp」フォルダ内残存ファイルの削除
- インターネット一時ファイルの削除
- 「C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\Download」の削除
- 内蔵ハードディスクの交換 ・ブラウザのキャッシュを削除する
パソコンを使用するご状況に合わせて、削除して問題ないものは削除しましょう。
パソコンのディスク領域不足トラブルをプロに任せるのも一つの対処法
前述の方法以外にもパソコンの内蔵HDD/SSDを現状より容量が大きいものに交換することで空き容量を増やすことも可能です。
その場合、パソコンを分解して内蔵HDD/SSDを適切に交換できれば、空き容量不足を改善できる可能性がありますが、別の内部パーツに触れてしまうことでパソコンが故障してしまい、修復不可能な状態まで陥ってしまう可能性もあります。
自力での改善が困難だと思われた場合はパソコンやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルに依頼いただくことをおすすめいたします。
PCホスピタルはディスク領域不足トラブルのサポートが可能です
ディスククリーンアップ、不要なファイルやアプリケーションの削除、そしてDドライブへのデータ移動で、Cドライブの空き容量を増やすことができます。
手動でディスククリーンアップするのが面倒だと感じる方は、タスクスケジューラで定期的にディスククリーンアップを行う設定にしても良いでしょう。
なお、OSの動作に必要なシステムファイルを削除、または移動すると、OSが正常に作動しなくなる可能性もあるため、操作は十分注意して行ってください。
Cドライブの容量不足解消方法について、ここでご紹介する内容のやり方がわからない、試してみたものの解消されない場合には、気軽にPCホスピタルにご相談ください。
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濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得