Windows 10から11にアップデートできない原因と対処法

Windows 10から11にアップデートできない原因と対処法

Windows 10から11にアップデートできない時は様々な原因が考えられます。

原因を見極めて対処することでWindows 10から11に問題なくアップデートできる可能性があるため、この記事ではWindows 10から11にアップデートできない時の原因と対処法についてご説明いたします。

Windows 10から11にアップデートできない原因

Windows 10から11にアップデートできない時に考えられる原因は下記の通りです。

  • システム要件を満たしていない
  • インターネット接続が不安定
  • 内蔵HDD/SSDの容量が足りない
  • 古いアプリを使用している

詳細をご説明いたします。

システム要件を満たしていない

パソコンでWindows 11を使用するためにはシステム要件を満たす必要があります。

システム要件とは性能及び仕様のことで、パソコンがWindows 11のシステム要件を満たしていないため、Windows 10から11にアップデートできない可能性があります。

インターネット接続が不安定

Windows 10から11にアップデートするためにはインターネット接続環境が必要です。

インターネット接続が不安定な場合、Windows 10から11にアップデートできないことも考えられます。

内蔵HDD/SSDの容量が足りない

Windows 10から11にアップデートするためにはWindows 11のデータをインストールするための空き容量が必要です。

目安としては64GB以上ですが、空き容量が少ないことでWindows 10から11にアップデートできなくなってる可能性があります。

古いアプリを使用している

Windows 10で使用されてるアプリが古い、かつアプリがアップデートされてない場合、そのアプリがWindows 11に対応してないことが考えられます。

その場合、古いアプリの影響でエラーが発生し、Windows 10から11にアップデートできない可能性があります。

PCホスピタルはWindows 10から11にアップデートできない時のサポートが可能です
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Windows 11のシステム要件に要注意

Windows 10から11にアップデートする場合、前提条件としてWindows 11のシステム要件を満たさなければ、アップデートを実行できません。Microsoft公式サイトでWindows 11のシステム要件を確認できます。
Microsoft公式「Windows 11 の仕様、機能、コンピューターの要件を確認する」

そのうえで、下記の注意点があります。

  • 2016年8月以前購入のパソコンは非対応の可能性が高い
  • Windows 7もしくは8がインストールされているパソコンも非対応
  • システム要件を満たす重要性

詳細をご説明いたします。

2016年8月以前購入のパソコンは非対応の可能性が高い

Windows 11のシステム要件は特にCPUに注意が必要で、2016年8月以前に発売されたほとんどのCPUはWindows 11に対応していません。

そのため、2016年8月以前に発売されたパソコンを使用されてる場合、2016年8月以前のCPUが搭載されていることにより、Windows 11非対応の可能性が極めて高いです。

Windows 11に対応しているCPUはIntel Core i3の第8世代以降、Intel Core i5の第8世代以降で、第8世代というのはi3-8〇〇〇、i5-8〇〇〇という8000番台のCPUです。i5-9〇〇〇は第9世代、i5-100〇〇もしくはi5-10〇〇は第10世代、i5-11〇〇〇もしくはi5-11〇〇は第11世代という見方になります。

項目 CPU
Windows 11
非対応
Intel Core i3 1~7世代
Intel Core i5 1~7世代
Intel Core i7 1~7世代
AMD Ryzen 1000番台
Windows 11
正規対応
Intel Core i3 8世代以降
Intel Core i5 8世代以降
Intel Core i7 8世代以降(7世代は一部対応)
Intel Core i9 7世代以降
AMD Ryzen 2000番台以降

Microsoft公式サイトでWindows 11対応CPUの詳細を確認できます。
Microsoft公式「Windows 11 supported Intel processors
Microsoft公式「Windows 11 supported AMD processors

Windows 10のパソコンに搭載されているCPUの確認手順は下記の通りです。

Windows 10でCPUを確認する手順
  1. 画面左下のWindowsマークをクリック
  2. 「設定」をクリック
  3. 「システム」をクリック
  4. 設定画面の左下にある「バージョン情報」をクリック
  5. 「プロセッサ」の右にCPUが記載されているためご確認ください

Windows 7もしくは8がインストールされているパソコンも非対応

Windows 7やWindows 8がインストールされているパソコンは2009年~2015年に発売されているため、2016年8月以前発売のパソコンと同様の条件が該当し、Windows 11は非対応になります。

システム要件を満たす重要性

もし、Windows 11非対応CPUのi3-6〇〇〇、i5-7〇〇〇など搭載のパソコンにWindows 11が何らかの方法で強制的にインストールされてる場合、今後パソコンが使用できなくなったり、セキュリティ面の危険を伴う可能性が高いです。

Microsoft公式サイトでもシステム要件を満たしてないパソコンにWindows 11をインストールする問題に関して注意を促しています。
Microsoft公式「最小システム要件を満たしていないデバイスのWindows 11」

CPUはノートパソコン、一体型パソコンの場合は実質交換不可、デスクトップはCPUを交換してもその他パーツが古くなっていて別のトラブルがいつ起こってもおかしくないため、Windows 11非対応CPU搭載のパソコンを使用されている場合、パソコンの買い替えを推奨いたします。PCホスピタルはシステム要件を満たしているパソコン買い替えサポートに対応しています。

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Windows 10から11にアップデートできない時の対処法

Windows 10から11にアップデートできない時の対処法は下記の通りです。

  • PC正常性チェックアプリを使用する
  • インターネットの接続状況を確認する
  • 空き容量を増やす
  • Windows 10を最新バージョンに更新する
  • セキュリティーソフトをオフにする
  • 周辺機器を外す
  • 古いアプリを削除する
  • パソコンを買い換える

詳細をご説明いたします。

PC正常性チェックアプリを使用する

システム要件を見ても条件を満たしているかよくわからないという場合は、Microsoft公式サイトでPC正常性チェックアプリをダウンロードして使用することにより、現在使用しているパソコンがWindows 11のシステム要件を満たしているか確認できます。
Microsoft公式「PC 正常性チェック アプリの使用方法」

インターネットの接続状況を確認する

インターネットの接続が不安定な場合、Windows 10から11にアップデートできない可能性があります。

インターネットが問題なく使用できることを確認するため、複数のWebサイトの表示が問題なく行えることをご確認ください。

空き容量を増やす

空き容量が少ないため、Windows 10から11にアップデートできない状況になってることも考えられるため、不要なファイルやアプリを削除して空き容量を増やしてください。

空き容量の目安は64GB以上です。

Windows 10を最新バージョンに更新する

Windows 10が最新バージョンに更新されてない場合、スムーズにWindows 11にアップデートできない可能性があります。

Windows Updateで更新プログラムを適用し、Windows 10を最新バージョンに更新後、Windows 10から11にアップデートできるかお試しください。

セキュリティーソフトをオフにする

セキュリティーソフトを使用されてる場合、そのソフトがセキュリティー効果を高めた結果、Windows 10から11にアップデートできないことも考えられるため、セキュリティーソフトを一時的にオフにしてからWindows 10から11にアップデートできるかご確認ください。

周辺機器を外す

周辺機器のドライバー等のシステムトラブルにより、Windows 10から11にアップデートできない可能性があります。

その場合、パソコンに接続している周辺機器を全て外してからWindows 10から11のアップデートを行ってみてください。

古いアプリを削除する

古いアプリを使用されてる場合、アプリの公式サイトでWindows 11に対応してることを確認し、対応してなければそのアプリの影響でWindows 10から11にアップデートできなくなってる可能性があるため、該当アプリを削除してください。

削除したアプリを引き続き使用される場合、アプリの名称をメモに残すことを忘れないようご注意ください。

パソコンを買い換える

Windows 10から11にアップデートできない場合、Windows 11インストール済みパソコンに買い換えることで解決することもできます。

その場合、記事内「Windows 11のシステム要件に要注意」項目でもご説明した通り、Windows 11のシステム要件を適切に満たしているパソコンを選ばなければいけません。

新しいパソコンにデータやアプリを引き継ぎたい場合は、必要なデータの移行やアプリのインストールなど各種設定が必要になります。

プロに「Windows 10から11にアップデートできない」トラブルのサポートを依頼するのも対処法

紹介した方法でWindows 10から11にアップデートできないトラブルを改善できない場合、システムエラーや内蔵パーツがシステム要件を満たしてない等が原因として考えられます。

システムを復旧すれば、正常にアップデートできる可能性はありますが、復旧に失敗すれば別のトラブルが発生して起動できない状態に陥ってしまう可能性もあります。また、パーツ交換や買い替えは適切にシステム要件を満たしているものを選ぶことが難しい場合があります。

自力の改善が困難だと思われた場合はパソコンやデータの安全のためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルに依頼いただくことをおすすめいたします。

PCホスピタルはWindows 10から11にアップデートできない時のサポートが可能です

Windows 10から11にアップデートできない原因と対処法についてご説明しましたがいかがだったでしょうか。

このトラブルの場合、改善実績が無ければ、どの箇所に原因があるか見極めて対処することが難しい場合があります。また、システム要件を満たす状態にすることもパーツの知識がなければ正しく行えない可能性があります。

Windows 10から11にアップデートできないトラブルでお困りの時はアップデートトラブルのサポート実績が豊富なPCホスピタルにぜひご依頼ください。アップデート以外にも適切にシステム要件を満たすWindows 11搭載パソコンへの買い替えやデータ移行、初期設定も対応しています。

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監修

渡邉 太陽(PCホスピタル 東京三田店 店長)

2015年に日本PCサービス株式会社入社後、累計6500台以上のパソコントラブルを解決。現在はPCホスピタル 東京三田店の店長として店舗マネジメント及び店舗スタッフ約20名の人材育成に携わり、2024年度の社内表彰式では年間最優秀店長として表彰される。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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