Outlookが開かない時の原因と対処法

Outlookが開かない時は様々な原因が考えられます。

原因を見極めて対処することでOutlookが開けるようになる可能性があるため、この記事ではOutlookが開かない時の原因と対処法についてご説明いたします。

Outlookが開かない時の原因

Outlookが開かない時に考えられる原因は下記の通りです。

• Windows Updateを実施してない
• 互換モードになっている
• セキュリティーソフトの影響
• アドインのトラブル

詳細をご説明いたします。

Windows Updateを実施してない

Windows Updateを長期間実施されてないことが原因の場合があります。

Windows Updateを行わないことでOutlookが更新されず、システムトラブルの修正やセキュリティー面がアップデートされないことにより、Outlookが開かない状態になってるかもしれません。

互換モードになっている

互換モードとは、元々使用していたのがOutlook 2003などの古いバージョンで、比較的新しいバージョンのOutlookに移行して使用する時に古いバージョンで使用していたファイルを表示及び読み込みできるようにする機能です。

この互換モードが原因でトラブルが発生してOutlookが開かなくなってる可能性があります。

セキュリティーソフトの影響

Outlookを使用しているパソコンにセキュリティーソフトがインストールされてる場合、そのセキュリティーソフトの影響でOutlookが開かない場合があります。

アドインのトラブル

アドインはOutlookを使いやすくするために、様々な機能を追加できるプログラムですが、アドインのトラブルが原因でOutlookが開かない状態になってる可能性もあります。

Outlookが開かない時の対処法

Outlookが開かない時の対処法は下記の通りです。

• タスクマネージャーを確認する
• 再起動する
• Windows Upateを行う
• 修復する
• セキュリティーソフトをオフにする
• 互換モードを解除する
• アドインを無効にする

詳細をご説明いたします。

タスクマネージャーを確認する

タスクマネージャーはパソコンで動作中のアプリを確認できるツールです。

もしかするとすでにOutlookを開いている可能性があるため、タスクマネージャーのプロセスタブでOutlookの表示有無をご確認ください。

タスクマネージャーを確認する手順
【Alt】キー＋【Ctrl】キー＋【Delete】キーを同時に押します 「タスクマネージャー」をクリックします タスクマネージャー表示後、「プロセス」タブに「Outlook」があるかご確認ください 「プロセス」タブに「Outlook」が見つからない場合はOutloookが開かれてません 「プロセス」タブに「Outlook」がある場合はすでに開いています。それでもパソコン画面上にOutlookが見当たらない場合は「プロセス」タブ内の「Outlook」をクリックして「タスクの終了」をクリックしてから「Outlook」を立ち上げてみてください

再起動する

パソコンに一時的なトラブルが発生してOutlookが開かなくなってる可能性があるため、パソコンを再起動し、Outlookを開くことができるかご確認ください。

Windows Updateを行う

Windows Updateを長期間実施してないため、Outlookも未更新状態が続きシステムトラブルやセキュリティ面の更新が施されてないことにより、Outlookが開かない状態になってるかもしれません。

Windows Updateを行ってからOutlookの動作をご確認ください。

修復する

Outlookにシステム破損等のトラブルが発生してる場合、修復を行うことで改善する可能性があるため、お試しください。

Outlookを修復する手順
画面下のWindowsマークの上で右クリック 表示されたウィンドウの中から「アプリと機能」もしくは「インストールされているアプリ」をクリック 「Outlook」もしくは「Microsoft Office」の横にある点3つをクリック 「変更」をクリックします 「オンライン修復」をクリックします 「修復」をクリックします 修復完了後、Outlookの動作をご確認ください

セキュリティーソフトをオフにする

セキュリティーソフトの干渉でOutlookが開かなくなってる可能性があります。

パソコンにインストールされているセキュリティーソフトをオフにしてからOutlookが開くかご確認ください。

そのままだとセキュリティー面が不安になるため、セキュリティーソフトはすぐにオンに戻してください。

互換モードを解除する

互換モードを使用することにより、Outlookにトラブルが発生して開かなくなってる可能性があるため、互換モードを解除してからOutlookが正常に使用できるかご確認ください。

互換モードを解除する手順
Outlookアイコンの上で右クリックを押します 表示されたメニューの中から「プロパティ」をクリックします 「互換性」タブをクリックします 「互換モードでこのプログラムを実行する」のチェックを外します 「適用」をクリックします 「OK」をクリックします

アドインを無効にする

Outlookで使用してるアドインのトラブルによりOutlookが開かない可能性があるため、アドインを無効にしてOutlookが開くかお試しください。

Outlookのアドインを無効化する手順
Winddowsキーを押しながら「R」キーをクリック 実行ダイアログに「Outlook /safe」と入力します 「OK」をクリックします セーフモードで起動されます Outlookの「ファイル」をクリックします 「オプション」をクリックします 「アドイン」をクリックします 「管理」の右にある選択ボックス「COMアドイン」にしてから「設定」をクリックします 各アドインのチェックを外します 「OK」クリックします

Outlookが開かないトラブルをプロに任せるのも一つの対処法

紹介した方法でOutlookが開かないトラブルが改善できない場合、別のシステムトラブルなど様々な原因が考えられます。

システムを復旧すれば、直る可能性はあるでしょう。しかし、失敗すれば別のトラブルが発生してパソコンが起動できない状態に陥ってしまう可能性もあります。

自力の改善が困難だと思われた場合はパソコンやデータの安全のためにも、プロのパソコントラブルサポート業者のPCホスピタルに依頼いただくことをおすすめいたします。