パソコンの画面がつかないのに電源は入る原因と対処法

パソコンの画面がつかないのに電源は入る原因と対処法

パソコンの電源を入れても画面・ディスプレイがつかないのに電源は入る、こんな経験はありませんか?

電源を入れても何も表示されない、起動途中から画面が消えてしまう、画面がいつもより暗いなど、画面に起こる症状はさまざまです。

そのため、この記事ではノートパソコンやデスクトップパソコンで画面・ディスプレイがつかないのに電源入る時の原因と対処法などをご紹介いたします。

目次

パソコンの画面がつかないのに電源は入る時の注意点とまず確認すること

画面がつかない・ディスプレイが映らないときに、やってはいけない動作や注意点は次の3つです。

注意点

  • パソコンを叩かない
  • 電源を入れたり切ったりしすぎない
  • 画面・ディスプレイ箇所を強く触れない

これらを行うと、不具合が悪化したりパソコンが壊れたりする可能性があります。

反対に、画面がつかない・ディスプレイが映らないときに確認すべき事項は次の3つです。

確認事項

  • 省電力モードもしくはスリープ状態になってないか確認する
  • 電源ケーブルの接続状態を確認する
  • 外部の影響も考慮する

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これら3つを確認するだけで、症状が改善する場合があります。もし確認しても直らない場合、パソコンのプロに相談することをおすすめします。

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パソコンを叩かない

パソコン本体を叩いて直るということはまずありません。

パソコンを叩くことで、外部、内部にダメージを与えてしまい、さらなる故障の原因になることがあります。

昔のテレビなどでは本体を叩くと映像が映るようなシーンもみられ、パソコンも同様に叩けば直るようなイメージを持っている人もいます。

しかしパソコンの部品はとても細かく、作りも複雑なので叩くと破損させてしまう可能性が高くなるばかりです。

特に、振動でHDD/SSDに傷ができるとデータを失います。本体には問題がない場合でも、パソコンを叩くことでより被害を大きくしてしまうことになります。

電源を入れたり切ったりしすぎない

画面がつかない・ディスプレイが映らないときにまずは再起動したり放電したりすることはあっても、つけた直後に消すような、あまりに短い時間に電源のオン・オフを繰り返すのはHDD/SSDに良くありません。

起動に時間がかかっている場合などもあるので、HDD/SSDへアクセス中に強制的に度々電源を切ることになり、より重度の高い故障の原因になります。再起動や放電作業を正しく行い、チェックリストを一通り確認しても映らない場合は、早めにPCホスピタルにご相談ください。

通常に使用しているときでも、動作が遅いからといって頻繁に電源のオン・オフを繰り返すのも同じ理由から控えましょう。電源を入れたら起動するまでは待ち、電源を切ったら、再度入れるまでに一呼吸おくことを心がけてください。

画面・ディスプレイ箇所を強く触れない

パソコンを叩くと似たところで、画面・ディスプレイ箇所を強く触れることで液晶割れトラブルに繋がることがあります。

基本的にはパソコンの画面・ディスプレイ箇所は強く触れないようにしましょう。

電源ケーブルの状態を確認

省電力モードもしくはスリープ状態になってないか確認する

パソコンを一定時間操作しないことで省電力モードやスリープ状態になっていると、画面・ディスプレイがつかない状態になります。

省電力モードやスリープ状態であれば、マウスをクリック、マウスを動かす、キーボードのキーを押すなどを行うことで起動状態に戻ります。

スリープ状態で電源ランプが点滅している時は電源ボタンを押してみてください。

電源ケーブルの接続状態を確認する

パソコンの電源ケーブルが破損していたり、気づかない間に足を引っかけて抜けている場合があります。

電源ケーブルの状態や問題なく接続ができているかもご確認ください。

外部の影響も考慮する

電子レンジなどの電磁波がケーブルや本体に影響する場合もあり、大きな電流を使う機器を同じコンセントにつないだ結果、電源の供給が不安定になることでディスプレイが上手く映らない可能性もあります。

このように原因がパソコンとはまた別の箇所にある場合もあるので、画面が乱れる、上手く映らないといっても、どこに問題があるかを上手く分けて考え、故障の原因となる部分を探していきましょう。

【ノートパソコン】画面がつかないのに電源は入る原因と対処法

ここではノートパソコンの画面・ディスプレイがつかない場合の原因究明と、対処法を紹介していきます。特にディスプレイが一体型のノートパソコンはディスプレイが映らなくなるトラブルも多く、取り替える場合には修理が必要になります。正しく原因を追求して、そもそも交換が必要なのか、もしくは設定の問題なのかを見極めましょう。

原因追求のためのチェックリスト

一時的な不調で画面・ディスプレイがつかないことも多い

パソコンはスリープ状態から解除されなかったり、電気が溜まりすぎていたりといった一時的な不調が原因で画面・ディスプレイが映らなくなる場合も多いです。この場合、溜まった電気を放電してあげると回復することがあります。

ただし、度々同じような不調が起こるようになると故障の前触れかもしれません。一度専門業者に見てもらうか、少なくとも外部バックアップをこまめにとるようにして、買い替えを検討しましょう。

放電は以下の手順で行って下さい。

ノートパソコンを放電させる方法
  1. 起動中のアプリ・プログラムを終了する
  2. SDカードやUSBメモリ、ディスクなどを抜く
  3. パソコンの電源を切る(シャットダウンさせる)
  4. ACアダプターを抜く
  5. バッテリーを外す
  6. 周辺機器を外す
  7. パソコンの電源が切れた状態で、そのまま90秒以上放置する

画面・ディスプレイ部分の故障の場合

チェックリストの4番で外部ディスプレイが映る場合に考えられるのは次の2点です。

  • ディスプレイ部分のみ故障している
  • 接続部分の故障

ノートパソコンのメインディスプレイが故障している場合は、メインディスプレイを接続せずに外部ディスプレイのみで使用するか、修理を依頼したほうが良いです。

また、ノートパソコンに映像出力端子が付いていれば外部ディスプレイで確認ができますが、付いていない場合でもUSB接続で外部出力できる機種もあります。ノートパソコンの修理代と比べて安価なUSBサブモニター接続器を購入してチェックするという方法もあることを覚えておきましょう。

ノートパソコンは画面・ディスプレイが一体化しているので、画面・ディスプレイが壊れる頻度も高いです。画面・ディスプレイの表示が一部欠けていたり、黒く色落ちしていたら劣化が進んでいます。また、色合いがまだらになってきたり、一部の色が変わっていたりするのも劣化による影響です。ディスプレイの見え方に変化が出てきたら、こまめにバックアップをとって一度PCホスピタルにご相談いただくことをおすすめします。

パソコン自体の故障の場合

外部ディスプレイをつないでも画面が映らない場合は、以下の2点が考えられます。

  • パソコン本体の故障
  • ソフトウェアの不調

ソフトウェアの不調の場合はバックアップから復元できることがあります。外部ディスプレイをつないで復元作業をしてみましょう。作業状態が画面・ディスプレイに表示されたなら回復の見込みがあります。復元方法などは取扱説明書を確認しましょう。パソコンの機種や型番がわかればwebで説明書をダウンロードできることもあります。

ただし復元作業を行うと、バックアップした日時からの復元になります。つまり、直近のデータが失われる可能性があります。日ごろからこまめにバックアップをし、ソフトウェアの不調が生じたパソコンは早めに買い替えを検討しましょう。

ノートパソコンパソコンの帯電

長い間パソコンを使い続けると、静電気が帯電することによりパソコンが一時的に不調になる場合があります。

帯電によるパソコンの不調が考えられる場合は、電源を落としてバッテリーや電源のコードをすべて外し、10分ほど放置することによって「放電」しましょう。電源を入れて画面・ディスプレイが表示されれば問題ありません。

ただしこの方法では完全に帯電を除去できない場合があります。完全な放電のためにはノートパソコンの中を開けてマザーボードに対して直接帯電除去を行う必要があります。

PCホスピタルはパソコンの画面がつかないのに電源は入るトラブルのサポートが可能です
PCホスピタルのパソコン修理概要
PCホスピタル
PCホスピタルを運営している日本PCサービス株式会社は名証ネクストに上場しています
修理対応 出張/持込/宅配(出張の当日サポートは予約枠が早く埋まるため、お急ぎの場合はなるべく早い時間にご依頼ください)
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中
料金 基本料金 8,800円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加
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PCホスピタルに今すぐ依頼する 0120-713-835

【デスクトップ】画面がつかないのに電源は入る原因と対処法

ここではデスクトップパソコンの画面・ディスプレイがつかないのに電源は入る時の原因究明と、対処法を紹介していきます。

ディスプレイ分離型タイプのデスクトップパソコンでもディスプレイが映らなくなる、縦線や横線のノイズの発生といった画面の乱れや異常などのトラブル原因はグラフィックボード、ビデオカード(GPU)、マザーボードの故障や寿命等ひとつではありません。

ドライバーなどWindowsのシステム的な問題や接続ケーブルの接触不良、他にもウイルスやフリーズが原因の場合もあります。症状によって対処方法もさまざまです。

液晶ディスプレイ自体を取り替える場合には、デスクトップ同様修理か購入の必要がでてきます。こちらもまずは原因をつきとめて、正常に表示されるように解決法を探して、原因を特定しましょう。

原因追求のためのチェックリスト

ディスプレイまたはケーブルが原因の場合

チェックリストの4番でディスプレイがスリープ状態になってしまっている場合、解除の方法はディスプレイによって違います。取扱説明書を参考にするか、メーカーに問い合わせをしましょう。

チェックリストの4番でディスプレイの電源自体が入らない場合は、ディスプレイまたはケーブルの故障の可能性が高いです。できればケーブルやディスプレイを他のものに替えて試してみましょう。基本的にはケーブルの故障であればケーブルを交換することで問題は解決します。

ディスプレイが原因の場合は個人で修理することは困難なのでメーカーか修理業者に修理を依頼しましょう。

パソコン自体が原因の場合

チェックリストの2番でHDD/SSDやパソコン自体の故障の場合は、メーカーや専門業者に修理を依頼しましょう。保存してあるデータの破損リスクを小さくするためにも、なるべく電源は入れないで故障したときの状態を保つようにしてください。

パソコン自体の不調の原因は、故障以外にも電気が溜まりすぎや、ウイルス感染が考えられます。電気が溜まりすぎている場合は、以下の放電の仕方を試してみてください。パソコンがウイルスに感染しているとメーカーのサポート対象外のことも多く、その場合は修理業者に依頼しましょう。また、ウイルス感染が疑われる場合にはバックアップデータにウイルススキャンをかけて駆除しておくことも重要です。

ソフトウェアが故障している場合は復元作業をすることで直ることもあります。ただし、HDD/SSDが壊れているかどうか見分けが難しいので、エラーが点灯している場合は電源のオン・オフを繰り返さず修理業者に依頼しましょう。

放電は以下の手順で行って下さい。

デスクトップパソコンを放電させる方法
  1. 起動中のアプリ・プログラムを終了する
  2. SDカードやUSBメモリ、ディスクなどを抜く
  3. パソコンの電源を切る(シャットダウンさせる)
  4. ACアダプターを抜く
  5. 接続されているケーブルを抜く。
  6. 周辺機器を外す
  7. パソコンの電源が切れた状態で、そのまま90秒以上放置する

ビデオカード(GPU)の故障が原因の場合

パソコンの電源は入っているのに画面・ディスプレイが映らないのであれば、ビデオカード(GPU)の故障の可能性があります。ケーブルの配線や接触を確認してみましょう。

また、ファンが回転しているかどうかも確認しましょう。片方だけ回っていない、両方回ってない場合は故障してる可能性があります。

他にもゲームや動画視聴などでビデオカード(GPU)に負荷がかかるとシャットダウンする場合もあります。大きく負荷がかかった結果、ブルースクリーンで再起動のような形になります。

性能が低い場合も同様の症状はなりますが、症状が頻発したり、以前までは大丈夫だったことでも落ちたり重くなる場合も故障の可能性があります。

パソコンの設定が原因の場合

ディスプレイ側で接続中のケーブルで映し出す設定が正確にされているか確認してください。

シグナルが信号なし(NO SIGNAL)や節電モードと表示されるときは設定が間違っている場合があります。

最新の機種であれば、自動的に表示されるお勧め設定に切り替えられてることが多いですが、設定が変更されてることも考えられます。

DELL、NEC、LGなどメーカーによって設定も様々なのでディスプレイ本体にある設定ボタンを押下して、設定内容を確認してみましょう。

また、パソコン側のディスプレイ設定でもテキストのサイズ、ディスプレイの解像度、画面の向きが正常に設定されてるか確認しましょう。

ディスプレイがどうのように認識されているかは「設定」もしくは「コントロールパネル」で確認することができます。

また、デスクトップで右クリックを押下後、「ディスプレイ設定」を選択することでも確認できます。

パソコンの設定画面からディスプレイ設定画面で1以外に2が表示されていれば、パソコンでは外部ディスプレイを認識している状態です。ディスプレイ設定画面で2を選択し、適用することで、外部ディスプレイに映像が出力され、問題が解決することも多くあります。

メインディスプレイでディスプレイ設定画面を表示して、映像の出力先を確認しましょう。ここで外部ディスプレイにあたる2が表示されていない場合は、外部ディスプレイが故障している可能性が高いです。

HDD/SSDのアクセスランプに注意する

ディスプレイが真っ黒な状態で停止し、HDD/SSDのアクセスランプ(パソコン本体に描かれているドラム缶のようなマーク)が点灯している場合はHDD/SSDが故障している可能性があります。

パソコンにあまり詳しくないという場合は、無理に自分で直そうとせずに修理業者に修理を依頼しましょう。

ディスプレイが黒いままでHDD/SSDのアクセスランプが消灯している場合は、HDD/SSDに問題はありません。

画面の様子を確認する

パソコンを起動してすぐは正しく表示されるものの、途中から画面が映らなくなる、真っ黒になる、再起動を繰り返すという症状が出る場合は、ソフトウェアのトラブルによる原因が考えられます。

その場合、デバイスマネージャーのディスプレイアダプターからドライバーをインストールし直すことで改善する可能性もあります。

再起動して確認する

画面・ディスプレイの表示不具合は、パソコンを再起動することで直る場合があります。

キーボードにシャットダウンのボタンがあれば、キーを押下することで再起動ができます。

シャットダウンのボタンが無いのであれば、電源ボタンを長押しして強制的にシャットダウンすることも可能です。

デスクトップパソコンとノートパソコンどちらでも、電源ボタンを長押しすることで強制的に電源をオフにすることができます。

ただ、強制終了はOSや起動中のソフトウェアの終了処理を待たずに強制的に終了をさせるため、データが破損する恐れがありますのでご注意ください。

外部ディスプレイの画面が映らない原因と対処法

外部ディスプレイだけが映らない場合は、基本的にはHDD/SSDの故障ではありません。ディスプレイとケーブルが故障していない限りは、設定か接続環境に問題があることが多いです。以下のチェックリストを確認してみましょう。

原因追求のためのチェックリスト

ディスプレイの電源が入ってるか確認する

まずは基本的なところですが、ディスプレイの電源が入ってるか確認をしましょう。何かのきっかけで電源がオフになっていることも考えられます。

ディスプレイの電源ボタンを押して、電源が入るか確認しましょう。初心者に多いトラブル原因です。

ケーブルの種類が原因の場合

外部ディスプレイとパソコンをつなぐ端子は複数種あります。VGAやHDMIといった端子が主流ですが、HDMIにもさらに複数の種類があります。まずはケーブルの端子が間違っていないか、接続先が間違っていないか、パソコンの取扱説明書などを確認しましょう。

外部ディスプレイによっては他のディスプレイに映像を出力する出力端子が付いている場合もあります。使っている外部ディスプレイに映像を出力するには、パソコンの映像出力端子から、外部ディスプレイの映像入力端子にケーブルをつなぐ必要があります。

購入直後、または掃除をするのにケーブルを外した後などは、正しい接続になっているのか取扱説明書などを確認してみましょう。パソコン側とディスプレイ側で端子の形状が同じ場合は特に注意して接続を確認しましょう。

据え置きのゲーム機などと一緒に使用するため、別のパソコンと併用するためなどの理由でDVI切り替え器やHDMI切替器を使ってる方もいるかと思います。

ノイズで画面が乱れる場合は別の入力に切り替えて、再度パソコンの入力に戻せば映像が正常に表示される可能性もあります。

このような切替器でノイズが入ってしまい、画面が乱れてしまう原因となることもあるので、直接ケーブルをつないで正常に動作するか確認してみてください。

端子の故障が原因の場合

すべての外部機器や設定が正しい状況で画面がつかない・ディスプレイが映らない場合は、パソコンの出力端子、もしくはディスプレイ側の入力端子のトラブルという可能性があります。複数のケーブルに対応した端子がパソコンと外部ディスプレイ双方に付いていれば、別の種類のケーブルで接続を確認すると端子の故障か突き止められます。

たとえばHDMIケーブルで接続していたら映らなくなったという場合は、VGAケーブルに変えてみてください。それで映るようになれば、HDMIケーブルの故障かパソコン、ディスプレイどちらかの端子の故障だとわかります。該当のHDMIケーブルを他のパソコンで試してみて映像が映るなら、端子の故障だということになります。

映像端子が故障している場合はメーカーか修理業者に修理を依頼するか、別の種類の接続方法で問題なければそのまましばらくは使えます。しかしパソコン自体が劣化してきているということでもあるので、買い替えか修理依頼を検討し早めに対処して改善をしていきましょう

配線ミスや接触不良

一体型を除くデスクトップパソコンは、パソコン本体とディスプレイがケーブルで接続されています。

ケーブルや電源コードがゆるんでいたり断線したりしている場合は、何も映らない、または突然消えるといった症状が出るため、配線をつなぎ直す、もしくはケーブルであれば別のHDMI、VGA、DVIなどのものにつなぎ代えてみましょう。

パソコンとディスプレイを HDCP 非対応の HDMI 端子で接続している、もしくはVGA 端子等のアナログ出力による接続の場合はブラウザによっては通常通り再生ができず、正常に見ることができない場合もあります。

また、グラフィックボードを増設しているとマザーボードなどのハードウェアとの接触不良により、パソコンが正常に映らないこともあります。パソコンのケース内を確認し、グラフィックボードを設置し直して起動をしてみてください。

他にもテレビにHDMIケーブルを接続して表示確認をすることで、パソコンとディスプレイどちらに問題があるか確認することもできます。

別のディスプレイを接続してみる

HDD/SSDの故障ではないことが分かり、かつディスプレイが2台ある場合は、別のディスプレイを接続してみましょう。この方法で映った場合は、ディスプレイの故障が疑われます。

ディスプレイに不良がある場合、液晶パネルの交換が必要となります。最近は液晶パネル単体で購入できますが、経験が無い状態で修理を行うと修理に失敗してしまい余計にお金がかかってしまう場合が多いです。分解しての修理が必要な場合は無理せずPCホスピタルにお任せください。

プロにパソコンの画面がつかないのに電源は入るトラブルのサポートを依頼するのも対処法

記載の対処法で改善しない場合、OSエラーや液晶破損など複数の原因が組み合わさっている可能性もあります。

OSの復旧やパソコンを分解して液晶交換を行えばディスプレイが表示される状態に改善するかもしれませんが、失敗すれば更に状態が悪化してしまうことも考えられます。また、ノートパソコンや一体型パソコンは分解が容易ではなく、液晶交換は修理知識が無ければとても難易度が高い作業になります。

自力の改善が難しいとお考えの場合はパソコンやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。

パソコンの画面がつかないのに電源は入るトラブルの対応依頼先を選ぶポイント

パソコンの画面・ディスプレイがつかない場合、プロに相談するのがおすすめです。しかし、パソコンの修理を行ってくれるメーカー・業者は多くあるため、どこに依頼すれば良いか分からない方も多いでしょう。

そこで、パソコンの画面・ディスプレイトラブルの対応依頼先を選ぶポイントを紹介します。ポイントは次の4つです。

  • 画面・ディスプレイトラブルの対応実績が豊富か
  • 保証対象になるか
  • 出張修理にも対応しているか
  • データを保護してくれるか(事前にバックアップを取る必要がないか)

1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。

画面・ディスプレイトラブルの対応実績が豊富か

まず見るべきところは、対応実績が豊富かどうかです。特に、画面・ディスプレイトラブルの対応実績が豊富な修理業者を探すことをおすすめします。

対応実績が豊富ということは、それだけノウハウが蓄積されており、素早く修理してくれたり、問題の根本から修理してくれたりする可能性が高いということです。

対応実績に関しては、修理業者のホームページにまとめられている場合が多いので、依頼前に確認しておくと良いでしょう。

保証対象になるか

メーカーにパソコンの画面修理を依頼するなら、保証対象になるかどうかを確認しましょう。パソコン製品の多くには、1年の保証が付けられており、購入してから1年以内から、無料/割引で修理してもらえる場合があります。

ただし、注意点が1つあります。保証対象になるのはあくまで、メーカー責任の場合のみです。「パソコンを落として画面を割った」「パソコンを水没させて画面が見えなくなった」このような場合はユーザー責任となり、保証対象にはなりません。

保証対象になるなら、メーカーに依頼することをおすすめします。保証対象外なら修理業者に依頼した方が、安く修理できることがほとんどです。

出張修理にも対応しているか

修理業者によっては、出張修理に対応している場合があります。

出張修理とは、スタッフが自宅まで来て修理を行ってくれるサービスです。店舗までパソコンを持ち込んだり発送したりする手間がかからないのがメリットです。また、パソコン本体だけでなく、周辺機器の接続状況やネット環境までまとめて診断してくれます。

ただし、修理業者によっては、一部の地域しか出張修理に対応していない場合があります。出張修理を頼みたい場合は、住んでいる地域が対象になっているか確認しましょう。

PCホスピタルは全国に店舗があり、かつ出張修理も全国対応となっています。

データを保護してくれるか(事前にバックアップを取る必要がないか)

パソコンのデータを保護してくれるかも重要なポイントです。

メーカー修理の場合、データの保持を保証してもらえません。修理から返ってきたパソコンが初期化されている場合もあります。そのため、バックアップを取る必要があります。

対してPCホスピタルでは、データを保護したうえで修理を行うため、事前にバックアップを取る必要がありません。

画面がつかないという状態だとバックアップを取るのが難しいです。バックアップがない場合は、PCホスピタルに依頼することをおすすめします。

PCホスピタルのパソコンの画面・ディスプレイトラブル対応実績

PCホスピタルではこれまで、パソコンの画面・ディスプレイトラブルを解決した実績が多数あります。今回はその中でも次の3つを紹介します。

  • 実績1.電源は入るが液晶に何も映らないGALLERIAの修理対応
  • 実績2.画面が映らない富士通ノートPCの修理対応
  • 実績3.電源は入るが画面真っ暗なパソコンの修理対応

実績1.電源は入るが液晶に何も映らないGALLERIAの修理対応

1つ目は、液晶に何も映らないGALLERIAの修理対応です。GALLERIAは、シャットダウン後に起動したら、起動音はするものの画面が真っ暗という状態でした。

こちらは出張修理にて対応させていただきました。まず、D-Sub端子を使用して外部ディスプレイに接続しました。すると、表示することができました。そこで、パソコン本体に電気が帯電しているか、液晶パネル不良の可能性が高いと判断しました。

次にパソコンの放電処理を行いました。すると、症状が改善し、液晶パネル不良ではないと判明しました。最後にパソコンの内部クリーニングも実施し、作業完了となりました。

電源は入るが液晶に何も映らないGALLERIAの修理対応」の詳細はこちら >>

実績2.画面が映らない富士通ノートPCの修理対応

2つ目は画面が映らない富士通ノートPCの修理対応です。液晶が割れていないにも関わらず、画面が映らない状態でした。

まず、問題の切り分けを行うために、外部出力でパソコンの画面が表示できないか試しました。すると、問題なく表示されたため、液晶パネル故障の可能性が高いと判断しました。

こちらで交換修理を行いました。交換後は、パソコン本体で問題なく画面出力できることを確認しました。更に、動作も正常であることを確認しました。

画面が映らない富士通ノートPCの修理対応」の詳細はこちら >>

実績3.電源は入るが画面真っ暗なパソコンの修理対応

3つ目は、電源は入るが画面が真っ暗なパソコンの修理対応です。こちらはデスクトップパソコンの修理となります。

こちらのパソコンは画面が真っ暗なのに加え、HDDアクセスなしの状態でした。診断した結果、マザーボードが故障していると判明しました。

今回は同スペックのマザーボードへ交換を行いました。交換後はパソコンが問題なく起動し、動作も正常であることを確認しました。

電源は入るが画面真っ暗なパソコンの修理対応」の詳細はこちら >>

PCホスピタルはパソコンの画面がつかないのに電源は入るトラブルのサポートが可能です

パソコンの画面に何も映らなくなる原因はさまざまです。画面の様子がおかしくなってしまったときのために、原因の特定方法をメモしておいてください。

PCホスピタルでは、パソコン本体の修理はもちろん、ノートパソコンの液晶パネルの交換や、デスクトップパソコンの外付けディスプレイの交換サポートも承っています。画面の調子がおかしいと感じた場合は、ぜひお声掛けください。

PCホスピタルのパソコン修理概要
PCホスピタル
PCホスピタルを運営している日本PCサービス株式会社は名証ネクストに上場しています
修理対応 出張/持込/宅配(出張の当日サポートは予約枠が早く埋まるため、お急ぎの場合はなるべく早い時間にご依頼ください)
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中
料金 基本料金 8,800円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加
画面トラブルのサポート詳細を確認する

PCホスピタルと量販店・個人経営・メーカーの違い

PCホスピタルは事前見積もりの料金のみで追加料金は発生しません
監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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