パソコンがフリーズした!強制終了の方法や改善しない場合の対処法を解説!

パソコンがフリーズした!強制終了の方法や改善しない場合の対処法を解説!

パソコンがフリーズして動かなくなってしまった、という方は多くいるかと思います。重いアプリを動かしたり、複数のアプリを同時に動かしたりすると、パソコンが固まってしまうことがあります。フリーズしたら適切な方法で対処することが大切です。

本記事ではパソコンがフリーズした場合の対処法について解説します。強制終了の方法や、改善しない場合の対処法についてまとめました。

本記事を読むことで、パソコンがフリーズした場合も慌てずに済みます。パソコンのフリーズを改善したい方はぜひお読みください。

フリーズとは?

フリーズとは、パソコン、あるいは一部のアプリがしばらく動かなくなることです。フリーズするとマウスを動かせなくなる場合があります。完全なフリーズ状態の場合、マウスもキーボードも動かなくなり、パソコンがまったく動作しなくなってしまいます。

フリーズの原因はさまざまなものが考えられます。OSやアプリの不具合、パソコンの熱暴走などが代表的な原因です。

フリーズしたら落ち着いて対処することが大切です。パソコン上級者でもフリーズさせてしまうことはよくあります。正しい方法で対処すればパソコンへのダメージを最小限に抑えられます。

パソコンがフリーズしたら強制終了前に行うべきこと

パソコンがフリーズしたらすぐ強制終了する方もいますが、それはおすすめできません。強制終了すると未保存のデータが消えてしまいます。また、強制終了を何度も繰り返すと、不具合が発生したり、場合によっては電源が入らなくなったりします。

パソコンがフリーズしたら、強制終了前に次の3つを行いましょう。

  • 周辺機器が接続されているか
  • アクセスランプが光っているか
  • パソコンを再起動できないか

これらを行うだけでフリーズが簡単に解決することもあります。1つ1つの確認事項について詳しく解説していきます。

周辺機器が接続されているか

まず、キーボードやマウスなどの周辺機器が正しく接続されているかを確認しましょう。もしかしたらパソコンはフリーズしておらず、単に接続されていないだけかもしれません。

有線接続の場合、ケーブルが断線していないかも確認しましょう。Bluetoothの場合はペアリングが上手くいっているか、充電が切れていないかを確認した方が良いです。

予備のキーボードなどがあるなら、交換して試してみましょう。また、マウスではなくパソコンのタッチパッドなら動くかも確認することをおすすめします。

アクセスランプが光っているか

アクセスランプとはパソコンのストレージ(HDDやSSD)が動いているときに点滅するランプのことで、本体の右下か左上にある場合が多いです。アクセスランプが光っている場合、ストレージが読み書きを行っているので、まだ完全にはフリーズしていません。

この場合は、読み書き処理が終わるまで少し待ってみましょう。アクセスランプが光っているのに強制終了してしまうのは良くありません。データの書き込みが中途半端なことになり、不具合が発生するリスクがあります。

パソコンを再起動できないか

パソコンのマウスが動く場合、パソコン自体はフリーズしておらず一部のアプリだけが固まっている可能性があります。その場合、再起動だけで解説するかもしれません。

強制終了しなくても再起動で解決するならその方が良いです。パソコンへのダメージを抑えられます。ただし、再起動すると未保存のデータは削除される点には注意してください。

パソコンの再起動を行う手順は次のとおりです。

パソコンの再起動を行う手順
  1. 「スタート」をクリック
  2. 「電源ボタン」をクリック
  3. 「再起動」をクリック
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パソコンがフリーズした場合の強制終了方法

上記で解説した3つの項目を確認したがフリーズが解決しない。その場合は、パソコンを強制終了させることも検討しましょう。強制終了とは、パソコンを準備なしにいきなりシャットダウンさせる行為のことです。

強制終了はあくまで自己責任で行ってください。また、何度も強制終了を繰り返すと、パソコンが故障する確率が上がってしまうので、極力1回のみに留めましょう。

強制終了させる場合、次の動作を順番に行うのがおすすめです。

  • アプリを強制終了する
  • キーボード操作のみで強制終了する
  • 電源ボタンで強制終了する

この順番で行うことで、パソコンへのダメージを極力抑えられます。各手順について詳しく解説していきます。

アプリを強制終了する

パソコン自体が固まっておらず、一部のアプリのみフリーズしているなら、アプリを強制終了するだけで解決するかもしれません。

アプリの強制終了だけで済むなら、パソコンにダメージが加わるのを防げます。ただし、強制終了によってアプリに不具合が起きる可能性は0ではないので気をつけましょう。

アプリを強制終了させる手順は次のとおりです。

アプリを強制終了する手順
  1. Ctrl+Alt+Deleteを押す
  2. 「タスクマネージャ」タブをクリック
  3. フリーズしているアプリを選択して「タスクの終了」をクリック

アプリを強制終了させるには、タスクマネージャーというものを使います。タスクマネージャーはアプリのメモリ使用率やCPU使用率などを調べることもできます。

パソコンが重いと感じる場合、タスクマネージャーを開くことで原因となるアプリを見つけられます。便利なので、覚えておくと良いでしょう。

キーボード操作のみで強制終了する

アプリを強制終了できない場合は、パソコン自体を強制終了することになります。マウスが動かない場合は、キーボード操作のみで強制終了させる方法をまず試しましょう。

キーボード操作のみで強制終了させる手順は次のとおりです。

キーボード操作のみで強制終了させる手順
  1. Ctrl+Alt+Deleteを押す
  2. 画面右下の電源マークをクリック
  3. 「シャットダウン」をクリック

強制終了させたら、周辺機器を取り外して少しの間パソコンを休ませると良いです。休ませたら再度電源を入れ、問題なく起動できることを確認しましょう。

電源ボタンで強制終了する

マウスもキーボードも動かない場合、パソコンが完全にフリーズしていることになります。この場合、電源ボタンを押して強制終了することも検討しましょう。

やり方は簡単で、パソコンの電源ボタンを10秒程度長押しするだけです。

簡単にできますが、何度もこの方法を繰り返すのは良くありません。電源ボタン長押しで強制終了させるのは、パソコンにかなりダメージを与える行為だからです。

パソコンがフリーズする原因

最後に、パソコンがフリーズする原因について解説します。フリーズの原因の中でも多いのは次の3つです。

  • 重いアプリの起動
  • パソコンのスペック不足
  • 冷却機能の低下

強制終了を何度も繰り返すことがないよう、フリーズする原因を知り、対策を立てる必要があります。1つ1つの原因について詳しく解説していきます。

重いアプリの起動

重いアプリを起動させると、パソコンへの負荷が高まってしまいます。負荷が高まるとパソコンは熱くなります。

パソコンには内部の温度が上昇したときに冷却する機能が備わっています。しかし負荷が増えすぎると、冷却が間に合わなくなり、パソコンが熱暴走を起こす場合があります。熱暴走を起こすと、パソコンがフリーズしてしまいます。

重いアプリは注意して使う必要があります。特に動画編集アプリやゲームアプリは処理量が多く、パソコンがフリーズしがちです。重いアプリを使う際は、他のアプリを閉じるようにすればフリーズしにくくなります。

パソコンのスペック不足

パソコンのスペックが不足しているのも、フリーズの原因になります。メモリ容量が少なかったり、CPUの性能が低かったりするとパソコンが負荷に耐えにくくなります。

通常使用ならメモリは8GB程度で問題ありません。動画編集やゲームなどの重い処理を行うなら、ある程度スペックの高いパソコンは必要です。

スペック不足を感じる場合、パソコンを買い替えるのも良いですが、メモリに関しては増設することも可能です。メモリを後付けすることで重い処理にも耐えられるようになります。

PCホスピタルはメモリ増設に対応可能です。パソコンを快適に動かせるようになりたい方は、お気軽にご相談ください。

冷却機能の低下

パソコンには冷却ファンがついていて、内部を冷やす仕組みになっています。冷却ファンは外から空気を取り込み、中の空気を逃がします。しかし、冷却ファンの性能が低下したことで、上手く冷やすことができず、パソコンが熱暴走を起こしてしまう場合があります。

また、パソコンの吸気口に物が置かれたりほこりが溜まっていたりすると、冷却ファンが空気の入れ替えをスムーズに行えなくなります。パソコンのほこりを掃除したり、机の上を綺麗にしたりすることも、フリーズ対策の1つです。

パソコンを強制終了しても改善しない場合はプロに相談

パソコンを強制終了しても、再度フリーズしてしまう。このような場合はプロに相談することをおすすめします。何度もフリーズするのはパソコンが故障しているからなのかもしれませんし、ちょっとした設定の問題なのかもしれません。プロにパソコンの動作確認を行ってもらえば、問題箇所を特定することが可能です。

プロに相談する場合、次の2つの選択肢があります。

  • メーカーに相談する
  • PCホスピタルに相談する

各選択肢について詳しく解説していきます。

メーカーに相談する

多くのメーカーでは自社製品のパソコンの修理を受け付けています。

メーカー修理のメリットは、保証対象になれば無料/割引価格で修理できる点です。保証対象になるには、メーカー責任の故障であることと、保証期間内である必要があります。パソコンのフリーズに関しても、本体に元々不具合があった場合などはメーカー責任になります。また、保証期間はだいたい購入してから1年程度であることが多いです。

デメリットは、保証対象にならない場合は修理費用が高額になることです。また、基本的には修理センターに発送して修理してもらう形式であり、店舗に直接持ち込むことはできません。発送しなくてはいけない分、修理完了まで時間がかかってしまいます。

PCホスピタルに相談する

保証対象にならないパソコンはPCホスピタルにご依頼いただく方が、お得に修理できることが多いです。

また、宅配修理だけでなく出張修理、持込修理にも対応しています。全国に店舗があるため、予約して店舗にお持ちちいただければ、その場で当日中に修理できることもあります。

パソコンがフリーズした時はPCホスピタルにお任せください

本記事では、パソコンがフリーズしてしまった場合の対処法について解説しました。

パソコンがフリーズした場合、いきなり強制終了するのではなく、まずは周辺機器の接続確認やアクセスランプの確認を行いましょう。

強制終了は、パソコンにダメージを与える行為であることを認識したうえで行いましょう。何度も強制終了を行うことは避けるべきです。

強制終了を繰り返さないためにも、同時に重いアプリを動かさないようにしたり、パソコンのほこりを掃除して熱暴走を防いだりすることが大切です。

フリーズが改善しない場合は、メーカーやPCホスピタルなどのプロに相談するのがおすすめです。PCホスピタルはパソコンのデータを消すことなく、動作確認および修理を行えるのでご活用いただけます。PCホスピタルでは更に、メモリ増設やパソコンの買い替え相談にも対応しています。お気軽にご連絡ください。

PCホスピタルのパソコン修理概要
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中
料金 パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円
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