パソコンにイヤホンを接続しても聞こえない?原因と対処法を解説!

パソコンにイヤホンを接続しても聞こえない?原因と対処法を解説!

パソコンにイヤホンを接続しても、音がまったく聞こえず困っているという方もいるのではないでしょうか。イヤホンを接続しても聞こえない場合、様々な原因が考えられます。まずは原因を明らかにすることが大切です。

本記事ではパソコンにイヤホンを接続しても聞こえない原因と対処法について解説します。Bluetoothイヤホンを接続する場合についてもまとめました。

本記事を読むことでパソコンにイヤホンが接続できない問題を解決できる可能性があるため、イヤホンやヘッドホン関連で上手くいかないことがある方は、ぜひ参考にしてください。

パソコンにイヤホンを接続しても聞こえない原因と対処法

パソコンにイヤホンを接続しても聞こえない場合、原因として考えられるのは次の6つです。

  • パソコンの音量設定の問題
  • パソコンにイヤホンが接続されていない
  • アプリの設定の問題や不具合
  • ドライバーの不具合
  • イヤホンの故障
  • パソコンの故障

それぞれの原因と対処法について詳しく解説していきます。

パソコンの音量設定の問題

まず、パソコンの音量設定の問題です。音量がオフになっている、あるいは小さすぎて聞こえにくくなっている、という場合があります。

音量を変更したつもりがなくても、知らないうちにオフになっていることはあります。音量はキーボードからも調整できるので、間違えて押してしまうこともあるためです。

対処法:音量の調整を行う

パソコンの音量設定に問題がないか確認を行ってみましょう。ここではWindows 11を例に確認方法を紹介します。

Windows 11の上部や下部にはタスクバーが表示されます。そこにあるWiFiマークをクリックしてください。すると、音量調整を行えるバーが表示されます。

また、パソコンの機種によってはキーボードから音量調整できます。F10やF11を押すと、音量調整できることが多いです。Fn+F10やFn+F11の場合もあります。

また、デスクトップパソコンの場合は、パソコン本体に音量ボタンがあり、そこからも変更が可能です。

パソコンにイヤホンが接続されていない

イヤホンを接続するには、パソコン側にイヤホンを認識させる必要があります。何らかの原因でパソコンが認識できていない可能性もあります。イヤホンが差込口にしっかり挿し込まれていなかったり、プラグにゴミが詰まっていたりするのが原因かもしれません。

対処法:接続設定を確認する

イヤホンが差込口の奥まで入っているかを確認しましょう。確認できたら、パソコンがイヤホンを認識しているかをチェックします。

Windows 11を例に紹介します。まず、パソコンの上下いずれかにあるタスクバーからWiFiマークをクリックします。すると「クイック設定」と呼ばれる画面が表示されます。ここから音量バーの右側にあるマークをクリックします。

出力デバイスの一覧が表示されるので、イヤホンの名称がないか確認しましょう。

接続されない場合は一度イヤホンを抜いた後、パソコンを再起動すると良いです。パソコンのドライバーが再度イヤホンの接続処理を行うので、症状が改善する可能性があります。

アプリの設定の問題や不具合

パソコン本体ではなく、使っているアプリ側に問題があるケースもあります。ZoomなどのWeb会議アプリや、YouTubeなどのWebサイトの設定も確認する必要があります。

Web会議アプリや動画サイトには、独自に音量設定が備わっている場合があります。パソコンの音量がオンでも、アプリの音量設定がオフの場合、音が出ません。

また、音量設定がオンでも聞こえない場合、アプリに不具合が生じている可能性もあります。

対処法:別のアプリで試してみる

アプリ側の問題の可能性があるなら、別のアプリを試してみましょう。Zoomで音が聞こえないならTeamsを使ってみるなどです。それで聞こえるならアプリの問題と特定できます。

アプリの設定を変更しても聞こえない場合、アプリを最新版にしてみるのがおすすめです。最新版は古いバージョンの不具合が改善されていることがあるので、アップデートによって解決するかもしれません。

また、公式サイトに「不具合のお知らせ」などが掲載されていないかも確認しましょう。

ドライバーの不具合

ドライバーはパソコンに接続する周辺機器を動かすためのアプリです。パソコンにはサウンドドライバーがインストールされており、これのおかげでイヤホンを接続できます。

しかし、ドライバーが破損していたり、バージョンが古かったりするとイヤホンを上手く認識できない可能性があります。

対処法:ドライバーを再インストールする

ドライバーに問題があるなら、再インストールしてみることをおすすめします。最新バージョンのドライバーをインストールすれば、不具合が解決する可能性があります。

Windows 11の場合、ドライバーの再インストール手順は次のとおりです。先にイヤホンを外しておいてください。

ドライバーの再インストール手順
  1. 「スタート」を右クリックする
  2. 「デバイスマネージャー」をクリックする
  3. 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の横の三角マークをクリックする
  4. 更新したいデバイス(Realtek(R) Audioなど)を右クリックする
  5. 「デバイスのアンインストール」をクリック

後は画面の指示に従って操作すれば、ドライバーをアンインストールできます。アンインストール後はパソコンを再起動しましょう。すると、自動的にドライバーがインストールされます。インストールしたらイヤホンを接続してみましょう。

イヤホンの故障

パソコンやアプリの設定の確認、ドライバーの再インストールなどを行っても音が聞こえない場合、イヤホンの故障の場合があります。

特に有線イヤホンは壊れやすいです。ケーブルを強く引っ張った結果、断線してしまうこともあります。また、何度も挿し込みを行い、プラグが劣化してしまう場合もあります。有線イヤホンの寿命は1年程度と言われていますが、扱いが乱暴だとすぐに壊れてしまいます。

Bluetoothイヤホンの場合、断線やプラグの劣化で故障する心配はありません。ただし、Bluetoothイヤホンにはバッテリーが内蔵されています。何度も充電を行うとバッテリーが劣化してしまい、イヤホンが使えなくなってしまいます。Bluetoothイヤホンの寿命は2〜3年程度と言われています。

対処法:イヤホンの買い替えを検討する

イヤホンが壊れている場合、買い替えを検討する必要があります。

音が聞こえなくなるだけでなく、雑音が混じるようになったり音が途切れ途切れになったり、すぐ充電が切れるようになったりした場合も、交換時であると言えます。

ただし、買い替えの前に保証書に書かれた保証期間を確認した方が良いです。製品に欠陥があり、かつ保証期間内の場合、イヤホンを無料/割引価格で修理してもらえます。イヤホンの保証期間は1年前後な場合が多いです。

保証書を紛失した場合は、保証対象にならない場合が多いので注意しましょう。

パソコンの故障

イヤホンを買い替えても聞こえない場合、パソコンが故障しているのかもしれません。

パソコンを再起動したり、OSを最新版に更新したりしてみましょう。それでも認識されない場合、差込口が破損しているなど故障の可能性もあります。

対処法:パソコンの買い替え・修理を検討する

パソコンが故障している場合、買い替えや修理を検討する必要があります。

イヤホンが接続できないだけで、他には特に不具合が見当たらない場合、修理に出すのがおすすめです。修理料金はそこまでかからない可能性が高いためです。

逆に、音声面以外にも「動作が遅い」「パソコンがフリーズする」「充電がすぐになくなる」など不具合がある場合、買い替えた方が良い可能性もあります。すでにパソコンが寿命に近い場合もありますし、修理料金も高額になる恐れがあるためです。

買い替え・修理の判断ができない場合は、パソコン修理業者のPCホスピタルにご相談ください。修理業者はパソコンの修理を専門に行う業者です。PCホスピタルでは、修理料金が高額になる場合は修理よりも買い替えを勧めております。ご相談・状況確認だけなら料金はかかりませんので、お気軽にご連絡ください。

パソコンにイヤホンを接続しても音が聞こえない時はPCホスピタルにお任せください
PCホスピタルのパソコン設定サポート概要
PCホスピタル
PCホスピタルを運営している日本PCサービス株式会社は名証ネクストに上場しています
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの設定サポートを当サイト掲載中
料金 基本料金 8,800円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加
音が出ないトラブルのサポート詳細を確認する
PCホスピタルに今すぐ依頼する 0120-713-835

Bluetoothイヤホンが聞こえない場合の対処法

Bluetoothイヤホンとは、無線通信技術によって接続されるイヤホンのことです。有線ではなくBluetoothの場合、パソコンとイヤホンの「ペアリング」を行う必要があります。ペアリングを行っていない、あるいは行った後に解除された場合、音は聞こえません。

ペアリング方法が分からない場合は、説明書を確認しましょう。説明書は紛失してもネットで見られることが多いので、「{イヤホン名} 説明書」などで検索してみると良いです。

イヤホンとパソコンの距離が遠すぎるのも、ペアリングできない原因の1つです。一度パソコンに近づいてからペアリングしてみましょう。

また、マルチペアリングが上手くいっていない可能性もあります。一度マルチペアリングを解除し、1つの端末のみを接続してみましょう。

パソコンにイヤホンを接続しても聞こえない場合の修理依頼先

パソコンにイヤホンを接続しても聞こえない場合、パソコン自体が故障している可能性もあります。音が聞こえない以外に特に不具合がなく、まだ購入してからそこまで日が立っていない場合、買い替えよりも修理した方が良いです。

パソコンの修理依頼先には大きく次の2つがあります。

  • メーカー
  • パソコン修理業者

この2つはサービス内容やメリット・デメリットが異なります。各修理依頼先の特徴についてみていきましょう。

メーカー

富士通やLenovoなどのパソコンメーカーの多くは、自社製品の修理を受け付けています。修理の依頼方法は公式サイトに記載されています。基本的には修理センターにパソコンを発送して修理してもらうことが多いです。

メーカーのメリットは公式であることの安心感や、純正パーツで修理してもらえることが挙げられます。

また、メーカーの保証対象になる場合、無料/割引で修理してもらえる可能性もあります。パソコンの保証期間は1年であることが多いです。保証期間内であり、かつメーカー責任による故障の場合、保証対象となります。メーカー責任ではなく、自己責任(水をこぼした、パソコンを落とした、自然災害によって故障したなど)の場合は保証対象外です。

修理を専門に請け負っているわけではないため、修理日数がかかる場合や、保証対象外になる場合は修理費用が高額になることがあります。

PCホスピタル

PCホスピタルはパソコン修理・パソコントラブルのサポートを行っています。

ご依頼いただくメリットは修理スピードが早いことです。予約したうえで来店すれば、その日のうちに修理を完了できる場合もあります。そのため、パソコンを使えない期間を短くしたい方におすすめです。

また、修理料金もメーカーに比べると安くなることがあるため、保証対象になるならメーカーの方が安いですが、保証対象外ならPCホスピタルにご依頼いただく方がお得になることが多いです。

パソコンにイヤホンを接続しても音が聞こえない時はPCホスピタルにお任せください

本記事では、パソコンにイヤホンを接続しても聞こえない原因と対処法について解説しました。音が聞こえない場合、パソコンの問題の可能性もあれば、イヤホン側の問題の可能性もあります。まずは落ち着いて原因を特定することが大切です。

また、イヤホンは周辺機器の中でも壊れやすいので注意が必要です。特に有線の場合、ケーブルが断線することのないよう丁寧に扱いましょう。また、Bluetoothの場合も内蔵バッテリーが消耗することが原因で、使えなくなる場合があります。イヤホンの寿命は意外と短いです。故障したら買い替えを検討しましょう。

聞こえない原因を特定できない、あるいはパソコンが故障していると判明した場合は、修理に出すことも検討しましょう。パソコンが保証対象になるならメーカーに依頼するのが良いですが、それ以外の場合は修理業者に依頼する方が修理料金を抑えられておすすめです。

PCホスピタルのパソコン設定サポート概要
PCホスピタル
PCホスピタルを運営している日本PCサービス株式会社は名証ネクストに上場しています
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの設定サポートを当サイト掲載中
料金 基本料金 8,800円 + パソコン設定サポート 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加
音が出ないトラブルのサポート詳細を確認する
監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

出張地域・近隣店舗を確認する連絡先に追加する
上部へ
戻る