Windows 10がフリーズする原因と対処法

Windows 10を使用している時に突然フリーズすることがありますが、マウスやキーボードで操作できなくなることで作業が止まったり、データを保存できない場合があるため、発生するととても困る症状です。
Windows 10でフリーズが発生、頻発する時は原因に合わせて適切に対処することで改善できる可能性があるため、今回の記事ではWindows 10がフリーズする原因と対処法について解説をいたします。
Windows 10がフリーズする原因

Windows 10を使用中にフリーズする場合、原因としては下記の可能性があります。
- アプリの一時的な不具合
- 熱暴走
- メモリ不足
- 周辺機器の故障
- 内蔵パーツの破損
原因について詳細をご説明いたします。
アプリの一時的な不具合
Windows 10でアプリを使用している時に、そのアプリの一時的な不具合が原因で、実行しているアプリが動作停止となり、フリーズすることがあります。
その場合、「応答なし」の表示がされて、マウスを動かしたり、キーボードのキーを押しても反応しない状態になります。
熱暴走
通常であれば、Windows 10を搭載しているパソコンの内部に設置されているCPUファンが温度調整を行いますが、ホコリが蓄積していることや、部屋の温度が熱い等により、CPUファンが正常に動作しなくなった結果、熱暴走が発生し、フリーズすることがあります。
メモリ不足
Windows 10でアプリを複数同時に開くことや、Webブラウザで動画再生をしながら複数のタブを開く等により、常駐するプロセスが増える、かつ搭載しているメモリ容量が少ないことでメモリ不足となってフリーズする可能性があります。
周辺機器の故障
マウスやキーボードが故障していたり、それらの機器がBluetoothの場合は電池が切れることでWindows 10が反応しなくなり、操作ができないことで実質フリーズと同様の状態になることがあります。
内蔵パーツの破損
内蔵HDD/SSDは経年劣化や物理的な破損などにより、データの読み書きができなくなった結果、フリーズが多発することがあります。


修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
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Windows 10がフリーズする時の対処法

Windows 10を使用している時にフリーズした場合、下記の対処法をお試しください。
- フリーズしているアプリを閉じる
- ホコリを除去する
- 部屋の温度を下げる
- ブラウザのタブの数を減らす
- 同時起動しているアプリの数を減らす
- 不要な一時ファイルを削除する
- メモリを増設する
- システムファイルチェッカーを実施する
- マウス・キーボードの電池を交換する
- Windowsのセキュリティ機能でスキャンを実施
- 内蔵HDD/SSDを交換
対処法の詳細をご説明いたします。
フリーズしているアプリを閉じる

Windows 10でアプリを立ち上げて、様々な操作をしている時にアプリの一時的な不具合でフリーズして操作できない状態になることがあります。
その場合、フリーズしているアプリをタスクマネージャーで強制的に終了することで改善する可能性があるため、お試しください。
手順は下記の通りです。
タスクマネージャーからアプリを閉じる手順 |
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ホコリを除去する
ホコリが蓄積していることで、熱暴走が発生してフリーズすることがあるため、Windows 10を搭載しているパソコン内部のホコリを除去してフリーズが頻発する状態が改善するかご確認ください。
部屋の温度を下げる
部屋の室温が高い、もしくは直射日光が当たっていることで熱暴走が発生し、フリーズが多発することもあります。
その場合、エアコンで室温を調節することや直射日光が当たらない場所に移動することで改善するかお試しください。
ブラウザのタブの数を減らす
Windows 10でブラウザを起動して、複数のタブでWebページを開いたり、同時にオンライン動画を再生することでメモリが足りなくなり、フリーズが多発することも考えられます。
ブラウザのタブの数を減らし、フリーズが発生する状況が改善されるかご確認ください。
同時起動しているアプリの数を減らす
Windows 10を使用中にアプリを複数同時に起動している状態の場合、メモリが足りなくなり、フリーズが頻発することがあるため、同時に起動するアプリの数を減らし、状況が改善するかお試しください。
不要な一時ファイルを削除する
Windows 10は一時ファイルをキャッシュとして保存することで、素早い操作が可能になっていますが、この一時ファイルが増えすぎることで、フリーズなどのトラブルにつながることがあります。
不要な一時ファイルを削除する手順は下記の通りです。
一時ファイルを削除する手順 |
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メモリを増設する

Windows 10のパソコンのメモリ容量が少ないことで、ちょっとした動作でもスローになったり、フリーズが頻発することがあります。
その場合、メモリを増設することで、フリーズせずにスムーズな操作が可能になる可能性があります。
システムファイルチェッカーを実施する
システムファイルチェッカーとはWindows 10にデフォルトで組み込まれているツールで、このツールを使用することでWindows 10の破損したファイルを修復することができます。
ファイルの破損でフリーズが頻発している場合、システムファイルチェッカーを実施することで改善する可能性があります。
使用手順は下記の通りです。
システムファイルチェッカーを使用する手順 |
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マウス・キーボードの電池を交換する
Windows 10を操作する時に使用しているマウス・キーボードがBluetoothの場合、電池が切れて操作ができないことで、フリーズと同様の状態になることがあるため、マウス・キーボードの電池を交換してから通常通り操作できるかお試しください。
電池切れではなく、マウス・キーボードが故障している場合は交換が必要です。
Windowsのセキュリティ機能でスキャンを実施

Windows 10がウイルスに感染していることで正常に動作しなくなり、フリーズが発生することも考えられます。
インストールしているセキュリティーソフトでスキャンを実施、もしくはWindowsのセキュリティ機能でスキャンを行うことで改善する可能性があります。Windowsのセキュリティ機能でスキャンを行う手順は下記の通りです。
Windowsのセキュリティ機能でスキャンを実施する手順 |
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内蔵HDD/SSDを交換
Windows 10の内蔵HDD/SSDが経年劣化や物理的な破損で、正常にデータの読み込みができなくなり、フリーズが頻発することがあります。
その場合、内蔵HDD/SSDを交換することで、フリーズが頻発する状態を改善できる可能性があります。
プロにWindows 10がフリーズするトラブルのサポートを依頼するのも対処法

記載の対処法でWindows 10のフリーズが改善しない場合、OSの破損や内蔵パーツ故障など複数の原因が組み合わさってることも考えられます。
Windows 10のパソコンを分解して原因のパーツを適切に交換すれば改善するかもしれませんが、パソコン内部に触れるため、失敗すれば不具合が発生して起動しなくなり、Windows 10のパソコンが使用できない状態になってしまう可能性があります。
自力の改善が難しい場合はパソコンやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。
PCホスピタルはWindows 10がフリーズするトラブルのサポートが可能です
Windows 10がフリーズする時の原因と対処法についてご説明しましたがいかがだったでしょうか。
Windows 10のフリーズトラブルは原因が多岐にわたるため、システムやパーツなど、どの箇所に原因があるか見極めることが難しい場合があります。
Windows 10がフリーズするトラブルでお困りの場合はPCホスピタルにサポートをご依頼いただくことをおすすめいたします。


修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | 基本料金 8,800円 + パソコン修理 3,300円~ + 出張サポートは2,200円追加 |
渡邉 太陽(PCホスピタル 東京三田店 店長)
2015年に日本PCサービス株式会社入社後、累計6500台以上のパソコントラブルを解決。現在はPCホスピタル 東京三田店の店長として店舗マネジメント及び店舗スタッフ約20名の人材育成に携わり、2024年度の社内表彰式では年間最優秀店長として表彰される。
保有資格 パソコン整備士検定 取得