空き容量があるのにパソコンが重い?原因と対処法を解説

空き容量があるのにパソコンが重い?原因と対処法を解説

空き容量があるにも関わらずパソコンが重くなってしまった…。このような方もいるのではないでしょうか?

パソコンが重くなるのは、ストレージの容量不足が原因とは限りません。メモリやCPUなどに問題があるケースも多くあります。

本記事では、空き容量があるのにパソコンが重い原因と対処法について解説します。また、SSDへの交換やメモリ増設などを行う方法についてもまとめました。

本記事を読むことで、パソコンが重い問題を解決でき、ストレスなくパソコンで作業できるようになります。パソコンが重くて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

パソコンの空き容量などの使用状態を調べる方法

まず、パソコンの空き容量やCPU使用率、メモリ使用率などを調べる方法について解説します。これらの情報は、タスクマネージャーというアプリから調べることが可能です。タスクマネージャーとは、パソコンのアプリ使用の状態を管理するためのアプリであり、Windowsに標準でインストールされています。

タスクマネージャーから空き容量を調べる方法は次のとおりです。

タスクマネージャーから空き容量を調べる
  1. 「スタートメニュー」を開く
  2. 「タスクマネージャー」をクリック
  3. 「パフォーマンス」タブをクリック

また、Ctrl+Shift+Escでも、タスクマネージャーを開くことができます。「パフォーマンス」タブから、ディスク容量やCPU・メモリ使用率を調べることが可能です。

パソコンの空き容量があるのに重い原因

パソコンの空き容量があるにも関わらず動作が重い場合、次の3ついずれかが原因の可能性があります。

  • メモリ容量不足
  • CPUの性能不足
  • ストレージの劣化

タスクマネージャーを確認し、これらの項目に問題がないか調べてみましょう。1つ1つの可能性のある原因について詳しく解説していきます。

メモリ容量不足

メモリの容量不足によって、パソコンが重くなっている可能性は大いにあります。メモリとは、各アプリのデータなどを一時的に保管するパーツのことです。アプリを多く開けばその分メモリの容量がなくなっていきます。メモリの容量が少なくなると、パソコンが一度に複数の動作を行えなくなり、動作が重くなってしまいます。

特に動画編集アプリなどはメモリの消費量が多いです。重いアプリを稼働させる際は、他のアプリを閉じておくなどの工夫が必要になる場合があります。

なお、メモリの容量はパソコンによって異なります。メモリは安価なパソコンの場合は4GB、通常のパソコンは8GB〜16GB程度の場合が多いです。動画編集を多く行うという方は、できるだけメモリ容量が大きいパソコンを選んだ方が作業しやすいです。

CPUの性能不足

パソコンが重い場合、CPUの性能不足の可能性もあります。CPUは演算処理を行うためのパーツであり、パソコンにとっての「脳」であると言えます。基本的にCPUのスペックが高いほど、処理速度は速くなります。

値段の高いパソコンは、それだけスペックの高いCPUが搭載されていることが多いです。

ストレージの劣化

ストレージの容量に余裕があったとしても、ストレージが古くて劣化している場合、動作が重くなってしまう場合があります。ストレージが劣化してしまうと、読み書きの速度が遅くなってしまうためです。

ストレージには大きくHDDとSSDの2種類があります。HDDの寿命はおよそ3年、SSDは5年となっています。

長くパソコンを使っている場合、ストレージが劣化している可能性もあるので、パソコンの買い替えも検討しましょう。

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パソコンの空き容量があるのに重い場合の対処法

続いて、空き容量があるのにパソコンが重い場合の対処法について解説します。対処法は次の5つです。

  • パソコンを再起動させる
  • 不要なスタートアップアプリを停止させる
  • ウイルススキャンを行う
  • Windowsアップデートを行う
  • 不要なファイルやアプリを削除する

これら5つを行ってみることで、動作が軽くなる可能性があります。少しでも動作が軽くなれば、パソコン使用時のイライラが減ります。

1つ1つの対処法について詳しく解説していきます。

パソコンを再起動させる

パソコンが重い場合、一旦再起動させてみるのもおすすめです。再起動することで、メモリが一旦リセットされます。再起動で動作が改善されるという場合、いつの間にか重いアプリを動かしていた可能性があります。

パソコンを再起動させる手順は次のとおりです。

パソコンを再起動する手順
  1. 「スタートボタン」をクリック
  2. 「電源」をクリック
  3. 「再起動」をクリック

不要なスタートアップアプリを停止させる

不要なスタートアップアプリを整理するのも有効です。スタートアップアプリとは、パソコンが起動するのと同時に立ち上がるアプリのことです。たとえば、クラウドストレージアプリなどは、起動と同時に立ち上げてバックアップを取れるようにする方が多いです。

この機能は便利なのですが、スタートアップアプリが多すぎると、一度にアプリが動くためメモリ容量を圧迫してしまいます。そのため、使っていないアプリは停止させましょう。

現在稼働中のスタートアップアプリを確認する手順は次のとおりです。

スタートアップアプリを確認する手順
  1. 「スタートメニュー」を開く
  2. 「設定」をクリック
  3. 「アプリ」⇒「スタートアップ」をクリック

ここからアプリの一覧が表示されるので、使っていないものをオフにしましょう。

ウイルススキャンを行う

パソコンが急に重くなってしまった場合、ウイルススキャンを念のため行うことをおすすめします。ウイルスに感染すると、ウイルスソフトが常に稼働する状態になるため、メモリを圧迫しパソコンが重くなる場合があるためです。

ウイルス感染を放置すると、個人情報が抜き取られるなどの被害に遭う可能性もあります。セキュリティソフトを使うことでウイルススキャンができ、安心してパソコンを使えるようになります。

Windowsアップデートを行う

Windowsの更新を行っていない方は、更新することをおすすめします。OSのアップデートによって動作が重いのが改善する可能性があります。

新しいOSのバージョンが配布される場合、Windows Updateから更新プログラムのお知らせが届きます。更新プログラムを確認する方法は次のとおりです。

Windowsアップデートを行う手順
  1. 「スタートメニュー」を開く
  2. 「設定」をクリック
  3. 「Windows Update」をクリック

更新プログラムがない場合は「最新の状態です」と表示されます。それ以外の場合は、アップデートを行いましょう。

なお、アップデートは数時間かかる場合もあるので、時間に余裕があるときに行うことをおすすめします。また、アップデート中はネット接続されている必要があります。

不要なファイルやアプリを削除する

不要なファイルやアプリがないかも念のため確認した方が良いです。パソコンの空き容量がまだあると思っても、実際はそこまで残っていない可能性もあります。

ファイルはゴミ箱に入れるだけでは削除されません。ゴミ箱から削除することで、初めてデータが消え、パソコン容量がその分空きます。

また、ブラウザのキャッシュも定期的に削除することが大切です。気が付かないうちにキャッシュが溜まってしまうこともあります。

パソコンが重い問題が解決しない場合

上記で紹介した5つの対処法を試しても効果がない場合、次の5つの解決策があります。

  • パソコンを初期化する
  • パソコンを買い替える
  • HDDからSSDに切り替える
  • メモリを増設する
  • パソコンを修理に出す

これら5つによって、パソコンが重い問題を解決できる可能性があるため、検討してみましょう。

1つ1つの解決策について詳しく解説していきます。

パソコンを初期化する

パソコンを初期化することで、購入した時点の状態に戻すことが可能です。初期化を行えば、パソコンが重くなっている原因も解消できる可能性があります。

ただし、初期化すると、購入後に作成したデータやインストールしたアプリが消えてしまうので、どうしても解決しない場合のみ行いましょう。

パソコンを初期化する手順は次のとおりです。

パソコンを初期化する手順
  1. 「スタートメニュー」を開く
  2. 「設定」をクリック
  3. 「システム」⇒「回復」をクリック
  4. 「PCをリセットする」をクリック

ここから画面の指示に従って初期化を行います。途中で「個人用ファイルを保持する」か「すべて削除する」のどちらかを選択するか聞かれます。

「個人用ファイルを保持する」だと、データをある程度残しながら初期化します。ローカルディスク内の「ユーザー」フォルダに入っている、テキストファイルや画像ファイルなどは残すことができます。

一方で「すべて削除する」だと、そのような個人用ファイルもすべて削除され、パソコンが出荷時の状態に戻ります。状況に応じてこの2つを使い分けるようにしましょう。

パソコンを買い替える

パソコンが重いのが改善しない場合、買い替えも検討しましょう。パソコンの寿命は5年程度です。それ以上使っているなら、買い替えるのもおすすめです。

パソコンを買い替える際は、スペックに気をつけることが大切です。最低でもCPU・メモリ・ストレージの3つの性能・容量がどうなのかは確認したいです。パソコンの使用目的に応じて最適なスペックのものを選択しましょう。

HDDからSSDに切り替える

HDDからSSDに切り替えることで、パソコンが速くなる可能性があります。HDDよりもSSDの方が、読み書きの速度が速いためです。

SSDは値段こそ高いものの、衝撃に強かったり音が静かだったり、メリットが多くあります。パソコンを快適に使えるようになりたい方は、SSDがおすすめです。

SSDへの切り替えは、PCホスピタルにご依頼いただくことが可能です。お気軽にご相談ください。

メモリを増設する

パソコンが重い場合、メモリを増設するのも選択肢の1つです。パソコンが重くなる原因の中でも多いのは、メモリの容量不足です。特にメモリが4GBしかない場合、そこまで複数のアプリを動かしていなくても、動作が遅くなってしまう可能性があります。

機種にもよりますが、パソコンのメモリは後から増設することが可能です。メモリの増設に関しても、修理業者に依頼することができます。PCホスピタルでもメモリ増設は対応していますので、こちらもお気軽にご相談ください。

パソコンを修理に出す

パソコンの動作が重い場合、何らかのパーツに不具合が起きている場合もあります。その場合は、パソコンを修理に出すことで解決する可能性があります。

パソコンの修理依頼先には、次の2つがあります。

  • メーカー
  • PCホスピタル

各修理依頼先の特徴について解説していきます。

メーカー

メーカーは自社製品のパソコンの修理を受け付けている場合もあります。修理方法はメーカーによって異なりますが、ホームページから配送修理の依頼を出す場合が多いです。

メーカーのメリットは純正パーツで修理できることです。パソコンの各パーツを交換することになっても、使用感が修理前と変わることがありません。

デメリットは修理料金が高いことです。純正パーツを使うため、高額になってしまいがちです。保証対象になる場合は無料/割引で修理してもらえますが、自己責任での故障の場合、保証対象にならない場合がほとんどです。

また、メーカー修理ではデータ保護を行っておらず、パソコンが初期化されて返ってくることもあります。そのため、事前にバックアップを取っておく必要があります。

PCホスピタル

PCホスピタルはパソコンの修理を専門に行っている業者です。出張修理、宅配修理だけでなく、持込修理にも対応しています。

パソコンが保証対象にならない場合、メーカーよりもPCホスピタルの方がリーズナブルに修理できることが多いです。

また、修理スピードもメーカーより早いです。故障状態が軽度なら、最短即日で種類が可能です。

加えて、バックアップを取る必要がないのもメリットです。PCホスピタルではデータを消さずに修理を行うためです。

PCホスピタルは空き容量があるのにパソコンが重いトラブルのサポートが可能です

本記事では、パソコンの空き容量があるのに重い原因と対処法について解説しました。

パソコンが重い場合は、まずタスクマネージャーを起動させましょう。タスクマネージャーからCPU使用率やメモリ使用率を確認し、何が原因で重くなっているかを調べます。

パソコンのスペックが不足している場合は、メモリ増設やSSDへの換装などを検討することをおすすめします。また、パソコンが故障している場合は、買い替えもしくは修理を行うと良いでしょう。パソコン修理は、メーカーだけでなくPCホスピタルでも行うことが可能です。PCホスピタルは修理スピードの早さやデータ保護など、メリットが多くあります。

PCホスピタルのパソコン修理概要
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中
料金 動作が遅いパソコンの修理 6,600円~ + 基本料金 8,800円~11,000円
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