パソコンがフリーズしたがマウスは動く?原因と対処法を解説

パソコンがフリーズしたがマウスは動く?原因と対処法を解説

パソコンがフリーズしてしまい、マウスは動くがアプリが使えなくなってしまった、という方も多いのではないでしょうか。パソコンのメモリが少ないと、重いアプリを使った場合にフリーズしてしまうことがあります。

本記事ではマウスは動くもののパソコンがフリーズした、という状況の原因と対処法を解説します。また、フリーズがどうしても直らない場合の解決方法についてもまとめました。

本記事を読むことで、パソコンがフリーズした場合にも落ち着いて対処できるようになります。パソコンが現在フリーズ中の方、あるいはフリーズしたときの対処法を知っておきたい方は、ぜひお読みください。

パソコンがフリーズしたらまず状況を整理

パソコンがフリーズしたら、まず状況を整理しましょう。場合によっては、特に何もせずしばらくパソコンが動くのを待った方が良い場合もあります。

パソコンがフリーズしたら、次の3つを確認してみることをおすすめします。

  • 「処理中」のマークが表示されているか
  • アクセスランプは付いているか
  • マウスやキーボードは動くか

1つ1つの確認事項について詳しく解説していきます。

「処理中」のマークが表示されているか

まず確認したいのが「処理中」のマークが表示されているかです。

パソコンが処理を行っている最中は、砂時計のマークやクルクル回転するマークが表示されることが多いです。「処理中」マークが表示されているなら、パソコンはフリーズはしておらずまだ動作中ということですので、しばらくパソコンを放置しましょう。

この状態でやるべきではないのが、マウスやキーボードを触ることです。下手に触ると処理が追加されてしまい余計に処理に時間がかかったり、フリーズしたりする恐れがあります。

アクセスランプは付いているか

パソコンのアクセスランプが付いているかも確認した方が良いです。アクセスランプはハードディスクへの読み書きを行っている際に付きます。アクセスランプが付いている場合、まだパソコンが処理中である可能性が高いので、そのまま待ちましょう。

反対にアクセスランプが付いていない場合、パソコンがフリーズしている可能性があります。

アクセスランプの場所はパソコンによって異なります。デスクトップの場合、電源ボタンの下にあることが多いです。

マウスやキーボードは動くか

アクセスランプが付いておらず、「処理中」マークも動いていない場合、パソコンがフリーズしている場合があります。ただ、パソコンがフリーズしていても、マウスやキーボードは動くこともあります。

マウスやキーボードが動くなら症状はまだ軽いです。ただ、全く動かないとなると、パソコンを強制終了しないといけない可能性があります。電源ボタンを10秒ほど長押しすることで、強制終了させることが可能です。

ただ、強制終了は何の準備もなしにいきなり電源を切る行為であり、パソコンにダメージを与えてしまう恐れがあります。強制終了は基本的に最後の手段であると考えましょう。

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パソコンがフリーズしたがマウスは動く場合の対処法

パソコンがフリーズしたがマウスは動く、という状況の場合、次の4つを試してみることをおすすめします。

  • アプリを終了させる
  • アプリを強制終了させる
  • スリープモードにしてみる
  • パソコンを強制再起動させる

これらを試すことで、フリーズが直る可能性があります。1つ1つの対処法について詳しく解説します。

アプリを終了させる

重いアプリを稼働させると、パソコンがすぐにフリーズしてしまうことがあります。

まずはアプリを通常終了させることができないか試しましょう。通常終了ならアプリにもパソコンにもダメージを与えることはありません。

また、通常終了なら未保存のデータがある際に「保存しますか」と聞かれるので、作成途中の文章や画像が消えてしまう心配もないです。

アプリを強制終了させる

アプリを通常終了できないなら、強制終了を行います。アプリを強制終了させると、作成途中のデータが消えてしまいます。そのため、作成途中の資料があるならスマホで写真を撮っておくと良いです。写真を撮っておけば、後で作り直すのが楽になります。

アプリを強制終了させる際は、タスクマネージャーというアプリを使います。タスクマネージャーはWindowsに標準搭載されているアプリで、パソコンの処理内容を管理することが可能です。タスクマネージャーでは各アプリのCPU使用率を調べることができ、さらにCPU使用率が高いアプリを強制終了させることができます。

アプリを通常終了させる手順は次のとおりです。

アプリを通常終了させる手順
  1. Ctrl+Alt+Deleteを押す
  2. 「アプリケーション」タブをクリック
  3. CPU使用率の高いアプリを選択して「タスクの終了」をクリック

スリープモードにしてみる

スリープモードにすると、システムが一時的に休止状態になります。パソコンをスリープモードにすることで、フリーズが改善する場合もあります。

ノートパソコンの場合、蓋を閉じることでスリープモードになります。デスクトップの場合は、一定時間放置することでスリープモードになることがあります。

パソコンを強制再起動させる

アプリを強制終了させることができない場合、パソコンを強制再起動させることも検討しましょう。強制再起動すればメモリがリセットされるので、症状が直る可能性が高いです。

キーボードとマウスが動く場合は、次の方法で強制再起動を行うことができます。

強制再起動を行う手順
  1. Ctrl+Alt+Deleteを押す
  2. 画面右下の電源マークをクリック
  3. 「再起動」をクリック

強制再起動はパソコンにダメージを与える行為なので、何度も繰り返さないことが大切です。

また、キーボードとマウスが動かない場合は、電源ボタンを長押しすることで強制終了させます。こちらは更にパソコンにダメージが加わるので、できれば避けたいです。

マウスは動くのにパソコンがフリーズする原因

強制再起動・強制終了を行えば、ひとまずパソコンは動く場合が多いです。

しかし、強制再起動・強制終了を何度も繰り返すと、不具合が発生する確率が高くなってしまいます。今後はパソコンをフリーズさせないようにすることが大切です。そのためにも、なぜパソコンがフリーズするのか理由を知っておきましょう。

パソコンがフリーズする場合、次の4つのいずれかが原因の可能性が高いです。

  • アプリの同時稼働
  • ウイルス感染
  • OS・ドライバーの不具合
  • パソコンの物理的な故障

1つ1つの原因について詳しく解説していきます。

アプリの同時稼働

パソコンがフリーズする原因として多いのがアプリの同時稼働です。アプリを同時に動かすとメモリに負荷がかかってしまいます。特に動画編集ソフトはメモリ使用量が多いので、他のアプリを停止させてから使うことをおすすめします。

ブラウザのタブも開きすぎないように気をつけましょう。タブをたくさん開けば、それだけ多くのメモリを消費します。

また、スタートアップアプリも何個稼働させているか把握することが大切です。スタートアップアプリとは、パソコンの起動と同時に稼働するアプリのことです。

知らず知らずのうちにスタートアップの設定を行っていて、パソコンに負荷がかかっていた、ということは多くあります。

ウイルス感染

パソコンがウイルスに感染してしまうと、個人情報が抜き取られる可能性もあり、大変危険です。それだけでなく、ウイルスはパソコンの動作を重くしてしまいます。ウイルスソフトが常にパソコンで動いている状態になるためです。

ウイルスソフトが常駐すると、パソコンがフリーズしやすくなります。パソコンがフリーズしたら、念の為ウイルスチェックを行ってみることをおすすめします。

OS・ドライバーの不具合

パソコンのフリーズは、OSやドライバーの不具合である可能性もあります。OSやドライバーは基本的に最新の状態にしておくことをおすすめします。古い状態のままだと、トラブルが起きる可能性が高くなってしまいます。

パソコンの物理的な故障

何らかのパーツが物理的に故障したことで、パソコンがフリーズを繰り返す場合もあります。物理的な故障は自分で直すことができません。そのため、パソコンを買い替えるか、専門家に診断・修理を行ってもらうかする必要があります。

監修者からのコメント 濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
Point

ハードディスク(HDD)が故障すると、データの読み書き速度が低下し、パソコンがフリーズすることがあります。特に、パソコン本体から「キーン」や「ガタガタ」といった異音がする場合や、アプリケーションが頻繁に強制終了する場合は、HDDやSSDの寿命や故障が疑われます。 HDDやSSDは、データを保管する重要なパーツであり、日々大量のデータの読み書きを繰り返しています。そのため、長期間使用していると劣化し、トラブルが発生しやすくなります。

パソコンのフリーズが直らない場合の対処法

パソコンのフリーズが直らない場合、修理を依頼することも検討しましょう。無理に自分で直そうとして強制終了を繰り返すなどすると、かえって不具合が増える可能性もあります。

パソコンの修理依頼先は大きくわけて次の2つです。

  • メーカー
  • PCホスピタル

各修理依頼先の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

メーカー

1つ目がメーカーに依頼する方法です。メーカー修理の依頼方法は、メーカーの公式ホームページに記載されていることが多いです。基本的には宅配修理になり、持込修理や宅配修理には対応していないことがほとんどです。

メーカー修理のメリットは、パソコンの故障がメーカー責任であり、かつ保証期間である場合無料/割引で修理してもらえる点です。保証期間は1年であることが多いです。

ただし、保証書を紛失した場合はサポートを受けることができません。また、ユーザー側の過失による故障は保証対象外になっている場合が多いです。

パソコンのフリーズに関しても、製品に欠陥があってフリーズしたなら保証対象になることが多いのですが、「重いアプリを同時に稼働させた」「ウイルスに感染した」などが理由ですと保証対象になる可能性は低いです。

PCホスピタル

2つ目が、PCホスピタルにご依頼いただく方法です。PCホスピタルの場合、店舗にもよりますが持込修理と宅配修理の両方に対応していることがあります。店舗によっては、宅配修理や出張修理(スタッフがご自宅までお伺いして修理を行うこと)に対応している場合もあります。

メーカーの保証対象にならないパソコンはPCホスピタルにご依頼いただく方が、料金を抑えやすく、修理スピードもメーカーより早いです。故障内容にもよりますが、持込修理ならその日のうちに修理が完了する場合もあります。

さらに、PCホスピタルはデータを保護して修理できるのもメリットです。メーカー修理の場合、パソコンを初期化するのが一般的なため、事前にバックアップを取る必要があります。PCホスピタルならバックアップを取る必要がありません。

パソコンがフリーズを繰り返すならメモリ増設もあり

パソコンがフリーズする原因が分かっており、かつメモリ不足を感じているなら、メモリ増設も検討してみましょう。多くのパソコンは購入後にメモリを増やすことができます。

現在のメモリが何GBか分からない場合は、スタートボタンを右クリックしましょう。「システム」を選択すれば、メモリなどのパソコンスペックを確認することができます。

パソコンのメモリは8GBあれば、一般的な使用を行ううえでは問題ないことが多いです。ただ、動画編集などを行うとなると、16GB以上はあった方が良いです。

PCホスピタルでも、メモリ増設は行っていますので、お気軽にご相談ください。PCホスピタルは全国に店舗がある大手の修理業者で、かつ修理実績やメモリ増設実績が豊富なため、安心して利用できます。

PCホスピタルはフリーズした時にマウスは動くトラブルのサポートが可能です

本記事では、パソコンのフリーズの原因と対処法について解説しました。マウスが動く場合、フリーズをどのように解決すれば良いのか、お分かりいただけたかと思います。

マウスが動く場合、パソコンを強制終了させなくても解決する可能性もあります。強制終了はパソコンにダメージを与える行為なので、あくまで最終手段と捉えましょう。

フリーズが直った後は、再度フリーズしないように対策を行うことが大切です。スタートアップアプリが増えすぎていないか、OS・ドライバーは最新状態になっているか、ウイルスには感染していないかなどを確認しましょう。

フリーズが直らない場合は、専門家にパソコンの診断・修理を依頼することをおすすめします。診断・修理はメーカーに依頼することもできますが、PCホスピタルの方がより手軽かつ料金を抑えて修理できる可能性があるため、PCホスピタルの利用も検討してみてください。

PCホスピタルのパソコン修理概要
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監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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