スマートグリッドとは

テレビやCMでもよく聞くようになってきたスマートグリッド。しかし具体的にどういうものかわからないという方も多いのではないでしょうか。

スマートグリッドとは簡単に言うと「通信や制御機能を追加した次世代の電力網」のこと。

発電施設から住宅の電力までをコンピューターで接続しネットワーク化することができれば、リアルタイムに電力の状態を確認したり、制御を行うといったことができるようになります。

発電も同様で、電力や送電網をまだ中央のシステムだけで監視している状態です。故障や漏電、盗電などといったことも発見しにくなっています。すべてが自動化されネットワーク化されれば、異常が発生している箇所の早期発見にもつながりますし、電力ロスの発生を防ぐことが容易になります。

実際、海外では電力網が貧弱で停電が日常茶飯という地域も少なくありません。スマートグリッドは、そのような電力が安定しない地域のひとつでもあるアメリカで考案されたシステムです。

日本では電力網が安定しており停電の心配は他国と比べ非常に低いレベルなので、スマートグリッドは停電対策のために話題となっているものではありません。

一方で、太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギーに対して日本のスマートグリッドは発展していこうとしています。

再生可能エネルギーはエコですが、自然環境の影響に左右されるため発電量が不安定というデメリットがあります。電力の需要が低いときに大量に発電され送電されると電力網に高い負荷がかかり、需給のバランスもとれなくなってしまいます。さらに余剰分は蓄電池や電気自動車に蓄電しておき、電気の需要が追い付かないときに使用するなどすれば電力の安定化にも繋がります。

そしてスマートグリッドは送電網だけではなく住宅にまでつなげる必要があり、各家庭にスマートメーターと呼ばれる機器を設置しなければなりません。スマートメーターは今使われている電気使用量のメーターをデジタル化したもので、検針しなくてもネットワーク上から電気の使用量を確認し制御することができるようになります。

リアルタイムに電力の消費量を把握できれば、前年と比較したり節約意識やエコに繋がるだけではなく、人による検針も必要なくなるので、人件費の節約にもなるというメリットもあります。

加えて、発電量が限界を越えてしまう場合に、遠隔操作で大量に使用している工場の電源を止めるなどの仕組みが可能となり、地域全体のインフラとしての停電を未然に防ぐことも考えられています。

スマートグリッド化されれば、夏の電力需要が上がる際でも、計画停電ということをなくせるかもしれませんね。

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