よく使うソフトをすぐに起動できる!スタートアップの追加・設定方法

パソコン本体の電源を入れた後に立ち上げるソフトは大体決まっているのではないでしょうか。ほぼ毎回立ち上げるソフトがある場合は、スタートアップの機能を利用すると便利です。パソコンを立ち上げるたびにソフトを起動するよりも、スタートアップ機能を使用した方が起動の手間を省けます。スタートアップ機能を効果的に使い、パソコンをスムーズに活用しましょう。
今回は、よく使うソフトをすぐに起動できる、スタートアップの追加・設定方法についてご紹介します。
1.スタートアップとは
スタートアップは、Windowsのパソコンに備わっている機能です。パソコンの起動時に、あらかじめ設定しておいたソフトやモジュールを自動的に立ち上げられる機能のことです。アンチウィルスソフトや、Wi-Fiの接続ツールなどが設定されることが多いようです。
よく使用するソフトを、パソコンを起動させると同時に立ち上げられるため、頻繁に使用するソフトが決まっている方は非常に便利に活用できるでしょう。
また、Windows起動時に読み込まれるモジュールやファイルの情報のことを指す場合もあります。
2.スタートアップフォルダの開き方
スタートアップに設定されているソフトを確認する際は、スタートアップというフォルダを開いて中を見てみましょう。
画面左下のWindowsマークから「すべてのプログラム」を開くと「スタートアップ」というフォルダがあります。スタートアップフォルダに何か入っている場合は、そのプログラムがスタートアップに設定されているということです。
エクスプローラーから直接フォルダを開く方法もありますが、フォルダがエクスプローラー上で隠しフォルダになっている場合もあります。フォルダが表示されない場合は隠しフォルダを表示させる設定が必要です。
Windows7を例に、隠しフォルダを表示させる方法をご紹介します。
- Windowsマークを右クリックして、エクスプローラーを起動します。
- 「Alt」キーを押して画面上部のツールバーを表示させたら、[ツール]→[フォルダオプション]の順にクリックして、フォルダオプションの画面を開きます。
- 「表示」タブを開き、下にある詳細設定の「隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示する」のラジオボタンをオンにして「OK」ボタンをクリックしてください。
以上の手順を踏むことにより、隠しフォルダが表示されるよう設定できます。
続いて、スタートアップフォルダを開きましょう。
Windows7の場合は「C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs」のパスをたどってスタートアップフォルダを開くことができます。ただし、OSのバージョンによってフォルダの位置が異なるため注意してください。
パソコンの便利な設定のサポートはこちら。
3.スタートアップの追加・設定方法
スタートアップの設定の仕方はいくつかあります。
一番簡単な方法は、スタートアップに設定したいソフトのアイコンを右クリックして、「スタートメニューに表示する」を選択する方法です。
また、設定したいソフトのショートカットをスタートアップフォルダへドラッグして置く方法もあります。
スタートアップフォルダ内にある複数のソフトを整理する際は、エクスプローラーから直接フォルダを開いて中を確認しましょう。
スタートアップの活用で快適なパソコン生活
スタートアップを設定したら、さっそくパソコンを再起動してみましょう。パソコンが起動されてすぐ、設定したソフトが自動的に立ち上がるかを確認してください。
ただし、ソフトをスタートアップに追加し過ぎると、起動に時間が掛かってしまう場合があります。スタートアップに追加するソフトの数は必要最低限にしておいた方がスムーズにパソコンを使用できます。
スタートアップを活用して、快適にパソコンを利用しましょう。
スタートアップ設定の他にも、PCホスピタルではパソコンを快適に利用するためのテクニックを多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。


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濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得