パソコンが帯電してしまった!不具合が起きた場合の対処方法を解説!
パソコンが帯電してしまい、不具合が発生しているという方もいるのではないでしょうか?長時間パソコンを使い続けたり内部にホコリが溜まってしまったりすると、パソコンが帯電してしまう恐れがあります。
本記事ではパソコンが帯電してしまった場合の対処方法について解説します。また、不具合が改善しない場合にどこに修理を依頼すべきか、についてもまとめました。
本記事を読むことでパソコンの帯電トラブルに対して、適切な対応を取ることができます。パソコンが帯電を繰り返してしまい悩んでいる方はぜひお読みください。
パソコンが帯電するとどうなる?
パソコンが帯電すると、次のような不具合が発生する可能性があります。
- パソコンの電源が落ちる
- パソコンがフリーズする
- 動作が遅くなる
- 周辺機器が動かなくなる
- 画面の映りが悪くなる
ただし、このような不具合が発生したからといって、必ず帯電が原因とも限りません。原因はソフトウェアや各パソコンパーツの不具合にある可能性もあります。そのため、本当に帯電が原因なのかしっかり見極める必要があります。
1つ1つの症状内容について詳しく解説していきます。
パソコンの電源が落ちる
パソコンが帯電すると、電源が勝手に落ちることがあります。パソコン内部に多くの電気が流れると、上手く制御できなくなってしまうのです。
パソコンの電源が落ちると、保存していないデータは消えてしまいます。それだけでなく、準備なしのシャットダウンはパソコンにダメージを与えることにもなります。システムファイルに不具合が起きたり、メモリやストレージが故障したりする原因になります。
パソコンがフリーズする
パソコンが帯電した結果、負荷がかかりすぎてフリーズしてしまうこともあります。フリーズすると、電源が付いているにも関わらず画面が真っ暗になったり、画面はそのままだがキーボードやマウスが反応しなかったりします。
キーボードやマウスが反応しないと操作できないため、強制シャットダウンせざるをえない場合があります。強制シャットダウンすると、パソコンにダメージが入ってしまいます。
動作が遅くなる
動作が遅くなるのも、パソコンの帯電が原因かもしれません。アプリの読み込みが遅かったり、タイピング時の文字の反映が遅かったりする場合は要注意です。
ただ、動作が遅いのは、帯電以外が原因の可能性もあります。たとえば、多くのアプリが同時に稼働している場合も、パソコンに負荷がかかりすぎて動作が遅くなってしまいます。
特にパソコンの電源を入れた時に起動するスタートアップアプリによって遅くなるケースが多いです。一旦アプリを閉じてみて動作が改善しないか確認しましょう。
周辺機器が動かなくなる
パソコンが帯電した結果、キーボードやマウスなどの周辺機器が動かなくなることがあります。パソコンがフリーズしている場合とは違い、タッチパッドなら動かせるがマウスだと動かせないという状況です。
この場合、単に周辺機器が壊れていたり充電切れだったりするだけなのか調べる必要があります。周辺機器を取り替えても直らない場合は、帯電が原因かもしれません。
画面の映りが悪くなる
パソコンが帯電した結果、モニターにまで被害が及ぶ可能性もあります。画面が点滅しだしたり、ちらつきが発生するようになったりすることがあります。画面の映りが悪くなると快適に作業できないだけでなく、目の疲れにも繋がってしまいます。
ただ、画面の映りが悪い場合、モニターが故障している可能性もあります。予備のモニターがあるなら、そちらに出力してみましょう。予備のモニターなら問題なく映る場合、モニターが故障していると分かります。
修理対応 | 出張/持込/宅配(出張の当日サポートは予約枠が早く埋まるため、お急ぎの場合はなるべく早い時間にご依頼ください) |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
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パソコンが帯電する原因
パソコンが帯電する原因としては次の4つが挙げられます。
- 長時間の使用
- 充電しっぱなしにする
- パソコン内部の汚れ
- パソコンの故障
パソコンを帯電させると、パソコンの寿命が早まってしまいます。これら4つに気をつけることは、パソコンを長持ちさせることにも繋がります。
1つ1つの帯電の原因について詳しく解説していきます。
長時間の使用
パソコンを長時間使用すると、中に不要な電気が溜まってしまうことがあります。長時間の使用により、パソコンのパーツに負荷がかかって発熱量が多くなると、帯電を引き起こすことがあるのです。
パソコンが帯電したら、ひとまずパソコンを休ませることが大切です。
充電しっぱなしにする
パソコンを充電しっぱなしにするのも、帯電の原因になります。パソコンをシャットダウンさせた後も充電ケーブルに差し続けていると、電気が供給され続けるため、電気が内部に溜まってしまうのです。
基本的に充電しっぱなしはよくありません。100%になっているのにまだ充電するのは、バッテリーの劣化にも繋がります。充電が完了したら、ケーブルを外すようにしましょう。
パソコン内部の汚れ
パソコン内部の汚れが原因で帯電が起こっている可能性もあります。パソコンには内部の熱を放出するためのファンが備わっています。しかし、内部にホコリやゴミが溜まっていると、パソコンのファンが上手く冷却できず、熱がこもってしまいます。
パソコンを長年使っている場合は、内部をクリーニングすることをおすすめします。しかし、パソコンの分解掃除は難しい方が多いでしょう。下手に分解すると、元に戻せなくなってしまったり故障させてしまったりすることもあります。
パソコンの内部掃除はパソコン修理業者に依頼することも可能です。大手の修理業者であるPCホスピタルでもパソコンクリーニングを行っていますので、お気軽にご相談ください。
パソコンの故障
パソコンの何らかのパーツが故障しており、それによって電気が溜まってしまっている可能性もあります。
パソコンを落としたり衝撃を与えたりすると、パーツが損傷することがあります。また、パソコンに水をこぼすと、水が中に入りパーツを駄目にしてしまうことがあります。
また、帯電を防止するための保護装置に異常が発生していたり、OSなどのシステムに不具合が生じていたりする可能性もあります。原因を特定するのは難しいので、PCホスピタルのようなプロの修理業者に見てもらうことをおすすめします。
パソコンが帯電した際に放電させる手順
パソコンが帯電した際は、放電させることが大切です。放電させることによって、帯電によって生じた不具合が改善する可能性もあります。
ただし、放電は正しい手順で行うことが大切です。パソコンを放電させる正しい手順は次のとおりです。
- バックアップを取る
- 静電気を取り除く
- パソコンを放電させる
- パソコンの状態を確認する
1つ1つの手順について詳しく解説していきます。
バックアップを取る
まずはパソコンのバックアップを取ることが大切です。バックアップを取っておけば、万が一データが消えてしまっても安心です。
バックアップの取り方としては、クラウドストレージを使う方法がおすすめです。クラウドストレージにアカウント登録して、サービス内のストレージにファイルを移動させるだけで、簡単にバックアップを取ることができます。
他には、USBメモリや外付けHDDを使う方法もあります。クラウドストレージよりも多くのファイルのバックアップを取ることが可能です。手元にこのような記憶装置があるなら、こちらの方法でバックアップを取っても良いでしょう。
静電気を取り除く
パソコンを放電させる前に、自分の体に付いた静電気を取り除いておくと良いでしょう。静電気がついた状態でパソコンに触れると、パソコンが静電気で損傷する可能性もあります。
金属製品などに10秒程度触れるだけで、体の静電気を逃がすことができます。
パソコンを放電させる
体の静電気を取り除いたらパソコンを放電させましょう。パソコンを放電させる手順は次のとおりです。
パソコンを放電させる手順 |
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バッテリーは外せる場合のみ外してください。バッテリーが内蔵されているタイプの場合は、無理にパソコンを分解して外す必要はありません。
パソコンの状態を確認する
パソコンを放電させたら、バッテリーを取り付けて電源を入れてみましょう。放電前に生じていた不具合が改善されているなら問題ありません。
パソコンの不具合が改善しないときは?
パソコンを放電させても症状が改善しない場合、パソコンのパーツやソフトウェアに原因があるのかもしれません。パソコンの不具合が改善しない場合の対処方法は次の3つです。
- メーカーに修理を依頼する
- PCホスピタルに修理を依頼する
- パソコンを買い替える
1つ1つの対処方法について詳しく解説していきます。
メーカーに修理を依頼する
パソコンメーカーの多くは自社製品の修理を受け付けています。メーカー修理の1番のメリットは、保証対象になる可能性があることです。保証対象になる場合、無料もしくは割引価格で修理してもらえることがあります。
ただし、保証対象になるのはあくまで自然故障の場合です。パソコンを落としたり水をこぼしたりした結果による故障は保証してくれないので注意しましょう。
他にはパソコンのパーツを交換することになった場合、純正のパーツを使ってもらえるのもメリットです。純正パーツが良いという方にはおすすめできます。ただし、その分修理料金が高額になる場合が多いので注意が必要です。
PCホスピタルに修理を依頼する
メーカーではなくPCホスピタルに依頼することも可能です。PCホスピタルのメリットは、メーカー修理に比べて安いことです。メーカーの保証対象にならない場合は、PCホスピタルに依頼することをおすすめします。
また、修理を専門に行っていることもあり、修理スピードも早いことが多いです。簡単な修理でしたら、即日で完了する場合もあります。メーカー修理の場合、修理完了まで1週間程度かかる場合も多いので、パソコンを早く使いたい方もPCホスピタルがおすすめです。
更にPCホスピタルは、データを消さずに修理できるのもメリットです。メーカー修理の場合、パソコンが初期化されて返ってくることもあるため、事前に必ずバックアップを取らないといけません。しかし、パソコンの電源が付かないなどの理由で、バックアップが取りにくい場合もあります。そのような状態でもPCホスピタルは、極力データを保護したうえで修理します。
パソコンを買い替える
パソコンの寿命は4〜5年程度です。4〜5年程度すでに使っているなら、パソコンを買い替えるのも手です。
また、マザーボードやストレージなどの重要パーツが損傷している場合、修理料金が高額になってしまうことも多いです。修理料金が高額になる場合は、買い替えも選択肢に入れることをおすすめします。
PCホスピタルは帯電トラブルのサポートに対応しています
本記事ではパソコンが帯電し不具合が発生した場合の対処方法について解説しました。帯電の原因やパソコンを放電させる方法などがお分かりいただけたかと思います。
パソコンが帯電すると、急に電源が落ちてしまったり動作が重くなったりさまざまな不具合が発生する可能性があります。まずは落ち着いてパソコンを放電させましょう。
放電させても不具合が直らない場合は、PCホスピタルに修理をご依頼いただくことをおすすめします。もしかしたら不具合の原因はちょっとしたことかもしれません。ちょっとしたことが原因なら、そこまで修理費用は高額にならないこともあります。
パソコン修理はメーカーでも受け付けていますが、PCホスピタルの方が安く修理できることが多いことや修理スピードもPCホスピタルの方が早いことが多いです。メーカーの保証対象にならない場合は、PCホスピタルの利用もご検討ください。
修理対応 | 出張/持込/宅配(出張の当日サポートは予約枠が早く埋まるため、お急ぎの場合はなるべく早い時間にご依頼ください) |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得