セキュリティを強化しよう!パソコンのパスワードを設定・変更する方法

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今や1家に1台どころか、1人に1台といって良いほど持っているのが当たり前になったパソコン。皆さんは、そんなパソコンのセキュリティ対策を万全に行っているでしょうか。
企業で使用するパソコンは入念にセキュリティ対策を行っていることが当然ですが、個人でパソコンのセキュリティ対策を万全に行っている方はあまり多くないかもしれません。
家庭のパソコンも、セキュリティ対策なしで使用することは当然危険です。特に、最も基本的なセキュリティ対策であるパスワードの設定・変更はしっかりと行う必要があるでしょう。
今回は、パソコンのパスワードを設定・変更してセキュリティを強化する方法をご紹介します。
セキュリティ対策の重要性
パソコンには、利用者の個人情報が大量に保存されています。
WEBサイトの閲覧履歴やインターネットショッピングで入力した情報が、そのまま残っていることもあるでしょう。また、インターネットバンキングのログインパスワードなどは、資産に直結する情報です。
パソコンの中に蓄積されているさまざまな重要データの扱いは、慎重に行う必要があります。個人であっても、セキュリティ対策を行うことは必須だといえるでしょう。油断していると、取り返しのつかない情報流出が起きてしまいかねません。
セキュリティ対策の種類
パソコンのセキュリティを強化する方法は1つではありません。例えば、ファイアウォールを有効にしたり、利用者が意図しないソフトウェアとの通信を許可しないよう設定したりする方法などがあります。
また、アンチウィルスソフトをインストールし、常にウィルスから保護された状態にしておく方法も一般的です。
一般家庭ではWindowsを使用している方が多いと思いますが、Windowsの場合はWindows Updateを最新の状態に保っておくことも有効です。Windowsを開発しているマイクロソフト社は、Windowsのセキュリティが弱い部分に対応した更新プログラムを定期的にリリースしています。
さまざまな対策を組み合わせて行うことにより、外部への情報流出を効果的に防ぐことができるでしょう。
パソコンのパスワード設定・変更方法
サイトやSNSごとのパスワードも大切ですが、まずはパソコン自体のパスワードの設定が大切です。容易には推測できないパスワードを設定し、自分以外の人物がパソコンを操作できないようにしておかなくてはなりません。
現在広く利用されているWindows7のパスワード設定方法は次の通りです。
【Windows7のログインパスワード設定方法】
- スタートボタン、コントロールパネルの順にクリックする
- 右上の表示方法が「カテゴリ」の状態で「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」をクリックする
- 「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」画面が表示されたら、「Windowsパスワードの変更」をクリックする
- 「ユーザーアカウント」の画面で「アカウントのパスワードの作成」をクリックする
- パスワードの設定画面で新しいパスワードを入力する
- 最後にパスワード生成ボタンをクリックして設定完了
パスワードのヒントには、自分しか分からないようなものを入力しましょう。
設定後にパスワードを変更する場合も、設定時と同じ手順で行うことができます。設定後も定期的にパスワードを変更し、安全性を高めましょう。
Windows7以外のOSでも、おおよそ同じ流れでパスワードを設定することが可能です。
おわりに
パソコンがあれば、ネット通販、飛行機や新幹線の予約、旅行先の宿の予約、銀行振込や預金残高の照会など、さまざまなことができます。
しかし、パソコンのこうした便利さの陰には、悪意を持った人物を近づけてしまうリスクも秘められています。
個人のパソコンは多くの個人情報が詰まっているものです。セキュリティ対策を万全に行い、安心で快適なインターネットライフを送りましょう。
ドクター・ホームネットでは、パソコンやインターネットの修理だけではなく、「HEMSホームネットワークセキュリティ診断」の出張サポートも行っています。
ご自宅のパソコンのセキュリティに不安を感じた場合は、ぜひドクター・ホームネットにご相談ください。