読めない漢字の入力にはIMEパッドを活用!IMEパッドの出し方・使い方

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読めない漢字をパソコンで入力しようとしても、普段使用している「かな入力」や「ローマ字入力」では変換することができないため困ってしまいますよね。また、インターネットで調べるにしても、漢字が読めなければ調べようがありません。
そのようなときに役立つツールが「IMEパッド」です。IMEパッドを活用すれば、読み方が分からずに入力できなかった漢字も簡単に入力することができます。
今回は、IMEパッドの出し方と使い方についてご紹介します。
1.IMEパッドとは
IMEパッドとはマイクロソフト社が提供している、日本語の入力や変換をサポートするアプリケーションの1つです。
IMEパッドに付属している文字コード表の中から文字を選択するか、マウスやペンタブレットなどで直接手書きすることで文字を入力することができます。
一般的に、IMEパッドは読めない漢字を入力する際に活用されています。読めない漢字を辞書で調べるなどの手間を省くことができるでしょう。
2.IMEパッドの出し方
IMEパッドを使用するなら、まずはIMEパッドをパソコンの画面上に表示させる必要があります。ここでは、Windows 10のIMEパッドの出し方についてご紹介します。
2-1.IMEパッドを表示する方法
- パソコン画面の右下に表示される「A」や「あ」のアイコンを探す
- 「A」や「あ」のアイコンを右クリックする
- 右クリックして表示されるメニューから「IMEパッド」をクリックする
- 「手書き」「総画数」「部首」などの項目から、目的に合わせて検索方法を選択する
3.言語バーを表示させる方法
Windows 10で言語バーを使用しようと思っても、そもそも画面上に言語バーが表示されていない場合があります。ここでは、言語バーが表示されていない際の表示方法をご紹介します。
3-1.言語バーを表示する方法
- パソコン画面の左下にあるWindowsマークのアイコンをクリックし、「歯車のアイコン」を選択する
- 「Windowsの設定」の中の「デバイス」をクリックする
- 左メニューの「入力」をクリックする
- 「キーボードの詳細設定」をクリックする
- 「使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」にチェックを入れる
- 「言語バーのオプション」をクリックして「デスクトップ上でフロート表示する」もしくは「タスクバーに固定する」のどちらかを選択し、「OK」ボタンを押す
「デスクトップ上でフロート表示する」を選択した場合、タスクバーには固定されず、デスクトップに浮いた状態で表示されます。
「タスクバーに固定する」を選んだ場合は、言語バーが画面の最下部に常に表示されます。IMEパッドを頻繁に使用する方は、「タスクバーに固定する」を選択した方が良いでしょう。
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4.IMEパッドの使い方
IMEパッドは、「手書き」「総画数」「部首」などから漢字を検索することができます。好きな方法で調べてみましょう。
ここでは各検索方法の使い方をご紹介します。
4-1.手書き入力
- 手のイラストが描かれているアイコンをクリック
- マウスの左ボタンをクリックしながら、画面に表示された正方形の空白部分に漢字を書く
タブレットの場合は指で書いてください。タッチペンやペンタブレットを持っている場合は、ペンを使って書くと良いでしょう。 - 文字を書いている段階で、候補となる漢字が空白部分の右側に表示される
- 入力したい漢字が表示されたらクリック
4-2.総画数検索
- 「画」ボタンをクリック
- プルダウンメニューから画数を選ぶ
- 入力したい漢字が表示されたらクリック
4-3.部首検索
- 「部」ボタンをクリック
- 部首の画数を選択
- 表示された漢字一覧の中から入力したい漢字を選んでクリック
IMEパッドについてもサポートしています
IMEパッドの出し方と使い方についてご紹介しました。IMEパッドを活用すれば、「読めないが入力したい漢字がある」といった場合でも入力することができます。インターネット検索やメールなどで、文字入力に困った際はぜひ活用してください。ドクター・ホームネットでは、IMEパッドの活用方法など基本操作についてもサポートしていますので、お困りの際はぜひともご相談ください。