パソコンがフリーズした時の原因と対処法を解説!

パソコンがフリーズした時の原因と対処法を解説!

パソコンを使用していると固まって操作ができなくなり、フリーズ状態になることがあります。

強制シャットダウンをしたら解決するという話を聞かれたことがあるかもしれませんが、強制シャットダウンは繰り返し行うことでパソコンの故障の原因にもなります。

この記事ではそのようにパソコンがフリーズした時の原因や対処法を解説いたします。

パソコン(PC)が動かない?フリーズとはどんな状態か?

フリーズとは、パソコンが凍ったように動かなくなってしまうことです。

パソコンフリーズ時の状態として多いのが、画像のようにマウスカーソルに青い丸が表示されたまま、読み込み状態が続いて動かない状態です。

パソコンのフリーズが発生した時は、適切な対処を取ることが重要です。いきなりシャットダウン(強制終了)するのではなく、別の方法で解決できないか試してください。

なぜなら、フリーズしたと思っても、実はまだ動いている場合があるためです。また、シャットダウン(強制終了)はパソコンにダメージを与える行為でもあります。何度も繰り返すと、故障したりデータを失ったりする可能性があります。

パソコン(PC)フリーズの5つの原因

パソコンがフリーズする時に考えられる原因は下記の通りです。

  • パソコン(PC)本体の熱暴走
  • メモリ不足
  • ウイルス感染
  • 内蔵HDD/SSDの寿命や故障
  • ドライバーの不具合

「なぜパソコンがフリーズするのか」根本となる原因を知ることで、パソコンが再度フリーズしてしまうのを防げます。1つ1つの原因について詳しく解説していきます。

パソコン(PC)本体の熱暴走

パソコンは熱に弱いので、内部でファンが回り温度が上がらないようにしています。しかし、内部のファンで冷却できないほど本体が高温になると、熱暴走によりパソコンがフリーズします。

直射日光が当たる場所に置いていたり、ファンの排気口をふさぐような場所に置いていたり、パソコン内部がほこりで汚れていたりすると熱暴走がおきやすい環境にあります。室温が上がり過ぎている場合はエアコンで調節し、直射日光の当たらない場所で作業をしましょう。

デスクトップパソコンの場合は定期的にカバーを外して掃除をするとよいです。ノートパソコンの場合は掃除が難しいので、長年使ったら専門業者に掃除に出すと長持ちします。

熱暴走によるフリーズはパソコン内部の部品も痛めるので、できるかぎり避けるよう対策をしましょう。

メモリ不足

パソコンの購入時にメモリが8GBとか16GBとか書いてあるのを目にしているでしょうか。パソコンのメモリとは、プログラムを処理するための作業テーブルのようなものです。8GBとか16GBとはテーブルの大きさを表現しています。

作業する内容によって、机の大きさは変わります。メールやウェブを見るだけなら4Gで問題なく処理できますが、動画編集やたくさんのソフトを同時に起動して作業をするときなどは8Gでもスペースが足りなくなります。

このメモリ不足により処理に時間がかかりフリーズが起きます。「コンピューターのメモリが不足しています。」というメッセージが出る場合もあります。このような場合はメモリの増設を検討しましょう。

メモリ容量に合わせて、パソコンでできることは下記表の通りになります。該当の容量でできないことをしようとするとフリーズする可能性が高くなります。

容量 パソコンでできること
4GB Windows 10/11を使用する最低容量です。Webサイトの閲覧やExcel、Word等の使用は可能ですが、複数同時の作業はかなり厳しいと言えます。
8GB 標準的なメモリ容量です。Microsoft Officeを使用した事務作業も問題なく行えます。ブラウザやOfficeアプリを2~5個までなら同時に立ち上げて使用できます。
16GB ビジネスやプライベートで使用する場合、複数同時作業を行っても余裕のあるメモリ容量です。動画編集・画像編集・3Dゲームも行えます。
32GB 4K動画の編集や高負荷の3Dゲームを行うような場合に安心できるメモリ容量です。

メモリの増設方法と、増設できる容量はパソコンによってさまざまです。取扱説明書に「メモリの増設」といった項目で多くが説明されているので参照しましょう。

ウイルス感染

パソコンがウイルス感染をした場合、フリーズしやすくなります。悪意のあるウイルスの中には、プログラム自体破壊されて、起動できなくなるケースもあります。

ウイルスの中にはパソコンのバックグラウンドで動き、メモリやCPUに負荷をかけるタイプのものもあります。CPUとはプログラムの処理をする人の役割をする部品です。CPUもメモリも負荷がかかり過ぎると処理が追いつかなくなり、画面が固まってフリーズします。

ウイルス対策ソフトを入れて常に監視・駆除しておくことが必要です。また、ウイルス対策ソフトの多くがメモリを一定量使うので、メモリ不足にならないよう注意が必要です。

内蔵HDD/SSDの寿命や故障

毎日使われているパソコンの内蔵HDD/SSDは3~4が寿命と言われています。HDD/SSDは作業したデータを保管しておく場所です。日々ものすごい量の読み取りと書き込みを繰り返しているのがHDD/SSDです。

長く使っているとパーツの劣化で正常な動作をしなくなり、急なフリーズが起きるようになります。パソコン本体からキーンやガタガタなどの音がする場合やアプリケーションが頻繁に終了する場合などはHDD/SSDの寿命や故障が疑われます。

ドライバーの不具合

OSのアップグレード後から、フリーズが頻発することがあります。これは、ドライバーの不具合が原因として考えられます。

アップグレードの際は以前のバージョンで使用していたドライバーが置き換えられますが、不具合によりドライバーが正常に動作しないことでフリーズが発生する症状です。

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パソコン(PC)のフリーズ(動かない)時の5つの対処法

パソコンがフリーズした、もしくは頻繁にフリーズする時の対処法は下記の通りです。

  • まずは動かないか待ってみる
  • マウスやキーボードの接続や電源をチェック
  • アプリを終了させる
  • 再起動する
  • 電源をオフにする(強制終了)

これらの方法で解決できない場合は、修理業者などの専門家に相談することをおすすめします。大手修理業者のPCホスピタルも、フリーズ解決の実績があります。

1つ1つの対処法について詳しく解説していきます。

まずは動かないか待ってみる

パソコンがフリーズした場合、まずは落ち着いて動かないか待ってみましょう。

なぜなら、パソコンがフリーズしているように見えても、実際はアプリの処理に時間がかかっているだけの可能性があるためです。

パソコンの電源ボタンの横やパソコン側面にあるアクセスランプも確認しましょう。アクセスランプはストレージ(HDD/SSD)への読み書きを行っていることを示すランプです。

アクセスランプが点滅、点灯しているのであれば、パソコンは稼働しており、処理に時間がかかっているだけかもしれないため、数分待つと回復する可能性があります。

マウスやキーボードの接続や電源をチェック

パソコンがフリーズした場合、マウスやキーボードなどの入力機器の状態もチェックしましょう。

なぜなら、入力機器の故障や電池切れはフリーズに近い状態を招くためです。パソコン本体に問題がないのにフリーズしたと勘違いして強制終了させると、本体が故障する原因になるので、先に入力機器の状態をチェックすることが大切です。

マウスやキーボードには、有線と無線(ワイヤレス)のものがあります。

有線の場合、パソコンと正しく繋いでいるか確認します。正しく繋いでいるのに動かない場合、ケーブルの断線や入力機器の故障が考えられます。

無線の場合、マウスやキーボードの電源が入っているか確認します。電池切れの可能性があるなら、電池を交換して使用してみます。

マウスやキーボード以外の操作を加えてみる

マウスやキーボードが反応しない場合、それらを一旦外してみましょう。ノートPCの場合は本体にタッチパッドがついています。タッチパッドから操作できないか確認しましょう。

マウスやキーボードが原因の場合、タッチパッドから操作ができるはずです。

タッチパッドからも操作できない場合は、パソコンがフリーズしている可能性があるので、次の確認事項へと進みましょう。

アプリを終了させる

パソコンを強制終了させる前に、アプリを終了させられないか確認しましょう。パソコン自体がフリーズしたと思っても、実際はアプリがフリーズしているだけの場合があります。

アプリの終了方法には3パターンあります。

  • ×ボタンを押して終了する
  • タスクマネージャーから強制終了させる
  • パソコン(PC)からサインアウトする

上から順番に試すことをおすすめします。各終了方法について詳しく解説していきます。

×ボタンを押して終了する

特定のアプリが固まっている場合は、プログラムの右上にある「×ボタン(終了ボタン)」を押して終了させましょう。あるいは、「Alt」+「F4」キーを押します。

その後、「このプログラムは応答していません」というダイアログがでたら、「すぐに終了」を選択します。これで特定のアプリのみ強制的に終了させることが可能です。

なお、アプリが頻繁に固まるという場合は、アプリの不具合かメモリ不足が考えられます。アプリの再インストールやメモリの増設で対応しましょう。

タスクマネージャーから強制終了させる

「×ボタン」が反応しない場合、強制終了させましょう。タスクマネージャーという機能を使用することで、アプリの強制終了ができます。タスクマネージャーとは、パソコンの処理(タスク)を管理するためのツールで、Windowsに標準で備わっています。

タスクマネージャーの開き方は次のとおりです。

マウスが動く⇒スタートボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を選択
マウスが動かない⇒「Ctr」+「Alt」+「Del」キーを同時に押す

タスクマネージャーからアプリを強制終了する手順は下記の通りです。

タスクマネージャーでアプリを強制終了する手順
  1. 「Ctr」+「Alt」+「Del」キーを同時に押します
  2. タスクマネージャーが起動します
  3. 閉じたいアプリを選択し、右クリックを押して「タスクの終了」を選択します
  4. アプリが終了して完了です。

アプリが応答していないときに有効的な手段として利用しましょう。

パソコン(PC)からサインアウトする

サインアウトとは、パソコンを現在使っているユーザーでの使用を停止することです。

サインアウトをすると、アプリが全て強制終了されます。再起動でも良いですが、サインアウトの方が復帰が早い時間でできます。

サインアウトは次の手順で行います。

サインアウトする手順
  1. 「Ctr」+「Alt」+「Del」キーを同時に押す
  2. 「サインアウト」を選択

これで特定のアプリケーションのみ強制的に終了させることが可能です。特定のアプリケーションが頻繁に固まる場合はアプリケーションの不具合かメモリ不足が考えられます。アプリケーションの再インストールやメモリの増設で対応しましょう。

再起動する

再起動とは、パソコンの電源を落とし再び起動することです。

パソコンを再起動させることで、メモリのファイルが一旦リセットされます。メモリに残ってしまった何らかのファイルが原因でパソコンに不具合が起きている場合、再起動で解決することが多いです。

パソコンを再起動させる手順は次のとおりです。

パソコンを再起動させる手順
  1. 画面下のWindowsマークをクリック
  2. 「再起動」を選択

電源をオフにする

ここまで紹介した4つを試してもパソコンが動かない場合、強制終了を行います。強制終了とは、パソコンを準備なしにいきなりシャットダウンさせることです。

「電源ボタンを10秒程度長押し」すると強制終了させられます。

電源ボタンの長押しによる電源オフはパソコンに負荷がかかるため、頻繁に実施することはお控えください。何度もフリーズするようであれば、PCホスピタルにご相談ください。

パソコンのフリーズを事前に防ぐための対策

これまで紹介してきたように、パソコンがフリーズするのには原因があります。ここではパソコンがフリーズしないようにするための対策をご紹介いたします。対策は下記の通りです。

  • 通気性がよく高温を避ける作業環境
  • 同時作業を極力控える
  • OS、ソフトウェア、ドライバーを最新にする
  • ウイルス対策ソフトのインストール
  • デフラグでパソコン(PC)の内部を整理
  • パソコン(PC)の用途に見合ったメモリの増設
  • 光回線を使用する

対策をすることで少しでも快適にパソコン作業が進むようにしていきましょう。

通気性がよく高温を避ける作業環境

パソコンの通気性を損なうと、熱暴走を招きフリーズしてしまいます。パソコンの排気口のそばに障害物を置かないようにしたり、デスクトップならファン周りの掃除を心掛けましょう。パソコン本体への直射日光は避け、エアコンで室温の管理をして、作業しやすい環境を整えましょう。

また、冬場には結露にも弱いので、急激な寒暖差のある場所に置いたり、加湿による結露を避けましょう。

同時作業を極力控える

ブラウザでWebサイトを閲覧しながら、Zoom、Excel、Photoshop、Illustratorなどのアプリを複数開くのも同様に負荷がかかり、フリーズする可能性が高くなるため、同時作業は極力控えることをおすすめします。

他にもWebサイトを大量のタブで開いてる場合、今すぐ見ないタブを閉じることでパソコンの負荷を低減できます。

OS、ソフトウェア、ドライバーを最新にする

OSのアップデートを欠かさず行うことが対策の一つになります。

ソフトウェアやドライバーのアップデートプログラムは定期的に自動で更新されますが、自動で更新されないものもあります。そのようなアプリケーションは、デバイスマネージャーなどで更新のチェックができます。

操作手順は以下の通りです。

パソコンのドライバーを更新する手順(Windows 10)
  1. 「Windows」キーを押しながら「X」キーを押す。
  2. 「デバイスマネージャー」をクリックします。
  3. 目的のデバイス名をダブルクリックします。
  4. 表示されたデバイスドライバーを右クリックして、一覧から「ドライバーの更新」をクリックします。
  5. 「ドライバーソフトウェアの更新」が表示されます。
  6. 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックします。
  7. デバイスドライバーの更新結果が表示されたら、「閉じる」をクリックします。
パソコンのドライバーを更新する手順(Windows 11)
  1. 「スタート」をクリックし、表示されたメニューから「設定」をクリック。
  2. 「システム」をクリックして右側の一覧から「バージョン情報」をクリック。
  3. 「関連設定」から「デバイスマネージャー」をクリック。
  4. 更新するデバイスを選択して表示下部に表示されるデバイスを選択後、右クリックから「ドライバーの更新」を選択。
  5. 「ドライバーの更新」が表示後「ドライバーを自動的に検索」をクリックして進めていくと更新が完了します。

ウイルス対策ソフトのインストール

ウイルスによってパソコンの能力が著しく低下することもあります。ウイルスを監視・駆除するためにはウイルス対策ソフトをインストールして使用しましょう。

デフラグでパソコン(PC)の内部を整理

パソコンを長年使用しているとハードディスクの空いている場所にいろいろな情報が書き込まれていきます。ひとつのデータの情報が分散してしまっていることもあります。データの分散によりプログラムの起動や動作が遅くなったり、フリーズすることがあります。この分散したデータを組み直して固まったデータに戻してくれるのが「デフラグ」という機能です。

読み込みや書き込みのエラーが低下し、ハードディスクの空き容量も増えます。デフラグはハードディスクの容量が増えるほど時間がかかるので定期的に行って整理しておくのがおすすめです。ただし、ハードディスクに大きな負荷を与えますので過度に行うのはよくありません。数カ月に1度から年に1回程度行いましょう。

また、基本的にデフラグをする前には「ディスククリーンアップ」でシステム エラーや不良セクタをチェックしてからデフラグを行うことをおすすめします。

デフラグの手順

  1. 画面左下の検索ボックスに「コントロールパネル」と入力
    コントロールパネル入力
  2. 「コントロールパネル」をクリック
    コントロールパネル選択
  3. 「システムとセキュリティ」を選択
    システムとセキュリティ
  4. 「ドライブのデフラグと最適化」を選択
    ドライブのデフラグと最適化
  5. 「最適化」をクリック
    最適化
  6. デフラグの最適化が終わるまで待てば完了です

パソコン(PC)の用途に見合ったメモリの増設

各OSの動作には最低メモリや推奨メモリなどがあります。最低メモリの状態ではフリーズが起きやすいので、頻繁にフリーズするようならメモリの増設がおすすめです。

目安としてはちょっとした文章作成やネット閲覧程度なら4GBでも十分機能します。そこに動画や画像の編集など、負荷のかかる作業をするのなら8GB以上は必要になってきます。

常時動いているウイルスソフトのようなアプリケーションが増えていくとメモリも不足しがちになります。「タスクマネージャー」でメモリの使用状況をモニターできます。使用状況からメモリが足りているのかチェックしましょう。

スペックを確認して搭載されてるメモリー容量が8GBより少ないのであれば、メモリーの増設をおすすめいたします。

搭載されてるメモリー容量の確認方法

パソコンのメモリー容量を確認する手順(Windows 10)
  1. 画面左下のスタートボタンを右クリック。
  2. 「設定」を選択して「システム」をクリック。
  3. 「詳細情報」を選択すると表示される「実装RAM」がメモリー容量です。
パソコンのメモリー容量を確認する手順(Windows 11)
  1. 画面下部のスタートボタンをクリック。
  2. 「設定」を選択。
  3. 下部の「バージョン情報」を選択すると表示される「実装RAM」がメモリー容量です。

光回線を使用する

回線の速度が遅く、「クリックしたページの画面が表示されない」場合は、契約している回線の種類を確認し、光回線ではない場合は、光回線に変更することもおすすめします。

また、回線に問題がなくても無線LANなどを使っている場合は、パソコンと無線LANの間に障害物があることや、複数の機器を無線LANに接続していることで、速度が遅くなることがあります。その時はパソコンやルーターを移動して障害物が無い状態にしたり、接続する機器を減らすなどで改善する可能性があります。

パソコン(PC)のフリーズトラブルをプロに任せるのも一つの対処法

記載の対処法でパソコンのフリーズが改善しない場合、内部パーツの故障やOS破損など複数の原因が組み合わさっている可能性もあります。

パソコンを分解してパーツを交換すればフリーズする状態が改善するかもしれませんが、失敗すれば更に状態が悪化してしまうことも考えられます。また、ノートパソコンや一体型パソコンは分解の難易度が高く、知識が無ければ修復できない状態に陥る可能性があります。

自力の改善が難しい場合はパソコンやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。

パソコン(PC)のフリーズに関するよくある質問

Q.フリーズしてマウスも動かない、何も押せない場合はどうしたら良いですか?

A.マウスもキーボードも動かせない場合、まずはアクセスランプを確認します。アクセスランプが点滅しているなら、処理が終わるのを待ちましょう。また、ノートPCの場合は、タッチパッドから操作できないかも確認します。これらを確認しても解決しない場合は、パソコンを強制終了させることを検討しましょう。

Q.パソコン(PC)の強制終了はどうやって行いますか?

A.パソコンの電源ボタンを10秒ほど長押しすることで強制終了できます。ただし、強制終了にはリスクもあります。準備なしにいきなり電源を切ると、データが消失したり故障したりする可能性があります。そのため、強制終了はできるだけ行わないようにしましょう。

Q.フリーズを頻繁に繰り返す場合はどうしたら良いですか?

フリーズを頻繁に繰り返す場合、考えられる原因としては次のものがあります。

  • パソコンのメモリ不足
  • アプリの同時使用
  • ウイルス感染
  • OSやドライバーの不具合
原因を1つに絞り込むのは難しいです。フリーズを頻繁に繰り返す場合は、PCホスピタルにご相談ください。プロの修理スタッフが診断を行い、フリーズの原因を特定します。

Q.フリーズする為、メモリー増設を検討中です。依頼できますか?

A.はい、可能です。メモリーはパソコンによって、適合する規格が異なり、さらに機種によって搭載できるメインメモリーの最大容量が決まっています。また、メモリー増設は行う時に別の内部パーツに触れてパソコンが起動しなくなるなどのトラブルが発生することがございます。PCホスピタルでは、取り付け後の動作テストもしっかり行いますので安心してご依頼ください。

Q.突然フリーズしたので強制終了したら起動しなくなりました。何が原因でしょうか

A.ノートパソコンの平均寿命は4〜5年と言われており、メモリやHDDなど、内部パーツが劣化している可能性があります。PCホスピタルでは修理、データのバックアップ、買い替え手配と設定サポートなどを提供しております。ご状況に合わせて最適な方法を提案いたしますのでお気軽にご相談ください。

パソコンがフリーズする時はPCホスピタルにお任せください

パソコンがフリーズするとイライラしてつい強制シャットダウンをしてしまいがちです。しかし、これまで紹介してきたことで強制シャットダウンのデメリットについて理解していただけたでしょうか。

フリーズ対策を適切に行うことでパソコンに影響を与えず、安全に作業を進めることができます。ソフト面、ハード面から原因を探り、フリーズに強いパソコンにしていきましょう。

いざという時にはプログラムから強制終了を行うすべを身につけましょう。頻繁にフリーズするようなら、早めにPCホスピタルに修理をご依頼いただくことをおすすめいたします。

PCホスピタルのパソコン修理概要
修理対応 出張/持込/宅配
対応エリア 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県
実績 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中
料金 パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円

PCホスピタルのフリーズ改善サポートについて詳細を確認する
監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

保有資格 パソコン整備士検定 取得

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