エラーコード「0xc0000225」が出て起動しない原因と対処法【Windows 10/11】

エラーコード「0xc0000225」が出て起動しない原因と対処法【Windows 10/11】

Windows 10/11のパソコンを起動しようとした時に、ブルースクリーンとエラーコード「0xc0000225」が表示されて起動しないトラブルですが、速やかに解決しないと、仕事やプライベートでパソコンを長期間使用できなくなり、とても困ることになります。

そんなお困りごとを解決する記事としてエラーコード「0xc0000225」の詳細、原因、対処法をご説明いたします。

エラーコード「0xc0000225」とは

「0xc0000225」はパソコンを起動する際にBIOSがBCDファイルを認識できない時にブルースクリーンと共に表示されるエラーコードです。

BIOSはキーボード・マウス・メモリ・CPU・HDD/SSDを管理・制御するプログラムで、BCDファイルはWindowsを起動するために必要なデータベースファイルです。

この表示がされた時はBCDファイルの消失・破損等が発生しているため、Windowsを起動しようとしてもBCDファイルを読み込めず、ブルースクリーンとエラーコード「0xc0000225」が表示されたまま、起動不可の状態になります。

エラーコード「0xc0000225」が表示される原因

パソコンにエラーコード「0xc0000225」が表示される原因は下記の通りです。

  • 周辺機器のエラー
  • Windows Updateの失敗
  • 電源ケーブルの接続が不安定
  • 内蔵パーツの破損

原因の詳細をご説明いたします。

周辺機器のエラー

パソコンに接続している周辺機器にドライバーエラーが発生していることでトラブルが発生してる可能性があります。

Windows Updateの失敗

原因として特に多いのがWindows Updateの失敗です。

Windows Updateが失敗することにより、システムエラーが発生して「0xc0000225」が表示され、起動不可になることもあります。

電源ケーブルの接続が不安定

パソコンの電源ケーブルが接続不良になっている、電源ケーブルの破損、電源ケーブルが正常に接続できてないことが原因になってる場合があります。

内蔵パーツの破損

パソコンに内蔵されているメモリ、HDD/SSD等のパーツが破損することで、「0xc0000225」表示されてしまうことも考えられます。

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エラーコード「0xc0000225」が表示される時の対処法

パソコンにエラーコード「0xc0000225」が表示される時の対処法は下記の通りです。

  • パソコンを再起動する
  • 電源ケーブルを接続し直す
  • 周辺機器を全て外す
  • 内蔵パーツを交換
  • システムファイルチェッカーを実施する
  • BIOSを初期化する
  • システムを復元する
  • OSをクリーンインストールする
  • BCDファイルを再構築する

対処法の詳細をご説明いたします。

パソコンを再起動する

一度パソコンを再起動し、再度エラーコード「0xc0000225」が表示されるかお試しください。

一時的なエラーだった場合、正常起動する可能性があります。

電源ケーブルを接続し直す

電源ケーブルが正しく接続できてないことでトラブルが発生している場合、電源ケーブルを接続し直すことで改善する可能性があります。

電源ケーブルを抜いてから再度接続し直し、電源を入れてください。電源ケーブルが破損している場合は交換が必要です。

周辺機器を全て外す

周辺機器のドライバーエラー等により、エラーコードが表示されてる場合があります。

パソコンに接続している周辺機器を全て外してから起動するかお試しください。

内蔵パーツを交換

メモリ、HDD/SSD等の内蔵パーツが破損していることでエラーコード「0xc0000225」が表示されてる場合はメモリやHDD/SSDを交換することで改善できる可能性があります。

内蔵パーツに異音が発生してる時は破損してる可能性が高いです。

システムファイルチェッカーを実施する

システムファイルチェッカーはWindowsのシステムにエラーや破損がある場合に修復できる機能で、システムファイルチェッカーを実施することで正常起動できる状態に改善する場合があります。

システムファイルチェッカーを使用する手順は下記の通りです。

システムファイルチェッカーを実施する手順
  1. 強制終了を2回行います。
  2. 強制終了3回目に電源を入れて「自動修復」画面を表示させます
  3. 「詳細オプション」を選択します
  4. 「トラブルシューティング」を選択します
  5. 「コマンドプロンプト」を選択します
  6. コマンドプロンプト表示されます
  7. コマンドプロンプトにsfc /scannowを入力
  8. コマンドプロンプトにchkdsk c: /rを入力
  9. 完了するまで待ちます

BIOSを初期化する

エラーコード「0xc0000225」が表示されて起動しない場合、BIOSを初期化して工場出荷時の状態に戻すことで正常起動できる状態になることもあります。

BIOSの初期化手順は下記の通りです。

BIOSを初期化するする手順
  1. 電源を入れます
  2. 起動途中にF2を数回押します
  3. BIOSが起動します
  4. 矢印キーを押下して「終了」に移動します
  5. 「標準設定値を読み込む」に移動します
  6. Enterキーを押します
  7. 「標準設定値を読み込みますか?」表示後されます
  8. 矢印キーを押下して「はい」に移動します
  9. Enterキーを押します
  10. 矢印キーを押して「変更を保存して終了する」に移動します
  11. Enterキーを押します
  12. 「変更した内容を保存して終了しますか?」表示されます
  13. 矢印キーを押して「はい」に移動します
  14. Enterキーを押します

システムを復元する

エラーコード「0xc0000225」が表示されている場合、システムの復元を行ってみましょう。

システムの復元とはパソコンを以前の状態に戻す作業です。

システムの復元を実施する手順は下記の通りです。

Windows 10/11でシステムを復元する手順
  1. 強制終了を2回行います。
  2. 強制終了3回目に電源を入れて「自動修復」画面を表示させます
  3. 「詳細オプション」を選択します
  4. 「トラブルシューティング」を選択します
  5. 「詳細オプション」を選択します
  6. 「システムの復元」を選択します
  7. 「次へ」を選択します
  8. 復元する日付を選択します
  9. 「完了」をを選択します
  10. システム復元を開始する旨の表示後「はい」を選択
  11. システム復元を完了するまで待つと完了です

OSをクリーンインストールする

エラーコード「0xc0000225」のトラブルが改善しない場合、OSのクリーンインストールを行うことで解消する場合もあります。

ただし、OSをクリーンインストールする場合には、必ずデータのバックアップを取ってからおこなうようにしましょう。OSのクリーンインストールにより、HDD/SSDに保存しているデータやファイルが消失する恐れがあります。

BCDファイルを再構築する

Windows回復オプションからコマンドプロンプトを起動してBCDファイルを修復することでトラブルを改善できる可能性があります。

手順は下記の通りです。

BCDファイルを再構築する
  1. 強制終了を2回行います。
  2. 強制終了3回目に電源を入れて「自動修復」画面を表示させます
  3. 「詳細オプション」を選択します
  4. 「トラブルシューティング」を選択します
  5. 「コマンドプロンプト」を選択します
  6. コマンドプロンプト表示されます
  7. コマンドプロンプトにbootrec /RebuildBcdを入力
  8. コマンドプロンプトにbootrec /fixMbrを入力
  9. コマンドプロンプトにbootrec /fixbootを入力
  10. コマンドプロンプトにbootsect /nt60 ALLもしくはbootsect /nt60 SYS or を入力
  11. パソコンが正常に起動するかご確認ください

修理をプロに任せるのも一つの対処法

記載の対処法でエラーコード「0xc0000225」が表示されるトラブルが改善しない場合、システムトラブルや内部パーツの故障など複数の原因が組み合わさっている可能性もあります。

パソコンを分解してパーツを交換すれば改善するかもしれませんが、失敗すれば更に状態が悪化してしまうことも考えられます。また、ノートパソコンや一体型パソコンは分解の難易度が高く、知識が無ければ修復できない状態に陥る可能性があります。

自力の改善が難しいとお考えの場合はパソコンやデータを守るためにも、プロのパソコン修理業者のPCホスピタルにご依頼いただくことをおすすめいたします。

エラーコード「0xc0000225」でお困りならPCホスピタルにお任せください

エラーコード「0xc0000225」が表示される原因と対処法をご説明しましたがいかがだったでしょうか。

エラーコード「0xc0000225」のようなブルースクリーントラブルはシステム、内蔵パーツなど原因が様々なため、パソコンの知識がないとなかなか上手く改善できず、失敗して状況が悪化してしまう可能性もあります。

自分で修理するのは難しいと思われた場合は早めにPCホスピタルに修理を依頼することをおすすめいたします。

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監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

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