業務用プリンターのおすすめ機器と性能や選び方を解説!

業務用プリンターのおすすめ機器と性能や選び方を解説!

業務用プリンターは小規模オフィスや中小企業等に導入する際、働いてる方の人数や業務内容に合わせて、必要な機能を把握したうえで選ぶことが重要になります。

そこでこの記事では業務用プリンターと家庭用プリンターの違いや種類、選び方、おすすめの業務用プリンターについて解説いたします。

業務用プリンターと家庭用プリンターの違い

プリンターには大きくわけると業務用と家庭用がありますが、その違いとして業務用プリンターは家庭用プリンターよりも設置できる印刷用紙枚数が多いことや印刷スピードが速いという点があります。

対応している用紙サイズも多く、業務の様々な用途に合わせた印刷を高品質で行うことが可能になっています。家庭用よりも耐久性が高いというのもポイントです。

業務用プリンターの種類と特徴

業務用プリンターは主に下記の3つのタイプがあります。

  • レーザープリンター
  • インクジェットプリンター
  • 多機能プリンター(複合機)

それぞれご説明いたします。

レーザープリンター

トナーの交換回数が少なく印刷コストが安い、印刷するスピードが速い、用紙が滲みにくいという特徴があり、大量に印刷を行う会社に適しています。

実際に業務用として使用されてることが多いタイプです。

インクジェットプリンター

インクジェットプリンターは人物の顔などの繊細な表現はレーザープリンターよりも表現力が高いです。フチ無し印刷が可能で、カタログ等の全面印刷や年賀状作成を行うことに適しています。

また、インク代も安価です。家庭用で使用されることが多いタイプとなっています。

多機能プリンター(複合機)

多機能プリンター(複合機)はコピー以外にもスキャナーやFAXなど様々な機能が搭載されているため、使い勝手が良いことや複数機器の機能が多機能プリンター(複合機)にまとめて搭載されていることでオフィスのスペースを余分に取る必要がないという特徴があります。

レーザーとインクジェットの2つのタイプがありますが、会社で使用されるものとしてはレーザーの多機能プリンター(複合機)が中心になっています。

業務用プリンターの選び方

業務用プリンターを選ぶ際の基準は下記表の通りです。

重視する点 詳細
印刷画質 業務用プリンターによって印刷の画質に差があるため、印刷画質を決めるdpi数値を確認しましょう。一般的なビジネス文書の印刷であれば、約400dpiの解像度が必要です。写真データは約1,200~2,400dpiが目安になります。使用する印刷サイズに対応してることも大事です。
印刷の速さ 印刷が速ければ、結果的に作業効率が上がり、生産性も高くなります。ipmとppmという数値を確認することで印刷速度がわかります。
コスト 導入コストはもちろんですが、インクの使用料金も含めたランニングコストも重要です。これもプリンターによって変わるため、要確認になります。
耐久力 基本的に家庭用プリンターと比較して業務用プリンターは壊れにくくなっていますが機器によって変わるため、総印刷枚数や耐用年数も把握しておきましょう。
サイズ 業務用プリンターを会社に置くため、設置可能スペースがあることと、そのスペース内に収まるサイズの業務用プリンター用を選ぶ必要があります。
機能 プリンターは複合機であればモノクロ・カラー印刷、スキャナ、FAXなど様々な機能が搭載されていますが、会社の業務内容によっては必要ない機能があるため、必要機能を把握したうえで選びましょう。大量の書類をまとめてPDFにする機会が多い場合はADF(自動原稿送り装置)搭載がおすすめです。
操作性 社内で働いてる方がスムーズに印刷できるように、必要な機能をシンプルに使用できることも重要です。
対応OS Windowsであれば最新のWindows 11まで対応されてることが多いですが、機器によってはMacに対応してないこともあります。会社で使用されてるパソコンのOSに対応してることも確認しておくことが大事です。

上記のように選ぶ際の様々なポイントがあります。

業務用プリンターのおすすめ一覧

業務用プリンターのおすすめ一覧は下記の通りです。

  • 富士フィルム Apeos C2360
  • 富士フィルム Apeos C320 z
  • SHARP DX-20C20
  • SHARP MX-C306W
  • 京セラ TASKalfa 2470ci
  • 京セラ ECOSYS MA3500cifx
  • Canon iR-ADV C3900
  • Canon MF654Cdw

詳細をご説明いたします。

富士フィルム Apeos C2360

コンパクトなサイズですが、高画質の印刷が可能で、スキャンの際にメール送信、URL送信、PC保存などといった使い方ができます。

液晶メニューは大きなアイコンが表示されていて見やすく、操作もわかりやすいため、社内の方に安心してご利用いただけます。

無線LAN対応のため、置く場所も自由に選べます。

名称 富士フィルム Apeos C2360
種類 多機能プリンター(複合機)レーザー方式
対応OS Windows 10/11、macOS 10.14 Mojave以降
書き込み解像度 標準:1,200×2,400 dpi、高画質:1,200×2,400 dpi、高精細注2 :1,200×1,200 dpi
読み取り解像度 600×600 dpi、400×400 dpi、300×300 dpi、200×200 dpi
無線LAN対応 IEEE 802.11 a/b/g/n/ac

富士フィルム Apeos C320 z

スマートかつコンパクトフォルムでオフィスや店舗のちょっとした空きスペースにも設置して使用可能です。

カラー、モノクロを31枚/分で印刷できるため、急なプリント対応が必要な時も迅速に行うことができます。

トナー節約機能が搭載されているため、目的に応じてコストの節約が可能という特徴もあります。

名称 富士フィルム Apeos C320 z
種類 多機能プリンター(複合機)レーザー方式
対応OS Windows 10/11、macOS 10.12 Sierra以降
書き込み解像度 600×2,400 dpi
読み取り解像度 600×600 dpi
無線LAN対応 IEEE 802.11 b/g/n

SHARP DX-20C20

あらゆるビジネスシーンに最適な機能を搭載していて、複数枚の原稿を1枚にまとめて印刷することで印刷用紙を減らすことや、出力する際に用紙サイズを認識して自動による拡大・縮小するため印刷ミスを防ぐことができるため、印刷コストを減らすことに最適な機器となっています。

液晶パネルはバックライト付きで明るく見やすい、シンプルかつ快適な操作性も強みです。

名称 SHARP DX-20C20
種類 多機能プリンター(複合機)レーザー方式
対応OS Windows 10/11、macOS 10.6 Snow Leopard以降
書き込み解像度 600×600dpi
読み取り解像度 モノクロ:600×600dpi、600×400dpi フルカラー:600×600dpi、600×400dpi
無線LAN対応 IEEE 802.11 b/g/n

SHARP MX-C306W

高性能かつコンパクトで小規模オフィスや病院など様々な環境に最適な機器です。

7インチ液晶タッチパネルで操作性も快適、よく使用する機能だけ表示できる「シンプルモード」で業務の効率化を進められます。

A4~A6の両面原稿を両面110面/分でスキャン可能なため、スピーディーにペーパーレス化を行うことができます。

名称 SHARP MX-C306W
種類 多機能プリンター(複合機)レーザー方式
対応OS Windows 10/11、macOS 10.6 Snow Leopard以降
書き込み解像度 600×600dpi、9600dpi相当×600dpi
読み取り解像度 600×600dpi、600×400dpi
無線LAN対応 IEEE 802.11 b/g/n

京セラ TASKalfa 2470ci

1分間で24枚のスピード印刷が可能で、印刷の出力解像度も1,200dpi対応で高画質印刷が可能なタイプです。

A3とA4のようにサイズが違うものもまとめてスキャン及びコピーが可能です。USBメモリーが使用禁止の会社の場合、USBメモリーの利用可否を設定できるため、セキュリティーレベル高めることもできます。

7インチカラータッチパネルとテンキーが設置されてるため、使用面で分かりやすい点もポイントです。

名称 京セラ TASKalfa 2470ci
種類 多機能プリンター(複合機)レーザー方式
対応OS Windows 10/11、macOS 10.9 Mavericks以降
書き込み解像度 600dpi、1,200dpi
読み取り解像度 600dpi、400dpi、300dpi、200dpi、200dpi×100dpi、200dpi×400dpi
無線LAN対応 IEEE 802.11 b/g/n

京セラ ECOSYS MA3500cifx

様々な機能をワイドタッチパネルで重要な情報を直感的に操作可能で、機器のサイズもコンパクトなため、様々なシーンで活躍します。

35ページ/分の高速プリントが可能、本体寿命は60万ページのため、耐久性にも優れています。

名称 京セラ ECOSYS MA3500cifx
種類 多機能プリンター(複合機)レーザー方式
対応OS Windows 10/11、macOS 10.9 Mavericks以降
書き込み解像度 600dpi×600dpi、9600dpi相当×600dpi
読み取り解像度 600×600dpi、 自動原稿送り装置 画像優先:600×600dpi、速度優先:300x600dpi
無線LAN対応 IEEE 802.11 a/b/g/n/ac

Canon iR-ADV C3900

高品位なスキャンができる防汚コートガラス、スジ補正が搭載されています。

ネットワークのセキュリティ設定を高めるために、ナビゲートから使用環境を選択することで会社の環境に最適な設定を施すことができます。

他にもコンパクトかつ操作しやすい液晶パネルで使い勝手の良さがあり、モバイル連携機能でデータ出力、スキャンデータの取り込みが行える特徴があります。

名称 Canon iR-ADV C3900
種類 多機能プリンター(複合機)レーザー方式
対応OS Windows 10/11、macOS 10.13 High Sierra以降
書き込み解像度 600dpi×600dpi
読み取り解像度 600dpi×600dpi
無線LAN対応 IEEE 802.11 b/g/n

Canon MF551dw

5インチカラータッチパネルで、直感的に操作できる機器です。

カラー・モノクロを毎分21枚で高速印刷が可能、幅広いデータの活用や効率が高いスキャンを行えるソフト「MF Scan Utility」で目的に合わせて便利にスキャンを行えます。

他にもページ集客機能を使用することで2枚、4枚の原稿を縮小して1枚にまとめるコストでコストを抑えることも可能です。

名称 Canon MF654Cdw
種類 多機能プリンター(複合機)レーザー方式
対応OS Windows 10/11、macOS 10.11 El Capitan以降
書き込み解像度 600dpi×600dpi
読み取り解像度 300dpi×300dpi、300dpi×600dpi、600dpi×600dpi
無線LAN対応 IEEE 802.11 b/g/n

PCホスピタルは業務用プリンター導入サポートが可能です

業務用プリンターは働かれてる方の人数や業務内容に合わせて最適なものを選ぶことが難しいことがあります。

いざ業務用プリンターを導入しても、必要していた機能が無い、印刷できる枚数が少ない、印刷品質がいまいちなど様々なトラブルが発生することも考えられます。

業務用プリンターの導入でお困りの時はPCホスピタルにご依頼いただくことをいただくことをおすすめいたします。

業務用プリンター導入ならPCホスピタルにお任せください

業務用プリンターについて解説しましたがいかがだったでしょうか。

業務用プリンターは会社で勤務されてる方の人数やパソコン台数などオフィスの環境によって適切なものが変わりますが、PCホスピタルはお客さまにヒアリングを行い、必要とする機能・スペックなどを的確に把握したうえで最適な業務用プリンターを導入することができます。

会社に最適な業務用プリンターの購入・導入を希望される場合はぜひPCホスピタルにぜひご依頼ください。

PCホスピタルの業務用プリンター・複合機導入サポート概要
項目 内容
全国の事業所 北海道・千葉・東京・神奈川・埼玉・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・福岡
特徴・強み ・業務に最適なプリンターを選定
・使用できる状態に設定をサポート
・業務用プリンターの導入含むパソコン設定トラブルサポートを年間10万件以上対応(2022年9月~2023年8月当社調べ)
導入実績 金属製品製造会社さま、レストラン運営会社さま、不動産会社さま、社会福祉法人さまなど、中小・小規模の法人さまを中心に幅広くサポート
料金 要お問い合わせ
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監修

濱﨑 慎一日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事

2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。

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