ノートPCのバッテリー交換費用は?長持ちさせる方法についても解説!
ノートPCを使っているものの、「バッテリーの減りが早くなってきた」「充電しっぱなしじゃないと使えない」という方も多いのではないでしょうか。パソコンのパーツの中でもバッテリーは寿命が早く、場合によっては交換が必要となります。
本記事ではノートPCのバッテリー交換費用について解説します。交換方法別にどの程度料金がかかるのか目安をまとめました。加えて、バッテリー交換を行うタイミングや、バッテリーの寿命を長持ちさせるためのポイントについても解説していきます。
本記事を読むことでノートPCのバッテリーに関する知識を深めることができます。寿命が近いバッテリーを使い続けるのはストレスが溜まります、日々の作業もはかどりません。この記事を機会に、ノートPCのバッテリーを改善しましょう。
ノートPCのバッテリー交換費用は方法によって異なります
バッテリーとは、パソコンに必要な電力を蓄えておく部品のことです。バッテリーがあることで充電しなくても使うことができます。ただ、バッテリーは使い続けていると劣化することがあり、交換しなくてはいけない場合もあります。
ノートPCのバッテリー交換費用は、やり方によって異なります。自分で行うか外注するか、どのパーツを使うか、などによって費用が変わります。ノートPCのバッテリーを交換する際はまず、「どのやり方で交換するか」を決めることが必要です。
交換方法別:ノートPCのバッテリー交換方法
ノートPCのバッテリー交換方法は次の3つに分けることが可能です。
- 自分で交換する
- メーカーに相談する
- パソコン修理業者に依頼する
各交換方法別に、バッテリー交換費用について詳しく解説していきます。
自分で交換する
自分で交換する場合、バッテリーを購入する必要があります。自分でバッテリーを交換する場合、費用は約1.5万円〜2万円前後です。
自分で交換すれば、費用を抑えることは可能です。しかし、交換する手間や失敗時のリスクを考えるとあまりおすすめできません。交換時に他のパーツを傷つけてしまい、パソコンがまったく使えなくなる可能性もあります。
なお、パソコンのバッテリーには大きく、「純正品」「非純正品」の2つがあります。
純正品は専用であるため、非純正のバッテリーに比べるとどうしても高くなってしまいます。反面、純正品のバッテリーは質が高いことが多いのがメリットです。また、メーカーの保証を受けられるため、安心して使えるのも嬉しい点です。
一方で非純正のバッテリーは、安く抑えることができます。ただし、自分でバッテリーを交換する場合、自分のパソコンで使えるバッテリーなのか調べる必要があります。
メーカーに相談する
バッテリー交換をメーカーに相談する場合、交換費用は部品代や技術料、送料を入れて1.5万円~5万円前後となっており、メーカーや機種によって幅があります。パソコンメーカーの多くはパソコン修理を受け付けており、バッテリーも交換してもらえます。
ノートPCの機種によっては自分でバッテリーを交換するのが難しい場合もあります。はめ込み式と内蔵式のバッテリーがあります。
メーカーに交換してもらう場合、自分で交換するよりも費用が多くかかります。ただ、ノートPCがメーカーの保証対象である場合、無料・割引で修理してもらえる可能性もあります。メーカーの保証期間は1年であることが多いです。
もし購入してまだ1年経ってないなら、メーカーに修理を依頼するのがもっとも交換費用を抑えられるでしょう。ただし、保証書をなくしてしまった場合は保証が効かなくなるので注意が必要です。
パソコン修理業者に依頼する
パソコン修理業者に依頼する場合、交換費用は1.5万〜4万円程度(※MacやSurfaceの一部製品ではメーカーによる交換しかできないため外注となり値段が異なります。)です。
パソコン修理業者はメーカー公式ではない修理業者です。修理を専門に行っているため高度な技術があります。保証対象外のパソコンの場合、修理業者にバッテリー交換を依頼した方が安く抑えられることが多いです。
メーカーの場合、パソコン修理は宅配でしか受け付けていないことがほとんどですが、修理業者は持込修理にも対応している場合があります。持込修理の場合、即日で修理してもらえるうえに、配送費用がかからない分費用を下げられる可能性があります。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
ノートPCのバッテリーの需要は2〜3年程度
ノートPCのバッテリーの寿命は2〜3年です。もちろん使い方によってはこれ以上寿命が長くなることもありますし、逆に短くなることもありますが、目安はこの程度でしょう。
バッテリーはパソコンの他のパーツに比べて寿命が短い傾向があります。たとえば、HDDは5年程度は持つことが多いです。そのため、バッテリーをいかに長持ちさせるかが、パソコンを長期間快適に使うポイントになるといえるでしょう。
バッテリーの寿命が近くなると、充電の減りが早くなってしまうこともありえます。また、バッテリーは長期間使い続けると、膨張してしまう可能性もあります。バッテリーが膨張した結果ノートPCが変形してしまい、トラックパッドが押せなくなる、ということもあります。ここまでくるとパソコンでの快適な作業がかなり難しくなるので、こうなる前にバッテリーを交換することをおすすめします。
ノートPCのバッテリーの寿命が短くなる原因
続いて、ノートPCのバッテリーの寿命が短くなる原因について解説します。ノートPCのバッテリーの寿命が短くなる原因は、次の4つです。
- 充電回数が多い
- 気温の変化が激しい
- 満充電による劣化
- 衝撃を受ける
こういったことが連続すると、どんどんバッテリーは劣化していきます。バッテリーを長持ちさせるためにも、こういったことはなるべく避けるようにしましょう。1つ1つのバッテリーの寿命が短くなる原因について詳しく解説していきます。
充電回数が多い
ノートPCの充電回数が多いと、それだけバッテリーに負担をかけてしまうことになります。バッテリーの性能にもよりますが、500回程度充電しただけで劣化してしまう場合もあります。毎日充電すると、1年半程度で劣化してしまう計算になります。ノートPCのバッテリーをできるだけ長持ちさせるためにも、充電回数はなるべく減らしたいです。
気温の変化が激しい
バッテリーは高温に弱い傾向があります。特に真夏の車内などは気温が上がりやすいため、パソコンを放置していると劣化の原因になる恐れがあります。また、部屋でパソコンを使う場合も、暑いとバッテリーがダメージを受けることがあります。エアコンを使うなどして部屋の温度をなるべく上げないようにすれば、熱にやられるのを避けることはできます。
特にノートPCは少ない面積にパーツが詰まっているので熱がこもりやすいです。高温だけでなく低温にもバッテリーは弱いため、気温の変化には気を配って使いたいものです。
満充電による劣化
満充電のまま長時間経過すると、バッテリーに負担がかかってしまいます。満充電だとバッテリーが高電圧状態になります。パソコンを購入したい際に、50%程度しか充電されていないのもバッテリーの劣化を防ぐためです。
最近のOSは満充電状態にならないように、充電の上限を設定できることが多いです。たとえば上限を80%にすることで、バッテリーの劣化を防ぐことができます。
なお、バッテリーが0になるまで使用するのもよくありません。0から充電する際にもバッテリーの負担が大きくなるためです。
ニッケル水素電池の場合は逆に充電を使い切る
最近のパソコンにはリチウムイオン電池が使われています。リチウムイオン電池の場合は、バッテリー残量を0にしないのが長持ちさせるコツです。
ただし、10年以上前の古い製品の場合、ニッケル水素電池が使われている場合があります。ニッケル水素電池の場合は、逆に残業を0にしてから充電した方が長持ちします。
念のため、自分のパソコンがどちらのタイプなのか確認した方が良いでしょう
衝撃を受ける
バッテリーは衝撃にも弱いので注意が必要です。パソコンを落としたりどこかにぶつけたりすると、バッテリーにダメージがいく可能性があります。
ノートPCは持ち運んで使う人も多いかと思われますが、持ち運ぶ際は専用のPCケースに入れることをおすすめします。かばんに直接PCを入れるよりも、PCケースに入れた方が衝撃を和らげることができます。
ノートPCのバッテリーの交換が必要なタイミング
続いて、ノートPCのバッテリーの交換が必要なタイミングについて解説します。ノートPCのバッテリーは、次の3つに該当したら交換した方が良いです。
- バッテリー交換のエラー文が表示される
- バッテリーが減りやすい
- 充電してないとパソコンが起動しない
これら3つはバッテリーが劣化しているサインと思って良いでしょう。劣化したバッテリーを使い続けていると、ノートPC自体が全く使えなくなってしまうこともありえます。そうなる前にバッテリーの交換かパソコンの買い替えを行うことをおすすめします。
ノートPCのバッテリーの交換が必要なタイミングについて1つ1つ詳しく解説します。
バッテリー交換のエラー文が表示される
バッテリー交換のエラー文がもし表示されたら、バッテリーを交換した方が良いでしょう。最近のパソコンはエラー文によってバッテリー劣化を教えてくれることがあるのです。ただし、必ずしもエラー文が出るとは限りませんので、「エラー文が出ないから問題ない」とは思わないようにしましょう。
バッテリーが減りやすい
程度にもよりますがバッテリーが減りやすくなった場合も、バッテリーの交換を検討した方が良いです。ノートPCを充電してもすぐに充電がなくなってしまう場合、バッテリーが劣化している可能性があります。たとえば、「購入時点ではバッテリーが10時間持っていたのに今では3時間しか持たない」など明らかにバッテリー持ちが悪くなっている場合です。
充電してないとパソコンが起動しない
「充電していないとパソコンが起動しない」「充電を止めた途端にパソコンが落ちてしまう」という場合は、すぐにバッテリーを交換した方が良いです。充電しっぱなしでないと電源がつかないということは、バッテリーがバッテリーとしての機能を果たしていないということ。明らかに寿命を迎えているので早急に交換しましょう。
各ノートPCメーカー・修理業者のバッテリー交換方法・費用
各ノートPCメーカー、および修理業者のバッテリー交換費用について表でまとめました。
メーカー・修理業者 | 費用目安 |
---|---|
東芝(Dynabook) | 35,800円〜(税込) |
富士通(FMV) | 22,520円〜(税込) |
NEC(LAVIE) | 29,480円〜(税込) |
SONY(VAIO) | 16,500円〜(税込) |
Lenovo(ThinkPad) | 25,080円〜(税込) |
Apple(MacBook) | 別途見積もり |
PCホスピタル ※修理業者 | 15,400円〜(税込) |
メーカーや修理業者によって、バッテリー交換費用は大きく異なる場合があります。なお、あくまでこれらは目安であり、実際の金額は見積もりによって決まる場合が多いです。
各ノートPCメーカー・修理業者のバッテリー交換方法・費用について、1つずつ詳しく解説していきます。
東芝(Dynabook)のバッテリー交換方法・費用
東芝(Dynabook)の場合、バッテリーパック内蔵モデルに関しては、自分では取り外しはせず、修理を依頼するように公式サイトに記載されています。
バッテリー交換は、保証期間内でも有料となります。バッテリー交換を依頼する場合、「dynabook あんしんサポート修理相談窓口」などに相談します。
参考:FAQ一覧:バッテリーパックの交換(Windows 10)|サポート|dynabook(ダイナブック公式)
富士通(FMV)のバッテリー交換方法・費用
富士通(FMV)もバッテリー交換サービスを行っています。ユーザー自身で交換できないパソコンがサービスの対象です。
ノートPCの電源を入れてから3年以内なら、バッテリー交換を1回のみ依頼できます。それ以外の場合ですと、バッテリー交換を依頼できないので注意が必要です。
料金は通常では28,160円ですが、「あんしんスタンダード」「あんしんワイド」に申し込んだ方は22,520円に割引されます。
NEC(LAVIE)のバッテリー交換方法・費用
NEC(LAVIE)のNEC(LAVIE)もバッテリー交換サービスを実施しています。バッテリー交換を依頼する場合、「121コンタクトセンターの故障診断・修理受付窓口」に電話で申し込みます。その後、NECあんしんサービス便が自宅までパソコンを引き取りにきてくれます。
参考:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > バッテリ交換サービス
SONY(VAIO)のバッテリー交換方法・費用
SONY(VAIO)にもバッテリーパック交換サービスがあります。バッテリー交換は公式サイトのWebフォーム、もしくは電話で申し込むことが可能です。宅配業者が自宅までノートPCを引き取りにきてくれます。
参考:内蔵バッテリーパック交換サービス | VAIO(株) サポート
Lenovo(ThinkPad)のバッテリー交換方法・費用
Lenovo(ThinkPad)は「レノボスマートセンター」での引き取り修理を行っています。ThinkPadノートPCなどの修理は「Lenovo サポートサイト」から申し込むことが可能です。内蔵バッテリー1個の交換費用は25,080円ですが、2個搭載モデルで2個同時に交換する場合は27,500円となります。
参考:修理サービス – 引き取り修理の修理概算料金 – Lenovo Support NP
Apple(MacBook)のバッテリー交換方法・費用
MacBookのバッテリー交換は、Apple StoreもしくはApple正規サービスプロバイダに依頼します。通常使用によるバッテリー劣化の場合、有償での交換となります。交換費用に関しては店舗によって異なるので注意が必要です。
AppleCare+に加入しているなら、ノートPCのバッテリー蓄電容量が80%未満に低下している場合のみ、バッテリー交換費用がかからなくなります。
参考:Mac の修理サービス – Apple サポート (日本)
PCホスピタルのバッテリー交換方法・費用
PCホスピタルはパソコン修理業者の1つです。PCホスピタルは上記で紹介したパソコンメーカーや、その他多くのメーカー製品のパソコン修理に対応しています。
PCホスピタルに依頼する場合、メーカー修理よりも費用が安くなる可能性があります。また、修理スピードも早く、持込修理の場合、最短即日で修理完了することもあります。
加えて、修理方法を、持込修理・宅配修理・出張修理の3つから選択できるのもメリットです。出張修理の場合、スタッフが自宅まで来てノートPCの診断・修理を行ってくれるため、パソコンを持参する手間もかかりません。
パソコンの電源が切れる、というトラブルの場合、PCホスピタルの修理料金相場は次の通りです。
基本料金 | 8,800円 |
---|---|
出張料金 | 2,200円 |
作業料金(分解、部品の交換・取り外し) ※部品代は別途見積もり |
6,600円 |
ノートPCのバッテリー交換の注意点
ノートPCのバッテリー交換を行う際には、いくつか気をつけるべきことがあります。ノートPCのバッテリー交換の注意点は次の3つです。
- 交換は早めに行う
- 自分で交換すると保証対象外になる
- メーカー修理では事前のバックアップが必須
1つ1つの注意点について詳しく解説していきます。
交換は早めに行う
さきほど、バッテリー交換のタイミングの目安を解説しましたが、できればバッテリーは早めに交換することをおすすめします。
というのも、バッテリーが劣化していくと、突然パソコンがまったく使えなくなってしまう可能性もゼロではないためです。パソコンの電源が付かなくなると、データも取り出しにくくなってしまいます。
また、バッテリーが劣化すると、動作が遅くなるなど、パソコンが使いにくくなってしまうこともあります。パソコンを使っていてバッテリーが劣化していると分かる場合は、早めに交換した方がストレスも溜めないで済むでしょう。
自分で交換すると保証対象外になる
バッテリー交換は自分で行うと、パソコンが保証対象外になります。
パソコンの多くにはメーカー保証が付いており、一定期間の間にパソコンがメーカーの問題で故障した場合、無料/割引価格で修理してもらえる可能性があります。
しかし、自分でバッテリーを交換した結果、何らかの不具合がパソコンに及んだ場合は、メーカーの責任ではないため保証が効かなくなってしまいます。
そのため、パソコンに本当に詳しい方以外は、バッテリー交換はプロに依頼した方が良いでしょう。
メーカー修理では事前のバックアップが必須
メーカーにバッテリーを交換してもらう場合、基本的には、事前にバックアップを取る必要があります。メーカーの多くはデータの保護を行っておらず、場合によっては初期化されてしまうためです。大事なデータがある場合、クラウドストレージやUSBメモリなどにコピーしておくと良いでしょう。
一方で、PCホスピタルに依頼する場合、バックアップの必要はありません。PCホスピタルでは、修理を実施する前にデータを保護するためです。バックアップの取り方が分からない場合は、PCホスピタルにご依頼いただければと思います。
ノートPCのバッテリーの寿命を延ばすには?
ノートPCのバッテリーの寿命は2〜3年が平均ですが、思ったより短いと感じた方も多いのではないでしょうか。できればもっと長く使い続けたいという方もいるでしょう。
そこで、ノートPCのバッテリーの寿命を延ばす方法について解説します。ノートPCのバッテリーの寿命を延ばす方法は次の3つです。
- パソコンの設定を変更する
- シャットダウンではなくスリープモードを活用する
- 充電しっぱなしにしない
これら3つを行うことで、バッテリーの寿命を少しでも伸ばすことができます。1つ1つの寿命を延ばす方法について詳しく解説していきます。
パソコンの設定を変更する
パソコンの設定を少し変更するだけで、バッテリーの劣化を緩やかにすることが可能です。まず、パソコンのモニターが明るくなりすぎていないか確認しましょう。モニターの明るさを落とすことは、電力の節約になります。
また、スタートアップアプリ(パソコン起動と同時に開くアプリ)は極力減らすことをおすすめします。開くアプリの数が多いと、それだけ電力を消費してしまいます。
加えて、パソコンによってはバッテリー節約機能が備わっている場合があります。バッテリーの劣化をより防ぎたいなら、こういった機能も活用していきましょう。
シャットダウンではなくスリープモードを活用する
シャットダウンだけでなくスリープモードも上手く活用することが大切です。スリープモードにすると、パソコンを省電力状態で待機させることができます。パソコンを長時間使わない場合はシャットダウンして良いですが、少しの間だけ使わない場合はスリープモードがおすすめです。シャットダウンは起動時・停止時にバッテリーに負担をかけるためです。
充電しっぱなしにしない
ノートPCを充電しっぱなしにして使う人は多いですが、できれば止めた方が良いです。充電しっぱなしで使っていくと、パソコンが常に満充電の状態になり、バッテリーに負担をかけてしまいます。
ノートPCのバッテリー交換の依頼先を選ぶポイントまとめ
ここまで、ノートPCのバッテリー交換費用や交換方法について解説しました。解説したことを踏まえて、ノートPCのバッテリー交換の依頼先を選ぶポイントをまとめました。
- メーカーのバッテリー保証を使えるかどうか
- バッテリー交換費用は安いか
- バッテリー交換にかかる期間は短いか
- バックアップを取る必要かどうか
まずは、メーカーの保証を使えるかを確認しましょう。保証サービスに加入しており、バッテリー保証が使えるのであれば、活用しないと損をしてしまいます。
加入していない場合は、各修理サービスの交換費用やかかる期間などを比較し、総合的に優れたものを選ぶと良いでしょう。ただし、バックアップの取り方が分からないという方は、データを保護してくれるサービスを優先して選ぶと良いです。
PCホスピタルではバッテリー保証は使えないものの、リーズナブルな価格を実現しており、かつ最短即日での対応が可能です。また、データの保護にも対応しています。メーカーの保証に加入していないなら、PCホスピタルに依頼していただくのがおすすめです
PCホスピタルのバッテリー交換実績
PCホスピタルではノートPCのバッテリー交換を行った実績が多数あります。今回はその中でも次の3つの事例を紹介します。
- 実績1.HP Pavilion 15のバッテリー交換
- 実績2.HP製ノートパソコンのバッテリー交換
- 実績3.GM-JAPAN製ノートパソコンのバッテリー交換
実績1.HP Pavilion 15のバッテリー交換
1つ目はHP Pavilion 15のバッテリー交換です。
こちらのノートPCはバッテリーが膨張してしまっており、危険な状態でした。バッテリーが膨張したまま使い続けると、発火を招く可能性もあります。
こちらで元の内蔵バッテリーを外し、新しい内蔵バッテリーと入れ替えました。膨張したバッテリーは衝撃を受けると発火する恐れもあるので、慎重に作業する必要があります。
バッテリーの膨張は放置していても直りませんので、早めの交換をおすすめします。
「HP Pavilion 15のバッテリー交換」の詳細はこちら >>
実績2.HP製ノートパソコンのバッテリー交換
2つ目はHP製ノートパソコンのバッテリー交換です。
こちらのノートPCは画面上に「バッテリー低下、交換が必要」と表示されたとのことでした。メーカーに問い合わせたそうですが、サポートが終わってしまい対応不可だったようです。
PCホスピタルの方で、ノートPCの状態を確認しました。パソコン自体もフリーズするなどパフォーマンスが落ちている状態でした。
一旦ノートPCをお預かりし、交換用のバッテリーを手配しました。部品が届いたら、交換作業を行います。交換後は正常に充電が行われることを確認しました。
「HP製ノートパソコンのバッテリー交換」の詳細はこちら >>
実績3.GM-JAPAN製ノートパソコンのバッテリー交換
3つ目はGM-JAPAN製ノートパソコンのバッテリー交換です。
こちらのノートPCはバッテリーがかなり膨張し、画像のようにキーボードやタッチパッドの形状が変わってしまっていました。ここまで膨張すると発火の可能性もあり、使用し続けるのは非常に危険です。
こちらでバッテリーの取り外しを行いました。本当はバッテリー交換の予定でしたが、コストカットと即日返却ができる点から、取り外しのみの対応になりました。
PCホスピタルでは、診断のみのご相談も受け付けております。バッテリーが劣化していないか心配な方は、お気軽にご相談ください。
「GM-JAPAN製ノートパソコンのバッテリー交換」の詳細はこちら >>
ノートPC本体が古いなら買い替えを検討するのもあり
ここまでノートPCのバッテリー交換について解説してきました。バッテリーを交換することで、ノートPCを再び快適に使えるようになることは事実です。
ただ、ノートPC自体がもう古いのであれば、バッテリーを交換するよりも買い替えてしまった方が良い可能性もあります。利用頻度にもよりますが、ノートPC本体の寿命は5年程度です。すでに5年以上使っているなら、買い替えを検討してみても良いでしょう。
買い替えるべきか分からないという場合、修理業者に相談してみるのも手です。大手修理業者であるPCホスピタルでは、検査の結果、修理よりもパソコンを交換した方が良いと判断した場合、スタッフがそのようにアドバイスします。
まとめ
本記事ではノートPCのバッテリー交換費用について解説しました。各バッテリー交換方法によって交換費用は変わります。自分でバッテリーを交換すれば費用を抑えることはもちろん可能ですが、機種によっては交換が難しい場合も多いです。無理に自分でやろうとして、バッテリー以外の箇所にまで不具合を及ぼすことは避けたいもの。特にパソコン知識に自信がない方は、修理業者にバッテリー交換をしてもらうことをおすすめします。
PCホスピタルはノートパソコンのバッテリー交換サポートが可能です
修理業者によってはバッテリー交換に対応していなかったり、対応できるパソコン機種が限定されていたりする場合もあります。
どの業者にバッテリー交換を依頼すべきか分からない場合は、PCホスピタルの利用もご検討ください。PCホスピタルは多くの実績を持つパソコン修理業者であり、バッテリー交換にももちろん対応しています。
修理対応 | 出張/持込/宅配 |
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対応エリア | 出張修理は全国47都道府県/持込修理は全国15店舗/宅配修理は全国47都道府県 |
実績 | 年間約10万件サポートの実績。様々なメーカー製パソコンの修理実績を当サイト掲載中 |
料金 | パソコン修理 3,300円~ + 基本料金 8,800円~11,000円 |
濱﨑 慎一(日本PCサービス株式会社 常務取締役 兼 NPO法人 IT整備士協会 理事)
2010年8月、日本PCサービス株式会社に入社。パソコン修理などデジタルトラブルを5年で4500件以上解決。その後、サポート人材育成など、事業責任者として、個人向けデジタルトラブル解決に8年半携わる。2019年より同社にて、法人向けサポートの取締役に就任。また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として業界活性化のため正しいデジタル知識の普及、スマートフォンなどの新しい整備士資格の構築に携わる。
保有資格 パソコン整備士検定 取得